ナガヒカリボヤ

Last-modified: 2018-06-17 (日) 21:56:37
ナガヒカリボヤ(オリフレ)_fw.jpg
名前
ナガヒカリボヤ
学名
Pyrostremma spinosum
英語表記
Giant Fire Salp
分類
火体目 ヒカリボヤ科 ナガヒカリボヤ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

北緯40°~南緯45°迄の全ての海域で発生する漂泳性の群体性脊索動物であり、長さ最大14.3mmの個虫が円筒形構造を形成して20m超過の長さに成長します。
個虫の口は円筒形の外側をそれぞれ向いており、濾過摂食を行い、排泄は、群体全体で共有する共同排出腔を用います。
群体は前に向かって先細っていき、前端は尖っており閉じていて、個虫はゼラチン質に埋もれており、尾は長く大きく開口しています。
数千の個虫を用いた群体中の水流の調節に因り、円筒形の管状群体の形態を維持している為、水の外に出されると崩壊します。
自力発光ではなく共生細菌に依る共生発光を行い、神経系の発達しないヒカリボヤの仲間に於いては、この生物発光が情報通信の役割を有しているとも言われています。
老後及び死後は、巨大なゼリー状の群体が海底に急速に沈降して堆積していく、ゼリーフォールと呼ばれる現象を起こし、海洋に於ける炭素循環及び窒素循環に於ける重要な生物学的ポンプとして働きます。
又、ゼリー状経路として堆積して有機物を隔離する事で、底生の大型動物と細菌に栄養を程好く供給し続ける働きも持っています。

概要

ゼリーフォールを引き起こす群体性脊索動物「ナガヒカリボヤ(長光海鞘)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。

特徴

先に尖り閉じる頭部、長く大きく開く尻尾、それがシンプルなデザインのブカブカなワンピースと頭上に尖る仮面で表された。
名前の通り、光、火を出す事が出来るが、生物発光の冷光である為、操れるのは陰火である。
水流の維持で、体構造の維持をする為、フレンズ化後も、余り水場を離れない様にしているが、基本的にサンドスターの調節で、体構造を維持出来る。
群体生物という事で、全と個は曖昧だが、共生発光細菌の力で光り、そして、ゼリーフォールからゼリー状経路という、海洋の物質とエネルギーの循環を老後から死後に掛けて請け負う意味合いも考慮された。
そういった所から、一如を意識する性格である。
そして、存在の連鎖を思考法の根底に持ち、それから、そうした中での自我というものを、常に他との関わりの中から見付け出していく性格である。
誰かの光に成る事がこのコの光ならば、このコが光らせた誰かも、このコにとっては大切な光なのである。

一言

「崩れる。そこに萌え、そして燃える」

セリフ

「海は好き。真っ暗だ。そこに闇があるから、私が光と成れる、そんな素適な場所」