- 名前
- フォーラーネグレリア
- 学名
- Naegleria fowleri
- 英語表記
- Brain-eating Amoeba
- 分類
- シゾピレヌス目 ファールカンピア科 ネグレリア属
- 保全状況
- 未評価 (NE)
元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)
脳喰いアメーバや人喰いアメーバ等の別名も持つ、日本にも棲息する肉質鞭毛虫類であり、25~35℃程度の温かい淡水域、即ち、河川や池、湖、温泉等、或いはその近辺の土壌に棲息しており、食餌を巡る競合者が多く成る等すると、シストと呼ばれる休眠体の形で大気中を風に乗って大移動します。
人体には鼻腔より侵入し、嗅上皮、嗅覚細胞、そして脳を順番に辿って溶解しながら食し、約42℃で活発に増殖します。
20~40μm程の大きさのアメーバ型の栄養体と、2本の鞭毛を有する洋梨形の鞭毛虫、そして既に述べた休眠体としてのシストという、3つの形態を示します。
捕食寄生性であり、感染後のヒトの死亡率は99%以上で、生残した1%未満のヒトも脳に永久的損傷が残り、ポリエン系抗生物質の一種:アムホテリシンBが本種に抑制的に働くとして、現在、対症療法薬として選ばれていますが、これを適切に用いた場合でも、捕食寄生されたヒトの死亡率は95%よりも高い値を示した儘です。
尚お、ヒトに捕食寄生しない場合は、大腸菌等の細菌類も食べる事が、実験環境下では確認されています。
概要
ヒトの脳に捕食寄生する肉質鞭毛虫の仲間「フォーラーネグレリア」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
特徴
浴衣が略されず湯帷子と呼ばれ湯浴み着としての機能の方が主流であった頃の、沐浴の為の装束を身に纏って居る、温泉好きなコである。
但し、アメーバの意匠である長髪で、殆どその体躯は見えない。
元動物は、競合者を避けて自ら新天地を目指して風を用いた大移動を行うので、争い事を迚も嫌い、新たな解決策を模索しようとする。
ヒトの脳への捕食寄生性という元動物の特徴は、知識を求める事に落ち着いた様で、本の虫と成って、本を食べている。
海水が苦手な元動物の影響も勿論出ており、海では余り泳ぎたがらず、砂浜で遊んでいる。
「保存」・「複製」・「再現」というセルリアンの機構を、或る種の“持続可能な”思考法と捉え、仲良くしたく思っているが、うっかりその核たる「石」を溶解して食べて仕舞う事も屡々あると聞く。
温かい所が好きで、心も温かい、優しさ溢れるこのコは、どんな心の壁でも溶解して打ち解けていける雰囲気を作ってくれるコなのである。
……うっかりは誰にでもあるのであろうからね……。
一言
「本の虫、ですか? 書物を食むのも、楽しいですよね?」
セリフ
「空気は澄んで、水も美味しく、土も温かいのです。わたくしは、少しばかり長く眠っていたようです。お腹も知識も満たさねばなりませんね、わたくしは賢いので」