ブラックベルベット

Last-modified: 2018-07-31 (火) 20:47:59
ブラックベルベット(オリフレ)_fw.jpg
名前
ブラックベルベット
学名
Peruphasma schultei
英語表記
Peruvian Black Beauty Walking Stick
分類
ナナフシ目 シュードファスマ科 ペルーファスマ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

ペルー北部のコンドル山脈の標高1200~1800mで発見されたナナフシ類であり、野生下の棲息面積は5ha未満と非常に狭い範囲ではありますが、その特徴的な色彩等から人気を博し、世界中でペットとして飼育されています。
野生下では主に、ウルシ科‐サンショウモドキ属植物を食べていますが、飼育下ではアオキ科‐アオキ属植物やスイカズラ科‐スイカズラ属植物、バラ科‐キイチゴ属植物、モクセイ科‐イボタノキ属植物等、他の様々な植物も食餌とします。
全長は雌が約7cm、雄が約6cmと雌の方が大きく、全体的に黒色という体色をしており、眼は金色から黄色、口には赤色の上唇と茶色の部分があり、触角は黄色の環状模様を有し、退化的で痕跡的な翅は、前翅が黒色の地に白色の規則正しい網目模様を持ち、後翅は奥まる程に鮮紅色が目立ちます。
夜行性であり、日中は樹木の葉陰に隠れ、驚くと鮮紅色の後翅を立てて腹端を弧を描く様に反らせて持ち上げた姿勢を素早く取って威嚇します。
更に、危険だと判断すると、数分間は続く燃える様な刺激と火傷を眼等の粘膜や皮膚に与える、ペリファスマールという物質がその成分の殆どを占める液体を、後頭部にある腺より噴霧します。
成虫は雌が雄を背中に乗せる状態と成る婚姻を行い、この状態が長く続く事で著名であり、その儘、数週間も続ける番いも確認されています。
若虫は日中、葉や枝の陰で群れを形成して、御互いが御互いにぶら下がり合う塊と成って眠っていますが、驚くと瞬時に分散して逃げます。

概要

後頭部からヤケドを負わせる霧を噴出する「ブラックベルベット」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
7月24日の“セルフメディケーションの日”と“劇画の日”を意識して投稿された。

特徴

帽子の裾の部分は赤色、帽子の左右に付いた眼の意匠の釦は金色、腕に付いた立てられた翅の意匠のパーツは鮮やかな紅色、後は全体的に灰色に近い暗めの色合いの寝間着姿である。
群れで塊に成って眠っている最中、驚いたらいつでも分散して逃げる事が出来る若虫の特徴の現れかも知れない。
触角を表す髪筋は黄色の帯で2本に纏められたものとして、耳の前方に垂れている。
嚏【くしゃみ】の際には流暢な英語のオノマトペになったが、世界中で飼育されている為、母語・第二言語話者人口の多い言語に成ったという事もあるにはあるが、どちらかと言うと、日本語で「熱い」を強く言う時に「あっつ(い)」と発する場合があるので、原作の火傷させる防衛行動に絡めた駄洒落である。
昼間は身を隠している、或いはその状態で眠っている事が普通である等の原作の性質から、怖がりな性格だが、若虫では濃密な群れを形成したり、成虫では婚姻の状態の期間が長かったりする性質から、とっても絆を大切にする仲間想いの性格のコなのである。
可動式の煙突状のパーツからは、ペリファスマールの霧を噴出出来るので、この霧に触れると火傷を負う。
無闇矢鱈に驚かせたり怖がらせたりするのは、やめておこうね!

一言

「ァアッチュウゥッ!! あー、()(ぶん)のクシャミにビックリするとは、ってあれ、(きり)()て……、フッ、ごめんなさい、……(みな)さん()げて(くだ)さいぃぃいい!!!!」

セリフ

「ぜ、(ぜっ)(たい)(わたし)(こと)、こ、ここ、(こわ)がらせないで(くだ)さいね? ふ、フリなんかじゃ、な、ないですよ? えっと、その、ヤケド、させちゃいますから……、(わたし)、ヤケドさせちゃいますから!!」