ムカデクジラ

Last-modified: 2018-06-24 (日) 00:07:42
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あだ名
不明
学名
Cetioscolopendra aeliana
英語表記
Many-finned sea serpent
分類
アースロプレウラ目 アースロプレウラ科 ケティオスコロペンドラ属
保全状況
未評価(NE)

元生物の解説

今から約3億4千万~2億8千万年前、古生代石炭紀の熱帯雨林で繁栄した大型多足類のアースロプレウラ類で、二畳紀初期に起きた大型節足動物の大量絶滅を免れて現代迄続いた、完全水棲の系統で且つ、体長15~18m程の超大型種です。
体節には、頭尾軸方向に60cm程の装甲板を有し、各体節には長さ70cm程の脚が生えており、体色は背面が赤味を帯びた茶褐色で、腹面が淡黄色であり、赤味を帯びた肉質には、高い致死性の神経毒や心臓毒であるホモバトラコトキシンと、発癌性も有する亜砒酸を含有する。
二又に分岐した尾節と5つの鬣の様な構造の為、クジラ類の幼体に似ています。

概要

ムカデクジラのフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
ムカデクジラは、種記載や進化系統に関する自然科学的な議論が行われてきた動物で、自然科学的方法論に則れば、全て自然科学なのかと言われると、難しい部分が出て来るほど難しい生き物であり、妖怪や神であっても当時の最先端の科学だったように、帰納的医学理論体系も立派な医学理論体系として用いるため、
生物と非生物の間、処か、科学と非科学の間も実は曖昧だという事を表す意味も込めて、毒も薬も程度次第、を例に、中庸の考え方をする性格にしてあるらしい。
勿論、二畳紀に、ムカデクジラの祖先である体長2~3m程の仲間が、大気中酸素濃度の低下、湿潤な森林の乾燥化、そして陸上進出した天敵からの捕食という脅威に曝されて絶滅したが、水中撤退して更に大型化出来た為、環境に応じた丁度良さの方も、性格に反映させたかったようだ。
和名のムカデクジラは、クジラ類の幼体に外観が似ている為に付けられた名前である為、海洋性のクジラ類、特に小型のイルカ類のフレンズに似ている事をイメージして、セーラー服を模してあり、フレンズの頭部は、元動物の頭部をその儘イメージ、尻尾に関しては、元動物の各体節をイメージしている。
一人称を朕【ちん】にしたのは、ムカデクジラの持つ毒に由来する駄洒落であり、ホモバトラコトキシンは、鴆【ちん】の別名も持つズグロモリモズという鳥の持つ毒と同じであり、鴆毒の別名を持つ化学物質に亜砒酸があるからだそうだ。
後は、猛毒を持っているので、毒に就いて考える事を好む、という性格を附加されており、太古からの生き残りのイメージが強いので、少し古風に喋っている感じだそうだ。セリフの意味がわかれば古文の試験も完璧!

一言

「過ぎたるは毒なり。あな怖ろ」

セリフ

「汝は朕の毒をか欲する? 朕も亦た、冀わくは新たな毒を得ん。薬毒同源ぞ、な忘れそ」