- 名前
- リムジン
- 学名
- Bos primigenius taurus: limousine
- 英語表記
- Limousin Cattle
- 分類
- クジラ偶蹄目 ウシ科 ウシ属 オーロックス種 ウシ亜種
- 保全状況
- 不明 (UK)
元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)
最も古いウシの家畜品種の一つであり、今から約260万年前、新生代新第三紀鮮新世ピアチェンツァ期末に、ヨーロッパに到達したオーロックス種のユーラシア亜種より分化して、約1万2000年前、新生代第四紀更新世タランティアン期末には既にヒトに依る飼育が為されていたとされており、フランスの旧石器時代後期に栄えたオーリニャック文化の洞窟壁画の内のラスコー洞窟壁画にも描かれています。
フランスのリモージュ地方の暖温帯気候、即ち、年間降水量が約1060mmと降雨が非常に多く、乾期でも雨が多く、暑い夏と寒い冬とでの寒暖差も大きいという厳しい気候で進化して来ている品種であり、温度の大きな変化を始め、様々な環境に順応し易い事から、ヨーロッパ各地で飼育されるに至っています。
又、肥沃な酸性土壌と石灰化した花崗岩で出来た独特な丘陵地帯にも適応しており、薄い骨格にも拘わらず頑丈で強い骨格と成っています。
雄の体重は1tを超える事もあり、雌はそれよりは小柄で約700kg迄の体重で落ち着きます。
腹部と臀部が薄く、赤い光沢を有する鮮やかな小麦色から銅色【あかがねいろ】の体毛と、目と鼻の周囲が脱色しており、鼻先周辺は桃色を呈しているのが特徴的であり、角の有無には個体差があり、有角個体の角は、前方に突き出ています。
役牛及び肉牛として利用される事が多く、脂肪分が非常に少なく、極めて柔らかい赤身の肉質が特徴的であり、非常に美味であるとされています。
概要
車のリムジンも、服のリムジンも、牛のリムジンも語源は同じ部族の名に由来する旧地名に由来する、そんな「リムジン」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
(※註解:コロン以降は品種名)
特徴
原作の目と鼻の周囲が脱色しており、全身は金属光沢に近い煌びやかな体毛である事から、頭の上の小さな甲冑は、銅色【あかがねいろ】から赤味の抜けた色としての、銀色【しろがねいろ】である。
上部の鳥の羽を模した装飾品は、原作の鼻先周辺が桃色を呈する事から鮮やかな桃色をしている。
全身は赤い光沢を有する鮮やかな小麦色から銅色の衣装を纏っており、原作の角を模した鍔のある剣は、薄いが頑丈な原作の骨格の隠喩である。
厳しい環境に適応し、環境順応能力も極めて高い原作の特徴から、日常全てを「無為自然」の修行と見做す様に成った。
一九世紀頃に現在の3分の1を下回る体重という、著しい小型化及び遺伝的脆弱性に見舞われたものの、その後は現在の通り恢復している原作の歴史からも、無為であらんと、休める時にはキッチリと休むというメリハリの付いた性格を補強しているのかも知れない。
脂肪分が非常に少なく、極めて柔らかい赤身の肉質として重宝される肉牛としての原作の性質、及び、役牛として働いて来た原作の歴史からも、細身で筋肉質な体型であり、古くから自然美として芸術的に見られて来た原作の歴史も相俟って、自身も含めた誰かの生き様に誇りを見出せるコなのである。
因みに、本スレッドにて、羽織っている装束であるマントの種類も、「リムジン」という名の伝統衣装(をモデルとした装束)である事が明かされている。
一言
「為す無く自ずから然る事、即ち無為に時を過ごす事も修行の一環である。休める時は休むのが好い、私はそう思う」
セリフ
「夏は暑いもので冬は寒いものだと、代々教わって来た。そうは言っても、限度もある訳で、まあ、或る程度なら順応可能ではある。これも修行の成果、かもね」