リャンガンコハナチョ

Last-modified: 2018-10-21 (日) 11:18:16
リャンガンコハナチョ(オリフレ)_fw.jpg
名前
リャンガンコハナチョ
学名
Sus scrofa domesticus: Liangguangxiaohuazhu
英語表記
Liangguang Small Spotted Pig
分類
クジラ偶蹄目 イノシシ科 イノシシ属 イノシシ種 ブタ亜種
保全状況
不明 (UK)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

中国南部の兩廣【りゃんがん】地域、即ち、中華人民共和国は廣東【かんとん】省と旧・中華民国は廣西【かんしい】省、現・中華人民共和国は廣西壯【かんしいちわん】自治区に在来のブタであり、約2,000年前に当地の野生のイノシシから分岐して進化して来たと言われています。
南亜熱帯性の温暖湿潤な気候であり、自然の食餌が豊富に存在し、又、その気候が農耕に大変適している為に、ヒトに依る農業も自然と盛んであった事から、その副産物としての食餌をも更に得易いという環境に適応して来ており、その為、頭、耳、胴、前肢、後肢、尾の6箇所が退化して小さく、「六短猪【ろくたんちょ】」の異名をも持ち、背が凹んで大きく膨らんだ腹部は地面に接しており、体骨格も細く退化的です。
発育は増体量300g/日程と緩慢なものの性成熟は6箇月程と早く、産仔数も12個体前後と比較的多く、骨格筋量よりも脂肪量が多く、脂肪蓄積性が大変強く、背脂肪も6.5cmと極めて厚いのも特徴的で、体長と胸囲とが、近似等号(≒【ニアリーイコール】)で結ばれ、例えば、体長125cmの雌成体の胸囲が113cmという記録も存在します。
毛色は白に黒の花【ほわ】と呼ばれるブチがあるという模様であり、頭、背、臀が黒く、肩、腹、四肢が白く、白と黒の境界には暈と呼ばれる霞が掛かった様な模様があります。

概要

途轍も無く栄養が豊富な環境だったので、頭、耳、胴、前肢、後肢、尾の六箇所と体骨格が退化した豚さん「兩廣小花猪(リャンガンコハナチョ)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
(※註解:学名のコロン以降は品種名。)

特徴

コハナちゃんは幸せ者である。
後ろに黒い尻尾が僅かに生えているが、短過ぎる為、向かって前からは見えない。
小さな黒い耳は外側に向かって平らに伸びている。
元動物の頭部が小さい為にショートヘアに、同様に、四肢が短い為に袖無し兼股下僅かな服装に成り、脂肪を溜め込んで柔らかみを帯びる体型は、背側の黒いニットセーターも纏って、これ以上は言うに及ばず。
そう、(体長)≒(胸囲)が、元動物の特徴でもあるので、言わずもがな。
食餌や気候を中心とした環境に恵まれ、人類の農業の副産物も食べる事が出来、そんなに移動する必要性に迫られなかったのが、元動物だ。
故に、箱入り娘に近いが、幸せとは、背脂とは何たるかを考える、求道的なコでもある。
運動は苦手だと言う。
自分の目が届かない部分にも幸せはあり、見付からないだけかも知れない、という考えに、自らの背脂を重ねている。
短所も長所が目立つから相対的に短く感じるだけであって、即ち悪い所だとは考えない。
元動物に於ける「六短猪」の異名を持つに至る退化的な進化も、環境への適応の一つであった事も関係しているのかも知れない。
幸せ者のコハナちゃんは、今日も今日とて食べては遊び、幸せの重みに想いを巡らせる。

一言

「わたくしは、(しあわ)(もの)の、リャンガン・コハナと(もう)しますの。わたくしの(しあわ)せの()(みつ)は、()(あぶら)にあると()っても()(ごん)ではありませんわ!」

セリフ

(ひと)()()(あぶら)よりも、(ふた)()(さん)(にん)()(あぶら)()()わさった(ほう)が、より(あぶら)っこいと(おも)いますの、(そう)(じょう)(てき)に。(きっ)()(しあわ)せも、(ひと)()(あじ)わうよりも、(ふた)()(さん)(にん)()()った(ほう)が、より(ふく)らむと(おも)いますの、(そう)(じょう)(てき)に。()(あぶら)()(なか)にあるから()(とど)かず、(しあわ)せだって()(なか)()まっていたら、()(ぶん)では()()(にく)いと(おも)いますの。つまり、()(あぶら)(しあわ)せなのです、Q(キュー).E(イー).D(ディー).なのですわ!」