アスピデラ

Last-modified: 2018-12-15 (土) 11:50:30
アスピデラ(オリフレ).jpg
名前
アスピデラ
学名
Aspidella terranovica
英語表記
Aspidella
分類
ナマ花瓣動物門 ランゲオモルフ目 チャルニア科 アスピデラ属
保全状況
絶滅 (EX)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

今から7億7000万~5億5500万年前、原生累代新原生代の成氷紀~震旦期に海に暮らした、底生性動物であり、真正後生動物亜界と姉妹群を形成する仲間か、或いは、その祖先群をも含めた分類群であり、現生種の存在しない全てが絶滅した最初期の動物群である、ナマ花瓣【かべん】動物門(ペタロナマ類)に属しています。
化石は直径1~18cm程の円盤状や同心円状、或いは、長径3~8cm程、短径1~4cm程の楕円状であり、中央部に突起があり、放射状の筋が目立ちますが、これはシダの葉や花弁の様な形態を示す上部の柄が、海底に下りている部位であると考えられています。
個体群密度が1平米辺り3,000個体に達する事もありますが、その構成員に大型個体は稀で、殆どが小型個体であり、1個体で大量の子を産し、その多くが若くして死んで仕舞っても、確実により多くの子孫を生残させていくという“r選択”と呼ばれる進化を経た“r戦略者”であったと考えられています。

概要

“r戦略者”として、生き残りを懸けた種内競争を行う「アスピデラ」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
12月9日の“しそ焼酎「鍛高譚」の日”を意識して投稿された。
(なお、「鍛高」とはアイヌ語で、浅海の砂泥底を好む底生性の魚類“アブラガレイ”の事を指すらしい。)
 
「みんなー!! たんたかたいむだよー!!!」

特徴

誰かと行動を共にしている事が多いよ。
でも、あんまり深く関わろうとはしないらしい。
元動物が、群れるが生き残れるのが本の一握りであったという、“r戦略者”であった事からの影響もあるのかも知れない。
何かしら行動に移すと失敗が多いドジっ子なのも、その辺りの影響かも知れないんだ。
でも、立ち直りも早くて試行回数も多いので、結果としては成功を収めている事が多いのも、元動物の“r戦略者”たる特性の現れかも知れないね。
海面から差し込む陽射しを浴びる事、本人(?)曰く“撃たれる”事が、とっても好きだと言う。
実はいつも本気だけれど、翌日の本気の方がそれを上回ると信じて已まないので、“明日”を基準に、自分の“今日”の力を本気とは見做さない考え方をするんだ。
独りで大量の“本気の力”を産し、その多くが熟せず失敗に終わって仕舞っても、確実により多くの“経験”を生残させていき、次なるより強力な“本気の力”を振るっていく。
それがこのコの力であり、再開した生き様なのかも知れない。
(仲間を頼る事に若干の罪悪感を覚えるが、これから再び成長していく中で、何かしらの心境の変化が見られるであろう。)
 
 

(@設定上のお話)

ナマ花瓣動物(ペタロナマ類)の外見は海藻に似ている事に加えて、本種は、海底へ下ろした基部しか化石化しておらず、研究初期にはそれが全身だと思われていたそうです。
ので、着脱可能そうな着包【きぐる】みっぽい“ゆるきゃら”の様な感じをイメージしてみました、との事だそうです。
(……着脱可能?)
御腹(?)のベルトの丸い物は、本種の化石記録のイメージを意匠に落とし込もうと努めてみたらしいです。
色が緑味を帯びた感じの衣装にしたのは、本種に近縁なチャルニア属が、光合成真正細菌を体内に相利共生させて栄養を得ていたとする説を参考にしたそうです。

一言

(ほん)()()すのは、明日(あした)からで()いと(おも)うんすよ…、明日(あした)になったら、今日(きょう)(ほん)()()えているかも()れないんすよ? …(だれ)(こん)()ちゃんや!」

セリフ

(かず)()ちゃ、(あた)るんすよ…、まあ、()たないんすけどね。どちらかと()うと、()たれる(ほう)()きなんすね、(かい)(めん)から()()む、この(あたた)かな()()しに。…(だれ)(わか)()ちゃんや!」