- 名前
- カガノミズノヨウセイ,ハクサンニスマウ
- 学名
- Kaganaias hakusanensis
- 英語表記
- Kaganaias
- 分類
- 有鱗目 ドリコサウルス科 カガノミズノヨウセイ属
- 保全状況
- 絶滅 (EX)
元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)
トカゲ類からヘビ類への進化の移行段階にある、短く退化的な四肢を持つ、最古のヘビの祖先の一種であり、石川県旧・白峰村/現・白山市桑島の桑島化石壁にて化石が発見され、それ迄、最古級のヘビ類やその近縁分類群が、ヨーロッパの海洋域の地層から発見されて来たのに対して、アジアの淡水域である川辺の湿地の地層からの発見という事で、ヘビの進化を研究する上で、極めて重要視されています。
「加賀の水の妖精、白山に住まう」の意を籠められた学名の片仮名音写であるカガナイアス・ハクサンエンシスの名でも知られ、顕生代中生代の白亜紀前期オーテリーヴ階、約1億3000万年前の、肥沃な川辺の湿地で、特に一年中殆ど水に覆われた巨大な氾濫原に棲息し、長い体をくねらせ乍ら這い歩いていたとされており、骨格構造から半水棲であり、川の中を泳ぐ事もあったとされています。
推定全長40~50cmであり、退化的な四肢は、水の抵抗を減じて泳ぐのに適しており、又、短い後肢は水中を泳ぐ際の舵の役割を担っていたとされています。
小さな脊椎動物や軟体動物を食べていたと考えられています。
概要
短い四ツ足を持つ、トカゲからヘビへの進化の初期段階「カガノミズノヨウセイ,ハクサンニスマウ(加賀の水の妖精、白山に住まう)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
7月16日の“世界ヘビの日”を意識して投稿された。
特徴
「加賀の水の妖精、白山に住まう」ちゃんは、ヘビのコっぽくフードを被っているが、フードから出る髪の毛は、元動物の頭部と短い手足の意匠に成っている。
腰附近に、羽の様なアクセサリーを付けているが、これは、泳ぐ際に舵の役割を果たす元動物の短い後肢の隠喩として現れた物だ。
スカートではなくワンピース型水着のフリルなのは、元動物が半水棲で且つヘビ類の初期段階であるので、水に濡れても良い、子供っぽい感じに成っている為。
自分の名前を聞いても別の誰かの呼称だと思ったり、記憶が稍曖昧なのは、ヘビ類の進化史の中、水の抵抗を減じる四肢の退化と、舵としての後肢の利用という、折衷的な特徴からで、故に、曖昧性が際立つ感じのコである。
そういった所から、「本当の幸せは迚も近くにいつでもありました」、の様な、灯台下暗し、のポジティプな捉え方の様な、常に何かを探しているけど、別に見付からなくて困っている訳ではなく、単純に探すのが楽しいという、無邪気な好奇心旺盛とも換言出来る性格だ。
見付ける事が目的ではなく、探す事それ自体が目的なので、とっても毎日を活き活きと動き回っている、そんな活発で天真爛漫なコなのである。
一言
「泳ぎが得意なの。急な方向転換だって、ほらっ、この通り!」
セリフ
「『加賀の水の妖精、白山に住まう。』そんな言い伝えを私は聞いたわ、誰からだったかしら、記憶が曖昧だわ。私もその妖精さんに会ってみたいのだけれど、どこにいるのかしら?」