ルーナー・マイクロフォッシル・リゼンブリング・スパイラル・フィラメンタス・マイクロエディアカラン

Last-modified: 2018-12-15 (土) 12:00:23
LunaMiE_(Fanfic).jpg
名前
ルーナー・マイクロフォッシル・リゼンブリング・スパイラル・フィラメンタス・マイクロエディアカラン
学名
Incertae sedis ‘Lunar mirofossil resembling a micro-Ediacaran’
英語表記
Lunar Microfossil Resembling Spiral Filamentous Micro-Ediacaran
分類
コーンフェル・エディアカラ動物相
保全状況
絶滅 (EX)
ニックネーム
ルナミィ【LunaMiE】

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

ソビエト及び後継のロシアの無人月探査計画:“ルナ計画”が1959年1月2日に打ち上げられた“ルナ1号”より本格的に始まりまして、本計画の中で、1970年9月12日に打ち上げられ、同月20日に月の“豊かの海”への軟着陸に成功して月の岩石及び土壌を採取し、翌日21日に月面から離陸して同月24日に地球へ戻り着陸した“ルナ16号”に依って齎された、議論の対象と成った標本の一つが、この「ルーナー・マイクロフォッシル・リゼンブリング・スパイラル・フィラメンタス・マイクロエディアカラン」(=「微小エディアカラ動物様螺旋繊維状月由来微化石」)です。
今から約38億~32億年前、月の後期インブリウム代の地層より発見された、直径約36μmで螺旋を描く円盤状の成因不明有機物質であり、今から約5億年前、地球の原生累代新原生代の震旦紀に発見された絶滅動物群であるエディアカラ動物相の化石との類似性から比較研究が進められ、動物的な多細胞生物の化石であると推定されるに至ったものの、その微小性から未知の生物群の可能性も指摘されています。
地球が震旦紀の頃、月は現在よりも地球に近い為に、地球では、潮の干満が強力で急速であり、1日や1年も現在よりも短く、1日が21.9±0.4時間、1年が400±7日で13.1±0.1朔望月であったと推定されており、又、本種以外にも、月の生物の存在を示唆する試料が複数点、発見されている為、地球の生命の起源や進化を考える上で、そして、月の歴史を考える上で、本種の化石試料は非常に重要視されていました。
が、2011年12月8日のアメリカ航空宇宙局(NASA)の内部監査にて、NASAの管理する地球外由来宇宙関連試料の内、計517点が盗難及び紛失に遭っている事と、試料の杜撰な管理が発覚し、NASAは管理体制の是正勧告を受けましたが、この517点の紛失試料の中に、本種の唯一の化石標本も含まれていた事も、丁度この時に明らかにされました。

概要

地球のエディアカラ動物の棲息していた時代よりも、更に約30億年も古い時代の月に棲息していた、地球のエディアカラ動物にそっくりな月の動物「ルーナー・マイクロフォッシル・リゼンブリング・スパイラル・フィラメンタス・マイクロエディアカラン」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
12月12日の“盗難『モナ・リザ』再発見の日”を意識して投稿された。

特徴

このコは曰く、「ルナミィ【LunaMiE】」という個体識別名を附されているらしい。
神出鬼没で、どこからとも無く現れたかと思うと、途端に、どこぞへと消えて仕舞っているんだ。
水の中が好きな様で、特に水底の泥での半身浴を楽しんでいる所を、屡々目撃されているよ。
生活型分類では動物ではあるものの、共通祖先を持たない場合は系統分類では動物とは見做されないんだ。
だけど、抑【そもそも】、この種と他の地球上の動物との系統関係が一切不明な為、このコにも謎が多い様ではあるが、今が楽しくて仕方が無い、というのが本人(?)の言だね。
“ルナミィ計画”とは何たるかも、本人以外は知らない様だが、一応、キラキラしたものを集めているみたいだよ。
取り過ぎない様に残しておくのも、前述の“計画”に関連している様子だね。
今もどこかで、キラキラを探しているのだろうね、あのお月様とお日様とが、いつも駆けっこをしているみたいに。
 
 

(@設定上のお話)

盗難に遭って紛失こそしたものの、その後何処かの誰かの手に渡り、そこで大切に保管された本種の化石があったという世界線です。
曰く、届け出なかったのは、偶然入手した誰かは、それとは知らずに、純粋に不思議で素適な石だと思って宝物にしていた為…と妄想しております、だそうです。
そして、このコはそれとは別のルートで月から地球に入って来た化石からフレンズ化したコを設定されています。
“ルナミィ計画”は“ルナ計画”のモジりから造語された様です。
月と生命進化史研究の鍵としての“輝き”を“キラキラ”好きに転換出来たらな…と想像を膨らませているとの事だそうです。
曰く、“キラキラ”が具体的に何なのかは、設定せず、皆様の思う“輝き”であって欲しいです(願望)
そして、本種の嘗て生きて味わった、そしてもう一度生き始めて味わっていく、そんな中での“輝き”でもあって欲しいです(願望)
 
 
“LunaMiE”は、名称:“Lunar Microfossil Resembling Spiral Filamentous Micro-Ediacaran”の略を語源にしたとの談です。
“Luna”=“luna”=「月」(ラテン語、英語)、「長【おさ】」(ハワイ語、英語)、「より向こう側に」(ハワイ語)…。
“MiE”=“mie”=「愛しい人」、「(パンの中身のモフモフ)」(フランス語)、「私の」(イタリア語)…。
上記との駄洒落から、月を愛する物腰の柔らかい、何かしら先導する性質をイメージしてみました、との事です。

一言

「このキラキラも()(れい)なのです。だから、()()ぎない(よう)(のこ)しておくのです」

セリフ

(げん)(ざい)、“ルナミィ(けい)(かく)”を(じっ)(こう)(ちゅう)なのです。(いま)(わたし)がここに()(こと)(ない)(しょ)にして()しいのです。また()(とき)にいっぱいキラキラをあげるから、(たの)しみにしていて()しいのです」