RTW3 中国生存記 1911年

Last-modified: 2024-04-13 (土) 17:45:53

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1911年

対英戦争の緒戦を切り抜けたところからスタートです。

3月

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戦時にも関わらずドックの拡張は継続しています。今回の拡張完了で23,000から26,000になり、他国と同程度まで拡張できました。時期と予算もちょうどいいので記念に国産重巡洋艦を設計します。
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速力28ノットで連装の10インチ砲を4基搭載した艦になりました。排水量16,000トンなので結構大型な重巡洋艦です。我が国には背負い式という概念はまだ存在しないので、砲塔配置はA-R-W-Yとなりすべての砲が同じ高さにあります。つまり真正面と真後ろには2門しか指向できません。可能ならば30ノットにしたかったですが、自動設計から装甲を全体的に盛ったので、現在の我が国の技術では28ノットが限界でした。
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設計が完了する頃には現在改装中の巡洋艦たちが帰ってくるのでその予算で1~2隻起工したいです。造船所の状況を見たときに若干正気に戻って駆逐艦をもっと増産しなければならないと思いましたが一旦放置しておきます。
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3月の戦闘は軽巡2、駆逐6VS軽巡4、駆逐6と若干劣勢な状態での船団護衛でした。とりあえず接近してターゲットを取って船団から引き離しつつ、追いつかれそうになったらフローティラアタックで脅しをかけて距離を取り、お互いに小破程度のまま時間切れとなり、船団を守りきった事で勝利となりました。指揮した艦隊に被害はありませんでしたが沿岸警備の駆逐艦が1隻撃沈されてしまいました。

4月

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中立国を通じてイギリスから白紙和平の提案が…。ここまで来たらとことんやります!我々は勝つまでやめない!一番上を選択し、白紙和平は流れました。
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一方その頃インド洋ではスペイン海軍とイギリス海軍の戦闘が発生し、スペイン側の駆逐艦が1隻沈んだようです。アジア海域への増援が途中で戦闘に遭遇したようです。スペイン海軍がアジアに援軍を送る難易度が高すぎる…。
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AMCの建造がひと段落ついたところで戦艦を建造したくなってきました。今発注できるのはイタリアのみ。ちょうどいい具合にイタリアはどの国とも同盟していないので戦火が広まっても参戦してこない可能性があります。イタリアはドイツやフランスと関係が悪化しているようなのでそこらへんからの参戦要請も通りにくいと思われます。という風に自分を説得して戦艦の発注を始めました。
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排水量27,500トンの船体に品質0の14インチ砲を連装2基、3連装2基の合計10門搭載し、速力は23ノットとしました。シンプルな戦艦です。設計が済んだ頃の世界情勢を見て発注するか検討します。

5月

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香港への侵攻作戦が成功!イギリスの戦艦部隊が劣悪な補給に苦しめられ一旦インド洋に戻ったところで侵攻が成功しました。海戦無しで侵攻が成功したのはありがたいです。
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大きな海戦は無く、通商破壊艦の小競り合いが発生しています。相手は小型のコルベットが迎撃に出てきますが、こちらの1,800トン仮装巡洋艦を見て逃げ帰っていきました。スペインも世界中に植民地を持つので、イギリスの植民地管理・通商保護用巡洋艦もすべてをカバーしきれずコルベットが出てきているのかもしれません。

6月

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要塞化された香港に立てこもるイギリス軍の激しい抵抗により、侵攻作戦の進捗は芳しくありません。海上戦力は居ないので清艦隊が自由に行動できており海戦は発生しませんでした。

7月

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陸戦は継続しており、インド洋ではスペイン艦隊がイギリス艦隊を拘束してくれているようです。スペインが頑張ってくれている間に占領してしまいたいです。スペインは目立った損害もなく毎ターン100ちょっとのVPを稼いでくれています。

8月

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仮装巡洋艦たちが本格的に通商破壊を始めました。イギリス商船は世界中の海に生息しているので狩りまくります。現在は27隻が任務に就いており追加も建造中です。30隻ほどを維持するように建造していきます。
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戦闘は船団護衛が発生しました。こちらからは反対舷を撃てない梯形配置重巡が2隻の装甲巡洋艦を引き連れ出撃しました。清海軍初の重巡洋艦の初戦闘となります。襲撃をかけてきたのはMinoter級装甲巡洋艦1隻と防護巡洋艦4隻、駆逐艦1隻でした。お互いに艦級を識別できる距離まで近寄ったところで敵艦隊は散り散りになって一目散に逃げ始めました。追撃を始めましたが、随伴の装甲巡洋艦が23ノットしか出せず、25ノットの重巡は速力を万全に発揮できません。ばらばらに逃げられたのもあって戦果は防護巡1隻の撃沈にとどまりました。全くの無被弾で勝利したのもあって相手は獲得VP0でこちらの威信が1上がりました。
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試しに目標を北ヨーロッパ海域にして送り出した5隻の仮装巡洋艦のうち1隻がアフリカで抑留されてしまった模様です。残りはたどり着けるでしょうか。

9月

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ここでアメリカも参戦してきました。アメリカは東南アジア海域に植民地を所持しておらずまともな艦隊は常駐していません。イギリスも港の容量に余裕はないのでアメリカ艦隊が攻めてくる可能性は少ないですね。。
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建造リストを見るたびに駆逐艦を作れ!と脳内で声がします。すべて無視して戦艦と重巡の建造を加速します。
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今月の戦闘はスペイン海軍と合同で香港の陸上支援中にイギリス艦隊との遭遇戦が発生しました。しばらくの間イギリス戦艦はこの海域に存在しませんでしたが再び戻ってきたようです。
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こちらは戦艦1隻と2隻の前弩戦艦、対するイギリス艦隊はRoyal Sovereign級戦艦が2隻。質的に相手の方が若干上です。敵の戦艦以外の艦艇は駆逐艦4隻のみ、スペイン艦隊が居るのもあって補助艦艇はこちらの方が充実しています。
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同航戦に入ってしばらくした後、サポートとして出撃していたと思われるイギリス前弩戦艦が護衛に防護巡1隻と駆逐艦を引き連れて寄ってきました。護衛が少ない為、駆逐隊に突撃を指示します。17ノットしか出ない前弩戦艦に対して駆逐隊はあっという間に距離を詰めますが、防護巡が間に立ちはだかります。数百ヤードの距離で防護巡と駆逐の砲撃戦が行われますが、清駆逐は4インチ砲が1門、スペイン駆逐は3インチ砲が1門と2インチ砲が2門しかなく、命中率も火力も足りず防護巡の足を止めることができません。全駆逐で囲んでぼこぼこにしていると防護巡に火災が発生し、戦場から離脱を始めたので襲撃命令を中止しました。その間に前弩戦艦は距離を取り戦艦と合流しています。
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そのまましばらく戦艦と同航戦を続けていましたが、2隻の戦艦は前弩戦艦を置いて撤退していきました。1隻だけ残されたOrion級前弩戦艦は砲撃訓練かと思うほど一方的に沈められていきました。その後、海上にイギリス軍の気配が無くなり戦闘終了となりました。損害無く前弩戦艦1隻を沈めたので威信が1上昇しました。
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新鋭の戦艦を沈めることはできませんでしたが十分に陸上支援をすることができたようで、香港の占領に成功しました。香港という拠点が無くなった為、月30隻の商船を狩っていた仮装巡洋艦たちの獲物も少し減るかもしれません。

10月

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規模200ある香港の港を失ったことでイギリスのbase capacityは100まで減少しました。base capacity100というのは清艦隊全体と同程度なので200の香港を奪えたのは非常に大きいです。イギリスは前弩戦艦を大量に持ってきていますが、海上封鎖はされておらず戦闘に出てくることもほぼ無いので補給を圧迫しているだけに見えます。戦闘に出てくれば9月の戦闘のように沈めるだけなので居るだけでこちらに有利になっています。次はシンガポールやマラヤを目標にしようと思いましたが上陸戦の技術が足りませんでした。
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戦闘では試しに派遣した仮装巡洋艦が無事ヨーロッパにたどり着きました。たどり着いてすぐだったためか長期間の航海でまともに整備できていない船は全力を発揮できていません。機関は不調でしたが、イギリス艦がうじゃうじゃ居るインド洋と地中海を通り抜けてきた技術で無事やり過ごしスペインの港に向かいました。
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またもや中立国を通じてイギリスから白紙和平の提案が来ます。そろそろフランスも参戦しそうですし、参戦してくれれば東南アジア海域に上陸目標が複数追加されます。まだまだやめるわけにはいきません!
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現在の状況は清VS英米、西VS英という形でしたがスペインが対米戦に参加してくれました。スペインはカリブ海でアメリカと戦闘になる可能性が高いのですが大丈夫でしょうか…。

11月

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昔獲得したインド洋海域のモザンビークが海上制圧されてVPを喪失しています。もう少し選択肢をよく読んでいればモザンビークは獲得しなかったのですが…。スペイン海軍は地中海でイギリス海軍と戦闘し、お互いに駆逐艦が沈んでいるようです。
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予想されていた通りフランスが参戦してきました。ここで一旦世界情勢を確認…イタリアとロシアが同盟している…?これは非常にまずいのではないでしょうか?イタリアに発注している戦艦は完成まであと2年はかかります。アメリカ経由でロシアが参戦しイタリアも参戦すると…。現状のイタリアは清よりフランスと仲が悪いのでまだ大丈夫だと思います。大丈夫だと思いたいです。フランス経由で日本が参戦してきても非常にまずいですがそちらはまだ何とかなる気はします。

12月

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10月以降の海戦は仮装巡洋艦の戦いのみとなりました。仮装巡の戦闘は自動解決ではなく、手動戦闘にして完全委任にして眺めています。沈める商船の国籍が3か国になったからか戦果も増えています。
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スペインが同盟にのっとり対フランス戦にも参戦してくれました。スペイン・フランス間はそこまで緊張度高くなかったのに負担を強いて申し訳なさしかない…。ピレネー山脈でフランス陸軍を止め、カリブ海でアメリカ海軍と殴り合い、地中海・インド洋・東南アジアでイギリス海軍と戦う…この戦争の主役はスペインです。こちらからスペインに提供できているのは北ヨーロッパ・地中海での通商破壊と東南アジアの植民地保護ぐらいですかね…。


時間はあまり進んでいませんが画像が多くなってきたのでいったん区切ります。
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1万近く優勢だったVPもアメリカ・フランスの参戦でかなり下がり、差は1000程度まで縮まっています。仮装巡洋艦が毎月20~50隻ほどの商船を狩ってくれていますが、この時代では商船の規模の関係で1隻当たりのVPが5と少なく地味な稼ぎにしかなっていません。コツコツと積み重ねていきたいですが、同盟を遵守し日ロが参戦してきたら稼いできた分がまた消失するのできつい戦いになります。海戦では毎回威信が上昇する程度の勝利を収めていますが、被害なしで勝っているだけなのでVP自体はあまり稼げていません。どこかで大勝したいところですが…。開戦時は早期講和を狙っていましたがここまで来たら世界大戦までは持っていきます。スペインには申し訳ないですがまだまだ頑張ってもらいます。
今回はここまで。


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