Sins of a Solar Empire Vasari 基本戦略 v1.011用

Last-modified: 2010-06-21 (月) 23:03:56

Sins Diplomacy Vasari使用で1対1を想定した基本的なユニット使用法、立ち回り方を紹介します。

1. キャピタルシップ

  • Kortul Devastator ☆☆
    戦艦キャピタルでは最も使いやすいと思われます。
    Power Surgeは一定期間の攻撃力アップとシールド回復効果があり、反物質消費量/クールダウンタイムに優れほぼ常時使うことが出来ます。
    Disruptive Strikesは通常攻撃にアビリティ中断効果を付与することが出来、常時発動の為反物質消費もありません。
    Jam Weaponsは艦載機の攻撃を停止させますが若干反物質消費は大きくあまり使われません。
    レベル6AbilityのVolatile Nanitesも強力で優秀なユニットではありますが他キャピタルの使い勝手が良い為、
    意外と作ることの無い不遇なユニットでもあります。
  • Skirantra Carrier ☆☆☆
    Scramble Bombersによるボマー生産が非常に強力です。
    初期艦載機数は3で2レベルごとに1増加します。
    Scramble Bombersによるボマー生産数はレベル3、レベル5で上位ランクがアンロックされていくため、新規に生産した場合は積極的に経験値を稼がせるか、資金を注ぎ込みレベル3まで上げると良いでしょう。
    (最大でAbility3回使用分同時に出すことが出来レベル1では合計6、レベル3では10、レベル5では14になる)
    割と反物質消費は激しい為、交戦状態になるまで自動実行はOffを推奨します。
    Repair Cloudは範囲内の艦および施設のHull回復ですがランクアップの恩恵が小さい為、しばらくはランク1で構いません。
    (ランク1 200回復 ランク2 250回復 ランク3 300回復)
  • Jarrasul Evacuator ☆☆☆
    コロニーキャピタルです。
    他の陣営のコロニーキャピタルと異なり攻撃的なAbilityを多数持っています。
    反面、コロナイズ時のボーナスは少なく、また、通常のコロニーフリゲートは要塞に転用出来る為、必ずしも最初のキャピタルシップに選ぶ必要はありません。
    スタート時のキャピタル工場が中立勢力の多い惑星に隣接していたら最初にNano-Disassemblerをとり、経験値の多い艦を倒しレベル2に上げてコロナイズといった手順も可能です。
    工場から遠いほうのアステロイドは通常のコロニーシップで対応し、後で要塞建設に利用すれば無駄がありません。
    Gravity WarheadはPhase Jump Inhibitorを併用すれば反物質が尽きるまで敵艦を脱出不能に出来ます。
  • Antorak Marauder ☆
    Phase Out Hullを使用したAbility中断のみがこのキャピタルシップの役割です。
    レベル6でフェーズゲートを自由に開けますがそこまでレベルが上がることは無いでしょう。
    Ability中断はKortul Devastatorでも行えるので殆ど生産を行うことはありません。
  • Vulkoras Desolator ☆
    シージキャピタルです。
    Abilityも含めた惑星攻撃力以外にほぼ利点はありません。

Vasariのキャピタルシップの2強はJarrasul EvacuatorとSkirantra Carrierです。
通常はどちらかを最初のキャピタルシップにします。
他の陣営と異なり、コロニーキャピタルとしてJarrasul Evacuatorはあまり優秀では無いためコロニーキャピタルを必ずしも最初に出す必要はありません。
(その分戦闘力が非常に高い)
複数のキャピタルシップを持つメリットが大きい為、通常2隻もしくは3隻のキャピタルシップを出します。

2. フリゲート、クルーザー

  • Jikara Navigator ☆☆
    他の陣営の偵察艦と異なり、中立の資源を押さえる事が出来ます。
    AdventやTECの偵察艦と比べ価格が高く、攻撃を行うのには向いていません。
    たとえLR主力の相手でも艦載機かFlakでの対応を考えましょう。
  • Ravastra Skirmisher ☆☆
    基本となる戦闘艦ですがコストと艦隊枠の消費が大きく序盤は若干扱いにくいです。
    Reintegrationによる自己修復能力を取得すれば耐久力が大幅に強化されるので数を出す場合は研究を急ぎましょう。
    なお、Reintegrationは反物質を必要とせずロックタイムのみなので、危なくなったら一隻ずつ撤退させ回復させるなど細かな操作を行えばさらに長持ちさせることが出来ます。
  • Kanrak Assailant ☆
    軍lab1でごく序盤から出るロングレンジユニットです。クイックスタートの導入により軍lab1で出る優位性を失い、簡単に対応される為普段は作りません。
    TECはAdventのGurdianの対抗にLRを用いますがVasariは艦載機で対応します。
  • Karrastra Destructor ☆
    惑星攻撃艦です。複数のキャピタルシップを出すメリットの大きいVasariではまず出しません。
  • Junsurak Sentinel ☆☆
    強力なユニットの多いVasari艦の中ではごく平凡な対空ユニットです。
    基本性能は良いですが、回復艦であるSerevun Overseerは細かなユニットの回復には向いていないため、TECのように主力に用いるのは難しいです。
    Charged Misillesはデメリットである移動停止はあまり気に成らない為、対空性能の底上げを行う場合は取得しましょう。
  • Jarun Migrator ☆☆☆
    コロニーシップです。
    他陣営と異なり、中立の資源を押さえる事が出来ません。
    研究で要塞建設能力が付く事が最大の特徴です。
    また、Improved Salvagingを取得していれば要塞建設を中断した際の還元率が非常に良く、これを生かした戦術も面白いです。
    例えば要塞完成直前か破壊される直前までデコイとして敵に攻撃させて資源還元>もう一隻を反対側にジャンプさせ再度建設等
    参考:建設を始めるのに掛かるコスト 2675/310/325
    50%時点での資源還元した際の払い戻し 1934/233/244
    90%時点での資源還元した際の払い戻し 1420/171/179
  • Lasurak Transporter ☆☆☆
    空母としては最もコストパフォーマンスに優れます。(TECとほど価格は同じだが艦載機の性能が良い)
    Vasariは経済で不利な為、同数を用意するのは難しいですが対戦が長期化しそうな場合は早めに生産を開始しましょう。
    終盤30隻程度揃えばFlakの上からキャピタルを撃墜出来ます。
  • Stilakus Subverter ☆☆☆
    軍lab6で習得できるDistortion Fieldが非常に強力です。
    生産までかなりの投資が必要ですが出せるようにしたいユニットです。
    AdventはGurdianとLF、TECは艦載機で対応してくるので先手を打ってこれらのユニットを倒せるようにしておきます。
    Distortion Fieldは自動実行にしておくと無駄撃ちしてしまうので手動で小出し使用が必須。
  • Serevun Overseer ☆☆
    反物質を50消費して味方のHullを250回復させるユニットです。
    複数重複して掛かるため、要塞やキャピタルシップの回復に用います。
    要塞建設のサポートに用いた場合、通常要塞の完成度%以上のHullは持てませんが、手動実行するとOverseerはそれを無視して回復出来ます。
    (分かりにくいので:Hull 3000の要塞の現在完成度が50%だとHoshikoやリペアではHull 1500以上には出来ないが、Overseerは上限を無視出来る)
    なお、真正面のユニットしか回復出来ないため、回復させたいユニットの多少後ろに配置するようにします。
  • Skarovas Enforcer ☆☆☆
    Ravastra Skirmisherの上位互換でReintegrationを取得していれば最も耐久度の高いHCとなります。
    Reintegrationは自動実行では若干発動が遅い為、シールドが落ちた時点で手動で行うようにします。
    Inerial FieldはJarrasul EvacuatorのGravity Warheadと併用し、撤退する敵艦に用いると良いでしょう。
    ウェーブ兵器のアップグレードはコストが高い為、Skarovas Enforcer自体の数量を揃える事を優先します。
    Enforcerが出る頃には敵の火力も上がっており、
    Ravastra Skirmisherのように傷ついた艦から撤退させて回復はあまり有効に機能しません。
  • Sivuskras Ruiner ☆☆
    機雷を散布するユニットです。
    散布に資金をかなり使う為使いどころは限られますが、上手く使えばコスト以上の被害を与えることが出来ます。
    終盤戦ではStilakus Subverterで固めて敵集団に直接撒くのが強いです。
    機雷の価格はともかく、ユニット自体は結構出しやすいので用意だけしておき、撤退時に自軍の退路に予め撒いておき機雷の上を通って撤退なども有効です。
    機雷散布までに若干時間が掛かるので指示は早めに出しましょう。

Vasariの艦船の優秀なユニットはクルーザーに集中しています。
数を揃えるのが困難な為、序盤はキャピタルシップ頼りになるでしょう。
Skirantra Carrierを2隻出した場合の編成として、
・Skarovas Enforcerメインで戦い後半にStilakus Subverterを出す。対AdvにはGurdianで対応されるのでバランスを考えて
・Lasurak TransporterとSerevun Overseerで要塞をサポートする構成。Repair Cloudも使って回復重視。
・Junsurak SentinelとLasurak Transporterで艦載機主力。長期戦に持ち込めば非常に強い。
などが考えられます。

3. 要塞 [Starbase]

  • Orkulus Star Base
    基本性能は他陣営と比べ劣りますが移動が可能で使い勝手は非常に良いです。
    攻撃に用いる場合は惑星の所有によって所要時間が変わるのに注意してください。
    中立を1とすると自陣地2/3 敵陣1.5です。
    なお、兵装追加のアップグレードの1段階目は対施設属性なので、艦船には殆どダメージは与えられません。
    しばらく初期兵装の属性のパルスガン攻撃力アップのリサーチで十分なので、耐久力増加のアップグレードを優先します。

4. 軍事施設

  • Regeneration Bay
    回復施設で防衛の基本です。
    Vasariのリペア施設は回復量は少ないですが反物質消費も少なく、あまり多数建てる必要はありません。
    なお、各リペアの回復量は以下の通り
    TEC 反物質消費20 回復量20/s 継続時間10s
    ADV 反物質消費30 回復量30/s 継続時間10s
    VAS 反物質消費20 回復量15/s 継続時間20s
    TEC 反物質消費20 回復量30/s 継続時間10s(リペアアップグレード1)
    TEC 反物質消費20 回復量40/s 継続時間10s(リペアアップグレード2)
  • Missile Platform
    砲台です。防衛の基盤としてはRepair Platformを優先します。
    役目が終われば資源還元をすれば良いので節約せずにコロナイズ後の中立勢力の処理に活用します。
    (戦闘後Hullが全快してから還元すればOK)
  • Hangar Defense
    他の陣営ではハンガーは立てない場合が多いですが、
    軍lab4の研究でPhasic Trapを付ければ艦載機主力の相手には非常に有効に働きます。
    戦場が移動し不要になれば破壊して資源還元をすれば良いでしょう。
  • Phase Jump Inhibitor
    フェーズジャンプ妨害装置です。
    置いてあるだけで心理的に攻め込みにくくなるため中盤以降に有用な施設です。
    特にJarrasul EvacuatorのGravity Warheadと併用すると有効です。
  • Phase Stabilizer
    研究費が高いのであまり建てる事はありませんが膠着状態を破って決着を付けるのに用いることがあります。
    基本はKostura Cannonと併用。
  • Kostura Cannon
    他陣営のように長い事前研究がいらずに建つのでSuperWeaponの中では出しやすいです。
    戦線が膠着した場合に相手母星に撃ち込みフェーズジャンプで主力艦隊を送り一気に決着を付けます。

Nano Weapon JammerはVasariでは通常建てないので省略します。

5. 施設類、研究手順について

研究所の建てる順番、研究を行う順番等を解説します。

1対1ではまず民labを一つ作成します。
研究はFull Terran Lockdown(地球型惑星人口増加)を研究します。
これは母星が地球型惑星の為、少ない出費で収入を増やすことが出来ます。
また、Improved Salvaging(施設、艦船の資源還元レートアップ)を研究します。

今後の流れとして、
・周りの惑星の偵察を行い、氷惑星か火山惑星があり取りたい場合は民labを追加し必要なリサーチを取る。
接触まで多少時間があると考えるなら民lab3のMedia Hub(文化塔)を母星付近に建て収入を増加させます。
Improved Salvagingがある為、後で民labは破壊して軍labに置き換えればそれほど軍備の遅れは発生しません。

・氷惑星か火山惑星を取る必要の無い場合は2隻目のキャピタルシップを作成し軍labを設置します。
3隻目のキャピタルシップを作成するか要塞を用いて重要地点になりそうな惑星を早期に占領します。
後はキャピタルシップ、主力にして時間を稼いでいる間に要塞もしくは各種クルーザーの生産準備を行います。

艦船の防御系研究はHullを優先します。
これはLFとHCのReintegration(自己修復のAbility)の条件になることと、
艦載機の高いHullを最大限に生かすためです。
攻撃系研究は要塞を建てる場合はパルスガンを20%とります。他は後回しでも構いません。


  • Vas戦略を作りました。編集方法があまり分かっていないので多少読みにくいかと思います。 -- CEL? 2010-06-21 (月) 22:57:03