私はZastavaM21です。
私のことはあまり気にしないで下さい。
ツァ!
ツァ!の背景
かつてクレベナ工場時代にソビエトのAK74に相当する小口径新型として西側の.223に適合した
ユーゴ製国産カラシニコフのニューモデル、M80をユーゴの造兵技術者はお出しした!…のだが
当のユーゴ連邦軍は7.92mmマウザーに換え7.62×54Rへ弾薬更新を進めていた最中で
なけなしのお財布事情もあって、このツァ!の前身ともいえるM80には興味を示さず
数年経って外貨獲得の為に造兵側の手で製品展示で西欧の防衛産業ショーへ供されるに留まり
東西規格が混交した新型このM80は早々に姿を消すこととなる
- 不運にも、79年のチトーの死、第2次オイルショックに加え、外貨借り入れの返済期の
3つの波がいっぺんに来てユーゴスラビア経済に大きな躍進にダメージを与えたこともあって
80年代はユーゴ自体が足踏み成長の経済状態にあったという背景もあるが、これは余談である
注:旧ユーゴは設備投資需要と輸入依存の産業構造&国内総生産を上回る国内消費の拡大で
70年代に急成長したが、インフレを上回る高成長モデルと対外借款に頼っていた
そしてツァ!の誕生に関わるもう片方の要素が海外から、時は下り90年代にやってきた
ユーゴスラビア連邦の崩壊と各共和国の分離独立でセルビアへの純化が進む連邦軍へ
90年代の前半に冷戦終結で流入した多くの海外製の余剰武器が治安任務で押収された
各種チェコ製ピストルやルーマニア製AIM、アルゼンチン製FALに大隊装備のMILAN等々…
中でも弾薬含めてかなりまとまった数をせしめたのか、対テロと空挺の特殊戦2個旅団が
正確な年度は不明ながら90年代前半に装備支給を受け、00年代の初頭まで運用していたのが
南アフリカ製のR4…つまりガリルである
- 80年代末から内務省と連邦軍はそれぞれクロアチアの内偵を行なっていたが、それでも
国連の禁輸措置を破り91年3月と92年の2度に渡って、最終使用者証明の記載にある
レバノンは東ベイルートのファランジスト党軍事部門でなく、クロアチア共和国当局が
南アフリカの国営軍需企業であるアームスコーから出荷されたかなりの量の火器を
受け取っていた事件が幾つか明らかになっていたりする辺り、半身不随のユーゴ当局では
どうしようもない量の海外製火器が流れ込んでいたようだ
コソボ問題を残し、96年の制裁解除に前後してセルビア軍が新小銃を模索し出した時
周辺国と同じくNATO規格弾薬を手掛けることになった造兵側が範を求めたのが恐らく
かつて先輩の世代が手掛け、軍用として陽の目を見ることなく消えたM80だったのだろう
タフで堅牢、お手入れカンタン作動確実、だが現代の目で見るとちょっと物足りない…
そんな中、造兵陣の目に留まったのは特殊戦がガメて私物化していた南ア製R4に違いない
開発ベースのM80と参考にしたと思しきR4そのものが両方.223のカラシニコフ亜種であり
作動メカニズムは近似した設計だったこともあって冒険的な要素は廃されており
操作面でのカラシニコフの不満を解消する一つの答えでもあったR4/ガリルの特徴は
軍で長らく制式だったM70からの習熟移行を妨げる恐れも乏しいと判断したようだ
実際に比較検分できるサンプルを有し、特殊戦による運用でバトルプルーフされた
R4のエクステリアから、かなり多くの設計上の知見を得たのは疑いないところで
ツァ!の特徴を見る限り、アウトラインそのものとシルエットはR4…ガリルに近く
機関部や弾倉など主要部はかつてのM80のデザインを下敷きに生まれたのが分かる
とまぁ勝手に色々書きなぐってはいるが、この文章もあくまで素人の適当な推論なので
GUN誌など専門誌のライターさんのリサーチと正確なレポートに期待したい
- 余談だが、袂を別ったクロアチアのかつての同僚達も、独立の4年後にはツァ!に先行して
M80とR4の存在を踏まえたAPS95なる国産の.223小銃を既に繰り出していたりして
これがセルビア造兵技術陣にもデザイン的な示唆を与えたどうかは定かではない
まぁとにかく早い話が
ツァ!はM80とR4(ガリル)の合いの子なのである
今日はたくさんの任務がありますよね、早く指示して下さい。
期間 | 入手イベント | |
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2019 | 04/19 | 通常人形製造追加 |
- ツァ!スタバ
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- 誕生日は2月24日(※絵師設定)
ゲーム内性能
- 榴弾タイプだが威力を下げ開幕CTを短縮しているのが特徴
綺麗なネイルでしょう?指揮官にも塗ってあげましょうか?
スキン
周年 | 水着 | 花嫁 | 子供 | ハロ | 聖夜 | 正月 | 春節 |
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〇 | - | 〇 | - | - | 〇 | - | - |
その他 | |||||||
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- 銃声を捧げる雪姫
- テーマ:クリスマススキン『スノーフェアリー』
- 白の王妃 Animated
- テーマ:二周年スキン(第一弾)『仲夏の幻想』
- スキン名はチェス駒の白のクイーンを意味する(CN:白棋王后)
- ラフベリーチェスの看板娘にもなっている
- フィギュア化された
- 花の裏のクオリア Animated
- テーマ:ウェディングスキン『未聞の花言葉』
- セリフに登場する二輪草(ニリンソウ)の花言葉は「予断」「友情」「協力」「ずっと離れない」
1本の茎から2輪の花を咲かせるという特徴が特別な2人の関係を連想させる - Zasの頭をよぎったのは「ずっと離れない」だろうか
- スキン名は「雪の下のクオリア」というBL漫画のタイトルが元ネタと思われる
これでよし。足りないとは言わせませんよ。
親のイラスト(一部別のドルフロイラストレーターのもの)とか
ツァム!