〔人形DNA鑑定:HG|SMG|AR|RF|MG|SG〕
変な人形がいっぱい登場!
ぼちぼち400体突破!
簡単な説明
ZB-26やFALっぽくないティルトボルトの寄せ集め。
レバーアクション
一口にレバーアクションと言っても、パーツレベルで見ると別物ということは珍しくない。
閉鎖方式にしても所謂ライジングブロック(直動ボルトの一種)も一般的なのだが、ゲームに実装されているのは2つともティルトボルトであった。
M1887 | ||
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主な弾種 | 12ゲージ | |
生産期間 | 1887-1899 | |
備考 | レバーアクションライフルに味をしめたウィンチェスター社が送るレバーアクションショットガン。 と言うもののモデル1873はトグルロック、モデル1886はライジングブロック閉鎖なので、メカ的な連続性は薄い。 設計はご存知ジョン・ブローニング。 |
Savage 99? | ||
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主な弾種 | .303 Savage | |
生産期間 | 1899-1998 | |
備考 | 独特なロータリーマガジンが特徴のレバーアクションライフル。 このタイプのロータリーマガジンはマンリッヒャーのボルトアクションでも利用されているもので、ドルフロではSSG 69がその系譜に当たる。 |
- "99-25"がボルト。
- 赤丸を付けた部分がロッキングショルダーである。
- これがレシーバーの切り欠きに嵌合することで薬室が閉鎖される。
- ちなみによく"ハンマーレス"デザインと紹介されるが、構造的にはシンプルなストライカーファイアである。
- "99-77"が撃針で"99-107"がハンマーと紹介されているが、実際には99-396のピンで結合されており一体で動作する。
- 強いて言うならばストライカーの後端部すら露出していない点はストライカーファイアライフルの中でも珍しいかも知れない。
- しかし一般的にストライカー後端部はコッキングインジケーターとして「あえて」露出させている部分もあるので、一概に優れた設計と言えるかは…
(参考)1893年に取得されたSavageさんの特許図面から
- 上(Fig.4)がストライカー(44)がコックされた状態、下(Fig.6)がストライカーが前進した状態。
- ボルト(42)の前端が揃うように並べてある。
- ストライカーの先端の撃針が、ストライカーと一緒に動いていることが確認できる。
- もちろんこの特許取得から実際の製品化に当たって設計が変更され、結果リニアハンマー方式になっている可能性もあるかも知れないが、初めの図を見る限りそうではなさそうだ。
- 左がSavage Model 99のマガジンの特許図面、右がSSG 69のマガジンの模式図。
- 基本的には同じ方式だろう。
マシンガン
ティルトボルトを利用している他に特別共通点はない。
M1895 CB? | ||
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主な弾種 | 6mm Lee Navy | |
生産期間 | 1895-? | |
備考 | ガス圧作動・レバーアクション(?)・ベルト給弾・クローズドボルト・リニアハンマーを利用する、最初期の機関銃の一つ。 いつもおなじみブローニング設計である。 |
ニ、ニヘッ…
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- ガス圧をボルトキャリアの前後運動に変換するために、レバーを用いている。
- つまり、ボルトキャリアのみを見るならば実質的にロングストロークガスピストンと動きは変わらないわけだ。
62式 | ||
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主な弾種 | 7.62x51mm NATO | |
生産期間 | 1962-? | |
備考 | ショートストロークガスピストン・前端揺動式ティルトボルト・ベルト給弾・オープンボルト撃発の汎用機関銃。 良く言えば意欲的、悪く言えば身の程知らずにも独自性の高い構造を採用した結果、悪評ばかりが残ってしまった残念な子。 |
説明しよう! 次の図を見て欲しい。
- 青く着色された部分がボルト、ピンクがボルトキャリアである。
- 注目すべきはボルト(青色)の動きだ。
- 後退時、ボルトの前方が下向きに傾いている。そうこれが「前端揺動」である。
- このページの他のボルトを今一度見てもらうと分かると思うが、一般的にティルトボルトではボルト後方を上下に動かしロッキングショルダーを噛み合わせる。
- しかし62式ではボルト「前方」を動かしロッキングショルダーを出し入れする。
- この前端動揺式ティルトボルトのアイデアそのものは合理的と言っていいだろう。
- ティルトボルトの弱点は、薬室から遠く離れたボルト後部にロッキングショルダーがあるため、レシーバーそのものにも相応の強度が求められるところにある。
- レシーバーの強度を高めれば当然重くなるしコストも嵩む。
- そこで、薬室に近いボルト前端にロッキングショルダー・ロッキングラグを設ければ強度が求められる箇所を局限できるじゃん!と思うのは至極当然の発想だろう。
- 事実、現在主流のローテ―ティングボルトの小火器では、バレルと一体化したトラニオンやバレルエクステンションだけが圧力を受ける構造になっている*1。
- ティルトボルトの弱点は、薬室から遠く離れたボルト後部にロッキングショルダーがあるため、レシーバーそのものにも相応の強度が求められるところにある。
- しかし思ったとおりにゆかないことが世の常、ということだろうか*2。
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人形DNA鑑定 もくじ | ||
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手動操作 | リボルバー|中折式HG | |
反動利用式 | ティルトバレル:ティルトバレル|シグ・ザウエル閉鎖方式|グロックインスパイア | |
それ以外:プロップアップ式|その他の反動利用式 | ||
ブローバック | ワルサーPP系|ブローバック式ハンドガン | |
ベルグマン系 | ベルグマン本家|ベルグマン東分家|ベルグマン西分家 | |
テレスコ | ウージー系|テレスコーピングボルト (UZI以外) | |
その他 | ブローバック式SMG|レバー遅延ブローバック | |
Pre-AK/M16 | 戦後第一世代ティルトボルトAR|ローラー遅延ブローバック | |
カラシ系 | AK一家|戦後第二世代AKインスパイアAR|大陸系AR|AS-Val系 | |
ストーナー系 | M16一家|AR-18系|G36系|SCAR系|ストーナー風味 | |
ボルト アクション | マウザー系:かーちゃんち|M700系|その他ドイツっぽいの:Gew88系 | |
その他:梨園さん風|寸胴ボルト|ルベル系|白旗 | ||
自動ライフル | 平たいボルト族|ハイセンスなボルト|ロングリコイル | |
一応調査完了 | チ○コ機銃|PK系|HIRAKI|直動ボルト式MG|MG30系 | |
一応調査完了 | レミントン870系|直動ボルト式SG|ローテーティングボルト|その他のセミオート|中折式SG | |
銃種混合 | 珍しい閉鎖方式|その他のティルトボルト |