about Delta Green

デルタグリーン

アダム・スコット・グランクとジョン・トクネス

デルタグリーンは、1942年6月16日、戦略サービス局(Office of Strategic Services、OSS)内に心理戦部隊として設立されたのが正式な始まりである。OSSの解散を乗り越え、統合参謀本部直属の特別事務所として、その不思議な任務を遂行し続けた。1970年1月23日、カンボジアで行われたデルタグリーンの作戦の惨敗により、ペンタゴンの主人たちがこの組織の存在を忘れていたことに気づき、デルタグリーンの公式な存在は終わりを告げました。しかし、デルタグリーンの歴史はもっと前の1928年に始まり、その影響は今日に至るまで続いている。

[創世記]

デルタグリーンの発端は、インスマスへの襲撃である。1927年から1928年の冬、米国財務省の捜査官たち（シークレットサービスのウェイド特別捜査官が率いる）が、マサチューセッツ州の小さな町インマスの人口調査を実施した。財務省の報告書は、シークレットサービスによってカルヴィン・クーリッジ大統領に提出された。クーリッジ大統領は、マサチューセッツ州知事時代に「赤軍」の一斉検挙を命じたことがあり、「プロジェクトCOVENANT」というコードネームでインスマスへの襲撃を許可した。海軍情報局(Office of Naval Intelligence、ONI)、海兵隊、沿岸警備隊を含む海軍省は、必要な人員と火力を提供するために招集された。司法省の捜査局は、J.エドガー・フーバー長官を中心に、「外国人と扇動家の疑いがある者」を強制送還のために押収する法的権限を提供するために招集された。組織の遅れにより、捜査が開始されたのは1928年2月であった。(詳細はケイオシアムの『インスマスからの脱出』を参照）襲撃後、シークレットサービスと財務省はクーリッジ大統領に、この町の住民の「奇妙な状態」を示す証拠写真を提出した。また、町民の間に異教徒がいることを示す遺物も大統領とその内閣に提出された。海軍情報部は、この襲撃で集められたすべての資料が分析・翻訳されるまで、完全な報告書を提出することを望まなかった。クーリッジ政権は、この証拠に基づき、プロジェクトCOVENANTの最終報告を待って、今後の対応を決定することにした。襲撃後、ONIは捕獲した約200体のディープワン・ハイブリッドの身柄を確保した。また、オベド・マーシュの船、スマトラ・クイーンの航海日誌のコピーと1862年のマーシュ家の歴史書、神話の本「ポナペ聖典」のコピー2部（1部はひどく焼けた）、グリフが刻まれた円錐形の石板5枚（それぞれ約50ポンド）を押収しました。また、町民の一人であるロバート・マーシュが長年かけて作成した、奇妙なグリフの不完全な翻訳メモも発見された。ロバート・マーシュは逮捕に抵抗して海兵隊に殺されたため、この石版はONIがブラック・チェンバーに目を向けるまで解読不能のままだった。

[ブラック・チェンバー]

ブラック・チェンバーは、陸軍省と国務省が共同で設立した信号情報・暗号部隊で、第一次世界大戦中は軍事情報部（Ml-8）第8課として活動していた。1919年のベルサイユ交渉では、ブラック・チェンバーはMl-8として活動し、米国に通信の安全を提供した。その後、1922年のワスキントン海軍会議では、日本の暗号を解読して米国に重要な情報を提供した。言うまでもなく、ONIはブラック・チェンバーの能力に感銘を受けた。ONIは、タブレットと押収した書類をブラック・チェンバーの暗号解読者に渡し、翻訳を依頼することにした。ブラック・チェンバーの暗号解読者は1928年4月にタブレットを受け取り、1929年11月までに彼らが「ダゴンの書」と呼ぶタブレットの翻訳を完了させた。彼らの報告は、フーバーにとってインスマスの状況に初めて触れることになるが、その知らせは歓迎されるものではなかった。1929年、フーバー政権は非常に忙しかった。まず、日本がワスキントン海軍会議で課された海軍の制限に反発し、アメリカ側に不誠実な交渉をしているとして、ブラック・チェンバーが重要な日米首脳会談中に日本の外交無線通信を傍受した。これはブラック・チェンバーのスキャンダルになった。その後、聖バレンタインデーの虐殺事件を受けて、財務省およびシークレットサービスは、ハーバート・フーバーからアルカポネを裁判にかけるよう強い圧力を受けていた。そしてついに、1929年10月24日、株式市場が大暴落した。特にブラック・チェンバーが5つの錠剤に関する完成した報告書を用意したのが、暴落から1週間後の1929年11月2日というのは、タイミングが悪かった。憔悴しきっていたフーバー大統領は、この報告書を受け入れる雰囲気にはなかった。日本との海軍条約を台無しにし、海底にいる宇宙人のおとぎ話を語る「暗号学のおバカさんたち」というのが、彼の意見だった。そして、国務長官ヘンリー・L・スティムソンにブラック・チェンバーの解散を命じた。スティムソンは、ワシントン海軍会議のスキャンダルを隠れ蓑にして、「紳士は互いの郵便物を読まない」と宣言し、ブラック・チェンバーを解散させた。フーバーは、財務長官アンドリュー・メロンに、プロジェクトCOVENANTのシークレットサービスと財務省の捜査官を、シカゴと中西部の禁酒法部門に配置転換させるよう指示した。J.エドガー・フーバーは、政権をなだめるのに必死で、プロジェクトCOVENANTに参加している間、何も変わったことはなかったと主張した。フーバーが見たディープワンのハイブリッドや奇妙なアーティファクトを除けば、これは基本的に事実であった。政府の雰囲気を察知したONIの将校たちは、インスマスの惨状を他の参加者よりも多く見ているにもかかわらず、超自然現象に関する知識や証拠を隠蔽した。海軍情報部員は、水棲の敵対的文明の可能性が米国の海軍の優位性に影響を与えるため、特に懸念した。財務省、司法省、ホワイトハウスはこの脅威を無視することができたが、海軍はそうすることができなかった。海軍の作戦に与える影響はあまりにも大きい。海軍調査局は、プロジェクトCOVENANTのベテランをONIのP4部門、通称P部門に移した。

[Pディビジョン］

P師団の正式名称は「超心理学・超常現象・心霊現象師団」で、第一次世界大戦中の主な任務は、奇妙で不可解な現象を調査することでした。プロジェクトCOVENANTの後、P師団はインスマスで遭遇したような存在についての情報を得るために世界中を駆け巡った。プロジェクト・コヴェナントの軍幹部であったジェームズ・ウィーラン海兵隊大佐がその責任者であった。Pディビジョンは、プロジェクト・コヴェナントの財務省の元職員や、「ダゴンの書」を翻訳した暗号解読者たちをできるだけ多く集め、静かにサービスを提供した。また、襲撃で押収した書籍や書類を集め、捕らえられたハイブリッドをアリゾナ州南東部の海軍航空基地を装った刑務所施設に移した。1929年から1942年まで、P課はラバン・シュルーズベリー博士の『末日原住民の神話パターンに関する調査、特にリエ・テキストに関連して』（1913年）や『ネクロノミコンにおけるクトゥルフ』（1938年）といった資料を収集した。ラバン・シュルーズベリー）、『ポリネシア神話』（1906）、『ポナペ聖典に照らされた先史時代の太平洋』（19Ⅱ）、『Zmthuタブレット』（1916）-いずれも33ハロルド・ハドリー・コープランド教授による。ディープ・ワンの情報を求めると、海底に住む異質な生物という図式が広がっていった。しかし、アリゾナ州の収容施設で採集されたハイブリッドは、不可能はないということを思い知らされることになった。ハイブリッドに関連する数多くの遺物が回収され、ハイブリッドの囚人たちが研究されたが、あまり成功しなかった。捕虜として死亡した者は、死後に大規模な検査を受けた。海軍の探検隊は、他のディープワンコロニーの証拠を求めて地球を横断した。ONIのP部門は、2つのディープワンコロニーを破壊することに成功した。最初の事件は1930年、フィリピン諸島の小さな島で起こり、ハイブリッドが蔓延していることが判明した。アメリカ海兵隊とフィリピン人スカウトによる襲撃で、島の組織と防衛は崩壊した。海底コロニー「ディープワン」の大まかな位置がわかると、アメリカ海軍は深度爆薬を持ち出し、ある珊瑚礁に投下した。海兵隊が捕虜を連れて去った後、近隣の島々からハイブリッドの被害に苦しんでいたイスラム教徒が島にやってきて、一斉検挙を免れたカルト信者たちを仕留めた。捕らえられたカルト信者やハイブリッドは、アリゾナの秘密収容施設に収監された。第二の事件は、1933年にニカラグアの太平洋岸で起こった。反米反政府勢力アウグスト・サンディーノを追跡する海兵隊員として潜入していたP師団員は、ダゴン密教の教えを取り入れ始めたばかりの魚人村を発見した。P師団は独裁者アナスタシオ・サモサの国家警備隊の兵士を頼って村を占領したため、村人の一斉検挙は失敗した。村人全員が虐殺され、情報や遺品も失われてしまった。しかし、P師団はポナペ聖典から学んだ技術（Contact Deep Onesの呪文）を用いて、多数のDeep Onesを誘い出し、待ち伏せをした。ディープワンの都市があると思われる近くの岩礁には、さらに深海棲艦を投入したが、明らかな効果はなかった。その後、インスマス遺跡付近で行われた対ディープワン作戦では、研究用のディープワンの獲得とディープワンコロニーの位置を知るために、コンタクトの呪文が使われた。北米では新たなディープワンのコロニーは発見されなかったが、解剖学的な調査のために多数の標本が（多少破損はしていたものの）入手された。さらにP課は、これらの生物が頻繁に待ち伏せされれば、ダゴン密教のメンバーによる本物の召喚に応じるのを躊躇するようになるかもしれないと考えたのである。なお、この本で紹介されている、より危険な呪文（父なるダゴンとの接触、母なるハイドラとの接触）については、明らかな理由により試されることはなかった。Pディビジョンはまた、アメリカ本土でカルト集団が発見されるたびに、その集団に対する作戦を実施した。多くの場合、過労と資金不足のPディビジョンの調査員は、地元当局や「関係者」による活動がすでに行われた後に到着する。神話の調査員は、Pディビジョンが関与する前に、多くのカルトの行動を阻止した。

[戦略的サービス局]

1941年12月7日の日本軍による真珠湾攻撃を受けて、フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、ウォール街の弁護士で第一次世界大戦で米国議会名誉勲章を受章したウィリアム・J・「ワイルドビル」ドノバン大佐に、米国の戦争活動のための秘密戦とスパイ活動の部門を組織するように命じた。ドノバンは、東部の大学や刑務所、軍の諜報部門に必要な人材を探し求め、英国を訪れて英国秘密情報局の助言を得たりもした。数カ月間の非公式な活動を経て、1942年6月、新しい情報機関は戦略サービス局（Office of Strategic Services、055）と命名された。055は統合参謀本部に直属し、軍の情報部門でありながら、多くの民間人が働いていた。J.エドガー・フーバーの妨害により、055は米国内やラテンアメリカで活動することができなくなった。ダグラス・マッカーサー将軍も同様に、OSSが「自分の」太平洋戦域で活動することに抵抗があった。そのため、OSSはマッカーサーの島流し作戦には参加せず、アジア本土、特に中国、ビルマ、ベトナムに活動を集中させた。その他の055の作戦は、占領下のヨーロッパと北アフリカに集中された。第二次世界大戦中、8,000人の隊員がOSSに所属していた。1942年2月、少将に昇進したドノバンは、P師団のマーティン・クック中佐に声をかけられ、説明を受けた。クック中佐は、P師団の仕事の超自然的な側面については、非常に手加減してくれた。その代わり、クックはドノバンにナチスがオカルトに強い関心を抱いていることを知らしめた。Pディビジョンは、SSの中に超常現象研究部門があることを発見した。このSSの部署はカムテリアと呼ばれ、祖先の遺産研究・教育局（略してアルメネーベ）の中に組織されていた。アーネンナーベはハインリッヒ・ヒムラー親衛隊長の個人的なスタッフの一員で、ヴェヴェルスベルク城（ヒムラーが構想したSSキャメロット）にある彼の個人本部で活動していました。アーネンナーベの任務は、ナチスの人種的・政治的教義を支持するための考古学的・人類学的研究であった。アーネンナーベとは異なり、カロテキアはオカルトや超常現象を研究し、ナチスの戦争努力に役立つものを探すことに専念していた。クックは、ヘスの個人的な占星術師にヘスが単独でイギリスを占領することを予言させ、イギリスがルドルフ・ヘスをイギリスに誘致したことを指摘した。クックは、ヒトラーやヒムラーがオカルトに興味を持っていたことや、日本の高級将校がいまだに迷信を抱いていることも指摘した。ドノヴァンは、心理戦におけるオカルトの活用の可能性に感銘を受け、P師団をOSSに完全に組み入れるよう動いた。この新師団には「DELTA GREEN EYES ONLY」という「目だけ」の特別な機密事項が与えられた。Pディビジョンは正式名称として存続したが、メンバーは単にセキュリティクリアランスの呼称で呼ぶようになった： デルタグリーン。

[ハロテキア]

新任のマーティン・クック中佐の指揮のもと、デルタグリーンはリサーチングと称して、SSハロテキアの情報収集活動を妨害し、対抗する心理戦作戦に着手した。その作戦の多くは、ハロテキアが興味を持ちそうな書物や遺物を回収したり、破壊したりするものだった。古代学、人類学、オカルトの教授たちは、ハロテキアがどのような資料を探しているのか相談した。中東は、この目に見えない戦争の最も激しい戦場の一つであった。デルタグリーンによって、どれだけの古文書や遺物、遺跡が敵に渡らないように破壊されたかを知れば、間違いなく多くの古文書学者が苦い涙を流すことだろう。SSやアーネンナーベに近い連合国の諜報員は、55人の最高幹部でさえも閉鎖されていたハロテキアについて、ほとんど何も教えてくれなかった。唯一確かなことは、SSがハロテキアを恐れていたことである。アウシュビッツとトレブリンカから大量の「被験者」を要求する実験が行われていた。これらの「被験者」がどうなったかは、最終解決のあらゆる側面に深く関わっている55人の将校にとっても謎であった。ナチスが "被験者 "を犠牲にしたのは、15年前にインスマスを襲撃したPディビジョンと同じ海の生き物の機嫌をとるためだとわかっても、デルタグリーンのベテランは驚かなかった。デルタ・グリーンの最初の大規模作戦は、空挺部隊とフランスのパルチザンの共同作戦で、1942年後半にフランスの海岸で行われたハロテキアの大量生贄の1つを妨害するものでした。ドイツの降伏後、米ソの諜報機関はドイツの核物理学者、V-2やジェット機のエンジニア、元諜報部員を手に入れるために奔走した。デルタ・グリーンもこの狂気の沙汰の例外ではなかった。デルタグリーンの作戦は、コードネーム「サマー・ブリーズ」と呼ばれ、スターリンの秘密警察NKVDに見つかる前に、ハロテキアの膨大なファイルや人員を押収・破壊するために、チームをソ連占領下のドイツに投入した。しかし、ハロテキアの研究者の大半は発見できず、発見された研究者は、引き抜きに不利と判断され、「敵に拒否される」、つまり処刑されてしまった。ヒムラー総統の目のみ」というセクションからは、数百ポンドの文書が回収された。このファイルは、災厄の記録として注目されるものだった。ハロテキアの研究者は確かに驚異的な力を発見したが、それを制御する手段はなかったのだ。デルタグリーンは、ハロテキアのファイルから、オペレーション・ワーウルフとの関連性を発見した。ワーウルフは、占領した連合軍に抵抗するパルチザンを組織するSSの作戦である。ハロテキアのファイルによると、WEREWOLFは戦わずしてあきらめるつもりだった。ドイツ国民は戦い続けるにはあまりにも疲れ切っていたのだ。そこで、アドルフ・ヒトラーからハロテキアにSSの指揮系統を迂回する秘密指令が送られた。ハロテキアは、ワーウルフの残党と連携し、バイエルンのナウダバウム城を破壊した「事故」を再現することになった。デルタグリーンはナウダバウム城を、少なくともその跡地を発見した。山は一部削られていた。近くの湖は非常に高いアルカリ性を示し、山の斜面に生えている松の木は、まるで恐ろしい重さに押しつぶされたかのように、山頂からすべて倒れていた。その惨状から、1908年にシベリアで起きたツングースカ大爆発で100平方マイルの森林が吹き飛ばされたことと、アメリカ陸軍の原子爆弾実験が比較されるのは明らかである。回収された文書は、「事故」が時空間の布に生じたある種の異次元的な「裂け目」であることを示しているようだ。その「裂け目」がどのようにしてできたのかはあまり明らかではなく、ある種の異星人の非ユークリッド幾何学原理に関連しているようだった。1945年の3ヶ月間、デルタグリーンはオペレーション・ルナシーの庇護のもと、ワーウルフとのヨーロッパ戦争の最後の戦いに挑みました。事故」は再現されず、「ワーウルフ」作戦は、多くの諜報員の命を奪い、夢にも思わなかった恐怖を明らかにする一連の隠密行動によって、消滅した。

[ロズウェル]

1945年10月1日、トルーマン大統領がOSSを解散させたため、デルタグリーンは一時的に解散することになった。しかし、1947年6月24日、ニューメキシコ州の砂漠で何かが墜落したとき、デルタグリーンのOBが呼び寄せられた。その物体は、エイリアンの宇宙船、あるいは「空飛ぶ円盤」の残骸と思われた。3人の乗員の死体が近くで発見され、1人の生きたエイリアンが回収された。墜落したのは雷雨の時で、これが墜落の原因だと思われた。SFがSFになったというショックは、ハリー・トルーマン大統領に、残骸を分析し、墜落事故と地球外生命体の存在に関する政府の知識を隠蔽するために、「マジェスティック12作戦」（略してMJ-uと呼ばれることもある）を立ち上げさせるに十分であった。デルタグリーンのOBたちは、トルーマン大統領にデルタグリーンの復活を働きかけ、Pディビジョンではなくデルタグリーンとして正式に知られるようになりました。その新しい任務は、「いかなる外国勢力によるエイリアン技術の使用も否定するために必要な活動を行うこと」であった。カロテキアとの戦争後、デルタグリーンは "エイリアンテクノロジー "を非常に広い範囲で定義するようになった。

[戦後の活動]

再建されたデルタグリーン（現在は正式名称）は、心理戦に特化した軍間諜報組織として活動し、統合参謀本部へ直接報告した。1948年1月、デルタグリーンは南米にいる元ハロテキアメンバーを追い詰め、排除するために「南部のおもてなし」作戦を開始した。最初の1年間で、ウルグアイのモンテビデオとパラグアイのチャコ地方に住む元ハロテキアの研究者が1人発見された。どちらもまだ現役で "研究 "を続けていた。1952年、南極大陸のモード女王の土地で、「南部のおもてなし」の最も壮大な作戦が行われた。3人の元ハロテキア研究者が、アルゼンチンの独裁者フアン・ペロンの協力を得て、遺伝子工学プロジェクトの鍵となる「あるもの」を発掘しようとしていたのである。アルゼンチンの南極探検隊に、デルタグリーンの米軍落下傘部隊が襲いかかった。アルゼンチン人もハロテキアの研究者も誰一人生き残らず、米軍の空挺部隊もほんの一握りしか生き残れなかった。発掘現場は爆薬で封鎖され、死んだ空挺部隊は韓国での戦死と報告された。1953年2月、デルタ・グリーンの「独裁者は常にこのように」作戦は、6人のデルタ・グリーン・チームのうち1人を除く全員の死亡で幕を閉じました。この作戦は特攻作戦とされていたため、成功したと判断された。ソ連の北極圏沿岸に潜水艦で潜入した6人のデルタ・グリーンと4人のアリュート・エスキモーのガイドは、東シベリア山脈を越えて、ノボシビルスクのNKVD研究プロジェクトが目標であった。その研究は、元ハロテキアの科学者の指導のもと、病床のヨシフ・スターリンが強い関心を寄せていた長寿・延命プロジェクトであった。生き残ったデルタ・グリーンのエージェントは、チームがぎりぎりのところで攻撃したことを報告した。ヨシフ・スターリンは、その1ヵ月後の1953年3月に死去した。

[損と得]

1955年1月、デルタグリーンに災難が降りかかった。1929年に「ダゴンの書」を翻訳したブラック・チェンバー暗号解読者の一人で、デルタグリーンで最も優秀な研究者だったダニエル・フレイスが精神に異常をきたし、デルタグリーンの書庫で暴れだした。その結果、火災が発生し、COVENANT計画によってルトムスから押収された資料がすべて焼失していることが判明した。フレイスは円錐形の石版もハンマーで粉々に砕いてしまった。また、P師団の資料の多くにも大きなダメージがあった。これらのかけがえのない遺物を失ったことは重大な後退であり、14年近くにわたる研究と調査が破壊されたのである。1959年5月、デルタグリーンはもう一人の重要なメンバーを失った。コヴェナント計画の退役軍人であり、ONIのP部門の指揮官であり、1942年の創設以来デルタグリーンの指揮官であったマーティン・クック海軍提督が、ベセスダ海軍病院の精神科棟に収容されたのです。診断結果は、過労と極度の神経衰弱による精神的・肉体的な完全崩壊であった。1963年、クックはベセスダを退院し、モンタナの牧場に静かに戻り、1968年に自然死で亡くなるまで、そこで暮らした。この間、デルタグリーンでの活動はなかった。1950年代に失ったものを補うために、デルタグリーンは学術界や軍から人材を集め、1966年に26人の新メンバーを組織に迎え入れた。この人たちが、デルタグリーンの中心的な組織（現在はデルタグリーン運営委員会として知られている）に加わることになった最後の人たちであった。1960年代に入ると、デルタ・グリーンは他の連邦情報機関や法執行機関にも人材を提供するようになる。これは、単に火力が必要なときだけでなく、捜査が必要なときにも行われた。デルタグリーンが注目する出来事があると、人員は一時的にデルタグリーンの許可を受け、ミッションの本質的な、「知る必要がある」詳細について説明を受ける。作戦に参加した後、生存者は人事ファイルに小さな緑色のデルタ（f...）が付けられる。このマークが付けば、デルタグリーンの "フレンズ "たちは、危機や捜査の周辺にいるとき、あるいは彼らの特殊な才能が必要とされるときに呼び出される。その結果、デルタグリーンは中央集権的でなくなり、個々のメンバーがデルタグリーン運営委員会に知られることなく、事実上、作戦を実行する権限を持つことになった。この「カウボーイ」的な方針は、後にデルタグリーンに大きな損失を与えることになる。

[さらなる作戦]

1963年4月O日、マサチューセッツ州ケープコッドから東へLOOマイルの地点で、原子力攻撃艦USSスレッシャーが全員死亡して沈没した。デルタ・グリーンは、これがインスマスの遺跡の一般的な周辺であることに気づかずにはいられなかった。その後の調査で、デビルズリーフの地下にあるディープワンコロニーは、1928年の潜水艦攻撃で破壊されたものではないことが判明した。リップタイド作戦は、空から投下された対潜水艦戦用の武器と爆雷で、35年前の仕事を終わらせた。1955年、プロジェクトCOVENANTとPディビジョンの文書が紛失したことにより、作戦は重大な支障をきたした。1964年、ベルギー領コンゴ危機にデルタグリーンのエージェントが介入した。政府軍、CIA傭兵、ベルギー空挺部隊の攻撃を受け、苦境に立たされていたシンバとミュールレの反乱軍は、マルクス・レーニン主義から部族の神秘主義に答えを求めつつありました。シンバとミュールレの反乱軍は、ヨーロッパ人を追い出すために、古代の邪悪な宗教を受け入れ、「彼らの神アフトゥを呼び出して敵を食い尽くす」ことを計画していた。クルツ作戦では、デルタグリーンのエージェントが、1945年にカロテキアが計画したものと同様の次元の裂け目を防ぐことに成功した。次元の裂け目は開かなかったため、どの程度の破壊力があったかは不明である。デルタグリーンは、海軍の災害、特に潜水艦の損失について長い間関心を持ち続けていた。第二次世界大戦後、デルタ・グリーンはドイツ海軍の公文書を調査し、第一次世界大戦中のある恐ろしい出来事を明らかにした。1919年、ユカタン半島に漂着したドイツ海軍潜水艦U-29の艦長カール・ハインリッヒ中佐の航海日誌と称される瓶入りの原稿である。U-29は1917年6月以来行方不明になっており、行方不明とされていた。艦長日誌には、謎のエンジン爆発で大西洋の底に沈んだU-29の乗組員が、狂気と殺人に堕ちていく様子が記されている。また、奇妙な光を放つ神殿を戴く、崩れ落ちた海底都市についても記述されている。ログには、U-29を無力化するためにディープワンズが関与したことを示唆する出来事も記されている。「第一次、第二次世界大戦中、多くの艦船や潜水艦が跡形もなく失われたが、これほど明らかに海底生物の関与を示唆する事件は他にない。1952年、フランスの潜水艦ラ・シビルが地中海西部で忽然と姿を消したとき、デルタ・グリーンはフランス海軍に問い合わせをした。しかし、フランスが調査を妨害したため、実質的な調査結果は何も得られなかった。1968年、ウィー型潜水艦が全員死亡したことで、デルタ・グリーンは再び調査を行うことになった。ソ連はハワイ諸島付近でゴルフII弾道弾潜水艦を、アゾレス諸島付近で原子力攻撃艦USS SC01-pionを、西地中海でフランスのディーゼル攻撃艦MineI'veを失った。これらの調査結果も決定的なものではなかったが、デルタグリーンのメンバーの中には、地中海西部近辺で何かが潜水艦を攻撃していると確信している者もいた。1970年の地中海西部のNATO作戦を隠れ蓑にしようと計画していたデルタグリーンの作戦は、1969年にデルタグリーンが国防総省の調査対象になったため、中止された。1970年にフランスが同海域でディーゼル潜水艦エウリュディケを失い、ソビエトがスペイン北西部沖でノベンバー級原潜を失ったため、元デルタグリーンメンバーの多くは作戦が中止になったことを特に恨んでいます。

[ベトナム]

ベトナム戦争が激化する中、CIAや軍の諜報部員の多くがインドシナのジャングルで奇妙な出来事に遭遇していたことがわかった。その多くがデルタグリーンの許可を得ていた。1965年の時点で、デルタグリーンは、CIAがこの地域の山岳民族に見出した「反共産主義的な同盟者」の性格に懸念を抱いていた。「CIAのフモング、メオ、モタニャードの仲間は野蛮人でアヘン密輸業者だったが、CIAのチョチョ傭兵はもっとひどかった-彼らは恐ろしくサディスティックで、公然とカルウバルをやっていた。北ベトナム軍はラオスやカンボジアのジャングルからホーチミン・トレイルを切り開く際に、チョチョの重要な宗教施設を破壊したらしい）チョチョ族はコミュ二ストを熱狂的に嫌っていたが、デルタグリーンはCIAにこの卑劣な部族の武装とトレイルをしないよう助言した。予想通り、デルタ・グリーンの警告は無視された。CIAは、チョウ・チョウ族が私たち共産主義者と戦うことよりも、隣人のフムング族、メオ族、モタニヤード族を殺して食べることに関心があることが明らかになった後も、チョウ・チョウ族を武装させたことが間違いだったとは認めなかった。しかし、インドシナのジャングルには、チョウ・チョウ族よりももっと悪いものが跋扈していた。ラオス、カンボジア、ベトナムで、デルタグリーンは1964年にベルギー領コンゴで感じたのと同じようなシグナルをいくつか感知した。パメット・ラオ、クメール・ルージュ、ベトコンは、アメリカの火力と反乱戦術に押され気味で、「帝国主義の走狗」を追い出すためなら、どんなことでもやってみようと思っていた。デルタグリーンは、シンバとミュールレの神アル1トゥとクメールルージュの神アンカの間の不穏な関係に特に懸念を抱いていました。アンカは、デルタ・グリーンをとても、とても不安にさせた。何とかしなければならないのだ。

["終わり "か？］

1969年11月、デルタグリーンの許可を得た海兵隊大佐は、カンボジアにあるアンカを地球に降ろすための寺院に対する作戦を開始した。デルタグリーンの承認なしに行われたこの作戦は、大失敗に終わった。300人近い米軍兵士が殺された。生存者は国境を越えて戻り、彼らを送り込んだ海兵隊大佐を見つけ出し、殺害した。1970年5月、米軍と南ベトナム軍がカンボジアに侵攻したとき、準備万端のベトコンとクメール・ルージュの激しい抵抗に遭った。デルタ・グリーンはゲリラに情報を流したとして非難され、統合参謀本部によって調査された。1968年のテト攻勢、ラオスでの秘密爆撃、ミライの大虐殺で恥をかいたペンタゴンは、正式な侵攻の7ヶ月前にデルタグリーンがカンボジアで何をしていたか、議会に説明する必要はないだろうと思った。そこで、この事件をすべて水に流し、デルタグリーンを解散させることが決定された。1970年1月24日、デルタグリーンの許可と分類は公式に解除され、あの小さな緑の三角形は何百もの人事ファイルから取り除かれた。あの小さなステッカーを覚えている人はいて、1970年頃に見かけなくなったことまでは覚えているのだが、何のためにあったのか、なぜ削除されたのかをはっきり知っている人は少ない。やがてデルタグリーンは、官僚の神話に過ぎない存在へと消えていった。しかし、デルタグリーンはこれで終わりではなかった。

[再誕］

同じ1970年の夏、それまでデルタグリーンのクリアランスを持っていた40人の連邦政府高官が、ワシントンで秘密裏に、そして非公式に会合を持った。会議のテーマは、デルタ・グリーンが解散した今、国家安全保障に対する超自然的な脅威に対して何をすべきかを決定することであった。ある者はマジェスティック12の存在を知っていたが、MJ-I2が超常現象の脅威に対処するためのものだとは思っていなかった。他のデルタグリーンのOBは、MJ-I2の方向性から、国家安全保障に対する超常現象の脅威は、MJ-I2が潜在的に利用できる資源と見なすかもしれないと考えていました。デルタグリーンは、超常現象やオカルトを破壊することを志向していたのであって、彼らの力を利用する方法を見つけることを志向していたのではなかった。40人の元デルタ・グリーン・メンバーは、デルタ・グリーンのクリアランスを持っていた現役の政府関係者と静かに連絡を取り合い、非公式ではあるがデルタ・グリーンが復活したことを知らせることにした。徐々に旧知の仲が復活し、旧来の同盟関係が再構築された。デルタグリーンの最初の「非公式」作戦は、B-52爆撃機の数便がコースを外れ、インドシナで確認された、あるいは疑われたすべてのTchoTcho村を地図上から「偶然」爆撃するよう手配することだった。1997年のクリスマスまでに、デルタ・グリーンは予算も本部もスタッフもファイルもない状態で、事業を再開した。実際、ある意味では、以前よりもさらにうまくいっていたのである。

[初期組織再編]

I970 年からごく最近まで、デルタグリーンの組織は存在しなかった。デルタグリーンは、連邦法執行機関、情報機関、軍関係者の非公式かつ秘密の友愛団体として存在した。デルタグリーン自体には資金がなかったが、メンバーである人々は、たまたま働いていた機関や軍部から、必要に応じて資金、機材、サービス、パースオルメイを調達していた。デルタグリーンのエージェントはフルタイムではなく、FBI、CIA、USAF、IRSなど他の組織で様々な立場で働いていた。彼らはデルタグリーンのメンバーである上司によって、デルタグリーンの作戦（Op）に「割り当て」られ、その活動が通常業務の一部であるようにカモフラージュされました。定例会議も本部も運営委員会もなく、それぞれの機関がデルタグリーンの方が得意とする「何か」につまずいたときに、メンバーが連絡を取り合うだけだった。つまり、デルタグリーンは「知る人ぞ知る」アドホックな集まり、オールドボーイズネットワークに過ぎず、中央司令部は存在しなかった。あるメンバーが "何か "を発見すると、他のメンバーに連絡し、一緒に対処していく。その結果、予想通り、エージェントは死んでしまった。中央司令部も中央情報部もないデルタグリーンのエージェントたちは、通常、現在の状況以外の知識を持たないまま作戦に参加する。デルタグリーンの超常現象に対する方針は、「事象を止め、その証拠をすべて破壊し、痕跡を残さない」という焦土化であった。あるグループが得た情報は、別のグループにとって非常に有益なものであったかもしれない。しかし、その情報を伝達する手段も、それを配布する中央の司令部もなく、情報は失われた。多くの命が失われた。しかし、多くの事件は、生まれ変わったデルタ・グリーンによって見事に解決された。このことは、旧軍に好都合であった。彼らは概して、政府に愛想を尽かした辛辣な老人たちであり、何が起こっているかは自分たちしか知らない、どんな状況でも状況を完全に破壊することが最善の解決策であると感じていた。官僚に邪魔されなくなった彼らは、実利よりも怨念に突き動かされた「皆殺し」政策を指示した。これは、デルタグリーンが新たに非公式で非合法な存在となった最初の14年間、ほとんど知られていないが、多くのことが疑われている期間、続いたのである。

[フェアフィールド]

1994年2月。アメリカ陸軍少将レジナルド・フェアフィールド（退役）は、ロズウェル事件の後、トルーマン大統領によって地球外生命体との交渉のために結成されたマジェスティック12組織のウェットワークス支部、DELTAのメンバーによって自宅で暗殺された。MJ-12はデルタグリーンよりも長生きし、宇宙人との接触と協定締結に「成功」して今日に至っている。フェアフィールドは何十年もデルタグリーン（公式、後に非公式）のメンバーであり、正式に解散した後もグループを存続させた老練なマスターの一人であった。彼はしばらくMJ-12を調査しており、どうやら脅威とみなされるほどの知識を得ていたようだ。これはMJ-12がデルタグリーンに対して行った最初の直接行動であり、突然事態は大きく変化した。デルタグリーンはその組織とメンバーから、フェアフィールドの暗殺に迅速に対応できるような体制ではなかった。1994年まで、「公式」デルタグリーンの元メンバーは40人しか生きていなかった。このうち、まだ政府機関に勤務しているのは半数で、ほぼ全員が今後10年以内に定年退職を迎えることになる。少なくともデルタ・グリーンの何らかの作戦に参加したことのある公務員は200人以上いた。また、過去にデルタグリーンを担当したことのある退職した政府関係者は、おそらく200人はいただろう。引退したメンバーがデルタグリーンの作戦に呼ばれることもあったが、公的な地位がないため、その有用性は限られたものであった。政府機関の内外には、何千人ものデルタグリーンの "フレンドリー "がいた。デルタグリーンのフレンドリーは、デルタグリーンのメンバーを知っているが、そのメンバーがデルタグリーンに所属していることやグループの存在を必ずしも知っているわけではなく、そのメンバーが時々起こる「奇妙な」事件や出来事に興味を持っていることを知っている人々である。フレンドリーは、その事件や出来事の情報をデルタグリーンのメンバーに伝えただけで、それ以上のことはしていない。M]の脅威を実感した

• 連邦政府の自治、一般市民の安全、そして特にデルタグリーンの存続と運営に対して、ジョセフ・キャンプ教授（OSSとデルタグリーンのベテランで、議会図書館の研究部門で司書として働いている）は、変化の時が来たと判断し、その後数ヶ月かけてデルタグリーンの他の古株を説得していきました。MJ-I2のパラノイアと腐敗が深刻化し、デルタグリーンが何か違うものになるときが来たのだ。1994年の秋、この変化は進行し、デルタグリーンは再び生まれ変わった。

[デルタグリーンの現在］

デルタグリーンは、1970年以来、連邦政府内の非公式で違法な陰謀であることに変わりはない。しかし、グループ内部の組織構造は、組織的陰謀の古典的な細胞構造、特に第二次世界大戦中に枢軸国と戦うために結成されたOSS組織パルチザン・グループの構造を模したものに変化している。デルタグリーンの各メンバーは、アクティブなエージェントだけで構成される3人組のセルのメンバーである。(ただし、すべてのエージェントが現場で働いているわけではないが、全員がデルタグリーンの一員であることに注意）。各セルのメンバーは、他の2人のメンバーを名前と職業で知っている。しかし、他のすべてのセルのメンバーは、コードネームで知られています。この名前は、トップセルがアルファベット順に割り当て、セルごとに同じ文字で始まり、アルファベット順に下がっていく。したがって、デルタグリーンのトップセルのメンバーは、アダム、アンドレア、アルフォンスと呼ばれる。セルが26個以上アクティブになることはなく、最大で合計78人のエージェントがアクティブになる。あるセルのAUメンバーは、自分より上のセルのリーダーのコードネームと、自分より下のセルのリーダーのコードネームを知っている。このため、セルメンバーが自分のセルメンバー以外の人を直接裏切ることがないのが理想的だ。セル間のコミュニケーションは、可能な限り電子メール（コードネームのみ使用）で行われ、そのようなメールはすべて暗号化され、複数の匿名コンピューターサーバーを経由するため、サーバーが物理的に侵害されない限り、いかなる形の追跡も不可能である。電話連絡は許可されていますが、そのような電話は自動化された中央の暗号化された電話ルーターを介して配置されることになっています。携帯電話の外にいる他のエージェントに連絡する必要があるエージェントは、サーバーの1つにメールを送るか、ルーターに電話をかけます。彼らは、希望する受信者のコードネーム（電子メールメッセージのアドレスに入れるか、電話のキーパッドに入力する）を提供するだけで、通信は自動的にルーティングされ暗号化されます。電話や電子メールのサーバーやルーターは、現代のテクノロジーが許す限り安全であり、その物理的な位置はトップセルのメンバーだけが知っています。万が一、セルに侵入されたとしても、サーバーやルーターの位置を知ることで、通信の継続を止めることはできません。暗号は、サーバーの物理的なセキュリティが保たれている限り、現在の方法では解読不可能です。もちろん、実際には、これほど完璧なものはない。作戦に参加するデルタグリーンのチームは3人以上のエージェントで構成されることが多く、当然ながらチーム内のエージェントはお互いの名前と職業を知ることができる。しかし、諜報員が堕落したり尋問されたりした場合の被害を最小限に抑えるため、可能な限り直接隣接しない細胞でチームを構成する。あるエージェントが他の3、4人のエージェントの身元を明かすことができ、そのエージェントがさらに3、4人のエージェントの身元を明かすことができるかもしれない。しかし、ある時点で実際の身元を知ることはなくなり、組織の完全性は保たれる。そうであってほしい。78のポジションのうち、アクティブなエージェントのほかに、前述のデルタグリーンの支援者がいる。これらの人々はコードネームを名乗らず、いかなる細胞構造にも属さない。多くの支援者はデルタグリーンのことをほとんど知らず、単に個々のエージェントが接触してくるだけで、その支援者が知る限りでは、日常的な任務についているように見える。しかし、中にはデルタグリーンを知っている支援者もいます。そのような支援者との接触は、中央コンピュータシステムによる秘密の電子メールや電話連絡で行われることになっています。エージェントは、DGawareの支援者と接する際には、可能な限りコードネームを使用するよう奨励されています。しかし、現場ではそのような区別が曖昧になり、一部の支援者は事実上のエージェントとなり、最終的には正式なエージェントとして採用されることもある。しかし、そのようなレベルの支援者は、デルタグリーンの細胞構造からできるだけ隔離されており、普段接しているエージェント以外の名前は与えられていない。第三の分類として、非活動型エージェントが非公式に存在する。不活発なエージェントとは、引退、精神的不安定、犯罪者の収監、その他の理由で、もはや活動しないエージェントのことである。非友好的な状況でデルタグリーンを去った場合（その場合はバッドニュースとみなされる）以外は、公式には友軍とみなされる。非活動的なエージェントは、セル構造のメンバーではなく、旧コードネーム（1994年以降にデルタグリーンにいたとして）を放棄している。これらの人々の他に、デルタグリーンのエージェントになるための潜在的な新兵として狙われている人々がいる。そのような人たちは支援者とみなされますが、細胞構造に空きができると、その人たちはデルタグリーンの正式なエージェントとして迎え入れられます。完璧なシステムとは言えないが、今のところうまくいっている。デルタグリーンのリーダーたちは、自分たちの活動を本格的に調査すればデルタグリーンが潰れることは必至であると認識しており、そのような調査が行われないように物事を静かに進めることが精一杯である。組織の幅広い人脈から、組織の存在や構造に関する通常の調査はすぐに発見され、（願わくば）方向性を誤らせるか、大きく前進する前に止めることができるだろう。しかし、残念ながら、デルタグリーンの指導部にとって、このような調査の最も有力な情報源はマジェスティックI2であり、デルタグリーンにはこの地域からの信頼できる情報源がないことが明らかである。そのため、デルタグリーンはMJ-I2とその活動に関する情報を可能な限り収集することに照準を合わせている。カンプ教授をはじめとするデルタグリーンのリーダーたちは、いざとなったらMJ-I2に関する十分な証拠を集め、リーダーたちを脅して手を引かせることができるようにしたいと考えている。彼らが正しいかどうかは、時間が経てばわかる。

[目標・信条]

現在、デルタグリーンの目的文は以下の通りです：

• . 超常現象に端を発する脅威から米国市民を守ること。
• . 超常現象の脅威から米国の治安を維持する。
• . 超常現象に関する情報を収集すること。

デルタグリーンの上級エージェントは、このリストに4つ目の目標を加えるかもしれない： 地球上で活動し、政府の一部と協力しているエイリアンを発見し、連邦政府の自治と合衆国憲法の権威を脅かすエイリアンを排除することである。このことは、デルタグリーンの指導者たちがマジェスティック- I2 を暴露し、破壊することを望んでいることを意味する。MJ-I2はこの目標を認識しており、デルタグリーンを国家安全保障と連邦政府とエイリアンの間の継続的な同盟に対する深刻な脅威とみなしています。このトピックの詳細については、MajesticI2 の章を参照してください。デルタグリーンのエージェントの多くは、組織が再び連邦政府の正式な一部になることを望み、いつかそのような行為がすべて許され、適切なものとして受け入れられると信じて、自分たちの違法行為を合理化します。このようなエージェントは、情報収集に重きを置き、最終的には行政府に説得力のある事例を提示し、デルタグリーンを正式な組織として復活させることを望んでいる。また、組織のカウボーイ的な性格を楽しみ、かつての焦土化政策に共感しているエージェントもいる。彼らは情報収集にはあまり興味がなく、不可逆的な行動によって状況を解決することを好む。このようなエージェントにとっては、「生存者なし、証拠なし」が最高の情報収集となる。このようなエージェントの多くは政府に対して辛辣な態度をとり、政府がやりたがらないこと、あるいはできないことをやるのは自立した責任ある個人であると信じている。しかし、他のエージェントたちは、真実のための情熱的な十字軍である。彼らは、デルタグリーンが超常現象の知識を秘密にしていることは、アメリカ国民に不利益を与えていると考え、すべての人の安全のために、そのような現象を世界に公開することを目指すべきだと考える。このようなエージェントは、極めて少数派である。デルタグリーンの指導者たちは、このような決定はデルタグリーンの権限すら超えており、その権限は真に行政府に属すると信じている（少なくとも現時点ではそうである）。その結果、デルタグリーンに採用されるエージェントのほとんどは、先の2つのプロファイルのいずれかに当てはまる。後者のプロファイルに当てはまるエージェントは、エージェントというよりむしろフレンズである可能性が高く、全体像に関する知識は限られており、その視点はデルタグリーンの組織の大多数に共有されているものではない。

[エージェント]

デルタ・グリーンのエージェント（78人）は、政府のさまざまな分野から集められており、個々のエージェントがそうでなくても、ほぼ全員が法執行の権限を持っている。(デルタグリーンのエージェントの中には、単なる研究者、官僚、法執行機関の専門家もいる）。約半数は、FBI、CIA、DEAといったほんの一握りの組織から来たものです。残りの半分は、国税庁、国立公園局、商務省、米国郵政公社など、さまざまな分野の出身者です。捜査官は、法執行権を持つ政府機関からほぼ独占的に集められ、特定の捜査官が法執行権を持っていなくても、彼らの活動を合法的な法執行機能の下にカモフラージュすることができるようになっています。(米国議会図書館のジョセフ・キャンプ教授のように、法執行権を持たないエージェントは非常に稀である）。その他の政府機関の代表はデルタグリーンのフレンズである。これらの後者の組織の多くは法執行権を持たないが、デルタグリーンに役立つ特定の専門分野や知識の領域を持っている。典型的なデルタグリーンのエージェントは、30代半ばから後半の連邦政府職員で、少なくとも10年以上の法執行の経験があるキャリアである。デルタグリーンは、捜査官を採用する際、法執行機関の経験を最優先しています。これは、法執行機関の法令、手続き、官僚主義に精通している者だけが、デルタグリーンの活動において、それらをうまく、一貫して回避できると考えているためです。さらに、関連する法執行機関の権限と資格を持つことは、作戦を実行し、市民や地元の法執行機関の協力を得るために不可欠である。最後に、デルタグリーンのエージェントが直面する超常的な脅威は、エージェントと市民の命に関わる本物の危険であり、法執行機関の訓練を受けた者は、異なる訓練を受けた者よりもこの危険なフィールドワークに適していると信じられている。デルタ・グリーン捜査官78人のうち、日常業務でバッジと銃を携帯していないのは、20人以下である。

[友好関係]

一方、デルタグリーンのフレンドリーは、しばしば異質な存在となります。250人以上の友軍がいるが、そのうち法執行権を持つ者は4分の1に過ぎない。残りは、研究者、科学者、学者、官僚、政治家、公務員など、さまざまな顔ぶれである。デルタグリーンの仲間は、郵便配達員から引退した将軍、ニューエイジの店主まで、さまざまな立場の人がいます。すべてのフレンドリーはデルタグリーンのトップセルによって追跡され、キャリアステータス、場所、知識分野などを記録しています。フレンドリー全体の80％は連邦政府職員です。(万が一、デルタグリーンのデータベースが調査によって漏洩した場合、各サーバーやルーターに記録が保存されているため、フレンドリーが最初に狙われやすい。彼らはデルタグリーンの知らぬ間に生贄の子羊になっているのです。組織のリーダーたちは、200人以上の連邦政府職員（そのほとんどは組織についてほとんど知識がなく、犯罪を犯したこともない）を調査することは困難な作業であるため、そのような調査を長期間停滞させ、本当のエージェントが適切に調査に対処する時間を与えることを望んでいます。この厳しいが好都合な策略に気づいている友軍はおらず、ほんの一握りのエージェントしかいない)。フレンドリーの大半は、デルタグリーンのエージェントが作ったコンタクトで、間接的に調査を手伝ったことがあり、超常現象の知識はあるがデルタグリーンの知識はない人たちである。これらのコンタクトは、超常現象の存在を認識し、どのような状況であっても対処できるように、通常、遠隔での相談や証拠（法医学、金融、その他）の分析を通して、できることを行ってきた。通常、このような友軍は、自分が合法的な秘密捜査に協力していると信じ、上司や同僚、部下にそのような任務を隠すことまで含めて、その任務の秘密性に関して与えられたどんな指示にも従います。デルタグリーンの友軍のうち、少数派（20％程度）は事実上のエージェントであり、チームメンバーとして作戦に直接参加したことがある者である。このようなフレンドリーは、デルタグリーンの存在を知っているが、それが正当な組織であり、自分たちの行動が政府によって承認されたものであると信じている。デルタグリーンが非公式で違法な組織であることは、エージェントから知らされた場合のみ知ることができる。デルタグリーンのリーダーは、そうするためには正当な理由が必要だと主張するが、単なる仲間意識から、あるいは目の前の脅威の重要性と秘密の必要性を友人に印象づけるために、そうなることもある。デルタグリーンの実態を知る友軍は、MJ-I2が関与することで教化されることが多い。デルタグリーンの指導者は、MJ-12の直接関与は、友軍が自国政府のメンバーに対して直接（致命的な）行動を取ることを意味するので、知る必要がある状況であると合意した。

[作戦]

デルタ・グリーンのエージェントが従う標準的な作業手順は、デルタ・グリーンの作戦に参加する際の秘密保持に細心の注意を払うことである。諜報員がいつもの仕事を休んでいることを説明するためのカバーストーリーを持つことが最も重要である。どのように隠蔽するかは、各機関の特殊性によって決まる。FBI捜査官が参加するデルタ・グリーンの作戦は、"FBIスペシャル "として偽装されるかもしれない。CIAや軍の諜報員は、国外で「ブラックオプ」を行うという名目で活動するかもしれない。デルタ・グリーンの諜報員が死亡した場合、諜報員の雇用主はその諜報員をネパールやペルーなどでMIAとして登録したり、諜報員が「休職」している間に起きた訓練事故や不慮の事故として、その死を隠蔽することがある。デルタ・グリーン・エージェントはまた、自分たちの活動が、所属機関の記録やファイルに「官僚的な足跡」、つまり紙の痕跡を残さないようにします。デルタグリーンの作戦のほとんどは、通常、官僚的な痕跡を残すものであり、あまりに熱心に隠蔽すると、そのことが注目されることになります。通常、デルタ・グリーンの作戦は、急遽認可された作戦であり、おそらく文書が少し少なく、結論が出ない結果をもたらすと思われる。極端な例では、デルタグリーンのメンバーは、デルタグリーンの作戦についてあまりに多くのことを明らかにする可能性のあるファイルの代わりに、機関の記録を改ざんしたり、偽物のファイルを代用したりした。超常現象の証拠は、常に公式報告書で説明されている。また、デルタグリーンが自ら調査や作戦を開始しないこともしばしばあります。多くの場合、DEAやEPAのような他の機関が、デルタグリーンのメンバーの注意を引いた出来事について調査を行っている。そのデルタグリーンメンバーは、関連する情報をトップセルに報告し、その後、他のセルの行動を通じて、その事件の責任がデルタグリーンエージェントの多い機関に移るか、デルタグリーンエージェントがその調査に割り当てられることを確認する。捜査にあたったデルタ・グリーン・エージェントの動機と推論は、通常、公式の捜査官のそれとは大きく異なる。ハイブリッド・デルタ・グリーン作戦は、デルタ・グリーンが特定の仕事を遂行するのに十分な人員や火力を持たない場合にしばしば使用される。1928年のインスマス襲撃のような作戦は、デルタグリーンの公式な活動が終了してからは、もはや資源を動員することができない。その代わりに、デルタグリーンのメンバーは、他の機関を操って自分たちの仕事をさせなければならないこともある。デルタグリーンのハイブリッド作戦の好例は、1993年にテキサス州ウェイコ近郊のブランチ・ダビディアンの屋敷をATFが急襲したことで、これはデルタグリーンの古い「カウボーイ」組織の最後の主要作戦でもあった。デルタ・グリーンの捜査官は、以前からフリンジ宗教団体を調査しており、ブランチ・デービディアンと、シニスター・オカルトと関係のある2つの宗教団体との間につながりを発見したのである。デービッド派の神話活動への関与は確認されなかったが、捜査官たちはとにかく前進した。彼らは、ダビディアンたちが連邦銃刀法に違反していることを知り、ATFに密告した。睨み合いが始まった頃には、現場にいたATFとFBIのうち、DGを認識していたのはほんの一握りだった。ワコーの大火災は、デルタグリーンがよく知る大惨事であった。しかし、デルタグリーンの古参は、この作戦をハイブリッド作戦として成功させたと考えた。デルタグリーンの関与が露見することなく、正規の機関が手際よく仕事をこなし、ウェイコの脅威はすべて排除された。もちろん、灰の中からオカルトの脅威があったかどうかを示す情報は得られなかったが、1993年のデルタグリーンにとって、それはあまり重要ではなかった。逸話はさておき、ハイブリッド作戦は、大規模な資源の開発以外の機能を果たしている。ハイブリッド作戦は、デルタグリーンにとって良い新人になりそうな、有能で心の広い連邦政府高官を見つけるためによく利用される。

[リクルート]

他の友愛団体と同様に、デルタグリーンは新しいエージェントを友人の中から、あるいは必要なスキルや経験を持つ人々の中から募集する。通常、デルタグリーンは、何らかの超常現象を経験したことのある人、あるいは従来の科学では説明できないような物事や出来事の証拠に遭遇したことのある人だけを採用する。あるいは、デルタグリーンが切実に必要としている技術や材料へのアクセスを持っている人でなければなりません。デルタグリーンのリクルーターは、どんな証拠があっても、超常現象の存在を説得しようとはしません。デルタグリーンのリーダーは、個人が組織に採用される前に、まず超常現象を信じることを個人的に約束する必要があると強く信じています。デルタ・グリーンの古参エージェントの中には、超常現象のブーケを持つ報告書を探して、各機関のファイルに目を通すだけで、何もしない人もいる。しかし、超常現象を露骨に描写した報告書（例えば、「私のパートナーはゾンビに食べられた」）は、その報告書を提出したエージェントがデルタグリーンに入門する裁量を持たない可能性を示しています。適当な匂いのする事件が掘り起こされると、報告者は出生から現在の地位まで調査される。そして、その新兵は「セキュリティ上の機密事項」について尋ねられ、デルタグリーンの注意を引くような報告書を提出する原因となった事件について、詳しく説明するよう求められる。面接官は、新兵から事件の真相を聞き出そうと全力を尽くす。もし、その新兵が論理的に説明できないようなことを本当に経験したのであれば、彼はデルタグリーンの作戦に参加することができると「タグ付け」される。この最初のデルタ・グリーン作戦は、カモフラージュされており、新兵は各機関の通常の作戦に参加していると考える。新兵は、デルタグリーン作戦を遂行するために、1～2人の新米デルタグリーン捜査官とともに、通常の業務から一時的に解放される。超常現象を2度目に体験した新兵は、通常の任務に戻されるが、その際、何が起こったかを誰にも言わないようにという厳命が下される。そして、新兵がその体験にどう対処するかを観察するために、観察下に置かれる。新兵が口撃したり、精神科に通い始めたり、手術後にバルビツール酸の処方箋を手に入れたりしなければ、その新兵はもう1回合格の札を付けられる。新兵が期待に沿う活躍をしなかった場合は、二度と声をかけられない。新兵がまだ適切な状態にあると判断された場合、数カ月後に次のパスが行われる。新入社員の所属事務所にいるデルタグリーンの上司が、デルタグリーンとは全く関係のない通常の仕事を与える。しかし、このアプローチと「一時的な配置転換」は、新兵に「また何か変なものに立ち向かうんだ」と思わせるためのものである。新兵が物陰に入り込むこともなく、あらゆる出来事に超常現象の説明をつけることもなく、任務をきちんとこなせば、デルタグリーンに入門することになる。このテストに失敗した場合、彼はデルタグリーンにふさわしくない気質であると判断され、二度と接触することはない。紹介は、新兵が提出した変な報告書を最初に引いた上司が行う。「次の秘密会議に出席すると、他のデルタグリーンのエージェントが何人か出迎える。通常、FBI、CIA、NSA、DIA、そして3つの軍事情報部門から少なくとも1人の代表者が参加する。その目的は、トップシークレットのセキュリティクリアランスの多さに、新兵の目をくらませることにある。そして、デルタグリーンの歴史と、超常現象の脅威から米国市民を守り、超常現象の脅威から米国の安全を維持し、超常現象に関する情報を収集するという任務について、高度に編集された説明がなされるのです。そして、新兵は、「いつか、この組織に助けを求めることができるか」と尋ねられる。新兵は、自分が遭遇した異変をデルタグリーンに知らせることができるように、最初の作戦に参加したデルタグリーンのエージェント（コードネーム）の連絡先を教えられる。新兵は必要に応じて他のデルタグリーンのエージェントを紹介されるが、接触が短時間の場合はコードネームで呼ばれる。この時点で、新兵はデルタグリーンが政府からの正式な認可を受けていると思い込まされる。実際、デルタグリーンのエージェントの15%は、デルタグリーンが正式な認可を受けていないことを認識しています。やがて、新米エージェントは偶然に真実を知るか、他のデルタグリーンのエージェントから教えてもらうことになる。その時、新しいエージェントは、あまりに深く入り込み、あまりに多くのものを見てしまったため、後戻りできなくなる。デルタグリーンの新米エージェントが真実を知るまでに、彼はおそらく最高機密情報を伝え、政府の資金や設備を不正に使用し、これらの非常に疑わしい活動への関与を隠すために意図的に政府の報告書を改ざんまたは破棄したことでしょう。これらの事実が発覚した場合、彼はあらゆる方法で連邦政府の訴追を受ける可能性がある。起訴の脅威は、必要な場合を除き、新米エージェントにつきまとうことはない。エージェントは暗殺されると脅されることはないが、それは選択肢の一つである。通常、ほとんどのデルタ・グリーン・メンバーは、自分たちが直面する脅威は、仕事に付随する隠蔽工作に値すると理解している。

[諜報活動]

デルタグリーンは何を知っているのか」という問いは、キーパーが解決しなければならないものである。デルタグリーンは現在、カウボーイ的な焦土化グループから組織化された情報収集型の陰謀団へと変遷中であるため、キーパーはキャンペーンを設定し、シナリオの必要性に応じたリソースのみを調査員に提供することに最大限の柔軟性を持つことができる。調査員がファイヤーヴァンパイアと対峙している場合、デルタグリーンは役に立つファイルを持っているかもしれませんし、そうでないかもしれません。それはキーパー次第です。大まかには、デルタグリーンのわずかな中央ファイル（主にカンプ教授によって集められた）は、2つの主要な分野に焦点を当てています：ディープワンズとグレイズです。ディープワンズに関するデルタグリーンの知識は、この章の他の部分で紹介したものと一致している。簡単に説明すると、デルタグリーンは主に水中に住む水陸両用のヒューマノイド文明の存在を認めており、人類を繁殖用として利用する目的以外では、人類と敵対している。これらの生物は、ほとんどの人間にとって未知の魔法や技術を駆使している。秘密主義で、征服や拡大にはあまり興味がないようで、彼らの第一の目的は、単に種族の生存と繁殖にあるようです。彼らは孤立した海辺のコミュニティを腐敗させ、そのようなコミュニティの重要なメンバーを奇妙な水棲の神や存在への崇拝に向かわせ、ディープワンと人間の交配を奨励することで知られています。ディープワンのハイブリッド（このような交配の子孫）は、一般的に言って、生まれてから20年か30年は人間に見えるが、ディープワンの遺伝子が彼らを水陸両用の生物に変え始め、海への心理的魅力を植え付け始める。ディープワンは、地球上に残る数少ない先住民族の文化であり、自治と生活様式を保っている。もし彼らが異質で、敵対的で、めったに遭遇できない存在でなければ、ディープワンは世界中の人類学者の憧れの的になっていただろう。しかし、ディープワンの現在の行動や計画を推測することは困難である。なぜなら、197年代半ば以降、ディープワンの目撃情報やディープワンの活動報告は5件しかないからである。グレイは別問題である。特にここ数年、UFOや陰謀の伝承が一般化したこともあり、彼らの存在は市民の間でよく知られている、あるいは少なくとも一般的な伝承である。デルタグリーンは、グレイズが地球、特に米国政府との友好的な接触を求める死の星からの平和的な存在であることを知っています。つまり、グレイズが地球上で行っている様々な実験や市民の権利を侵害する行為を隠蔽し、その代わりに優れた技術に関する情報を提供するなどの利益を得るということである。グレイズを扱う政府内の主要なグループは、マジェスティック12（NlJ-I2）と呼ばれ、政府内でほぼ完全な自治権を持っています。MJ-I2はエイリアンとの条約を交渉し、政府の協力のもとエイリアンが米国内で活動できるようにしました。デルタグリーンは、グレイズは彼らが言うような存在ではなく、ディープワンズに似た地球人類であり、人類との交流を深めるためにグレイズを装っていると考えています（デルタグリーンは半分だけ正しい）。また、デルタグリーンは、グレイズがMJ-I2を自分たちの目的のために堕落させ、エイリアンがMJ-I2を利用して自分たちの秘密の計画を進めていると考えている。この2つの分野以外では、デルタグリーンが持っている超常現象に関する情報は、せいぜい大雑把なものでしかない。もちろん、デルタグリーンには、ポルターガイストや超能力、フリンジ的な怪奇現象など、伝統的な超常現象を経験した仲間も多い。しかし、神話の力は別問題である。デルタグリーンは神話というものを全く理解しておらず、ディープワンやその他の神話の存在も、クトゥルフと同様にビッグフットを含むような大きな超常現象の一部であると仮定している。デルタグリーンは神話の一部に関連するファイルを持っているかもしれないが、神話的現象の相関関係はせいぜい稀である。何世紀にもわたる人間の民間伝承や迷信をかき分けて、誰が神話と我々の世界で起こっている他の奇妙なことを見分けられるだろうか？デルタグリーンは、今のところ見分けがつきません。

[結論]

デルタグリーンの存続は秘密主義にあり、特にMJ-12をあまり怒らせないことが重要である。MJ-I2は大きな力を持っており、必要であればデルタグリーンを破壊することも可能です。今のところ、その必要性は感じられず、デルタグリーンは当分の間、この状態を維持したいと考えています。デルタグリーンは様々な現象を調査しているが、グレイズやMJ-12に関わる調査はごく一部である。デルタグリーンは、幽霊や失踪、カルト活動など、さまざまな現象を調査しています。そのため、デルタグリーンのエージェントが巻き込まれるシナリオは、ほぼすべて構築可能です。MJ-I2は影の脅威であり、デルタグリーンのエージェントの多く（おそらく大多数）は、このグループの存在や目的についてほとんど何も知らない。もちろん、ほとんどのエージェントはUFO陰謀論でMJ-I2の存在を知っているが、MJ-I2の存在については、エルヴィスが生きているという説と同じくらい信憑性のないものとして否定している。このような捜査官は、他の形態の超常現象の脅威、特にカルト関連の活動を扱うことに重点を置いている。インスマスにしろカンボジアにしろ、一握りの偏狭な狂信者が大きな破壊をもたらすことは歴史が証明している。また、超常現象に興味を持つ単独の狂信者の行動が、恐ろしい事件を引き起こすこともあります。このような脅威が、デルタグリーンの作戦の糧となるのです。デルタグリーンの将来は不透明である。ほとんどのエージェントは、このグループが今後長い間違法に活動すると考えており、デルタグリーンがMJ-I2との秘密戦争にどれだけ近づいているかを理解している者は少ない。エージェントが一人でも失敗すれば、組織全体が危うくなる可能性がある。そのため、新しいエージェントは慎重に選ばれ、情報の流通も制限される。例えば、グレイとMJ-I2の活動に関わる作戦に参加するエージェントは、デルタグリーンのリーダーから限られた情報しか提供されないかもしれない。これは、エージェントがMJ-I2の指揮系統の中で調査を進めすぎるのを防ぐためである。グループのリーダーは、情報提供の要請を慎重に判断しなければならない。危険を最小限に抑えて任務を遂行するために必要な重要な情報の必要性と、グループが維持しなければならない秘密性のバランスを取らなければならない。ここ数十年、超常現象が増加し、エイリアンの活動が活発化していることから、デルタ・グリーンのエージェントはかなり忙しくなることが予想されます。世界は広く、その背後には生命と正気を脅かす未知の世界が潜んでいる。デルタグリーンは、どんな犠牲を払っても、その見えない世界を抑えるというありがたい仕事を担っている。

[タイムライン：デルタグリーン］

Rdam Scott Glancy

• 1917: 海軍情報局、P課を設置。
• 1927年7月 ロバート・マーティン・オルムステッド、マサチューセッツ州インスマスにディープワンが長期的に潜入し、住民と交配していることを知り、逃亡する。財務省の捜査官がインスマスの調査を開始する。
• 1928年2月 財務省および海軍はCOVENANfプロジェクトを開始し、インスマスへの大規模な襲撃と、デビルズリーフにあるディープワンの海底都市ヤンスレイの爆撃で終結する。
• 1929年11月1日 財務省のプロジェクトCOVENANfのエージェントが再配置され、ブラック・チェンバーが解散される。ONIのP部門がプロジェクトCOVENANTとブラック・チェンバーの人員の大半を吸収する。
• 1930: P師団がフィリピン群島のピエドラ・ネグラ島を急襲する。500人の捕虜を確保し、ダゴン密教に関連する膨大な遺物を回収、作戦は大成功と称される。
• 1933: P師団がニカラグアの太平洋岸にある漁師の村アグアベルデを急襲。この作戦では作戦情報や捕虜を得ることはできなかった。数点の遺物が回収され、P師団のコレクションに加えられる。
• 1933-1942: この時期、Pディビジョンは大規模な作戦を実施することはなく、米国領土内の小規模な調査にとどまる。
• 1942年2月12日 P師団司令官マーティン・クック中佐は、OSSチーフであるウィリアム・J・ドノバン少将にP師団のスーパーナウルフとオカルトに関する経験について説明する。クックは、P師団をOSSに統合することを提案する。ドノヴァンはこれに同意し、1週間以内に合併が実現する。新組織は、このグループのために設けられたセキュリティ・クリアランスにちなみ、非公式にデルタ・グリーンと呼ばれるようになる。
• 1942年2月～1945年10月 ヨーロッパでの戦争中、デルタグリーンはSSカロテキアと戦う。
• 1942年12月 デルタグリーンのコマンドーとフランスのパルチザンが、コーンウォール沖で行われたカロテキアのエージェントとディープワンコロニーの代表者の会合を急襲する。ディープワンとの対話を開こうとするナチスの試みは中断される。
• 1945年6月1日： オペレーション・サマー・ブリーズ: デルタ・グリーンは、ソ連占領下のウィーンから貴重なカロテキアのファイルを密輸することに成功する。
• 1945年6月～9月 ルナシー作戦：デルタグリーンは、ワーウルフの組織を排除する。
• 1945年10月1日： OSSとデルタグリーンが解体される。
• 1947年6月24日（？ニューメキシコ州コロナとホーススプリングス付近で雷雨によるUFO墜落事故が発生する。
• 1947年7月7日 アメリカ陸軍航空隊第509爆撃隊がUFOの残骸を回収し、墜落を隠蔽する作戦を開始する。デルタグリーンの退役軍人の何人かが、このプロジェクトを支援するため、再び召集される。
• 1947年9月24日 トルーマン大統領がUFOの残骸を分析するためにマジェスティック12特別研究プロジェクトを結成する。MJ-12は大統領にのみ回答、報告する。デルタグリーンの退役軍人は、敵対する外国勢力にエイリアン技術の使用を否定するためとされるデルタグリーンを復活させるためのロビー活動に成功する。
• 1947年10月 デルタグリーンはヨーロッパと南米で、SSカロテキアの元メンバーを追跡する活動を開始する。
• 1947年12月30日： MJ-12は、UFOの目撃情報を隠蔽し、信用を落とすために空軍のプロジェクトSIGNを設立する。プロジェクトSIGNは243件の事例を「調査」する。空軍が説明できないことを隠蔽するために、デルタグリーンの何人かがMJ-12に永久的に移される。
• 1948-1956: デルタグリーンは、南米に住む元カロテキアメンバーを追跡し、排除するための活動、オペレーション・サウザーン・ホスピタリティを実行する。
• 1952年4月 デルタ・グリーンは、継続中のオペレーション・サウザーン・ホスピタリティの一環として、南極の襲撃を開始する。
• 1952年11月～1953年2月 デルタグリーンはシベリアでSIC SEMPER TYRANNIS作戦を実行し、長寿と寿命延長を研究するNKVDのプロジェクトを破壊する。
• 1955: プロジェクトCOVENANfとPディビジョンのファイルが、正気を失ったダニエル・フレイスによって破壊される。
• 1963年4月10日 USSスレッシャーがケープコッドの東100マイルで全員死亡する。デルタグリーンWlCoversディープワンの関与。
• 1963年4月～5月 デルタグリーンのリップタイド作戦により、1928年の潜水艦による攻撃で被害を受けただけのディープワンの都市イハ・ンスレイが完全に破壊される。
• 1964: デルタグリーン作戦KURTZがベルギー領コンゴのシンバとミュールレのアフトゥ教団を消滅させる。
• 1969年11月 カンボジアでのデルタグリーン作戦が大失敗し、300人近いアメリカ軍兵士が死亡する。統合参謀本部は責任を追及するために調査を開始し、この事件に関する知識を否定する。
• 1970年7月24日 統合参謀本部によってデルタグリーンは正式に解散させられ、違法な陰謀として非公式に活動を開始する。
• 1970年12月 デルタ・グリーン初の非公式作戦として、B-52爆撃機が東南アジアの共産主義者の目標から転用され、チョート族の村や宗教施設を爆撃する。
• 1971年～1993年：この間に50～80のデルタ・グリーンの作戦が行われる。このような秘密裏に行われるアドホックな作戦については、ほとんど情報がない。
• 1993: テキサス州ウェイコ近くのマウント・カルメル・リトリートでのカルト活動に関するデルタ・グリーンの調査により、ブランチ・ダビディアンが破壊されるに至る。
• 1994年2月25日： デルタグリーンの長年のメンバーであるアメリカ陸軍のレジナルド・フェアフィールド少将は、マジェスティック12のウェットワークス部門であるNROデルタのエージェントによって自宅で暗殺される前に、197年以前のデルタグリーンの活動に関するファイルを他のデルタグリーンのメンバーに送信することに成功する。
• 1994年春・夏： デルタグリーンのジョセフ・キャンプ教授は、生き残ったデルタグリーンの退役軍人を説得し、特にマジェスティック12の脅威に対抗するために、情報の収集と集中化を図るためにグループを再編成する。

[デルタグリーンの重要人物］

Rdam Scott Glancy

[ジョセフ・キャンプ博士]

1942年、ジョセフ・キャンプは、ハーバード大学の極東研究学科から、当時まだアシスト部隊の一部だったデルタグリーンにスカウトされました。極東の宗教に関する博士課程での研究は、彼を格好の勧誘対象としていた。彼はヨーロッパで勤務したことはなかったが、ナチスのカロテキアに対するデルタグリーンの作戦には精通していた。中国、チベット、東南アジアでの任務で、キャンプは神話やそのエージェントと少なからず接触した。キャンプは優秀な成績を収め、終戦前に少佐の階級に就いた。キャンプは一時、中央情報局に勤務したが、1947年にデルタグリーンが再編されるとすぐに復帰した。キャンプ教授の超常現象に関する調査は、宇宙の本質に関する多くの不穏な真実を明らかにした。しかし、暗号解読者ダニエル・フレイスやデルタグリーンの創設者であり司令官であったマーティン・クック海軍提督のようなデルタグリーンの伝説的人物が精神崩壊を起こすようなことはなかった。キャンプは、1970年に国防総省がデルタグリーンを解散させるまで、デルタグリーンと活動を続けた。デルタ・グリーンの2度目の解散後、キャンプは、ケツとeIGの資格を持っていたにもかかわらず、デルタ・グリーンのスキャンダルの汚名を着せられ、諜報機関で働くことができなくなったことを知った。カンプ教授は、学術界における「発表するかしないか」という環境に対応する能力がないことを知っていたので、代わりに議会図書館で研究者兼管理者の職に就くことを選びました。それから間もなくして、キャンプ教授はデルタグリーンの元メンバー数人から連絡を受け、デルタグリーンを非公式に復活させるための秘密会議に出席するよう要請された。それ以来、キャンプ教授はデルタ・グリーンの最新の姿を最も熱心に支持する一人となっている。1994年、M)-I2によるデルタグリーンの退役軍人レジナルド・フェアフィールド少将の暗殺を受け、デルタグリーンの自由奔放な非組織では、通常の超常現象はもとより、MJ-I2やグリーズの脅威に対処するのは無理であるという結論に至った。古典的な陰謀に沿ったデルタグリーンの組織化を推進し、そのリーダーとして活躍することになった。セルAの上級メンバーであり、デルタグリーンで最も価値のある（そして最も危険な）メンバーである。カンプ教授は、デルタグリーンのオリジナルメンバーの最後の生き残りの一人であり、現在のデルタグリーンの作戦に貢献できるほど元気な唯一のメンバーである。神話関連のテキストのコレクションは、デルタグリーンのメンバーの中で最大である。第二次世界大戦中の日本軍の公文書館で発見された彼の3冊の漢文は、国会図書館の希少文書保管庫に隠されている。特に古くて完全な『興亜七書』と、『肥女騎士団』に関連する2冊の本がある： 黒扇の女神』と『クワン僧正の物語』です。デルタグリーンの士官で魔法を学んだり使ったりしたことがあるのは数少なく、キャンプは「光と闇の眼」を使って国会図書館を守っている。

[マシュー・カーペンター捜査官]

マシュー・カーペンター特別捜査官は、1976年にFBIに入局し、ニューヨークの組織犯罪対策課でキャリアをスタートさせました。その後も同部署に所属し、ニューヨークの5大犯罪ファミリーの追及に大きな役割を果たした。カーペンターは、1985年にブルックリンのキャロルガーデンズ地区で起きた事件をきっかけに、デルタグリーンにスカウトされました。カーペンターともう一人の捜査官は、マフィアの幹部サルバトーレ・"ファット・サリー"・カスパロを逮捕するためにレッドフック・ソーシャル・クラブに出向きました。クラブには、サルバトーレの兄であるブルーノ・カスパロが震えながら「弟はお腹が空いている」とつぶやいている以外、誰もいなかった。その時、カーペンターは、2階の部屋の天井が何かの重みで垂れ下がってきしむのに気がついた。その数秒後、サルバトーレ・カスパロが天井を突き破ってブルーノを粉砕した。「太ったサリー」はいつの間にか体重が1000ポンドに増え、膨張した肉の塊に過ぎなかった。もう一人のFBI捜査官は、カーペンターがファット・サリーに9=を撃ち込み、正面の窓から飛び出すと、悲鳴を上げながら逃げ出した。サルバトーレは、カーペンターの後を追って転がったが、彼の体が玄関のドアに入りきらず、一瞬ふさがれた。数秒後、サルバトーレはドアの枠を破ってマーテンス通りに飛び出し、カーペンターの12口径のオートショット銃の10発の弾丸で粉々に吹き飛ばされる間一髪だった。カーペンターは、ファット・サリーが逮捕に抵抗しているときに手榴弾で自分自身と弟、そしてクラブの前を爆破してしまったという偽装工作をすることになった。レッドフックの大虐殺」は瞬く間にデルタグリーンの注目を集めることになった。カーペンター捜査官は、十数件のデルタグリーンの事件に携わったが、FBI内の昇進により、それ以上の現場任務に就くことができなくなった。1992年からは、ワシントンDCにあるFBI全国本部の副長官を務めている。カーペンターは、FBIでの地位により、さまざまな犯罪行為を捜査するために、複数の管轄区域や複数の省庁からなるタスクフォースを設立する権限を持っている。さらに、そのようなタスクフォースが存在した痕跡をすべて消し去る官僚的なノウハウも持っている。そのため、デルタグリーンで最も重要な人物の一人である。クオールズ特別捜査官（P.57）のセキュリティ・ファイル（P.57）を "更新 "したのも、チュンテ・ウー（P.60）の特別技術協力を得て、彼の努力によるものである。カーペンターは、デルタ・グリーンのミッションについて、成功も失敗も含めて記録を残し、全体像を把握しようと努めてきた。彼のファイルの大部分は、超自然現象に関心を持つ個人や組織の書類で構成されている。アレイスター・クロウリーからソ連GRUの（おそらく）廃止された第8特別部局まで、あらゆるものがこのファイルに収められている。カーペンターは完璧主義者で、自分の下で働く人々には何一つ劣らないものを要求する。そのため、働きにくい面もあるが、自分自身や自分の立場を貫く人を尊敬している。

[フォレスト・ジェイムズ大尉]

ジェームズ大尉は、アナポリスのI970クラスで、水泳チームのキャプテンであり、オリンピックの銅メダリストであった。ネイビーシールズとしてベトナムに3回派遣され、メコンデルタでゲリラを狩り、非武装地帯の北部とホーチミン・トレイル沿いでNVAインフラを破壊しました。ベトナムからの米軍撤退後、ジェームズは特殊作戦の世界に残ることを選択した。98年、ジェームス中佐のSEALチームは、ベトナム領海内で不慮の事故で沈没したスパイ船USSサンタクルスから電子スパイ機器を回収するために派遣された。SEALチームは原子力攻撃艦USSコーパスクリスティで目標地点まで運ばれ、小型深海潜水艇で沈没船まで降下した。沈没船から約900フィートの深海に到達すると、ジェームズと仲間のSEALsは、USSサンタクルーズを沈め、その乗組員を奪った恐ろしい水生生物を発見しました。多勢に無勢、水棲生物の生息する環境では劣勢に立たされたシールズは、圧倒されました。ジェームズは唯一の生存者であり、潜水艇で逃げながら、巨大な蛸のようなものが彼の下の深海から上がってきた。USSコーパスクリスティに戻ったジェームズは、船長に「早く潜水艇を脱出させてくれ」と懇願した。ジェームズは、この沈没船はソ連の罠であり、海軍のスペツナズ潜水士がたくさんいて、ソ連の攻撃型潜水艦が自分たちの位置まで迫ってきていると主張し、真実は絶対に信じてもらえないことを覚悟した。潜水艦のソナーオペレーターは、コーパスクリスティに接近するいくつかの大きな目標を検知したが、幸いにも船長はそれを確認するほど長くは留まらなかった。その後、この事件は訓練中の事故として緘口令が敷かれた。ジェームズは、この怪物を見たのが自分だけとは思えず、自分の体験を裏付ける証拠を探し始めた。6年間で、彼はディープ・ワンの彫像や宝飾品、ホーグの「ポーネイプ・スクリプチャ」の出版版、1928年のインスマス襲撃に関する米国沿岸警備隊の報告書、1963年の海軍によるデビルズ・リーフへの空爆の目撃者・参加者の証言テープなどを、公正かつ反則的に収集したのである。このような研究をしているうちに、ジェームズはデルタグリーンに目をつけられるようになった。ジェームズがRImDE作戦についてインタビューした海軍の退役軍人の何人かが、この古い仕事を調べている人がいるとデルタグリーンに知らせてきたのである。デルタグリーンのエージェントはジェームズ司令官に接触し、難破船サンタクルス号で何が起こったかについて質問した。ジェームズは、何が起こったか、その後何を知ったかを話し、デルタグリーンのエージェントたちは、デルタグリーンのメンバーとして「仕返し」をする機会を彼に与えた。I988年以来、ジェームス大尉（現在はSEALチーム7の司令官）は、コマンドー作戦のリソースとしてデルタグリーンに貢献している。ディープワンを殺すことに執着していたとはいえ、慎重で信頼できるスパイであることは、これまで何度も証明されている。ディープワンのハイブリッドを偏愛し、ディープワンの血を引くと思われる人物を綿密に調査している。16年間ディープワンを狩り、殺し続けてきたジェームスは、ディープワンを見ただけで冷静さを失うことはないだろう。

[エミール・ファースト中佐]

エミール・ファーストは、ペンタゴンのトップへの道をまっしぐらに進んでいた。75年ウェストポイント校の卒業生総代を務めたファーストは、特殊部隊に入隊し、4年後にはアメリカ陸軍の最も秘密性の高い「特殊作戦」部隊である情報支援活動隊に入りました。アフリカ、中東、ラテンアメリカで、銃撃戦、ゲリラの野営地の掃討、テロリストのネットワーク破壊などの任務に就いた。しかし、1989年、ファースト中尉は、遥か昔から続く闘いを発見する。ファーストは、冷戦よりはるかに古い闘争を発見したのである。ファーストは、ISAと特殊部隊の合同チームを率いて、独裁者イディ・アミンの復活を支持するゲリラの拠点を求めて、ウガンダの「月の山」に入った。ウガンダの兵士に変装したチームは、バックアップや外部からの支援なしで活動していたが、死にかけたエイズ患者の集団移動に出くわしたのである。何千人ものアフリカ人が、エイズの治療法があるとされるエドワード湖畔の宣教師の救護所に集結していたのだ。ISAの情報では、そのような救護所の存在は明らかにされていなかったので、ファーストのチームは調査を行った。そこで発見されたのは、グラアキ教団の拠点で、絶望的な末期患者から神のためにアンデッドの下僕を募集していた。この発見により、ISAチームは中尉を除く全メンバーの命が奪われた。ファースト。ひどい傷を負い、半狂乱になったファーストは、ルワンダのツチ族に発見されるまでの数週間、錯乱状態でさまよった。その後2年間、彼は体力を回復し、心と体を癒し、古代の強力なツチ族のシャーマンの足元で勉強した。アンデッドとの戦いに必要な技術を学んだ彼は、拠点に戻り、ゲリラ戦と部族の魔法を組み合わせてグラアキ教団を破壊した。しかし、グラアキを出現させるエドワード湖の底にある偶像ゲートを破壊する術も火力も持ち合わせていなかった。文明社会に戻ったファーストは、起こったことをすべて正直に上官に話してしまうという失敗を犯した。彼はすぐにV.A.の精神病院に収容され、セクション8の除隊を命じられた。6ヵ月後、デルタグリーンは彼を呼び出し、仕事の依頼をしたが、彼はそれを部分的に受け入れた。彼はデルタ・グリーンのもとで働くことに同意したが、それは彼の条件によるものだった。それ以来、彼は自分に都合のいい時だけデルタグリーンに協力するようになった。彼は、"使い捨て・否認可能な資産 "として終わることを急がない。銃器の扱いに長けているが、滅多に携帯することはなく、代わりに魔法と伝統的な武器に頼っている。任務の合間には「地上を歩く」ことを好み、あちこちを歩き回り、土地の声に耳を傾け、神話の気配を探す。神話は永遠であると認識しており、神話の代理人を破壊するよりも、その犠牲者を助けることにエネルギーを注いでいる。

[ジーン・クオールズ捜査官］

デブラ・コンスタンス（ジーン・クオールズが名乗った名前）は、常に人間の心の暗い部分に魅了されていたので、彼女がFBIの法医学心理学者になったことは驚きではありませんでした。5年間、彼女は連続殺人犯を追跡し、犯罪現場を調査し、心理的プロファイルを作成し、捕らえられた少数の「モンスター」を研究しました。オープンマインドで想像力豊かな彼女は、すぐにデルタグリーンとつながりのある上司の目にとまりました。コンスタンスは見事に入社試験に合格し、1990年からデルタグリーンに勤務しています。1992年、彼女のデルタグリーンのキャリアは、死者の訪問を受けたことで終わりを告げようとしていた。大学時代の友人で、1989年に失踪し、死んだと思われていたニューオーリンズの社交界の中心人物、セオドア・モースが、ニューオーリンズでの会合にコンスタンスを招待してきたのだ。コンスタンスは約束の時間を守るが、そこには平凡な中年男性の姿はなく、「彼女のテディ」と名乗る美しい青年がいた。「テディは、自分が新しい生き方で生まれ変わったと説明した。この新しい生き方によって、彼は自分の選んだセックスであらゆる性的ファンタジーを楽しむことができ、死者の秘密も知ることができるようになった。彼は、大学時代から彼女を愛しており、その "不思議な新しい人生 "に加わってほしいと言った。そして、"テディ "は自分の主張の証拠を提示し、長身でしなやかな青年から豊満な若い女性へと変身した。しかし、"テディ "は、奇妙な装丁の本を持っていき、それを読んでから決断するようにと頼んだ。残念ながら、コンスタンスは承諾してしまった。最後のページをめくったとき、彼女の中で邪悪な欲望が燃え上がった。しかし、6日目に失神し、目が覚めると、死体安置所でジョン・ドゥを食している自分がいた。恐怖のあまり逃げ出した彼女は、翌日から自分が人間のパロディに変身していくのを見続けた。「テディはグールの姿のまま彼女を訪ね、今は彼のもとにいるべきだと説明した。彼が人間と呼ぶ "未熟な果実 "は、彼女を決して引き取らないだろう。グール原稿を持って逃げ出したコンスタンスは、デルタグリーンの仲間を探し出し、保護を懇願した。意外にも彼らは彼女を助けてくれたが、コンスタンスは密かに、彼らが彼女を見つけ次第撃つかもしれないと恐れていた。彼らは警備員付きの隠れ家を提供し、そこで彼女は苦境を解決するために呪われた書物を研究することができた。死者の姿になる儀式が唯一の選択肢として提示され、O.D.されたロサンゼルスのパーティーガールの新鮮な肉体が調達された。そして、デルタ・グリーンの仲間たちは、彼女の新しい外見と指紋に合うように政府の記録を変更し、ジーン・クオールズという新しいIDを与えるという細心の作業を開始した。家族、友人、同僚はみな、デブラ・コンスタンスが死んだと信じている。デルタグリーンの同僚以外に友人がいないクオールズは、新しい生活への適応に苦労している。グールな変身で寿命は1世紀ほど延びたので、本来の姿を取り戻す方法を見つける時間はあるかもしれない。新しい生活に対応するためにセラピーを受けているが、その過程で、催眠術をかけると、自分が食べた人の無意識の記憶を呼び出せることに気づいた。デルタグリーンの情報収集のため、何度かこの儀式を行ったが、いつも不本意だった。自分の食生活を「科学捜査の道具」として合理化することが、彼女の正気を保つのに役立っている。クオールズは現代のグールの慣習についてほとんど知らないし、ニューヨークや他の都市の地下で起こっている伝統主義者と新参者のグールの内部抗争についても何も知らない（p.13参照）。しかし、彼女はキーパーが選んだこの対立を調査員たちに紹介することはできた。

[ナディア・フラニ博士]

ナジャ・フラニ博士は、デルタ・グリーンの友人の中で、連邦政府で働いたことがない数少ない人物の一人である。彼女は政治的な活動をしており、その考え方もリベラルで、諜報機関と接触しているのではないかと疑われるような人物ではない。とはいえ、フラニ博士はデルタグリーンがまだ公式に認可されていた時代に一緒に働いていたこともあり、デルタグリーンの最も忠実な盟友の一人である。フラニ博士は人類学者で、テンプル騎士団からクー・クラックス・クラン、国家安全保障局まで、あらゆる秘密結社の研究を専門としている。フラニ博士は、秘密の社会学と心理学に魅了され、プライバシーと匿名性を大切にする集団の秘密と儀式を掘り下げることでキャリアを積んできました。1967年、フラニ博士は、スペインの新世界植民地のローマカトリック司祭団における秘密結社について博士論文を研究していました。その研究が、現代のグループ、「運命」と呼ばれる組織のメキシコ部門に彼女を導いた。運命」は、超自然的としか言いようのない手段で彼女をホテルから誘拐した。正体不明の男から長い尋問を受けた後、フラニ博士は「グレートマザー」に食われ、フェイトと一体化することを告げられた。その前に、フラニ博士は、レジナルド・フェアフィールド少将率いるデルタ・グリーンチームによるフェイトへの軍事的な攻撃中にうっかり解放され、その後、フラニ博士をデルタ・グリーンに採用した。フラニ博士は、新旧のカルトや秘密結社に関する情報を提供することでデルタグリーンに貢献する一方、独自の人類学的研究を続けている。1952年にケニアで起きたマウマウ蜂起の際、古代の「血の舌のカルト」がレオパード・ソサエティーの反乱軍に与えた影響、ヨーロッパの魔女崇拝の「ブラックマン」とハイチの「トントンマコウテ」のサムディ男爵とのつながり、中南米におけるナチスのオデッサネットワーク内の秘密結社カロテキアの存在など、彼女の発表した著作からさまざまな秘密が明らかになっている。彼女は、本当の悪を見たときにそれを認識できないほど、冷静な観察者でも道徳的相対主義者でもないのです。実際に脅威と判断したグループを無力化するために、デルタ・グリーンを呼び寄せたことも何度もある。フラニ博士は、フォン・ユンツの『Nameless Cults』のGolden Goblin版を所有しており、最近『The Thurston Papers』を手に入れました。この論文は、フランシス・W・サーストン教授が1927年に亡くなる直前に収集したもので、トゥル、カトゥルフット、クルル、その他いくつかのバリエーションで知られる冬眠中の異星人の神を崇拝する世界的カルトとされるものについて詳しく述べています。サーストン教授の死は、このカルト集団が秘密を守るために組織化されたものである可能性を示している。彼女はこの新しい（あるいは古い）カルトの研究を始めたところである。

[チュン・テ・ウー捜査官］

物心ついたときから、チュンテ・ウーは "FBI "になりたいと考えていた。1973年、当時まだ "白人男性限定 "のクラブだったFBIに追い返された。それは彼らの負けだった。その代わり、彼は国税庁に就職した。コンピューター革命の最前線に身を置いた呉特別捜査官は、高い需要があることを知った。その後20年間、国際的な金融犯罪を扱う連邦政府のトップクラスの捜査官として活躍した。1990年に金融犯罪取締ネットワークが設立されると、呉特別捜査官はそのチャーターディレクターの一人になった。1986年、ウー特別捜査官が初めて神話に触れたのは、ニューワールド・インダストリーズ社の監査を始めたが、結局終わらなかった時だった。NWIはバハマに本社があり、NWIの取締役会長であるタラサ・チャンドラーはバハマの首相と定期的に会っていたため、バハマの裁判所から捜査令状を取ることは不可能だった。数ヵ月後、呉はNWIの幹部から連絡を受け、NWIは国税庁が疑っているように脱税、麻薬資金の洗浄、国際テロの資金調達をしているだけではない、NWIが異教徒や悪魔崇拝者によって運営され、オカルトの不吉な目的を持っているという証拠を届けると言われた。疑心暗鬼になりながらも興味を持った呉は会合に出向いたが、ちょうど「あるもの」が情報提供者を連れ去るのを目撃した。ある時、情報提供者が叫びながらそこにいたのだが、次の瞬間、情報提供者とその人間離れした加害者は、ただ消え去り、無に帰した。その後まもなく、議会の圧力により、呉の上司は彼の部隊を解散させ、捜査官を他の業務に配置換えした。最初の監査が失敗して以来、NWIの摘発は呉の大事業となった。呉はNWIを直接攻撃することを恐れ、NWIの子会社を違法にハッキングすることに限定していた。しかし、デルタグリーンに出会うまでは、収集した証拠が法的に無効であることに苛立ちを感じていた。呉のもとに、諜報員の一団が、呉の発見したいくつかの情報を求めてやってきた。諜報員たちは、その情報が正しいかどうかを知りたかっただけなのだ。それが正しいと確信すると、彼らはNWIの施設に出かけて行って爆破した。そして、呉に「他に爆破できるようなものはないか」と尋ねた。その瞬間から、チュンテ・ウーはデルタ・グリーンの献身的なメンバーとなった。呉には妻のメオリンと2人の娘、チョー（21歳）とタラ（17歳）がおり、ワシントンDCの郊外で一緒に暮らしている。家族の安全を考え、呉はデルタグリーンを裏から支援することを好んでいる。彼は主に、デルタグリーンの調査対象に関する金融情報を提供しています。FinCENのリソースにより、ウーは誰が何を所有し、どこに財産があり、いつそれを取得し、何を使って購入し、どこからお金が来たのかを知ることができます。彼はFinCENのオペレーティング・システムを再設定し、デルタ・グリーンの情報にアクセスしても記録されないようにしている。また、FinCENが合法的にアクセスできない情報を得るために、企業や政府機関をハッキングすることもある。呉氏は、デルタグリーンのハッカーではない「タイガー・チーム」の緩やかな全国ネットワークを構築し、彼のサイバースパイ活動を支援しています。タイガーチームを構成する人々は、アナーキストな大学生から工学の専門家、コンピュータ犯罪者まで様々で、デルタグリーンや超常現象のことは何も知らない。ウーは、十分な時間と技術的資源があれば、彼と彼のチームはインターネットを通じてアクセスできるあらゆる情報を回収、破壊、改変できると確信している。

[グレッグ・メイソン]

グレッグ・メイソンは、モンスター狩りではなく、映画作りの訓練を受けた。数年間、中西部でテレビ局や独立系映画会社で働き、生計を立てていた。1987年、シカゴの犯罪組織「エル・ルーキン」のドキュメンタリー映画を個人で制作し、サンダンス映画祭に出品した。ハリウッドは気づかなかったが、DEAは気づいていた。このドキュメンタリーは、隠れた監視技術の傑作だったのだ。メイソンは、DEAが決して近づかない人物や場所を撮影していたのだ。メイソンはすぐに「非特殊捜査官都市監視コンサルタント」としての仕事を依頼された。メイソンはその仕事を引き受けたが、「コンサルタント」という仕事は、通常、非常に悪い地域の屋上や非常階段の周りをこそこそと歩き回ることだとすぐに知った。メイソンはデルタグリーンに気付かれる前に、デルタグリーンの存在の兆候に気付いていた。監視カメラの映像や令状、DEAの書類などが、ある「非標準的」な業務が終了した直後に消えてしまうことがあまりにも多かったのだ。メイソンは、DEAの中の反逆的な組織を疑っていたが、ある意味、それは正しかった。1990年、シカゴで不可解な連続殺人事件が発生した頃、メイソンはデルタ・グリーンと出会うことになる。アジア系移民が口から肺や消化器官を引き抜かれた状態で発見されたのだ。メイソンは、タイのストリートギャングを張り込んでいたとき、うっかりそのような事件をビデオに撮ってしまったのだ。メイソンのテープは大きな反響を呼び、町外れの連邦捜査官たちが捜査に乗り出すまでに時間はかからなかった。メイソンは捜査のほとんどを知らされていなかったが、シンガポールからマレーシアの輸出入会社の現地事務所を監視するよう呼び出された。もちろん、郊外の連邦捜査官はデルタ・グリーンであり、マレーシアの輸入業者はチョートチョーであることが判明し、メイソンは天窓から大きな石仏をチョートチョーの高僧に投げつけ、高僧が捜査官数名を殺害する直前に、その日のヒーローになることが判明しました。感謝したエージェントたちは、その場でメイソンをデルタグリーンに招き入れた。メイソンのデルタグリーンへの貢献は、特定の存在を撮影可能にする写真技術の開発、「向こう側」を見ることができると言われる伝説のレンズの存在に関する研究などである。また、有名な写真家David NilesがI930年代に所有していたアンティークカメラの修理も行っている。また、神話にまつわる現象を記録した世界有数のビデオやオーディオのコレクションを所有している。ボヘミアンなライフスタイルを送り、シカゴのオルタナティヴ・ミュージック・シーンに足繁く通い、女たらしであることを後悔していない。ダービーの『Awthoth and Other Horrors』やジェフリーの『The People of the Monolith』など、希少な詩のライブラリーを所有している。

付記

[見解の相違】について]

ロズウェルでの円盤事故は、マジェスティック12の誕生とデルタグリーンの復活につながったが、同時に彼らの哲学の相違を示すものだった。ほとんど最初から、彼らはお互いに何もしたくなかったのだ。トルーマンはロズウェルでの円盤事故に対処するためにマジェスティック12を創設し、キャリア志向の強いデルタグリーンの退役軍人の何人かが参加した。少し後、トルーマンはデルタグリーンの復活に同意しただけで、敵にエイリアンの技術（特に未来の墜落現場）を使わせないようにしたかったからです。彼は、デルタグリーンが特に海外のUFO事件を追跡し、米国が諜報活動の先を行くようにすることを期待した。デルタグリーンは公式にはこれに従ったが、非公式には、エイリアンは残ったエージェントたちの最後の関心事であった。彼らが経験したのは、ディープ・ワン、ナチスのオカルト、超常現象など、デルタグリーンが非常に地球的で、腐敗した人間とあまりにも関係が深いと考えたものだった。空飛ぶ円盤やリトル・グレイ・マンは、生まれ変わったデルタグリーンには全く興味がなく、そのようなものに魅了されたエージェントたちは、いずれにしてもマジェスティック12に参加した。デルタ・グリーンがUFOに取り組む価値がないと考えていることは、統合参謀本部にもすぐに明らかになった。南米でのナチス狩りの成功で叱責を免れ、デルタグリーンはUFO関連の任務から解放され、マジェスティックNにその任が移った。この時ばかりは、マジェスティック12もデルタグリーンも大喜びである。それ以来、この2つの組織は、お互いに悪い印象を持つようになった。マジェスティック-12は、デルタグリーンを「第二次世界大戦の栄光を守るために、薄っぺらい証拠で世界中の悪人を逮捕するバカな集団」と思っていた。デルタグリーンはマジェスティックNを、人類にとっての真の脅威がここ地球にあることを理解できない愚か者の集まりだと考えていた。この初期の分裂は、全体として見れば地球上のエイリアンの存在について多くを説明できたはずの情報をさらに区分けした。しかし、官僚の内輪もめのせいで、その真実はいまだ明らかにされていない。

[もうひとつの疑問］

キーパーは、"デルタグリーンは何を知っているのか？"という問いの他に、"デルタグリーンのエージェントは何を知っていて、何を教えてもらえるのか？"という問いかけもしなければならない。その答えは、"望むものは何でも "に尽きる。デルタグリーンには階級がなく、セルAに3人の重要なリーダーがいるという事実がある。年功序列はあるが、デルタグリーンのエージェントとしてのキャリアにおいて、リーダーから「秘密の知識のビッグブック」を渡され、それを読むことを許されるということはない。捜査の過程で、エージェントは一般的な情報提供の要請をすることができる。この要請はセルAに直接行われ、現在の状況についての報告で構成されている必要がある。電子メール（DGのセキュア・ルーター経由）が望ましい通信手段である。セルAはファイルをチェックし、同じような経験をした他のエージェントに連絡を取るかもしれません。最終的には、24時間から48時間以内にエージェントが電話を受けることになります。その電話は、セルAからのもので、何らかの情報か、あるいは「何も見つからなかった」という返答か、あるいは、同じような事柄について自分の経験を話してくれる同僚エージェントや友人からのものである。ただし、セルAがどのファイルが関連するのかを判断する際の解釈には誤りがある可能性があり、表面的な類似性はあってもそれ以上のものはないことに注意してください。エージェントは、特定の要求をすることもできる。このような要求は、通常、より日常的な情報に対するものです。例えば、政府職員の人事ファイル、機密文書、出入国記録、特定の歴史や民俗学などです。特定のリクエストは通常12時間から18時間で完了し、安全な電子メールで送信する必要があります。プレイヤーは、一般的なリクエストや特定のリクエストを松葉杖のように使ってはいけないということを心に留めておいてください。デルタグリーンのサポートはキャンペーンの重要な部分であり、キーパーはそれを無価値なものにしてはならないが、セルAにねちねちと依頼を乱発するエージェントには、より厳選するよう厳重注意する。セルAと個々のエージェントとの接触が増えれば増えるほど、発覚のリスクは高まります。セルAの依頼は最後の手段である必要はないが、プレイヤーの主体性や推理力の代わりとなるものでもない。

[インスマス・サバイバーズ]

インスマスの襲撃で捕らえられた数体のディープワンとハイブリッドは、まだ政府の手中にあるが、政府でさえもそのことをよく知らない。彼らはロスアラモスにある原子力委員会の予備施設にあるIT-II（ICE CAVE）と呼ばれる施設で保管されている。この施設は、1947年から1981年までグレイを生け捕りにしたことで知られている。インスマスの生存者はI940年代初頭から緊張状態にあり、10年にわたる海からの強制分離とクトゥルフの呼びかけによって狂ってしまった。彼らの生活は維持され、年を取る様子もないが、ICE CAVEの職員以外には、彼らがまだ存在していることは知られていない。1960年代以降、誰も囚人について尋ねようとはしなかったが、ICE CAVEは囚人を無期限で保存することを課され、保存している。囚人へのアクセスは、1930年までさかのぼるセキュリティ・クリアランス「COVENANf」によって管理されている。現在、ICE CAVEの職員以外にこのクリアランスを持つ者はいない。過去にクリアランスを持っていた者はとっくに引退しているか死んでおり、ディープワンが長い間緊張状態にあったため、ICE CAVE以外の者からはクリアランスが忘れられている。ディープワンのことを知っているデルタグリーンのエージェントもいて、かつて政府が生きた標本を持っていたことも知っているかもしれない。しかし、もちろん、彼らはそれは古代の歴史であり、それらの存在はとっくに死んでいるか、破壊されているに違いないと考えている。忘れられた囚人たちは、ニューメキシコの土の下にある核のカタコンベに埋もれながら、今も生きている。海は遥か彼方にある。

[NPCデータ］

[ジョセフ・キャンプ教授]

デルタ・グリーンのリーダー、78歳
所属しています： エージェント
コードネーム アルフォンス
人種：コーカソイド
str 6 con 10 siz 15 int18 pow 17
デックス 7 アプリ 9 エデュ 21 サン61 hp 13
ダメージボーナス：+0
学歴 ハーバード大学 博士号（中・極東研究
職業は 国会図書館調査部司書
攻撃：.45コルト・オート（WWIIヴィンテージOSS号）63％、1D10+2
スキル 人類学72％、考古学73％、クライミング61％、クトゥルフ神話38％、歴史87％、図書館利用83％、ナビゲート
42％、オカルト86％、説得72％、心理学51％、隠しスポット62
言語 アラビア語61％、英語95％、ペルシャ語（イラン）38％、日本語49％、クルナー語（カンボジア）34％、標準中国語
86％、ネパール語43％、プシュトゥー語（アフガン）I2％、チコ・チョウ語41％、チベット語34％、ベトナム語45％。
呪文です： スペースミードを作る、遼薬を作る、スレイマンの塵、エルダーサイン、光と闇の眼、ゲートを探す、パウダー
イブン・ガージーの、パワードレイン、シュリベリング、ビューゲート、ヴォーリッシュサイン、ワック
マジックアイテム エルダーサイン、スレイマンの粉、イブン＝ガージの粉
神話ドキュメント
ヒサンの7つの神話的書物
言語 古典中国語；神話獲得： 神話獲得：+n；SAN損失：-rD4/-rD8；呪文倍率： X4i 学習時間：52時間
週間。呪文： クトニア人との接触、深き者との接触、ユゴスからの菌類との接触、グールとの接触、接触
ティンダルオスの猟犬、ウオイゴール（神）への接触、ニャルラトホテプへの接触、ザールへの接触、ゲート作成、リャオ作成
薬、エルダーサイン、光と闇の眼、ファインドゲート、オネイロの門、復活、シュリベリング、召喚／。
バインド・ビャクヒィ
黒扇の女神
言語 古典的な中国語、神話的な利益： +5、SAN損失：-r/ -1D4、呪文倍率： X5、学習時間：I2週間；
呪文： ニャルラトホテプへの接触（肥大化した女性の側面）
クワン神父の物語
言語 古典的な中国語、神話を得る： 神話獲得：+5、SAN喪失：-ID3/-rD6、呪文倍率： XI、学習時間：12
週間、呪文： クトゥルフの掌握、パワードレイン、シュリベリング、スティールライフ
身体的な説明 キャンプ教授は身長170cm、体重200ポンド。背は低いが、幅が広く、頑丈そうで、まるで火のようだ。
ハイドラント。彼の特徴は、地中海式に丸く、鈍い。雪白の髪は後退しており、とても美しい。
高い額と広い額。二重あごをカバーするために、きれいに整えられたあごひげを付けている。キャンプは、そのため少しよたよたと歩きます。
中国でのOSS時代に負った足の古傷がある。アイスブルーの目は衰え気味で、眼鏡を何個も持ち歩いている。

[FBIのマシュー・カーペンター特別捜査官]

タスクフォース主催者、43歳
所属しています： エージェント
コードネームは アダム
人種：コーカソイド
str 14 con 16 siz 14 !nt
デックス 13 アプリ 14 エデュ 20 サン
ダメージボーナス：+ID4
16 POW 14
70 HP 15
学歴 マイアミ大学 J.D. (法学)
職業 FBI組織犯罪対策本部副本部長
スキルは コンピュータ使用23％、クトゥルフ神話8％、ダッジ37％、自動車運転73％、早口言葉68％、隠語59％、法学
62%, 図書館利用 73%, Listen 58%, Occult 52%, Persuade 66%, Psychology 53%, Sneak 51'/0, Spot Hidden 76%.
言語 英語95％、フランス語23％、イタリア語22％、ロシア語18％、スペイン語24％。
攻撃
フィスト/パンチ 73%, 1D3+db
ヘッドバット52％、ID4+db
SPAS-I5 I2ゲージオートショットガン 74%, 4D6
コルト デルタ エリート 73％、IDIO+I
神話ドキュメント
デルタ・グリーン・ファイル
言語 英語；神話ゲイン： +4、スキルゲイン： 歴史：+4、オカルト：+4、SAN損失：-ID8、スペル倍率： 0;
学習時間：32時間、呪文： なし、メモ： 個人的なファイル、新聞の切り抜き、FBIのファイルのコピー。
身体的な説明 マシュー・カーペンターは、身長185cm、体重192ポンド、まばらなダークブラウンの髪と硬質な青色をしている。
の目です。カーペンターはウェイトルームや地元のジョギングコースで不満を解消しており、非常に良いコンディションだ。

[フォレスト・ジェイムズ大尉（米海軍]

コマンドー、ディープワンスペシャリスト、46歳
所属しています： エージェント
コードネームは ダレン
人種：コーカソイド
str 13 con 15 siz i3 int 17 pow i6
デックス 14 アプリ 13 エデュ 22 サン 73 馬力 i4
ダメージボーナス：+ID4
教育を受ける： アナポリス海軍兵学校
職業は？SEAL Team 7司令官
スキルは 信用度42％、クトゥルフミトス13％、デモリションズTt/o、ドッジ66％、ハイド64％、リスニング53％、マーシャルアーツ62％、
ナビゲート 59%、パラシュート 6;/0、説得 44%、パイロット ミニサブ 6;/0、心理学 28%、スキューバダイビング 84%、スニーキング 66%、スポット
隠し72％、泳ぎ81
言語 英語 95
攻撃する：
バングスティック 7I%, 406
コマンドーナイフ62％、ID4+2+db
フィスト/パンチ 74%, 2D3+db
グラップル72％、スペシャル
キック64％、ID6+db
Colt Ml6A2 Assault Rifle 64%, 2D6
スピアガン68％、1D10
マイトス・ドクエンツ
ポナペ・スクリプト（公開版）
言語 英語；神話獲得： +5、SAN損失：-ID3/-1D6、呪文倍率： 0、学習時間：10週間
I928年、COVENANT計画に関する沿岸警備隊報告書
言語 英語；神話獲得： +2; SAN損失: -1/ -1D2; 呪文倍率： 0; 学習時間: 1週間
I963年、オペレーションRIPTIDEの目撃者のテープとトランスクリプト。
言語 英語；神話獲得： +3、SANの損失：-I/-ID4、呪文倍率： 0、学習時間：1週間
身体的特徴 キャプテン・ジェームズは、身長185cm、体重180ポンド、緑色の瞳、そして白髪混じりの金髪と
口ひげがあり、どちらも規定の長さにカットされている。面長で眉毛が低く、頬骨が高い。破壊することに執着している。
そのため、常に緊張と怒りに満ちており、表情が険しく、素早い、
飛び出すような目。USSサンタクルーズのブリッジでディープワンに胸をかき回された跡が残っている。

[エミール・ファースト中佐(退役)]

慈愛に満ちた戦士シャーマン、41歳
所属しています： エージェント
コードネーム マシュー
人種：アフリカ系アメリカ人
str 17 con 14 siz 16 int 18 pow 21
dex 12 app 8 edu 22 san 81 hp 15
ダメージボーナス：+ID6
教育を受ける ウェストポイント陸軍士官学校
職業は 元米国陸軍情報支援活動官
スキルは 登攀82％、隠蔽46％、クトゥルフ神話18％、ドッジ44％、隠蔽72％、ジャンプ84％、リスニング73％、マーシャルアーツ
72%, ナビゲート 57%, オカルト 48%, 説得 62%, スニーク 72%, スポットヒドゥン 41%, 追跡 39%.
言語 アラビア語22％、英語95％、スペイン語24％、スワヒリ語63
攻撃
フィスト/パンチ53%、2D3+db
グラップル74％、スペシャル
ハンドガン 65
ヘッドバット 42%, 2D4+db
キック 58%, 2D6+db
プランガ（アフリカンナイフ）1分110秒、2D6+4+db
ライフル 72
投げる 74
呪文 ニャンベの力を呼ぶ、ゾンビを呼ぶ、悪魔を追い出す、ゾンビを破壊する、大地の安らぎ、肉の病棟、ヒール、ジャーニー
to the Other Sides, Mind Linkage, Seek the Lost, Several Speak With and Command (African) Animal Spells.
マジックアイテム
ウォード・ネックレス： ビーズ、爪、歯、羽でできている。矢や投擲物など低速のものから高速のものまで、様々なものを巻き込んでしまう。
弾丸のような高速の弾丸は、命中率が半減します。弾丸のような高速の投射物は、命中する確率が半分になる。
手持ちの武器は影響を受けない。
フライウィスク 魔法攻撃に対する防御に6マジックポイントを追加する。使用者のスキル使用確率を25分/0にする。
隠された邪悪なものを探し出すために。
ニャンベの杖：スワヒリ語のルーン文字が入った短い木の杖。この笏を握った者は、1時間の間、次のような効果があります。
マジックポイントが10ポイント付与され、あらゆる用途に使用できる。セプターは日の出ごとにマジックポイントを回復する。
スカイメタル・プランガ 隕鉄製で、柄は人骨。エンチャントされた武器として機能し、常に
(2D6+4ダメージ)、インペア後の除去にS1Rロールを必要としない。
身体的特徴 筋肉、骨、瘢痕組織で構成され、身長185cm、体重2501bs.である。筋肉と骨と瘢痕組織で構成されている。
左目と耳の一部、そして鼻と眉間にボロボロの傷跡がある。に濃いサングラスをかけている。
は、ボロボロのソケットを覆う。肌の色は非常に黒く、髪を長く伸ばし、髭を生やしている。服装は
中央アフリカの伝統的なお守りと結界、そしてアメリカ陸軍の余剰兵器の、二つの戦士のモチーフを融合させました。

[FBI特別捜査官ジーン・クエイルズ]

不本意なグール、36歳（22歳）
所属しています： エージェント
コードネームは ナンシー
人種：グール（白人のように見えますが）
str 21 con 15 siz 12 int 16 pow 15
DEX 13 APP 6/r7 EDU 21 SAN 59 HP 14
ダメージボーナス：+ID6
教育 テンプル大学法医学心理学博士・医学博士
職業は FBI心理犯罪課捜査官
スキルは 化学 51'10, 登山 59%, クトゥルフ神話 n %, 科学捜査 61'10, 隠れる 56%, ジャンプ 64%, 法律 33%, 図書館利用
44%, Listen 56%, Medicine 64%, Occult 76%, Pharmacy 62%, Psychoanalysis 87%, Psychology 73%, Sneak 83%, Spot
隠し撮り62％、追跡（匂いによる）64％。
言語 英語95％、グール語28
攻撃する：
爪55％、ID6+db
噛みつき33％、STR対STRまでrD6＋db＋心配性でrD4
コルトデルタエリート52％、rDro+I
防具：銃器や投擲物のダメージは半分になり、切り上げられる。
呪文 クラウドメモリー、コンシュームライクネス、コンタクトグール
SANロス：0/ ID6（グールフォーム時）
神話ドキュメント
グール手稿
言語 英語（サブリテラート）；ミトスゲイン： +5; SAN損失：-ID4！-rDro; 呪文倍率： XI; 学習時間: 52
時間、呪文： モルディギアンの呼び出し、クラウドメモリー、コンシュームライクネス、コンタクトグール、エンスロールビクティム
注意事項 人間の革で作られ、人間の骨で作られたこの呪われた本は、読者を変身させる。
をグール化する。
身体的特徴 ジーン・クオールズは人間性をほとんど保っていますが、その真の姿は、他のどのようなものよりも醜いものです。
グールです。彼女が消費する似顔絵は、魅力的な若い女性で、身長170cm、体重140ポンド、白い肌、長いブロンドの髪をしているものである、
大きな青い瞳に、北欧らしい顔立ち。視力は相変わらず悪いが、厚手の眼鏡で20/20まで矯正している、
という、好奇心旺盛な表情をしています。また、東部テネシー州の訛りやマナーもそのまま残しています。

[ナジャ・フラニ博士]

カルト・オカルト民俗学アドバイザー、54歳
所属しています： 友好的
人種：アフリカ系アメリカ人
SlR 10 CON II SIZ II INT 18 POW 12
dex 13 app 16 edu 23 san 60 hp ii
ダメージボーナス：+0
教育を受けている： 博士号取得。人類学、カリフォルニア大学バークレー校
職業は UCLA教授（人類学
スキルは 人類学82％、考古学42％、クライミング68％、クレクリット評価42％、クトゥルフ神話21％、早口言葉58％、ファースト
援助49％、歴史66％、ジャンプ47％、図書館利用48％、自然史42％、ナビゲート62％、オカルト73％、説得71％、
心理学61'/0、水泳54％。
言語 バンツー方言23％、英語95％、ドイツ語42％、ラテン語58％、パトワ（ハイチ）語21'/0、スペイン語28％、スワヒリ語32％。
攻撃する： なし
神話ドキュメント
名無しのカルト
言語 英語; Mythos Gain： +SANの損失：-ID8/-2D8j Spell Multiplier： 学習期間：30週間
サーストン・ペーパーズ（The Thurston Papers）を含む：
ウェッブ・モノグラフ
言語 英語; Mythos Gain： +SAN 損失：-1/-ID2j 呪文倍率： XI、学習時間：2週間、呪文：
クトゥルフに接触する
ルグラッセのレポート
言語 英語；神話獲得： +2; SAN損失: -1/-ID2; 呪文倍率： 0; 学習時間: 1週間
アンジェル・コンピレーション
言語 英語；神話獲得： +3; SAN損失: -ID2/-1D4; 呪文倍率： OJ 学習期間：4週間
ヨハンセン・ナンティブ
言語 悪い英語 神話を得る： SAN Loss: -ID3/-ID6j Spell Multiplier: +5j Spell Multiplier： 学習時間：1週間
身体的な説明 フラニ博士は身長170cm、体重144lbs。彼女は非常に美しい女性であり、近いとはいえ、そのような女性である。
エジプトの有名なネフェルティティの胸像に似ている。彼女は、髪を短く刈り上げ、自然な髪型をしているのですが、その髪型がとても似合っています。
頭皮の状態。その体型は、地球上で最も人を寄せ付けない土地を歩き続けた年月によって、今も引き締まっている。
50代半ばの今でも、ナジャ・フラニは頭角を現している。

[国税庁特別捜査官 Chun-te Wu氏]

コンピュータインテリジェンスの専門家、47歳
所属しています： 友好的
人種：中国
str 10 con 14 siz 12 !nt
デックス 12 アプリ 13 エデュ 22 サン
ダメージボーナス：+0
17 POW 14
70 HP 13
学歴 南カリフォルニア大学コンピュータサイエンス学部卒業、法務博士（法学）取得
職業は？FinCEN コンピュータサービス担当ディレクター
スキルは 会計92％、値切り42％、コンピュータ使用95％、信用格付け53％、クトゥルフ神話12％、電子工学92％、
ファストトーク42％、法律81'10、図書館利用89％、説得66％、心理学41'10
言語 英語9flo、中国語95％。
攻撃する： ベレッタM92 40％、IDIO
身体的特徴 呉春庭は、身長170cm、体重160kg、黒髪だが白髪で、黒い目をしている。彼は
開放的で生き生きとした笑顔と、あらゆる感情の流れを映し出す目を持つ、どんなものでもないが不可解な人物。彼は
濾過していないタバコが健康の秘訣と主張する。

[グレッグ・メイソン]

監視/写真専門家、33歳
所属しています： 友好的
人種：コーカソイド
STR。IO CON 13 SIZ I2 INT15 POWER 11
dex 14 app 18 edu 18 san 51 hp13
ダメージボーナス：+0
学歴 ノースウェスタン大学 ビデオ・テレビ制作学科卒業（B.s.
職業は？DEAの監視専門家
スキルは 芸術（文学史）82％、芸術（詩の執筆・演奏）62％、登攀59％、隠蔽68％、クトゥルフ神話9％、
ダッジ47"/0、電気修理41"/0、エレクトロニクス63％、早口言葉36％、隠れる42％、ジャンプ47"/0、図書館利用33％、聞く66％、
機械修理38％、説得36％、写真92％、スニーク32％、スポットヒドゥン53％。
言語 英語 90
攻撃する： なし
ミトス・ドキュメント
監視カメラの映像集
フォーマット VHSビデオテープ3本；ミトスゲイン： +2、SAN損失：-rD2/-ID4、スペル倍率： 0、学習時間：6時間
Awthoth and Other Horrors
言語 英語；神話獲得： +4、SAN損失：-rD2/-rD4、呪文倍率： 0、学習時間：1週間
モノリスの人たち
言語 英語；神話獲得： +3; SAN損失: -1/-rD3; 呪文倍率： 0; 学習時間: 1週間
身体的特徴 グレッグ・メイソンは、身長180cm、体重60kg、茶色の目と肩まであるウェーブのかかった茶色の髪をしています、
普段はポニーテールを結んでいる。シカゴのDEAチーフは、ポニーテールが重要であるため、彼にポニーテールを維持させている。
しかし、彼はメイソンに髭を剃るように要求します。メイソンは乱視を矯正するために眼鏡をかけている、
が、特に近眼というわけでもない。容姿は少年のようでもあり、悪魔のようでもある。