斎藤鷹尾が描いたドリーム作品。
斉賀法律相談事務所を主な舞台に、地獄の使者・斉賀不動が、
平和な世の中で、様々な悪行で、人を害する酷い人間に悪夢を見させるミステリーホラー。
本作の原点であるSFテレビドラマ『トワイライト・ゾーン』と同様に基本的には1話完結であるが、2話続く話もある。
あらすじ
世間では、ある都市伝説めいた噂が流れていた。
「ある有名な事務所『斉賀法律相談事務所』に晴らせぬ怨みの依頼や相談事などを頼むと、
斉賀不動が、その相手に地獄のような裁きを受けさせてくれる」
だが、その噂は真実そのものであった。
怨み、悩み、相談事を持った者が「斉賀法律相談事務所」に入った直後、
依頼者の前に緑のジャケットと白いスーツを着た白髪に、
黒レンズミニサングラスをした地獄の使者・斉賀不動が現れる。
依頼主に契約の証である書類を記入させ、「この書類にサインすれば、契約は成立し、
その相手は、地獄のような悪夢に誘わせる事が出来る」という。
そして最後に斉賀が、
「最後に何が起こるかは詳細不明ですが、それは自分自身でご想像下さい。」と告げる。
その怨みを晴らす覚悟があるのか、思い直して踏み留まっていくのか、
依頼者に困難な選択の決断する時が迫られる。
契約が執行される際には、斉賀不動に付き従う事務所の仲間らが現れ、
最後に斉賀不動により「地獄判決」が行われる。
