仮面ライダーの能力およびデザインのモチーフは音楽のジャンル。
ベルトや武器にはめて使用するアイテムはケースに入ったCDを模している。
世界観
近未来SF的なイメージ。
物語の数年前に起きた事件は、ヒトの思考と現実世界を接続する電子機器の想定外の動作による「都市伝説やデマ、陰謀論の実体化」としての怪人の発生『ミームハザード』。
また、このような異常な現象による社会の分断があった(都市1つが複数の小さな異世界に分断されるなど)。
それぞれのコミュニティ内で生きていくために、いつしか管理社会のような状況が受け入れられていた。
何らかのSF的な方法で、個人の想像力や発信する行為を制限するとか。
そんな中で組織『デミウルゴス』によって運用されているライダーシステムは、怪人が出る度に「より現実世界に近い状態=怪人が存在しない状態」を上書きして倒す手段とされる。
ライダーの奇抜な外見や装備から流れるBGMも、強烈なイメージによって変身者のミーム汚染を防ぐ目的とされる。
過去のミーム災害のイメージ
- 「人の思考をコンピューターと一体化させることによって、人間を超えた存在に進化できる」という教義のカルト教団『サイバーカルト』の存在。
- 科学技術ではありえない機能のナノマシン『アイオーン』がばらまかれた。
- 現実世界が呪術か魔術めいた法則(=乱暴に説明するなら、イメージが実体化する)に支配される。
仮面ライダーの案
- 仮面ライダーアライヴ/宮島息吹
主人公の若者。ミームハザード以前はロックバンド『クロスファイア』のボーカルだった。
ライダーのモチーフはロックと猟犬。首から下のスーツは仮面ライダー剣斬のスーツ改造のようなイメージ。
- 仮面ライダーワイヤード/梯 時夫
ひょうひょうとした雰囲気。
ライダーのモチーフはシンセサイザーとメタルヒーロー。首から下のスーツはスカウティングパンダレイダーのスーツ改造のようなイメージ。
- 仮面ライダートランジェント/白河千秋
ミームハザード以前はアイドルグループ『Galaxyz』の一員だった。
ライダーのデザインモチーフはタキシードと燕。首から下のスーツは上半身が最光シャドー、下半身が仮面ライダースラッシュの改造のようなイメージ。
バックダンサーに見立てたヒューマノイドロボット(※モチーフが燕の幼鳥なのでゴーグル状の頭部の一部が黄色い)数体を制御する指揮機のような機能もある。
コレクションアイテムの案
アイデンティティ・ディスク(アイディー)
序盤で出てくるものは8cmCD(ケースを半分に折ることを想定したデザイン)を模している。
ベルトに挿入するときにケースを真ん中で折り曲げる。
題材にする音楽のジャンルの案
1号ライダー
対応するフォーム | 音楽の内容またはジャンル | 曲名 | CDジャケットのデザイン |
基本 | 2010年代の邦楽ロック | ||
派生 | スーパーロボットが出てくる昭和のアニメの主題歌 | 鋼鉄戦士ゴウワンオー | スーパーロボット |
闇落ち | ワーグナーの「ワルキューレの騎行」みたいなプロバガンダに使用されたクラシック音楽 | ケルベロスの咆哮 | ナチスの党大会 |
最強フォーム | 星野源の「POP VIRUS」みたいな、歌を歌うことそのものを題材にしたJ-POP | ??? | ??? |
2号ライダー
基本 | クラフトワークの「The Robots」またはYMOの「テクノポリス」みたいなテクノポップ | 赤い作業着姿のアンドロイドみたいな人 | |
派生 | 「ゼビウス」のリミックスみたいなゲームミュージック | 80年代のアーケードゲームを思わせるSFチックな戦闘機 |
3号ライダー
基本 | ブロードウェイのミュージカルを思わせる雰囲気の男性アイドルグループの曲 | Show must go on*1 | ブロードウェイのミュージカル |
派生 | 忍者か侍が出てくるJ-POP | APPARE!!侍魂 |
敵キャラクターの案
- クロコダイルハザード
白いワニと土管を組み合わせたような見た目の怪人。
モチーフは下水道に白いワニがいるという都市伝説。
- プレーンハザード
上空から有害物質をばらまく飛行機のような怪人。
モチーフはケムトレイルや気象を操作する装置が存在するという陰謀論。
- トロオドンハザード
幹部的な立場の怪人。人間態がある。
モチーフはヒト型爬虫類が人類を支配しているという陰謀論。
- イデア
仮面ライダーに似た見た目の怪人。デザインモチーフは(古代に宗教的な儀式に使用された音楽からの連想で)シャーマン。
能力のモチーフは反宇宙的(=この現実世界は不完全であり、もっと完全な世界が別に存在する)な考え方。
参考にした事柄
曲の元ネタ候補
- 2010年代の邦楽ロック
WikiPedia.ja:バッドパラドックス→公式動画
- 歌を歌うことそのものを題材にした歌
WikiPedia.ja:POP VIRUS→公式動画
- 1979年の電子音楽
WikiPedia.ja:テクノポリス (YMOの曲)→公式動画
- 民族音楽に影響を受けた感じのBGM
映画『AKIRA』から「金田」→動画
- ブロードウェイのミュージカルを思わせる雰囲気
夢のHollywood
公式動画