ゾイドオデッセイ

Last-modified: 2023-01-26 (木) 23:15:34

タカラトミー(原作)・田村登正(原案)・マーシーラビット(キャラクター原案)・木元剛(作画)が描く、ドリーム作品の一つ。
『週刊少年ドリーム』で連載した、小説「ゾイドジェネレイション」の物語と世界観をベースしたAKIRAの大友克洋総監督とスクライドの谷口悟朗監督、スクライドのスタッフとアニメ制作会社「Production I.G」を手掛けるアニメ化され、同時に漫画化した作品。
小説では登場しないオリジナル主人公「カズヤ・アマタ」と言ったオリジナルキャラクターとゾイド、小説とは違った設定を与えられて、原作の主人公「ミドリ・フジカワ」は準主人公になって、カズヤの相棒になる。
ゾイドジェネシスとスクライドの音楽担当「中川幸太郎」によるジャズ、オーケストラ、和風サウンドを融合した音楽にジェネシスの曲をアレンジしている。
「ゾイド戦国絵巻」というキャッチコピーで和風テキストを描いて、これまでのアニメ作品の用語や歴代の機体、過去のアニメ作品に関わった声優が多く起用されているだけでなく、
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」と過去作のオマージュも盛り込まれ、ファン心を刺激する作品になっている。

ストーリー
惑星Zi、地球から遥か遠く離れた惑星。
そこにはヘリック共和国とゼネバス帝国、ガイロス帝国を同盟した軍事国家「ヘリック同盟」と闇の首謀者ウォルト・ジョンソンが率いるバイオゾイド軍団よる反政府組織「バイオニックス・オーダー(BO)」がゾイドによる長き戦乱が続いていた時代は、
互いが互いと戦うことができぬほどに文明が疲弊、滅びて行ったが、
人の営みは留まらず、長い時を経て小さな共同体を作りたくましく生きる術を見つけるまでに回復していた。
そんな中、一人の兵士がいた。
その名はカズヤ・アマタ、最古の武術「ムラサメ流剣術」の伝承者の剣士である。
カズヤはケンタ・ナガタと共にゾイドパイロットになるための訓練を終え、晴れてゾイドパイロットになった。
同盟軍特殊部隊オデッセイへ入隊したカズヤはムラサメブレードライガーとケンタはハウンドソルジャーを乗り込み、ヴァン・ローレンス隊長の指揮するオデッセイの一員として、
オデッセイ第2部隊「ジン遊撃隊」と共にBO軍が侵攻を受けているナカト国の片隅に位置するカゲリの村へ展開する。
一方、カゲリの村に住む少女ミドリ・フジカワは、青いライガーゼロ、ライガーブルー・ソウガと共に野山を駆ける日々を過ごしていた。
村を訪れたオデッセイ部隊とひょんなことから知り合った彼女は、
カズヤとの運命の出会いで旅に憧れて半ば強引に彼らと同行する。
しかし同盟軍の任務は各地を脅かすBO軍が率いるバイオゾイド部隊の探索と壊滅。
戦火の中でカズヤとミドリはムラサメブレードライガーとソウガと共に様々な戦いを乗り越え、成長していく。
まさに惑星Ziの戦国時代に・・・