劇場版ストリートヒーロー パリに燃える英勇魂

Last-modified: 2021-09-21 (火) 00:40:18

原作連載20周年記念作品。ストリートヒーロー映画第3弾
学園合同修学旅行のフランスに、全員集結した生徒たちによるパリでの激戦が描かれる。
企画と製作提案の広井王子と、原作者の東城刑田の完全監修による劇場版のオリジナルストーリー。
この他、20作品のキャラクターがカメオ出演という形で登場、終盤で共闘する。
映画で他作品の登場人物が登場するのは、アニメ映画で初となる。
本作のモチーフは「サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~」をテーマにしたと、東城は述べている。

キャッチコピーは「英勇、新たなる舞台へ!」「パリは今でも闘志で燃えているのか・・・」
「全生徒、全ヒーロー、パリに集結!!」「敬次、ついに御旗の元へ・・・」
「パリで、奇跡の共演大連発!?」

ストーリー
現代のフランス・パリ。当時、この街は世界で経済・文化共に最高水準の都市だったが、
街では謎の悪人による事件が頻発していた。
そのニュースは世界的に報道され、有栖録郎や神風敬次の耳にも入っていた。
フランス政府は対抗策として、都市を防衛する事を依頼しようとしていた。
その依頼人として、1人の東洋人に焦点が当てられた。そう、有栖録郎であった。その依頼とは、
パリからの英勇学園率いる6学園で協力してほしいというオファーであった。
有栖と敬次は、ある人物からの招待を受け、パリを訪れていた。一方、学園の面々は、
天王寺学園長が即刻提案した“六学園合同パリ研修旅行”の一環として、
英雄科高等部生徒全員で、研修旅行のために飛行機へ乗った。
そして、そこには有栖と敬次が待機していた。有栖が事情を説明して、
敬次をパリのプロ英雄から依頼していた事を納得する一行、だが、
パリに着いたと同時に、園児のことなが紛れ込んで、
行方不明になった事を知り、全員でパリ中を探し回る羽目になってしまった。
探し回っている敬次が到着したのは、テアトル・シャノワールという劇場。
そう、その劇場こそが、巴里華撃団の本部でもあった。
そこで、セレネと瓜二つの華撃団の一人・エリカ・フォンティーヌと出会う。
有栖は、パリでは伝説上の怪物である「狼怪人と言う名の悪人」が出現するという噂にささやかれていた。
それはかつていにしえの神殿に封印されたと言われる極悪人・ロスネグロ男爵。
彼は不思議な力を持つ巴里の秘宝を利用して世界を破壊しようと企む事だった。
こうして、花の都を舞台に、6学園の英雄生と、ロスネグロ男爵との戦いが始まろうとしていた。

スタッフ
原作・監修・総合プロデューサー - 東城刑田
ゲスト出演原作 - 広井王子、久保帯人、尾田栄一郎、ミウラタダヒロ、秋本治、矢立肇、
東堂いづみ、北条司、田畠裕基、久行宏和、英埼清吾、佐島勤、モンキー・パンチ、
関原流、助野嘉昭、ブシロード、セガゲームス
企画 - 広井王子
脚本 - 冨岡淳広・大塚隆史
音楽 - 田中公平、林ゆうき、瀬川英史、横山克
キャラクターデザイン - 上野ケン、東城刑田
作画監督 - 上野ケン
美術監督 - 本間禎章
特殊効果 - 星野健
プロデューサー - 種田義彦、情野誠人
録音スタジオ - タバック
アソシエイトプロデューサー - 服部ジャン=バティスト哲
美術監督 - 小倉一男
美術設定 - 須江信人
ビジュアルコーディネート・色彩設計 - 辻田邦夫
撮影監督 - 荻原猛夫
CG監督 - 中沢大樹
CGディレクター - 松田範雄
CGプロダクションマネージャー - 高橋麻樹、荻原ひかり、Davidson Davantes、Francis Cayetano
製作担当 - 稲垣哲雄
アニメーション制作 - A-1 Pictures、CloverWorks
製作 - Comite de production de Street Hero Movie 3
(フランス語で劇場版 ストリートヒーロー3製作委員会と表記)
配給 - ワーナー・ブラザーズ
監督 - 京極尚彦

本作のスタッフロールにて
タレントの志村けん、女優の岡江久美子、
初代・汗森役を演じた藤原啓治の追悼メッセージが追加される。

主題歌
「Grab the air」歌:milet

挿入歌
「御旗のもとに(アーティストVer)」
作詞 - 広井王子/作曲 - 田中公平/編曲 - 根岸貴幸
歌 - ホームランなみち、LiSA、AI、Beverly、吉岡聖恵