Tier 9 イタリア 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/25/15 | 本体価格(シルバー) | 3,500,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 65.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 9~11 | ||
後退 | 23.0 | 派生元車輌 | P.44 Pantera | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 335.59 | ||||
移動時 | 362.84 |
パッケージ
初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | |||
Standard B E:149,200 S:3,500,000 | ━ | 砲塔 E:? S:58,800 | 無線 E:? S:54,500 | 履帯 E:? S:62,700 | エンジン E:? S:115,000 | 主砲 E:? S:? | ━ | 戦車 Progetto 65 E:197,000 S:6,100,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期 Standard B | MB 837 Aa | Cannone da 90 Rh | Prototipo Standard B I | Prototipo Standard A (W 2) | 1,550 | R300 | |
600 | 40 / [36.67] | 63/53/53 | 710 | ||||
17.25 | 1.1/1.2/2.4 | 32 | 380 | ||||
Lv.1 砲塔 | MB 837 Aa | Cannone da 90 Rh | Prototipo Standard B I | Prototipo Standard B (R 1) | 1,700 | R300 | |
600 | 40 / [37.20] | 60/55/55 | 710 | ||||
17.50 | 1.1/1.2/2.4 | 34 | 390 | ||||
Lv.2 無線 | MB 837 Aa | Cannone da 90 Rh | Prototipo Standard B I | Prototipo Standard B (R 1) | 1,700 | RV 4 | |
600 | 40 / [37.18] | 60/55/55 | 745 | ||||
17.49 | 1.1/1.2/2.4 | 34 | 390 | ||||
Lv.3 履帯 | MB 837 Aa | Cannone da 90 Rh | Prototipo Standard B II | Prototipo Standard B (R 1) | 1,700 | RV 4 | |
600 | 44 / [40.56] | 60/55/55 | 745 | ||||
17.49 | 1.0/1.1/2.2 | 34 | 390 | ||||
Lv.4 エンジン | MB 837 Ea | Cannone da 90 Rh | Prototipo Standard B II | Prototipo Standard B (R 1) | 1,700 | RV 4 | |
750 | 44 / [50.74] | 60/55/55 | 745 | ||||
21.88 | 1.0/1.1/2.2 | 34 | 390 | ||||
Lv.5 主砲 | MB 837 Ea | Cannone da 105 Rh V1 | Prototipo Standard B II | Prototipo Standard B (R 1) | 1,700 | RV 4 | |
750 | 44 / [50.43] | 60/55/55 | 745 | ||||
21.75 | 1.0/1.1/2.2 | 34 | 390 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※緑字:オートリローダー砲
砲性能
主砲性能 | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 装填時間 | 合計[装填時間] 連射[間隔] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
Cannone da 90 Rh | AP APDS HE | 460 8G 325 | 212 259 45 | 240 240 320 | --- --- 1.46 | 900 1,100 700 | 720 720 720 | 残2[10.10] 残1[11.10] 残0[13.10] | 合計[34.30] 連射[2.00] | 1,810 | 2.00 | 0.33 | 90 [3] | +20 -8 | |
残2[10.10] 残1[11.10] 残0[13.10] | 合計[34.30] 連射[2.00] | 1,810 | 2.00 | 0.32 | 42 [3] | +20 -10 | |||||||||
Cannone da 105 Rh V1 | APDS HEAT HESH | 920 10G 1,100 | 268 330 105 | 360 360 440 | --- --- 1.91 | 1,450 925 732 | 720 720 720 | 残2[15.70] 残1[17.70] 残0[20.70] | 合計[54.10] 連射[3.00] | 1,958 | 2.40 | 0.35 | 60 [3] | +20 -8 | |
残2[15.70] 残1[17.70] 残0[19.70] | 合計[53.10] 連射[3.00] | 1,958 | 2.30 | 0.35 | 60 [3] | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 9イタリア中戦車。
ハノマーグ社やヘンシェル社が開発した試作標準戦車であり、Leopard PT Aの競合車輌である。 - 火力
- Cannone da 90 Rh
初期砲。
照準時間や精度が良好で、貫通力も初期砲として見ればそこそこ。
最終砲までのつなぎの役割はこなせるが、単発火力もDPMも非常に低いため早く最終砲を開発したい。 - Cannone da 105 Rh V1
最終砲。
貫通力が全体的に優秀。通常弾、金弾はもちろん、榴弾もHESHを使用しており、軽装甲車輌であれば貫通を狙える。
装填時間の関係であまり撃つ機会は無いかも知れないが、総弾数には多少の余裕があるので数発持っておいても良いだろう。
威力は他国の単発砲と比べると一歩劣るが、オートローダーと比べると高い。
精度や照準時間も悪くなく、高貫通高威力の弾をそれなりの精度で連射できるといのが本車の強みの一つである。
しかし、装填時間が非常に長く、単発砲として使用してもDPMは劣悪。
連射間隔も長く、瞬間火力ではオートローダーに劣る。
状況を的確に判断してオートリローダーならではの運用を心掛けたい。- 3発装填完了から
合計装填
時間(s)合計
攻撃力DPM 1発 15.70 360 1,376 2発 33.40 720 1,294 3発 53.10 1,080 1,220 - 弾倉0発から(撃ち切り後)
合計装填
時間(s)合計
攻撃力DPM 1発 19.70 360 1,096 2発 37.40 720 1,155 3発 53.10 1,080 1,220
- 3発装填完了から
- Cannone da 90 Rh
- 装甲
Leopard PT A以上の紙装甲であり、場所や角度によっては榴弾さえ容易に貫通する。
特に車体側面上部は25mmと異常な薄さである。
防楯も75mm厚しかないためまず弾くことはない。
被弾しない立ち回りを徹底したい。当然自走砲にも要注意。 - 機動性
Leopard PT A同様に抜群の機動力を持つ。
車体旋回速度は速い一方、砲塔旋回速度は多少改善したとはいえ遅めなので注意。 - その他
視認範囲は並だが隠蔽性は良好であり、前述のとおり機動性も高いことから状況によっては偵察も十分可能。 - 総論
Leopard PT Aの競合車輌と言うだけあり、機動力や装甲面はあちらと非常に似た性質を持っている。
しかし、イタリアの特徴であるオートリローダーのお陰でより遊撃に特化した性能になっている。
持ち前の機動力のお陰で裏取りは得意だが、少し無茶をするとすぐに撃破されてしまうので気をつけよう。
史実
本車は標準戦車計画(イタリアは1958年に参入*1)において開発された試作車輌のひとつです。
ヴァーネク社、ラインシュタール・ハノマーグ社、ヘンシェル社、ラインメタル社による協同開発で1960年に2両の試作車が製造されました。
A、Bの両グループがそれぞれに試作車を開発し、総合的な試験が行なわれた結果、Aグループの試作車が支持され、最終的にレオパルト1として完成しました。
Bグループ、つまり本車の敗因はエンジンやサスペンション、変速機構などの設計時点で技術的冒険をしすぎてしまい、開発に手間取ってスケジュールが著しく遅延したことでした。