Prototipo Standard B

Last-modified: 2024-04-26 (金) 15:24:10

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Tier 9 イタリア 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)50/25/15本体価格(シルバー)3,500,000
最高速度(km/h)前進65.0マッチング範囲(戦闘Tier)9~11
後退23.0派生元車輌P.44 Pantera
発見可能範囲(m)静止時335.59
移動時362.84

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6
Standard B
E:149,200
S:3,500,000
砲塔
E:?
S:58,800
無線
E:?
S:54,500
履帯
E:?
S:62,700
エンジン
E:?
S:115,000
主砲
E:?
S:?
戦車
Progetto 65
E:197,000
S:6,100,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期
Standard B
MB 837 AaCannone da 90 RhPrototipo Standard B IPrototipo Standard A (W 2)1,550R300
60040 / [36.67]63/53/53710
17.251.1/1.2/2.432380
Lv.1
砲塔
MB 837 AaCannone da 90 RhPrototipo Standard B IPrototipo Standard B (R 1)1,700R300
60040 / [37.20]60/55/55710
17.501.1/1.2/2.434390
Lv.2
無線
MB 837 AaCannone da 90 RhPrototipo Standard B IPrototipo Standard B (R 1)1,700RV 4
60040 / [37.18]60/55/55745
17.491.1/1.2/2.434390
Lv.3
履帯
MB 837 AaCannone da 90 RhPrototipo Standard B IIPrototipo Standard B (R 1)1,700RV 4
60044 / [40.56]60/55/55745
17.491.0/1.1/2.234390
Lv.4
エンジン
MB 837 EaCannone da 90 RhPrototipo Standard B IIPrototipo Standard B (R 1)1,700RV 4
75044 / [50.74]60/55/55745
21.881.0/1.1/2.234390
Lv.5
主砲
MB 837 EaCannone da 105 Rh V1Prototipo Standard B IIPrototipo Standard B (R 1)1,700RV 4
75044 / [50.43]60/55/55745
21.751.0/1.1/2.234390

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
緑字:オートリローダー砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程装填時間合計[装填時間]
連射[間隔]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
Cannone da 90 RhAP
APDS
HE
460
8G
325
212
259
45
240
240
320
---
---
1.46
900
1,100
700
720
720
720
残2[10.10]
残1[11.10]
残0[13.10]
合計[34.30]
連射[2.00]
1,8102.000.3390
[3]
+20
-8
残2[10.10]
残1[11.10]
残0[13.10]
合計[34.30]
連射[2.00]
1,8102.000.3242
[3]
+20
-10
Cannone da 105 Rh V1APDS
HEAT
HESH
920
10G
1,100
268
330
105
360
360
440
---
---
1.91
1,450
925
732
720
720
720
残2[15.70]
残1[17.70]
残0[20.70]
合計[54.10]
連射[3.00]
1,9582.400.3560
[3]
+20
-8
残2[15.70]
残1[17.70]
残0[19.70]
合計[53.10]
連射[3.00]
1,9582.300.3560
[3]
+20
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 9イタリア中戦車
    ハノマーグ社やヘンシェル社が開発した試作標準戦車であり、Leopard PT Aの競合車輌である。
     
  • 火力
    • Cannone da 90 Rh
      初期砲。
      照準時間や精度が良好で、貫通力も初期砲として見ればそこそこ。
      最終砲までのつなぎの役割はこなせるが、単発火力もDPMも非常に低いため早く最終砲を開発したい。
       
    • Cannone da 105 Rh V1
      最終砲。
      貫通力が全体的に優秀。通常弾、金弾はもちろん、榴弾もHESHを使用しており、軽装甲車輌であれば貫通を狙える。
      装填時間の関係であまり撃つ機会は無いかも知れないが、総弾数には多少の余裕があるので数発持っておいても良いだろう。
      威力は他国の単発砲と比べると一歩劣るが、オートローダーと比べると高い。
      精度や照準時間も悪くなく、高貫通高威力の弾をそれなりの精度で連射できるといのが本車の強みの一つである。
      しかし、装填時間が非常に長く、単発砲として使用してもDPMは劣悪。
      連射間隔も長く、瞬間火力ではオートローダーに劣る。
      状況を的確に判断してオートリローダーならではの運用を心掛けたい。
      一発ごとのDPM(改良砲塔)
      • 3発装填完了から
        合計装填
        時間(s)
        合計
        攻撃力
        DPM
        1発15.703601,376
        2発33.407201,294
        3発53.101,0801,220
      • 弾倉0発から(撃ち切り後)
        合計装填
        時間(s)
        合計
        攻撃力
        DPM
        1発19.703601,096
        2発37.407201,155
        3発53.101,0801,220
       
  • 装甲
    Leopard PT A以上の紙装甲であり、場所や角度によっては榴弾さえ容易に貫通する。
    特に車体側面上部は25mmと異常な薄さである。
    防楯も75mm厚しかないためまず弾くことはない。
    被弾しない立ち回りを徹底したい。当然自走砲にも要注意。
     
  • 機動性
    Leopard PT A同様に抜群の機動力を持つ。
    車体旋回速度は速い一方、砲塔旋回速度は多少改善したとはいえ遅めなので注意。
     
  • その他
    視認範囲は並だが隠蔽性は良好であり、前述のとおり機動性も高いことから状況によっては偵察も十分可能。
     
  • 総論
    Leopard PT Aの競合車輌と言うだけあり、機動力や装甲面はあちらと非常に似た性質を持っている。
    しかし、イタリアの特徴であるオートリローダーのお陰でより遊撃に特化した性能になっている。
    持ち前の機動力のお陰で裏取りは得意だが、少し無茶をするとすぐに撃破されてしまうので気をつけよう。

史実

本車は標準戦車計画(イタリアは1958年に参入*1)において開発された試作車輌のひとつです。
ヴァーネク社、ラインシュタール・ハノマーグ社、ヘンシェル社、ラインメタル社による協同開発で1960年に2両の試作車が製造されました。
A、Bの両グループがそれぞれに試作車を開発し、総合的な試験が行なわれた結果、Aグループの試作車が支持され、最終的にレオパルト1として完成しました。
Bグループ、つまり本車の敗因はエンジンやサスペンション、変速機構などの設計時点で技術的冒険をしすぎてしまい、開発に手間取ってスケジュールが著しく遅延したことでした。

 

コメント


*1 ただし、直接開発には参加しておらず、完成した車輌を採用するという形で参加していた