Tier4 日本 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/25/20 | 本体価格(シルバー) | 136,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 44.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~5 | ||
後退 | 20.0 | 派生元車輌 | Chi-Ha | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 332.03 | ||||
移動時 | 360.08 |
パッケージ
初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | Lv.7 | Lv.8 | |||
Chi-He E:3,730 S:136,000 | ━ | 砲塔 E:700 S:4,600 | 無線 E:300 S:14,000 | エンジン E:700 S:10,500 | 主砲 E:1,900 S:29,000 | 履帯 E:1,200 S:4,550 | 無線 E:420 S:22,000 | 主砲 E:2,180 S:27,500 | ━ | 戦車 Chi-Nu E:13,750 S:410,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 Chi-He | Type 100 Suirei V-12 | 47 mm Gun Type 1 | Type 1 Chi-He | Type 1 Chi-He | 505 | Type 94 Mk. 4 Hei | |
200 | 32 / [29.09] | 50/50/25 | 350 | ||||
11.60 | 1.0/1.1/2.0 | 30 | 330 | ||||
Lv.1 砲塔 | Type 100 Suirei V-12 | 47 mm Gun Type 1 | Type 1 Chi-He | Type 2 Ho-I | 550 | Type 94 Mk. 4 Hei | |
200 | 32 / [30.19] | 50/35/25 | 350 | ||||
12.04 | 1.0/1.1/2.0 | 30 | 340 | ||||
Lv.2 無線 | Type 100 Suirei V-12 | 47 mm Gun Type 1 | Type 1 Chi-He | Type 2 Ho-I | 550 | Type 96 Mk. 4 Bo | |
200 | 32 / [30.27] | 50/35/25 | 425 | ||||
12.07 | 1.0/1.1/2.0 | 30 | 340 | ||||
Lv.3 エンジン | Type 100 Kuurei V-12 | 47 mm Gun Type 1 | Type 1 Chi-He | Type 2 Ho-I | 550 | Type 96 Mk. 4 Bo | |
240 | 32 / [36.34] | 50/35/25 | 425 | ||||
14.49 | 1.0/1.1/2.0 | 30 | 340 | ||||
Lv.4 主砲 | Type 100 Kuurei V-12 | 7.5 cm Tank Gun Type 99 | Type 1 Chi-He | Type 2 Ho-I | 550 | Type 96 Mk. 4 Bo | |
240 | 32 / [36.04] | 50/35/25 | 425 | ||||
14.37 | 1.0/1.1/2.0 | 30 | 340 | ||||
Lv.5 履帯 | Type 100 Kuurei V-12 | 7.5 cm Tank Gun Type 99 | Type 2 Ho-I | Type 2 Ho-I | 550 | Type 96 Mk. 4 Bo | |
240 | 36 / [40.14] | 50/35/25 | 425 | ||||
14.37 | 0.9/1.0/1.8 | 30 | 340 | ||||
Lv.6 無線 | Type 100 Kuurei V-12 | 7.5 cm Tank Gun Type 99 | Type 2 Ho-I | Type 2 Ho-I | 550 | Type 3 Otsu | |
240 | 36 / [39.69] | 50/35/25 | 550 | ||||
14.21 | 0.9/1.0/1.8 | 30 | 340 | ||||
Lv.7 主砲 | Type 100 Kuurei V-12 | Experimental 57 mm Tank Gun Shin | Type 2 Ho-I | Type 2 Ho-I | 550 | Type 3 Otsu | |
240 | 36 / [39.69] | 50/35/25 | 550 | ||||
14.21 | 0.9/1.0/1.8 | 30 | 340 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
47 mm Gun Type 1 | AP APCR HE | 20 4G 20 | 81 122 25 | 70 70 90 | --- --- 0.47 | 810 810 810 | 720 720 720 | 22.22 | 1,555 | 2.30 | 0.44 | 121 | +20 -15 | |
25.00 | 1,750 | 2.10 | 0.42 | 121 | ||||||||||
7.5 cm Tank Gun Type 99 | AP HEAT HE | 52 6G 60 | 90 100 38 | 110 110 175 | --- --- 0.47 | 453 362 453 | 720 720 720 | 15.00 | 1,650 | 2.30 | 0.53 | 63 | +20 -15 | |
Experimental 57 mm Tank Gun Shin | AP APCR HE | 40 5G 26 | 87 131 29 | 75 75 100 | --- --- 0.66 | 810 810 810 | 720 720 720 | 25.00 | 1,875 | 2.30 | 0.42 | 80 | +20 -15 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 概要
Tier 4日本中戦車。 - 火力
- 47 mm Gun Type 1
初期砲。
一式中戦車の史実砲。
九七式中戦車搭載時よりも発射速度が少々向上しているが、基本性能はほぼ同じ。
Tier 5までマッチングするため少々力不足を感じることもあるが、それでもKV-1にも対抗できる優秀な砲であり、乗り出しは快適。 - 7.5 cm Tank Gun Type 99
中間砲。
二式砲戦車の史実砲で榴弾砲。
Tier 4で旋回砲塔に搭載される榴弾砲の中では高性能。同格なら一部を除きAPでの貫通も充分狙える。
俯角15度から放たれる単発110の重みは高い優位性を見せる筈だ。
貫通できない相手には榴弾を使っての足止めや嫌がらせがメインになる。
ある程度は金弾を使う事で底上げもできるが、弱点部位の狙撃が必要なレベルになると精度と弾道・弾速の問題もあって厳しい。
一撃が重いとはいえAPの貫通力は57mmどころか47mmにも劣るため、数値通りのダメージは出しにくい。
また榴弾砲とはいえ75mm、105mmのような一撃必殺の破壊力もないので過信しすぎないように。 - 57 mm Tank Gun Shin
最終砲。
47mmのほぼ上位互換であり、課金弾(APCR)を使えば格上相手にもある程度通用する。
一式中戦車が搭載できる砲の中では一番貫通力が高く、分間ダメージも一番高い。
- 47 mm Gun Type 1
- 装甲
前面50mmはTier 4としては悪くない厚みではある。
が、傾斜もなく角度をつけないと同格から簡単に撃ち抜かれるため、過信は出来ない。
引き続き105mm榴弾砲には注意が必要である。
特に改良砲塔はキューポラがかなり大きく、稜線などからはみ出して狙われ易い為注意が必要。
砲性能的に初期砲塔を使い続けるわけにもいかないのだが、ハルダウン時の投影面積の増加という点は稜線射撃を多用する日本戦車としてはかなり痛い。
他の日本戦車同様立ち回りには気をつけたい。 - 機動性
中戦車として臨機応変に動くのに充分な機動性を持つ。
ただし、Type 97 Chi-Haと比べてスペック上の最高速度は上がっているが、実際にはエンジン出力据え置きで重量が増加するため、むしろとっさの動き出しなどの機敏性は落ちている。
軽戦車を相手にする場合などは、路面状況にも注意しないと減速が怖い。 - 総論
走攻守のバランスが良く、扱い易い車輌である。
逆に言えばどの要素も平凡で、Tierに比して破格の砲性能を持っていた九七式中戦車と比べると凡庸で中途半端な車輌になっている。
運用法は九七式中戦車と基本的には変わらず稜線射撃・中距離射撃がメインになるが、相手が機関砲や低貫通砲装備の軽戦車である場合は前身と違って恐れずに前に出て正面装甲で防ぎながら一方的に撃破することも可能になっている。
史実
一式中戦車チヘはノモンハン事変での戦訓を元に九七式中戦車チハの防御力と機動力を強化する目的で昭和15(1940)年から開発が開始された中戦車である。
基本的には九七式中戦車の改良型であり、多くのコンポーネントを九七式中戦車より流用していたため、外見は似通っているものの、九七式ではリベット留めだった車体を溶接や平面ボルトによる接合に変更するなど多くの変更も加えられている。
一式中戦車と名が冠された本車であるが、皇紀2601年(昭和16年、西暦1941年)の段階では実車は試作車含め存在していなかった。
試作車が完成したのはその翌年の1942年9月、開発が完了したのは1943年6月の事である。
開発当時、日本は日中戦争の最中であり、さらには対米開戦も控えていた。
そのため兵器開発の資材や工場、予算は航空機や艦艇に優先的に回されており、新型戦車の開発は遅々として進まなかったのである。
一式中戦車と同一の一式四七粍戦車砲とほぼ同一の砲塔を有する新砲塔チハが配備されていたこと、また、それによって戦局が悪化するまで陸軍が興味を示さなかった事もあり、量産と部隊配備の実現は更に遅れ、1944年までずれ込むこととなった。
試作車を含めて170輌(587輌とする説もある)が生産されたが、ほぼ全ての車輌が本土決戦に備えて内地に温存され、実戦は経験することなく終わっている。
ゲーム中での改良砲塔は一式中戦車と共通の車体を有する二式砲戦車ホイのもの。
こちらは中戦車の火力支援の為に開発されたもので、計画は一式中戦車よりも早い1937年に開始され、九七式中戦車の車体を用いた試製一式砲戦車を経て1942年に試作車が完成、1943年に制式採用されている。
搭載される九九式七糎半戦車砲には榴弾、徹甲弾をはじめ対戦車戦闘用に二式穿甲榴弾と呼ばれるタ弾(成形炸薬弾)が用意されていた。
また、九九式七糎半戦車砲と交換して搭載可能な試製五十七粍戦車砲も開発されていたが、こちらは開発中止となっている。
二式砲戦車の量産は1944年に開始されたが、生産数はわずかに30輌であり、やはり本土決戦用に温存され実戦を経験する事は無かった。