T-44A

Last-modified: 2024-09-15 (日) 13:43:17

R620_T-44.png

Mach 1 戦後 東側陣営 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)90/75/45本体価格(シルバー)-
最高速度(km/h)前進51.0マッチング(時代)1
後退20.0派生元車輌なし
発見可能範囲(m)静止時260.93
移動時288.97

パッケージ

初期Lv.1Lv.2Lv.3Lv.4Lv.5Lv.6Lv.7Lv.8Lv.9Lv.10Lv.11Lv.12Lv.13
T-44A
E:---
S:---
通貨&消耗品
EXP 100
E:400
S:---
拡張パーツ
スロット
E:100
S:---
通貨&消耗品
EXP 100
E:1,000
S:---
主砲
E:100
S:12,000
エンジン
E:1,500
S:26,600
無線
E:400
S:17,500
履帯
E:1,000
S:7,500
無線
E:400
S:55,000
主砲
E:2,500
S:12,000
戦車
T-54
E:8,000
S:250,000
戦車
PT-76
E:100
S:250,000
戦車
SU-122-54
E:100
S:250,000
戦車
IS-3M
E:100
S:250,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
初期
T-44A
V-44100 mm D10TT-44AТ-44-1001,3009RM
52040 / [32.44]120/90/75450
15.350.7/0.9/1.928410
Lv.4
主砲
V-44100 mm LB-1T-44AТ-44-1001,3009RM
52040 / [32.30]120/90/75450
15.280.7/0.9/1.928410
Lv.5
エンジン
V-55100 mm LB-1T-44AТ-44-1001,3009RM
58040 / [36.08]120/90/75450
17.070.7/0.9/1.928410
Lv.6
無線
V-55100 mm LB-1T-44AТ-44-1001,3009RM v2
58040 / [36.08]120/90/75490
17.070.7/0.9/1.928410
Lv.7
履帯
V-55100 mm LB-1T-44MТ-44-1001,3009RM v2
58042 / [41.75]120/90/75490
17.070.6/0.7/1.828410
Lv.8
無線
V-55100 mm LB-1T-44MТ-44-1001,3009RM C
58042 / [41.75]120/90/75530
17.070.6/0.7/1.828410
Lv.9
主砲
V-55122 mm D-25-44T-44MТ-44-1001,3009RM C
58042 / [41.51]120/90/75530
16.970.6/0.7/1.828410

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
100 mm D10TAPCR
HEAT
HE
0
13G
140
180
330
50
250
320
330
---
---
1.76
895
895
895
2,500
2,500
2,500
8.822,2052.500.3756+23
-7
100 mm LB-1APCR
HEAT
HE
140
13G
140
190
330
50
250
320
330
---
---
1.76
895
895
895
2,500
2,500
2,500
8.452,1122.300.3556+23
-7
122 mm D-25-44APCR
APCR
HE
200
13G
200
175
217
61
390
390
530
---
---
2.49
800
1,000
800
2,500
2,500
2,500
5.452,1252.900.4146+23
-5

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 概要
    Mach 1 戦後 東側陣営 中戦車
    ソビエト連邦で第二次世界大戦末期に開発され、冷戦時代初期にかけてソビエト連邦軍で使用された中戦車。
     
  • 火力
    • 100 mm D10T
      初期砲。
      通常弾の貫通力こそ180mmと底知れぬ不安にさいなまれるが単発火力は320ともう少し欲しいが良い方だろう。
      課金弾はHEATで貫通力も330mmと高く信頼性がある。
      Match 1ではHEATの天敵である空間装甲を標準装備した車輌も少ないため、ダメージをとりたいなら課金弾を多めに持っておくと良い。
       
    • 100mm LB-1
      中間砲。最終砲候補
      実質的な最終砲。
      通常弾の貫通力が190mmに上昇したがまだまだ頼りない。
      こちらも初期砲同様、課金弾主力に戦っていければ良いだろう。
      最終砲である、122 mm D-25-44は単発火力こそ390と最終砲らしいダメージとなるが、貫通力が初期砲以下になるという致命的な弱点がある。
       
    • 122 mm D-25-44
      最終砲。最終砲候補
      え?これ最終砲?と言うほど貫通力がタダ下がりする。
      単発火力こそ390と実用レベルまで上がるものの、貫通力が初期砲以下とパーツ購入を控えたくなるほどだ。
      俯角も中間砲の7度から5度とソ連俯角へと低下する。
      経験値の使用はスルー出来ないが購入はスルー出来るので中間砲ででの運用をオススメする。
       
  • 装甲
    第二次対戦モードでは中戦車としては標準的であったが、冷戦モードでは紙装甲。
    • 砲塔
      砲塔の正面は120mm厚。
      防楯の裏装甲がほとんどないため重戦車並みに硬いということはないが、同格中戦車の通常弾程度までは弾ける。
      正面を向いた際に被弾面積の約半分を占める砲塔側面部分は90mm。
      正面を向いていればホッペ部分は横に69°傾斜し、実効装甲厚は251mmにも達する。
      ただし、よそ見をすると逆に大きな弱点となってしまうので、しっかりと射線を管理してクロスファイアされないように気をつけたい。
      キューポラは50mmしかないが被弾面積が非常に小さいのでそれほど気にする必要は無い。
       
    • 車体
      正面上部は60°傾斜の90mmで実効150mmとそれなりだが、撃ち下ろされたり垂直化も加味すると格下の通常弾にも抜かれる可能性がある。
      正面下部は実効120mm~130mmと上部よりも薄め。
      側面は75mmと中戦車としては厚く、さらに砲塔が車体の中央辺りに位置するため豚飯が有効である。
      ちなみに強制跳弾を狙った豚飯になるためHEATには弱い。
       
      この車輌の無視できない欠点として弾薬庫の脆さが挙げられる。
      車体の正面左下部や側面などの至る箇所に弾薬庫判定があり、その上耐久力が低いので破損はもちろん一撃で誘爆といったことも頻発してしまう。
      素の状態では122mm級以上の一撃を受けると弾薬庫が大破する可能性がある程。
      搭乗員スキルの弾薬庫保護の取得、それでも気になるようなら拡張パーツの湿式弾薬庫の搭載も視野に入る。
      また、燃料庫が車体前方向かって左側に配置されており、こちらも耐久力が低いので火災にも注意する必要がある。
      唯一の救いは火災発火率がT-4412.0%から10.0%へと低下されていることだろう。
       
  • 機動力
    最高速度は51km/hと中戦車としては平均的だが、出力重量比が優れており加速は良好。
    履帯の旋回速度も優れており、中戦車としては軽快な足回りを持つ。
    また、後退速度も20km/hあるため、飛び出し撃ちにも大きく適性を持つようになった。
    優れた機動性と小柄な車体を活かし、被弾を避けるよう心掛けよう。
     
  • 偵察性能
    視界は410mと良好。
    新型光学装置で補うか、主砲性能の強化に特化するかは自分のプレイスタイルと相談しよう。
    視界を補うように隠蔽率は中戦車としては優秀。スキルや迷彩塗装でさらに伸ばしておきたい。
     
  • 拡張パーツ
    おすすめの拡張パーツは、砲安定装置・けん引システム・新型駆動系の3つ。
    モッサリとした足回りを改善するため、機動力・旋回半径・エンジン馬力を底上げをする構成。
    新型装填装置(装填速度)を使いもう一声欲しい装填速度の強化を狙った。
    新型装填装置(装填速度).png装填時間-10%11.00秒→9.90秒
    けん引システム.png最大速度+10%
    車体旋回速度+10%
    85.2km/h→93.7km/h
    38.00度/秒→41.80度/秒
    新型駆動系.png最大速度+5%
    最大エンジン出力+5%
    93.7km/h→98.4km/h
    235HP→247HP
     
  • 総論
    T-44と装甲面はほぼ変わっていない。
    改良砲塔が存在しないため砲塔装甲は非常に低い。
    加速・旋回・隠蔽は優秀で中戦車としてはそこそこの装甲。
    ただし、あくまでも中戦車としてであり、弾薬庫や燃料庫が損傷しやすいという大きな弱点もあるため過信は禁物だ。
    もともと機動面では扱いやすい車輌であったが、けん引システムを装備することによってさらに扱いやすくなる。
    シルバーに余裕があれば装備してみるのも良いだろう。

史実

ソ連軍は、T-34を1940年に正式採用し、1941年から始まった独ソ戦で初めて実戦に投入した。T-34は当時としてはかなり先進的な戦車で、機動力、火力、防御力とも非常に優秀であり、ドイツ軍はいわゆる「T-34ショック」と呼ばれる大きな衝撃を受けた。
しかし、配備数の少なさ、戦術の拙さや乗務員の練度の低さもあり、実力を発揮できずにソ連軍はモスクワ前面まで敗走する事となる。
まもなくT-34は大量配備され、ドイツ軍機甲部隊に対し質・量ともに優越したが、より洗練されたT-34Mを本格量産する当初の計画は開戦によって頓挫し、T-34は依然問題を抱えたままだった。
また一方で遅れて42年にはドイツ軍も対抗する改良型の戦車を投入したことでT-34の性能向上が必要となった。

1940年に没したミハイル・コーシュキン亡きあと、T-34の主任技師の座を引き継いでいたアレクサンドル・モロゾフは、T-34の発展型の設計に着手し、1943年3月、ウラル戦車工場設計局においてT-43の試作を完成させた。

T-43はT-34/43年型と78.5 %の部品を共有しながら、砲搭装甲を前面90 mm、側面75 mmに強化し、T-34で不評だった2名用砲塔に代え新型の3名用砲塔を搭載した。
しかし、主砲は76.2 mm戦車砲F-34をそのまま流用していた。装甲の強化で増えた重量の分、最大速度は48 km/hに低下したが、サスペンションが従来のコイルスプリングを使ったクリスティー式ではなく、KV戦車と同じトーションバー式に変更され、走行性能そのものはT-34に勝っていた。これは3,000 km走行耐久比較試験でも、従来のクリスティー式に比べ優秀であることが証明されている。

T-43は1943年に一旦正式採用されることで内定したが、すでに陳腐化していた武装の新型戦車を正式採用することに異論が出たり、T-34の生産に支障が出る恐れがあることから、正式採用は見送られ、再設計が行われることになった。
その代わり、T-43の砲塔をベースに改良し85 mm戦車砲D-5Tを載せたものをT-34に載せかえることで武装を強化することが決定、T-34-85として生産が開始された。

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