Tier 4 イギリス 駆逐戦車
スペック
HP | 270 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 10/10/10 |
最高速度(km/h) | 51 |
重量/最大積載量(t) | 7.92/8.2 |
本体価格(シルバー) | 130,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | AT 2 (13,500/425,000) | |||||
Alecto (3,700/130,000) | ━ | Alecto Mk II (2,000/27,000) | ━ | Alecto Mk III (4,010/44,400) | ╋ | Alecto Mk IV (5,410/49,400) | ||
┗ | Alecto Mk III* (3,710/36,400) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Alecto | Meadows H.O.P. | QF 6-pdr AT Gun Mk. II | Alecto Mk. I | Alecto | 270 | 350 | |||||||
162 | AP APCR HE | 105 170 30 | 75 75 100 | 120 | 45 6G 32 | 26.09 1.70 0.40 | 38 | -/-/- | 44 | 340 | |||
Alecto Mk II | Meadows H.O.P. | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Alecto Mk. I | Alecto | 270 | 375 | |||||||
162 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 120 | 45 6G 32 | 26.09 1.70 0.37 | 38 | -/-/- | 44 | 340 | |||
Alecto Mk III | Meadows H.O.P. O.C. | 3.7-inch AT Howitzer | Alecto Mk. IV | Alecto | 270 | 400 | |||||||
180 | HE HEAT | 47 110 | 370 280 | 48 | 156 14G | 8 2.09 0.49 | 42 | -/-/- | 44 | 340 | |||
Alecto Mk IV | Meadows H.O.P. O.C. | QQF 25-pdr AT Gun-Howitzer Mark III | Alecto Mk. IV | Alecto | 270 | 450 | |||||||
180 | AP AP HE | 71 92 44 | 180 180 280 | 60 | 83 7G 83 | 10.53 2.09 0.46 | 42 | -/-/- | 44 | 340 | |||
Alecto Mk III* | Meadows H.O.P. O.C. | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Alecto Mk. IV | Alecto | 270 | 450 | |||||||
180 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 120 | 45 6G 32 | 26.09 1.70 0.37 | 42 | --/--/-- | 44 | 340 |
解説
Tier4のイギリス駆逐戦車。
同格TDと比べると攻撃力でやや劣るものの優れた機動力を持っており、それを活かした側面からの攻撃を得意とする。
また広い視界と良好な隠蔽率を持つため、偵察役として活躍できるのも特徴。
《長所》
・広い視界(390m)
・高い隠蔽率(静止時隠蔽率は全Tier通してトップクラス。移動中でも同格LT並)
・良好な最高速と履帯旋回性能
・三種類から選べる上位砲
《短所》
・同格TDと比べると非力な砲性能
・薄い装甲(全周10mm)
・狭い俯角(5゚)
砲は四種類ある。うち上位砲は三つあり、どれを載せるかで取るべき戦術が異なってくる。
なお上位砲のうち二つがValentine ATからの引き継ぎとなるため、開発の面で楽ができる。
QF 6-pdr AT Gun Mk. IVは高貫通・高発射レートの戦車砲。
弾速が速く精度もそこそこで長距離からでも動く目標を狙いやすい。
貫通力もTier4環境では十分にあり、金弾であるAPCRを使えば格上HTにも通用する。
さらにDPMも高水準で、どんな状況にもそれなりに対処できる汎用性を持っている。
短所は一撃のダメージ量が少ない点。
そのため撃破まで持って行くのに射撃を重ねる必要があり、結果的に被発見・被弾を受けやすい。
かといって一撃ごとに身を隠す戦い方では高いDPMを活かすことができず、ジリ貧に陥りがちになる。
この砲を選択する場合には敵味方の布陣を観察することが特に大事で、
・味方LTが視界を確保しているなら、後方から攻撃
・そうでなければ前に出て視界を取る(発砲は極力控える)
というように、状況に応じて意識を切り換え、その時その時に適した役割を演じることをより強く心がける必要がある。
3.7-inch AT Howitzerもvalentine ATからの引き継ぎとなる榴弾砲。
Tier3環境下では火力過剰ぎみで隙ばかり大きく、持て余されがちだったこの砲だが、高機動・高隠蔽率で射撃機会を得やすいAlectoが搭載することでひと味違う使い勝手を発揮するようになる。
長所は単発ダメージが高い点で、HEが貫通すればTier5TDくらいまでなら一撃死を期待できる。
短所は着弾が遅い点(弾速が遅い&弾道が極端に山なり)で、長距離から静止目標以外に直撃させるのは不可能に近い。
このため後方から撃ちかける一般的なTD運用にはあまり向かない。
またリロードもAlectoが搭載できる砲の中では最も遅い。
この砲を選んだ際のAlectoは何をするにもある程度前に出る必要があるので、障害物や稜線などを利用した一撃離脱を心がけよう。
または固定砲塔のLTと割り切って偵察役として振る舞うのも良い。置き偵察が身に付いているなら自然と長いリロードや照準合わせの時間を作り出すことができるので、結果的に観測・与ダメの両方で稼ぎやすくなる。
QQF 25-pdr AT Gun-Howitzer Mark IIIはAlecto唯一の新開発砲であり、専用装備でもある。
3.7インチ榴弾砲と比べてこちらの方がリロードが早く、精度も高い。
弾道も弾速も一般的な戦車砲に近く、長距離戦でも命中させやすい。
高い発射レートも相まって、履帯を狙い続けて足を封じる戦術に長けている。
一方短所として、3.7インチ榴弾砲より貫通力と単発ダメージが落ちている。
特にダメージ量の減少は深刻で、HE貫通でも一撃死が取れるのはせいぜい同格LT・TDまで。同格MT以降は一撃ではまず仕留められなくなっている。
全周40mm以上の装甲を備えていることが多いHT相手ではどう撃ち込んでもHEが貫通せず、履帯などの空間装甲にも阻まれて三桁に届かない程度のダメージで終わることも多い。
またHE以外にAPも撃てるが、貫通は金弾APで92mm、ダメージは一発180と物足りない。
このような性質を「格上相手となると途端にダメージが入らなくなる頼りない砲」と捉えるか「履帯切り特化でありながら格下はワンパンできる万能砲」と捉えるかは難しいところだが、要は自分で倒せない格上を味方に倒してもらえるかどうかにかかっている。
この砲を選んだ時は特には味方TDやSPGから射撃してもらえる位置で敵をスポットまたは足止めするよう心がけよう。
ちなみに次のAT2に進むのにこの砲の開発は必須ではないので、先を急ぐならパッケージAlecto Mk III*は無視することもできる。
なおどの砲を選んでも俯角は一律5゜と狭いので、稜線射撃をする際には身を乗り出しすぎないよう注意。
装甲は全周10mmとゲーム内トップクラスに薄い。
言うまでもないが決して姿を晒したまま撃ち合わないように。
逆にAlectoを敵に回した場合、ゲーム内のどの砲弾でも十分貫通が見込めるので、よりダメージの高いHEを撃ち込むようにしたい。
機動力については良好と言える。
加速と最高速は同格LTに迫るほど良い。
また履帯の旋回も早いのでドッグファイトを挑んでくる戦車への対応力も高い。
ただし車重は軽く、敵に体当たりするとダメージはほとんどAlectoがかぶる結果となるのでこれは避けた方がよい。
視界は390mと良好で、同格LTのどれよりも優れている。隠蔽率も非常に高く、上記の足まわりの良さも手伝って、下手なLTよりも偵察役への適性があると言える。
ただ無線範囲だけは凡庸(最上位の無線を積んで450m、中間の無線機搭載のAlecto Mk IIIパッケージでは400m)なので、あまり突出しすぎることのないようにしたい。
現状のTier4TDを概観すると、10榴や85mm戦車砲などの強力な砲を40km/h程度の快速で運ぶ、攻撃力と機動力を両取りしたような車両が居並んでいる。
中でも特に機動力寄りの性能を持つのがアメリカのM8A1と、このAlectoとなる。
Alectoは特に視界と隠蔽率に優れており、優秀な足まわりもあって、TDとしてもLTとしても十分活躍できる能力を持っている。戦場では状況を見て絶えずこの二つの役割を切り替えて走り回る必要があり、非常に新鮮な操作感を与えてくれる車両となるだろう。
また三種類の個性的な最終砲ラインナップも魅力で、どれを載せても車両の性質が大きく変わる。このうちどれか一つを極めるのも良いし、時々載せ替えて違いを楽しむのも良い。
なおこの開発ルートでは次から四代にわたってATシリーズに乗り継ぐこととなる。車両の性格ががらりと変わるので、Alectoで事前に搭乗員スキルを取る場合にはその事情を鑑みて計画的に取得すると良い。
主砲選択アンケート
どの主砲を良く使ってますか?
史実
アレクトー自走砲は、3.75インチ(95mm)榴弾砲を試験的に搭載する自走砲として、1942年にMk.VII軽戦車テトラークの後継であるMk.VIII軽戦車ハリーホプキンスの車体をオープントップ化して流用した自走砲です。
Mk.VII軽戦車テトラークから受け継いだ操向機構は、車のように転輪の向きを変えることで、フレキシブル履帯の向きも変えて旋回できるという機構を持っていました、また、操縦も従来のレバー式ではなく、車と同じハンドル式となっていました。
アレクトーは車体後部に、3.75インチ榴弾砲を架装した試作車が完成しましたが、1944年後半までは戦車不足を補う為の開発ラッシュから、他の戦車の審査が目白押しだったために順番を待たねばならず、やっと回ってきた審査では不具合や問題が続々と露呈したことから、今度はこれを解決することに時間が掛かりすぎて、解決する頃にはヨーロッパ戦線は終結、一応2,200両の発注を陸軍省から受けますが、今度は生産中に太平洋戦線が終結に向かいつつあり、生産中だった少数の車両だけで量産がキャンセルされてしまいます。
この時、75mm砲や6ポンド砲などを搭載の派生車両が試作で完成していて、新たに25ポンド砲搭載用の車体が完成していたときのことでした。
25ポンド砲は、もともと野砲として造られましたが、しばしば対戦車砲として用いられています、そのため、対戦車砲として使用するプラットフォームに載せれば、旋回砲として可動し移動する戦車を捉えることが出来ました。
その為か、対戦車自走砲としても期待が持たれていたらしいです。
ゲーム中では、6ポンド砲と25ポンド砲が搭載されたパッケージが登場します。
戦後、他国販売の売り込みにも失敗に終わったアレクトーは、ブルドーザーとして改造されて、戦後の僅かな時期に工兵部隊からアレクトドーザーと呼ばれて使用されました。
アレクトーは、ギリシャ神話の女神で、3柱の復讐の女神の1柱「アレークトー(アレクトとも)」から付けられています。 「止まらぬ者」の意を持ち、他人に対する罪悪(怒りなど)を非難する役割を持っていると言われています。
コメント
- とっても可愛らしいコンパクトな駆逐戦車。左右非対称の潰れ煎餅TDや動く箱といった風情の鈍亀TDが、それぞれ「前と外見変わらなくない?」が続く英国TDルートのプリンセス。その可憐さに似合わずLee先生その他をワンパン可能な榴弾砲を有しており、機動性が高く、静止時隠蔽率は軽戦車よりも高いため、hellcatと同様に"姿をさらさなければ"脅威度の高い駆逐戦車として活躍できる。MkIIIパッケージの榴弾砲は遠距離では山なりの曲射弾道となっており、薄い天板を撃ち抜いたり弾道痕跡が見え難かったりするが、弾速が遅いため遠距離で動目標を狙うのは難しい。マズルブレーキがカッコイイMkIVパケは貫通力こそMkIIパケに劣るが、このTier帯では充分な貫通力であり、威力が高めのAPやHEを直射することができる。なお高い隠蔽率を活かして置き偵をすることもできるが、ボトム参戦時以外は駆逐戦車本来の仕事をすることが望ましい。 -- 2014-09-08 (月) 01:58:20
- 解説書いてみました。オープントップ駆逐はPC版では既に視界nerfを食らっているので、もし同じ措置が箱でも実施されたら大幅にリライトしなければならないかなーとは思うのですが、とりあえず今はこれで。ていうかなげーよこれ…後でまた削ってもう少しスマート -- 2015-07-13 (月) 07:42:39
- にします -- 2015-07-13 (月) 07:43:00
- 微修正&主砲選択アンケートをパクってみた(KV-1編集の方ありがとうごめんなさい) -- 2015-08-10 (月) 01:04:54
- 気にしなくて良いよ~。ってか、少しでも良いwikiにするべきだしw -- 2015-08-10 (月) 01:25:07
- にします -- 2015-07-13 (月) 07:43:00
- これまで敵として出会ってたときは、榴弾のおいしいエサだったけど、使ってみたら楽しいな。 初陣は、味方のレミングスで散々な目にあったが、2回目の出撃でトップガン取れた。 へったんと一緒で愛用者が多いのも頷けるなコイツ。 -- 2015-07-15 (水) 19:30:29
- ライヴオーク(ティアトップ)で8両撃破したがTOPGUN以外特に賞がもらえんかった -- 2016-12-03 (土) 16:47:56