Tier 5 ドイツ 重戦車 (課金戦車)
スペック
HP | 650 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/75/70 |
最高速度(km/h) | 34 |
重量/最大積載量(t) | 48,23/55,8 |
実用出力重量比(hp/t) | 12.44 |
本体価格(ゴールド) | 2,100 |
戦車パッケージ
Captured KV-1 (2,100G) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Captured KV-1 | V-5 | 57 mm project 413 | KV-1 mod. 1941 | KV-1 ChTZ mod. 1942 | 650 | 10RK | |||||||
600 | AP APCR HE | 112 189 29 | 85 85 95 | 174 | 56 7G 28 | 26.09 2.30 0.34 | 20 | 110/110/110 | 24 | 310 | 440 |
解説
- 概要
Tier5ドイツ重戦車。
車体正面、砲塔側面にでかでかと描かれた鉄十字と白い塗装が眩しい、ドイツに鹵獲されたソ連産重戦車。
独ソ両国の搭乗員を配備できる。
本車はそのKV-1の内、高連射・低火力のKV-57Mパッケージ相当品となるが、エンジンのみKV-2やT-150に使われるV-5型が搭載されており、本家より出力が100高い。
また、HPも10だが微増、他にも本体重量・最大積載量と細かい差異が見られる。
シルバーボーナス65%、EXPボーナス45%。
- 火力
- 57 mm proiject 413
性能はKV-1のものと同一。
APの貫通力は112mmと同格の中では平均だが、APCRの貫通力は189mmとかなり高い。
ダメージも85とライバルのOF 6-pdr Mk. Vを上回り、結果良好な発射速度と合わさって2217という高DPMを持つ。
- 57 mm proiject 413
- 装甲
- 車体
前側面75mm、後面上部50mm、後面下部70mmとTier5HTに恥じぬ重装甲。
ただし同格は基本100mm以上の貫通力を持っているため、ただ真正面を向いているだけでは容易く貫通される。
昼飯の角度を取ることを忘れないように、また格上が相手でも厚い側面を活かして豚飯をすれば十分弾くことが出来る。 - 砲塔
全周110mmと優れた装甲厚を持っており、格下相手には安定して戦うことが出来る。
更には防盾部は防盾110mm+砲塔90mmで200mmという重厚さで格上の砲弾すら弾く可能性がある。
ただし防盾横には90mmの砲塔部が露出しており、ここを狙われるとあっさり抜かれるため、常に前後移動するなどして狙わせないようにしよう。
- 車体
- 機動性
最大速度は34km/h、本家KV-1ではこの数値は下り坂などを利用した場合にのみ出たが、本車輌はエンジンが600馬力のV-5に換装されているため、機動力が飛躍的に向上している。
整地でなら容易に34km/hを出せるため、陣地転換や進軍に取り残されることもなくなった。
ただし、履帯性能は相変わらず壊滅的であり、曲がろうものならたちまち減速してしまう。
旋回速度も低いので、MTなどのNDKには注意が必要である。
- 視界と通信範囲
視界は310mと非常に狭い。
また、通信範囲も440mと狭い。
味方との連携が取れないと、遠距離からの見えない敵の攻撃を延々と受け続けるため注意しよう。
史実
詳細はKV-1を参照のこと。
1941年11月モスクワまであと少しに迫りながら、冬将軍とソ連軍の猛反撃を受けてドイツ軍は大損害を受けて撤退を余儀されることになります。
資材と戦車不足から、損傷が軽微だったりガス欠や弾切れで放棄されたりしたソ連軍戦車を修理整備、途中の村に駐留していた部隊を襲撃して鹵獲後、様々な部隊で運用していました。
KV-1もPz.Kpfw.KW-1 753(r)と形式名称をドイツ式に改名され、多くはキューポラと無線機を追加、変速機には悩まされたそうですが、T-34同様にちゃっかりと部隊運用していました。 KVはドイツではKWとなります。
鹵獲したKV-1 1942年型のうち、少なくとも1輌に主砲を防盾ごとIV号戦車G型と同じ43口径75mm砲に換装し、砲塔上にIV号戦車用のキューポラとT-34用のベンチレーターを取り付ける改造を行ったものがPz.Kpfw.KW-1 753(r) mit 7.5 Kw.K L/43となります。
とにかく使える機材を掻き集めて、戦力補充が最優先であらゆる戦車を使わねばなりませんでした。
味方の誤射を避けるため、大きめの国籍マークを砲塔に記していましたが、大抵はシルエットで判断することが多く、あまり役に立たなかったとも言われていました。
KV-1はエンジン出力は大きいのですが、多板摩擦式ディスク・クラッチとスライディング・メッシュ式トランスミッションに過負荷がかかっており、操作が不便で故障が頻発したそうで、鹵獲して調べたドイツ軍のレポートでは、変速操作にハンマーが要るとか、停止状態でないと変速できないとか散々な結果が書かれていました。
ゲームに登場する本車は、キューポラの追加などドイツ軍の追加をしていないもののWGオリジナルの装備となっています。