IS-4

Last-modified: 2018-01-23 (火) 22:12:14

ussr.is-4.png

Tier 10 ソビエト連邦 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP2,500
車体装甲厚(mm)140/160/100
最高速度(km/h)43
重量(初期/最終)(t)59.86/66.3
本体価格(シルバー)6,100,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
IS-4
(189,000/6,100,000)
IS-4M
(59,300/335,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
IS-4V-12122 mm D-25TIS-4MIS-4M2,50010RK-26
750AP
APCR
HE
175
217
61
390
390
530
301,025
12G
608
5.45
2.90
0.46
26250/200/17022400720
IS-4MV-12122 mm M62-T2IS-4MIS-4M2,50010RK-26
750AP
HEAT
HE
258
340
68
440
440
530
301,065
13G
630
5
2.90
0.37
26250/200/17022400720

解説

史実

IS-4は第二次世界大戦末期の1944年4月からL.S.トロヤーノフ技師の設計チームにより開発が開始され、オブイェークト701-2とオブイェークト701-5と第二次世界大戦末までにいくつかのプロトタイプが製造されました。 最終的にオブイェークト701-6に発展、これがIS-4とされました。
IS-2の後継として大型化・重装甲化し、122mm砲と750馬力のV12エンジンを搭載、車体には表面硬化処理された圧延鋼の溶接組み立て方式が採用されていて、砲塔は鋳造製で、砲塔前面装甲厚250mm・車体前面装甲厚160mmという重装甲を誇っていました。
V型12気筒エンジンにはスーパーチャージャーを付けて出力強化したもので、その冷却機構はドイツ軍のパンターを参考にしており、グリルの形状が類似していました。
同軸機銃は12.7mmDShK重機関銃に強化、主砲は従来のISシリーズと同じ122mm DT-25Tですが、砲塔旋回だけでなく、砲の俯仰も電動モーターで行っていました。
それまでの多くのソ連重戦車に課せられた重量46t以下という制限は撤廃されており、そのため車内容積に余裕があり、車体は延長されて転輪が片側7個に増え、居住性や操作性の改善がみられます、大型の砲弾を装填する際の難点であった主砲弾薬庫の位置も全て砲塔後部に収納され、装甲厚も増していますが、その結果、重量は60tに達していました。

1947年からIS-4として正式化となり生産が始められましたが、独自の回転機構と増幅器を持つ遊星歯車式操行変速装置を搭載したことが仇となって信頼性の低下を招き、重装甲化による総重量が増したこともあって機動力不足と判断されてしまいます、また、IS-3の2.84倍という製造コストの高さに膨れ上がったことなどが起因して、1947年から1949年の2年間でごく少数の約200両~250両程度しか生産されなかったそうです、これには、後に採用されたT-10の存在もあったことも起因しているようです。
生産されたIS-4は、衛星国や同盟国への供与はされずにソ連軍のみで運用され、朝鮮戦争に合わせて、全車両が極東の国境付近に配備された部隊が送られていました。
朝鮮戦争では実戦参加の記録は無く、現役車両には後にIS-3Mに準じた近代改修が加えられましたが、1960年代まで実戦配備が継続された後、順次退役となり実戦経験がないまま、スクラップや射撃訓練用標的とされました。

現在では、残った1両がモスクワ郊外のクビンカ軍事博物館に展示されています。

コメント

  • 砲塔の天井が薄過ぎ!背の高い車両からよく狙われます。 -- 2015-07-02 (木) 12:27:49
    • Tier8TDで高台から150mm榴弾撃ち込んだら貫通してHP半分減ってるの見た時は同情した -- 2015-07-03 (金) 02:35:36
  • プレイヤーの豚飯技術に全てが掛かっている車両。敵との距離を詰める時は真っ直ぐではなく斜めに仕掛けるようにして側面への射撃を誘うようにするとかなり弾くが過信は禁物。 -- 2015-09-05 (土) 17:59:35