Tier 7 アメリカ 軽戦車
スペック
車体
HP | 860 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 25/25/19 |
最高速度(km/h) | 72 |
重量/最大積載量(t) | 23.1/23.65 |
本体価格(シルバー) | 1,370,000 |
修理費(シルバー) |
ツリー
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | T49 (101,200/2,380,000) | |||||||||
M41 Bulldog (56,300/1,370,000) | ━ | T41A1 (-/94,700) | ━ | T41E1 (-/137,700) | ━ | M41A2 (-/160,000) | ━ | M41A3 (-/162,100) | ┛ |
パッケージ
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
M41 Bulldog | Continental AOS-895-3 | 76 mm Gun T91 | M41 | M41 | 860 | AN/GRC-3 | |||||||
500 | - - - | - - - | - - - | 57 | - -G - | 19.35 - - | 54 | 25/25/25 | 48 | 380 | 410 | ||
T41A1 | Continental AOS-895-3 | 76 mm Gun M32 | M41 | M41A1 | 910 | AN/GCR-7 | |||||||
500 | APCR HEAT HE | 175 210 38 | 150 150 185 | 65 | - -G - | 16.67 1.89 0.40 | 54 | 25/25/25 | 50 | 400 | 745 | ||
T41E1 | Continental AOSI-895-5 | 76 mm Gun M32 | M41 | M41A1 | 910 | AN/GCR-7 | |||||||
550 | APCR HEAT HE | 175 210 38 | 150 150 185 | 65 | - -G - | 16.67 1.89 0.40 | 54 | 25/25/25 | 50 | 400 | 745 | ||
M41A2 | Continental AOSI-895-5 | 76 mm Gun T91E5 | M41A1 | M41A1 | 910 | AN/GCR-7 | |||||||
550 | APCR HEAT HE | 175 210 38 | 150 150 185 | 70 | - -G - | 11.54 2.09 0.40 | 56 | 25/25/25 | 50 | 400 | 745 | ||
M41A3 | Continental AOSI-895-5 | 76 mm Gun M32 late | M41A1 | M41A1 | 910 | AN/GCR-7 | |||||||
550 | APCR HEAT HE | 175 210 38 | 150 150 185 | 65 | - -G - | 17.14 1.89 0.37 | 56 | 25/25/25 | 50 | 400 | 745 |
解説
史実
M41軽戦車はアメリカ陸軍軽戦車、愛称は当初リトル・ブルドッグでしたが、後に朝鮮戦争で戦死した第8軍司令官ウォルトン・H・ウォーカー中将の名をとってウォーカー・ブルドッグとなったそうです。
この戦車から車体前方機銃が廃止され、乗員が4名に減らされた事がトピックとなっています。
5,500両が生産され、アメリカ陸軍に1,800両以上が配備され、その他は日本、タイ、台湾、デンマークなど各国に輸出されたほか、派生型・輸出先現地改良型が多数存在するベストセラー戦車でもあります。
M24軽戦車の後継として1949年から開発が始められたT37に続いて開発された試作戦車がT41です。T37フェーズ2を原型としており、車体はT37フェーズ2と同じ物が使用されています。
主砲は70.6口径76mm戦車砲T94(俯仰角マイナス9度からプラス20度)を搭載。砲塔両側にはポッド式に7.62mm機銃を装備しており、主砲と連動して俯仰する他、単独で45度まで仰角をかけられる様になっています。
火器管制にはT37ステレオ式測遠機や、ヴィッカーズ社製砲二軸安定化装置とリード・コンピューティング・システムも搭載したものが使用されました。
1951年に朝鮮戦争で実戦テストを受けましたが、測遠機が主砲射撃の度に発射の衝撃で狂うため、とても使い物にならなかったそうです。
そこで、T37ステレオ式測遠機を直接照準テレスコープに変更し、砲安定化装置を廃止、主砲をシングルバッフル式マズルブレーキ付きの60口径76mm戦車砲T91E3に変更したものがT41E1となりました。
副武装は同軸と砲塔頂部ピントルマウントのM2機銃1挺ずつが装備されています。 砲塔右に車長・砲手、左に装填手が座る方式が採用されていました。 全長8.055m、全幅3.264m、全高2.851m、戦闘重量23.078t。
装甲厚は車体32~13mm、砲塔38~12mm。エンジンはコンチネンタル社製AOS-895-3水平対向4サイクル6気筒空冷ガソリンエンジン(500馬力)で、トランスミッションはGMCアリソン社製CD-500-3クロスドライブ式(前進2段・後進1段)、最大速度64.4km/h、航続距離113~241kmを発揮します。乗員は4名(車長、砲手、装填手、操縦手)。
M41として1952年末に制式化されました。
その後、T41E1の砲塔俯仰装置を手動から電気駆動に、旋回装置をオイルギヤ社製油圧動力旋回装置に変更、砲架をT138E2に変更したものがT41E2となりました。 15秒で砲塔を全周旋回できるのが特徴で、M41A1として1954年6月(1953年5月?)に制式化されました。
まず、正式化されたM41は車体が均質圧延鋼板の全溶接で、前部左が操縦手席、右が主砲弾薬庫、中央が戦闘室、後部が機関室の構成となっていました。 操縦席上部には水平回転して開く1枚ハッチがあり、中央には後に夜間用のM19ペリスコープを取り付ける回転式マウントが付けられていました。
操向装置は二半径型で、操向はT字型のハンドルで行い、超信地旋回が可能でした。
砲塔後部には大きな張り出しが設けられており、無線機が収容されています。
砲塔駆動は手動または油圧で、旋回速度は最大毎秒36度。俯仰は手動で、マイナス10度からプラス20度までとなっていました。
主砲は60口径76mm砲M32で、発射速度は毎分12発、M76砲架に搭載され、左には7.62mmM1919A4E1同軸機銃(5,225発)が装備されますが、一部には12.7mm機銃M2E1(2,175発)を搭載したものもあるようです。
照準具はM97直接照準眼鏡、M31方向角指示器、M9高低象限儀、M1/M1A1象限儀、M4弾道連動駆動装置が装備されています。 砲塔内には主砲即応弾24発を収容し、車体前部右の33発と合わせて57発を搭載しています。
戦闘重量23.134tで、エンジンはコンチネンタルAOS895-3水平対向6気筒ガソリンエンジン(グロス出力500馬力、ネット出力440馬力)、変速操向機はクロスドライブ式のアリソンCD-500-3オートマチック(前進2段・後進1段)、最大速度72.4km/hを発揮しました。
試作車6両を含めて1,802両が生産され、うち521両がM41A1に改修されました。
改修型のM41A1はT41E2の量産型で、1954年6月(1953年5月とも)に制式化されました。
M41の砲架をM76A1(T138E2の制式化型)に換えており、砲塔駆動装置もコンパクトなオイルギヤ社製油圧動力旋回装置に換装し、主砲弾搭載数を計65発、7.62mm同軸機銃弾搭載数を4,900発に増加させていました。
戦闘重量23.3tに増加しましたが、最大速度75.6km/hとこちらも増加しています。
後期型は補助動力装置用マフラーが大型化し、車体右前部に移されました。
西ドイツ軍が使用していたものが、順次陸上自衛隊に引き渡されましたが、61式戦車より操作が良いと評価は高かったのですが、砲尾の位置が高いために装填には苦労と工夫が必要でした。
ゲーム中で登場しないのが、自衛隊ファンにとって惜しいところです。
M41A2はM41のエンジンを、燃料直噴装置を追加したAOSI895-5/AOSI-895-5Mに換えたもので、燃費が改善され、行動距離が増えました。
M41A1のエンジンをコンチネンタル社製AOSI895-5/AOSI895-5Mに換えたものがM41A3です。
ハッチ中央にはM19双眼式赤外線暗視ペリスコープを装備でき、前照灯として装着されている赤外線投射灯により映し出された画像を見ることが可能となっています。
操縦手の右には76mm砲弾が収容されていました。
砲塔は均質圧延鋼板製で、後部の大きな張り出しに通信装置やエアブロワー装置を搭載しています。
全長8.214m、車体長5.821m、全幅3.198m、全高2.727m、戦闘重量23.496t。
主砲は76mm戦車砲M32(65発)、副武装はM1919A4E1同軸機銃1挺(5,000発)と12.7mmM2対空機銃1挺(2,175発)。
装甲厚は車体前部32~26mm30~45度、側面26~19mm0~45度、後面19mm50度、砲塔防楯38mm56度、前面16~26mm、側面26mm30度、後面26mm90度。
エンジンはコンチネンタル社製AOSI-895-5空冷4サイクル6気筒水平対向スーパーチャージャー付ガソリン(2,800回転、525馬力)に強化されており、トランスミッションはGMCアリソン製造部製CD500-3クロスドライブ式(前進2段・後進1段)、操向装置は三重作動二半径動力再生型で、最大速度64.4km/hを発揮できました。
ゲーム中に登場する課金戦車M41Bブラジリアンブルドッグのほか、上記の陸上自衛隊、スペイン陸軍、デンマーク陸軍、ウルグアイ陸軍、台湾陸軍で使用されており、近代改修でそれぞれ、独自の進化を遂げています。
自衛隊で使用していたものは、M24チャーフィー・M4A3E8シャーマンと共に土浦武器学校附属資料館に展示されています。
コメント
- 76mm砲弾は90mm砲弾に比べて軽く、また砲塔内は広く天井も高いので無理なく装填が可能でしたね。 -- TOM ARAI? 2016-01-23 (土) 11:57:16
- 作った直後は「このスペック大丈夫か?」と思ったけど、乗ってみたら普通に強いです。特に68km/h余裕で出せる上に加速も超優秀なの強すぎる。 あの産廃軽戦車T37の問題点を弾薬庫以外解消し、Tier8相応に超絶強化した正統派戦闘型軽戦車と言える。 爆音エンジンのせいか隠蔽に難を抱えるが、視界は400mと優秀なので意外と問題にはならない。 砲塔開発も楽なのでフリーEXPにも優しい。 -- アメジスト? 2018-10-10 (水) 05:31:26
- Tier8になってから世間で弱い弱い言われてたので心配だったが、十分強いですよ。みんなどんな雑な運用してんだ。 というかTier7狂犬10連時代がブッ壊れ過ぎてたんだ、、、w -- アメジスト? 2018-10-10 (水) 05:35:24