Tier 9 アメリカ 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 1,700 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 305/152/51 |
最高速度(km/h) | 20 |
重量/最大積載量(t) | 86.69/86.89 |
本体価格(シルバー) | 3,500,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | T110E3 (241,000/6,100,000) | |||
T95 (165,000/3,500,000) | ━ | T95(120)GMC (74,400/312,500) | ┻ | T95(155)GMC (95,150/432,100) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
T95 | Ford GAF | 105 mm AT Gun T5E1 | T95HVSS | T95 | 1,700 | 395 | |||||||
440 | AP APCR HE | 198 245 53 | 320 320 420 | 62 | 1,000 12G 680 | 8.11 1.70 0.37 | 16 | --/--/-- | 26 | 380 | |||
T95(120)GMC | Ford GAF | 120 mm AT Gun T53 | T95HVSSM2 | T95 | 1,700 | 395 | |||||||
440 | AP APCR HE | 248 297 60 | 400 400 515 | 42 | 1,060 12G 900 | 6.90 2.09 0.37 | 18 | --/--/-- | 26 | 380 | |||
T95(155)GMC | Ford GAFM2A1 | 155 mm AT Gun T7 | T95HVSSM2 | T95 | 1.700 | 745 | |||||||
510 | AP APCR HE | 276 320 90 | 750 750 950 | 30 | 1,650 12G 1,120 | 3.28 2.50 0.37 | 18 | --/--/-- | 26 | 380 |
解説
史実
ドイツ国防軍の要塞や、超重戦車の撃破を目的として試作されたT28超重戦車ですが、テスト中に連合軍がドイツを追い落とすまで後1歩というところまで追い詰め、同じ105mm戦車砲を主砲に備える戦車の開発が軌道に乗ってきたことから、徐々に生産される意義を失いつつありました。
ドイツ駆逐戦車を長拡大したような、低く構えたシルエットは105mm長砲身T5E1砲と、11m強という全長からも、米陸軍戦闘車両の中でひときわ異彩を放つ存在でもあります。 鉄道輸送を考慮して、外側を取り外せば車幅が狭まる副列式履帯とボギーはアメリカ軍では他に見られないアイデアを取っています。
1944年9月に5両の試作車両が作られる予定で、その後は25両を生産予定でした、1945年2月になってT95超重自走砲と改名、予定通り試作車両が太平洋戦争終戦間もない9月にやっと完成しましたが、当初、5両が発注されていた試作車両は2両のみの完成に減らされてしまいました。
それでも、試作車両は1947年までアバディーン性能試験場とフォート・ノックス陸軍基地で審査を受けていましたが、1両はユマ試験場での試験走行中にエンジン火災を起こし、重大な損傷を受けて廃棄されました。もう1両も解体し、スクラップとして売却されました。
T28の開発と審査は、分厚い前面装甲から突き出した105mmT5E1砲に絶大な威力を期待されていましたが、同じ105mmT5E1砲に回転砲塔を備えたT29と、同時開発されていたT28よりも大型の155mmT7E1砲と810馬力を出せるコンチネンタル AV1790-3 空冷式12気筒を搭載していたT30に、いつの間にか追い越されてしまいT28の開発計画は1947年10月に終了しました。
それから27年後の1974年にバージニア州のフォート・ベルボアで、バックフィールドに放棄された状態の試作車両が発見されました。
なぜ、27年もの間人知れずに放置されていたのかは不明ですが、少なくとも解体されスクラップとして売却されたとされる車両ではないかと思われます。
前面装甲は305mm、行動距離は160kmとされていましたが、86tを超える超重両のため、M26パーシングと同じフォードGAFエンジンでは時速13km/hがやっとだったそうです。
発見された車両はレストアが行われ、ケンタッキー州にあるパットン戦車博物館に展示されて、その巨体を見ることが出来ましたが、2011年にジョージア州にあるフォート・ベニング基地に輸送され、展示を待っている状態です。
ちなみに、あまりにも重過ぎたために、パットン戦車博物館のT95展示用のコンクリート台座は重量に耐え切れず、見事に割れてしまっていたそうです。
コメント
- このゲームで最もスピードが遅い戦車。とにかく遅い、遅すぎる。ナメクジのようにゆっくり動く。自走砲の的になるレベル。ましてや移動ルートの変更なんて、出来やしない。攻撃力は最終パッケージなら問題無い。装甲も厚いけど、弱点を知ってる人には、そこを狙われる。また、側背面の装甲も薄いので、NDKにも注意しないといけない。だから、接近されると危険。でも、敵として正面から出会ったときの絶望感は異常。だから上手く運用しようw -- 2014-08-09 (土) 19:33:32
- SPGがいない試合では戦局を左右するほどの車両。車高が低いのでちょっとした段差の高低で正面からキューポラ撃ち抜けることを留意したい -- ハゲ? 2014-08-09 (土) 21:51:21
- 初動で勝敗が決まる車両。極めて鈍足で、途中でルートを変更すると戦闘参加が遅くなって遊兵になってしまうため、マップや味方の戦力配分に応じて、適切なルートやポイントを選択しなければならない。とくに味方の大多数が1つのルートに殺到して別のルートがガラ空きの場合は、最初から自陣防衛を視野に入れて、自陣に帰投できる距離を把握しておく必要がある。また坂を登るのが極めて遅い(エンジンを損傷すると登れなくなることもある)ため、低地へ降りるかは慎重に判断しよう。 -- 2014-11-12 (水) 01:22:18
- T95からのお願いです。1000馬力近いHT4台に押されても11キロ→14キロしか変わりません。チーム全体の展開が遅れるので、お先にどうぞm(_ _)m -- 2015-05-06 (水) 16:12:17
- TOG II*&KV-2「せやな!」 -- 2015-05-06 (水) 17:40:21