T28

Last-modified: 2016-01-25 (月) 01:58:11

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Tier 8 アメリカ 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP1,150
車体装甲厚(mm)254/51/51
最高速度(km/h)18
重量/最大積載量(t)59.11/59.8
本体価格(シルバー)2,580,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
T95
(165,000/3,500,000)
T28
(87,000/2,580,000)
T28(90)
(18,100/118,000)
T28E1
(70,850/317,900)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
T28Ford GAF90 mm AT Gun T15E2T28VVSS T46T281,150395
440AP
APCR
HE
170
258
45
240
240
320
72255
11G
255
8.69
1.70
0.34
18--/--/--26370
T28(90)Ford GAF105 mm AT Gun T5E1T28VVSS T46T281,150395
440AP
APCR
HE
198
245
53
320
320
420
601,000
12G
680
7.79
1.70
0.37
18--/--/--26370
T28E1Ford GAFM2A1120 mm AT Gun T53T28VVSS T56T281,150745
510AP
APCR
HE
248
297
60
400
400
515
401,060
12G
900
6.59
2.09
0.37
20--/--/--26370

解説

史実

敵の堅固な要塞、特にジークフリート線や重戦車撃破を目的に、戦闘重量86tというスーパーヘビー級戦車として、1943年9月に構想が提案されたのが、T28超重戦車です。
ドイツ駆逐戦車を長拡大したような、低く構えたシルエットは105mm長砲身T5E1砲と、11m強という全長からも、米陸軍戦闘車両の中でひときわ異彩を放つ存在でもあります。 鉄道輸送を考慮して、外側を取り外せば車幅が狭まる副列式履帯とボギーはアメリカ軍では他に見られないアイデアを取っています。
分厚い前面装甲から突き出した105mmT5E1砲は、絶大な威力を期待されていましたが、テスト中に西部戦線におけるドイツ軍最後の防衛線である、ライン川での抵抗が破られ連合軍はベルリンへなだれ込み、T28は生産する理由を失ってしまいます。

1944年9月に、5両の試作車両が作られる予定でその後は25両を生産予定でした、1945年2月になって、T95超重自走砲と改名、試作車両が終戦間もない9月にやっと完成しましたが、当初、5両が発注されていた試作車両は2両のみの完成に減らされてしまいました。
試作車両は1947年までアバディーン性能試験場とフォート・ノックス陸軍基地で審査を受けていましたが、1両はユマ試験場での試験走行中にエンジン火災を起こし、重大な損傷を受けて廃棄されました。もう1両も解体し、スクラップとして売却されました。
T28の開発と審査は、同じ105mmT5E1砲に回転砲塔を備えたT29と、同時開発されていたT28よりも大型の155mmT7E1砲と810馬力を出せるコンチネンタル AV1790-3 空冷式12気筒を搭載していたT30に、いつの間にか追い越されてしまいT28の開発計画は1947年10月に終了しました。

それから27年後の1974年にバージニア州のフォート・ベルボアで、バックフィールドに放棄された状態の試作車両が発見されました。
なぜ、27年もの間人知れずに放置されていたのかは不明ですが、少なくとも解体されスクラップとして売却されたとされる車両ではないかと思われます。
直ちにレストアが行われ、ケンタッキー州にあるパットン戦車博物館に展示されていましたが、2011年にジョージア州にあるフォート・ベニング基地に輸送され、展示を待っている状態です。

コメント

  • 上手い人が乗るとバケモノ級の活躍も狙える車両。 -- 2014-08-17 (日) 16:45:36
    • それはどの車両でも言えることだよ。化け物級の活躍は腕というより運要素のほうが強い。特にこの車両は足が遅いからどれだけ敵がこちらに来てくれるかで決まる -- 2014-08-17 (日) 18:22:57
      • 腕次第か運次第かは、それこそ戦い方によるよ。自陣や要所で敵を待ってたら、完全に運任せ。下手すれば一発も撃たないまま味方が壊滅して、袋叩きにされる。コイツは足が遅く、陣地転換やルート変更はできない。だから「敵が来てくれる場所」へ出向く必要がある。そうして初動で間違わないために、マップと味方の展開から激戦地を予測する経験、早い段階で侵攻継続か自陣防衛に戻るかを選ぶ判断力が必要になる。どの車両も運任せなら勝率に差はでない。 -- 2014-09-07 (日) 02:16:58
      • 運任せじゃなくて運要素が強い、ですよ。もちろん圧倒的活躍には最低限の実力が必須ですけど、話しているのは「T28だけがバケモノ級の活躍ができる車両ということではない」ということ。まあそもそも私が「特に~で決まる」なんて余計なことを言ったのがいけないんですが -- 2014-10-05 (日) 01:04:00
  • 正面から狙える弱点は「2つのキューポラ」と「車体正面下部」の二箇所。とくに車体下部は垂直に近い角度なのでHEATも刺さりやすい。「HTやMTの砲の精度と貫通力が落ちる遠距離」で車体下部を隠せば高い防御力を活かして敵チームのダメージソースを奪えるが、ずっと壁になっているとSPGにとっては格好のマトになるので注意。側面は51mmと薄く、高TierのSPGや15cm砲搭載TDの榴弾に貫通されると致命的なダメージを受けてしまう。ただし重TDはリストトップHTと同じく戦線の中核になる存在なので、「全力出撃する味方の代わりに、3台で片方のルートと自陣防衛を担当する時間稼ぎ役」の時以外は、主力集団に追従して前進し、効率的に敵の無駄弾とヘイトを集めた方がチームに貢献できる。そうした初動の判断以外では、戦術的な面では小細工無用の戦い方になるため、スキル数の低い乗員でも運用しやすい。ちなみにT28 Prot.と比較されて「砲塔が回らない方」「固定砲塔だけど密閉になって結局は砲性能が同じな劣化版」などと言われることもあるが、隠蔽率はT28の方が高く、ハルダウンした場合の防御性も優れている。 -- 2014-09-07 (日) 03:01:20
  • ドイツ史実の者です。T28が書きかけでしたので加筆させて頂きました。文体も我を出さずになるべく合わせて加筆しました。何かおかしければ修正をお願い致します。 -- 2014-10-04 (土) 11:40:28
    • 加筆ありがとうございます。 -- 2014-10-04 (土) 12:58:27
  • 個人的には、Tier8最弱‥もとい扱いにくい駆逐戦車だと思う。攻撃力はヤクパン2に負けてるし、足おっそいから狙撃位置につくのも一苦労。2ランク格下であろうと、側面に付かれたら絶望的。すぐ燃える。孤立は厳禁。隠蔽は高くても、でかくてとろい車体はなかなか隠れられず、発砲補正で結局見つかる。自走砲の餌。装甲254は結構な詐欺装甲で、近距離だとスコスコ抜かれる。T95養成ギブスのような、修行戦車。 -- 2014-10-04 (土) 23:45:31
    • T95に比べると正直微妙だよね。敵にしてもあまり脅威に感じないし、HP低いからすぐ爆散するし -- 2014-10-05 (日) 01:07:48
      • ISU-152の餌 -- 2014-10-05 (日) 03:26:40
  • 「自走砲がいない試合、あるいは狙われない場所」「敵が正面に限られる」「脇を味方が固めていて孤立していない(そういう場所へ向かう)」「キューポラを狙われ難い遠距離」「車体正面下部を隠せる」「最終砲搭載」と……およそ無砲塔重TDが活躍できる条件の"全て"が必要で、戦術よりも戦略が重要となる戦車。苦行じみてるが、T28を満足に扱えずMバッジも取れないようなプレーヤーがT95に乗ると、Tier10と戦う時にロクな働きをできない。 -- 2014-10-05 (日) 06:29:56
    • やっと買ったTier8のTigeⅡで105mm砲を打ち込んでも「眺弾~」となって全く貫通しない。此方はマリノフカの野ざらし状態での対戦だったから無抵抗状態だったよ。距離を置いた射撃ではキューポラも小さいから当て辛いし。米車のT30と同じく相手したくないですな*_*;。 -- 2015-04-30 (木) 10:52:50