ドイツ RankI 自走式対空砲 Sd.kfz.251/21
概要
発射レートの高い15mm機関砲を三連装にして搭載している対空戦車。仰角の関係上、真上の敵機に攻撃出来ない。
武装から見て前中期生産型と思われる。
車両情報(v2.*)
必要経費
必要小隊レベル | 15 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 60.0 |
俯角/仰角(°) | -3/49 |
リロード速度(秒) | 10.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 14 / 8 / 8 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 6 / 0 / 0 |
船体崩壊 | 有 |
重量(t) | 8.0 |
エンジン出力(hp) | 191 |
2,800rpm | |
最高速度(km/h) | 57 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 15 mm MG 151 cannon | 3 | 750 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
15 mm MG151 | 既定 | API-T/HEFI-T | 0.07 | 3.23 | 960 | 33 | 30 | 21 | 13 | 8 | 5 |
Pzbrgr. | API-T/API-T/API-T/HEFI-T* | 0.06 | 3.23 | 960 | 34 | 30 | 17 | 8 | 4 | 2 | |
Brsprgr. L'spur | HEFI-T/API-T | 0.06 | 3.23 | 960 | 34 | 30 | 17 | 8 | 4 | 2 | |
H-Pzgr. | HVAP-T/API-T/API-T/API-T/ | 0.05 | - | 1,030 | 51 | 46 | 30 | 18 | 11 | 6 |
弾種
名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
HVAP-T | 0.11 | - | 1,030 | 51 | 46 | 30 | 18 | 11 | 6 |
HEFI-T | 0.13 | 3.23 | 960 | 2 | |||||
API-T | 0.11 | - | 960 | 34 | 30 | 17 | 8 | 4 | 2 |
小隊ツリー
前車両 | Ⅲ号戦車 L型 |
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解説
特徴
15mm機関砲を搭載した対空戦車。発射レートが非常に高い15mm機関砲を三連装化している為、かなり対空がやりやすい車体となっている。
しかし仰角の関係上、真上を飛行する敵機に対しては、攻撃が出来ない。
特徴
--加筆求む--
【火力】
15mmMG151機関砲を三門搭載しているため、対空能力はそれなりに高い。
1回の装弾数は両端が250発、中央が400発と三門同時に射撃できるのは250発となる。両端を撃ちきった後は再装填が終わるまで中央しか射撃できないので撃ち続けるか装填が終わるまで待つかの二択を選択することとなる。
HVAP-Tは航空機相手では過貫通気味なので他のベルトを使おう。
砲塔前面は6mmしかないので相手の弾種によっては貫通される。またオープントップ車両なので上手く当てられると撃破されてしまう。(自分がキルスト航空戦に出ている場合や空対地ロケット装備の攻撃機に狙われるとほぼなすすべがない。)
敵が自分に突っ込んで来たなら出来るだけ動いて迎撃しよう。
車体はハノマーク印のハーフトラックなので旋回などを除けば良好な方で敵の爆弾が落ちてきても基本逃げる事ができる。
Sd.Kfz.251/21は1944年8月から生産された対空自走砲で、ドイツ海軍が艦船搭載用として開発した131口径1.5cm対空機関砲MG151/15(Fla.SL.151D)を3連装でSd.Kfz.251装甲兵員輸送車に搭載したものである。
主砲にドイツ航空機パイロットには馴染みのある15mmMG151機関砲を三門搭載しているため、対空能力はそれなりに高い。
装弾数は両端が250発、中央が500発と三門同時に射撃できるのは250発となる。両端を撃ちきった後は再装填が終わるまで中央しか射撃できないので撃ち続けるか装填が終わるまで待つかの二択を選択することとなる。
HVAP-Tは航空機相手では過貫通気味なので他のベルトを使おう。
【防御】
砲塔前面は6mmしかないので相手の弾種によっては貫通される。またオープントップ車両なので上手く当てられると撃破されてしまう。(自分がキルスト航空戦に出ている場合や空対地ロケット装備の攻撃機に狙われるとほぼなすすべがない。)
敵が自分に突っ込んで来たなら出来るだけ動いて迎撃しよう。
【機動性】
車体はハノマーク印のハーフトラックなので旋回などを除けば良好な方で敵の爆弾が落ちてきても基本逃げる事ができる。
史実
Sd.Kfz.251/21は1944年8月から生産された対空自走砲で、ドイツ海軍が艦船搭載用として開発した1.5cm対空機関砲MG151/15(Fla.SL.151D)を3連装でSd.Kfz.251装甲兵員輸送車に搭載したものである。
本車のベースとなったのは主にSd.Kfz.251装甲兵員輸送車D型であるが、極初期にはC型をベースとしたものも存在した。
後期生産型では、空軍から支給された85.5口径2cm対空機関砲MG151/20を搭載していた。
ダブルアーム型の揺架にはMG151対空機関砲が並列に3門装備され、床板にボルトで固定された円錐型の回転台座付き砲架に載せられていた。
3門のMG151対空機関砲の内、左右のものはフラッシュハイダーが斜めにカットされていた。
3連装の機関砲は前面と左右側面を囲む防盾が取り付けられ、中央やや左側に照準機が装備されていた。
後期生産型では、空軍から支給された2cm対空機関砲MG151/20を搭載していた。
Sd.Kfz.251/21はドイツ空軍が弱体化した1944年以降、機甲部隊の運用に欠かせない存在となった対空自走砲に簡単な改修で変身可能というメリットを持つ車両であったが、反面機関砲の照準移動が人力式であるため、高速でフライパスするヤーボ(戦闘爆撃機)の速度に付いていくのは非常に難しく、その強そうな外観とは裏腹に実戦では期待以上の活躍を見せることは無かったようである。
後方中央下部には揺架から延ばされた砲手用の小さな座席があり、照準移動は揺架から横に延びたバーを握って人力で直接動かした。
そのバーの先端に、発砲用のトリガーがあった。
台座の左右側面と砲手の反対側の中央には弾薬箱があり、そこから各機関砲にベルト給弾された。
弾薬箱には左右に各250発ずつ、中央に400発の弾薬が収納されており、弾薬には榴弾、徹甲弾、曳光弾の3種類が混合使用されていた。
車内携行弾数は、2,000~3,000発といわれている。
戦闘室上部には機関砲の周囲を囲む形で背の低い装甲板が架設されたが、作業性を重視して後面装甲板を取り付けていない車両も多く、中には装甲板を全く取り付けていない車両もあった。
参考:http://combat1.sakura.ne.jp/SdKfz251-21.htm
MG151対空機関砲の発射速度は1門当たり700発/分で、3門合わせると2,100発/分という高い発射速度を有し、一見すると対地上戦にも大きな威力を発揮しそうに見えるが、実際には周囲を囲む装甲板が射界を遮るため装甲板上端までしか俯角をかけることができず、このため身を低くして肉薄してくる歩兵には全く役に立たず非装甲車両に対しても有効な攻撃はできなかった。
Sd.Kfz.251/21はドイツ空軍が弱体化した1944年以降、機甲部隊の運用に欠かせない存在となった対空自走砲に簡単な改修で変身可能というメリットを持つ車両であったが、反面機関砲の照準移動が人力式であるため、高速でフライパスするヤーボ(戦闘爆撃機)の速度に付いていくのは非常に難しく、その強そうな外観とは裏腹に実戦では期待以上の活躍を見せることは無かったようである。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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