ドイツ RankⅠ 中戦車 Ⅲ号戦車 L型
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Open Betaからある車両。
車両情報(v2.25.0)
必要経費
必要小隊レベル | 10 |
---|
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
砲塔旋回速度(°/s) | 14.3 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) | 3.7 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 53 / 30 / 53 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 50 / 30 / 30 |
重量(t) | 23.3 |
エンジン出力(hp) | 572 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 59 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
---|---|---|---|
主砲 | 50 mm KwK39 cannon | 1 | 84 |
機銃 | 7.92 mm MG34 machine gun | 1 | 3,750 |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
50 mm KwK39 L/60 cannon | PzGr 39 | APC | 2.05 | 0.0289 | 835 | 106 | 102 | 85 | 68 | 54 | 43 |
PzGr 40/1 | APCR | 1.07 | - | 1130 | 130 | 121 | 90 | 62 | 43 | 29 | |
PzGr 40 | APCR | 0.9 | - | 1130 | 129 | 119 | 83 | 53 | 34 | 21 | |
Sprgr.38 | HE | 1.81 | 0.17 | 550 | 5 |
小隊ツリー
前車両 | Ⅳ号戦車 F1型 |
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次車両 | Sd.Kfz.251/21 |
解説
【火力】
長砲身のためPzGr 39(APC)で最大106mmとなり、APCRを使わずとも十分に戦える性能を有している。弾直径は50mmで、75mmを搭載する戦車と比べるとリロードが短くなる反面、炸薬がすくないため貫通時の威力も目に見えて低い。
リロード速度は4秒台~3秒台と手数に優れる。
車体が揺れがちなので、出会いがしらの撃ち合いは苦手気味。
砲塔旋回速度は21.5度と4号戦車と同程度となっている。
俯角が-10度と地形を活かしやすい。遠慮なくハルダウンしたい。
【装甲】
実は追加装甲がついているので正面装甲厚は50mmを超え(20mm+53mmの実質73mm)、敵弾を弾くこともしばしば。とはいえ決して頼れる値ではなく、特に車体正面は垂直装甲で滅法抜けるので注意。昼飯の角度で20~30度くらいの角度をつけていないとすぐ抜かれる。
カタログスペックの砲塔正面も50mmなものの20mm四角い追加装甲が装備されておりこちらも70mm相当の防御力になる。角度をつけていないと抜かれやすいのは車体正面と同じ。
車体正面操縦者席前ののぞき窓のみ20mmと薄いポイントとなっている。
【機動性】
追加装甲によって重くなった分もっさりとした機動力になった。平原で最大59km/hでるが、地形に左右されるうえよっぽど直線を加速しなけらば出ない値である。平時は30km/h~40km/hで走行することになるだろう。
加速力に関しても16km/~22km/hまではすぐに出て37km/hからゆるく加速していく。
旋回速度も3kmで旋回可能。
後進速度は-11km/h。撃って下がっての戦法が有効な数値である。
【総評】
同ランク帯では高貫徹なAPCRを持ち、中戦車に恥じない機動力を持っている。装甲は硬いとは言えないので正面戦闘はなるべく避けて相手の側面を狙うか飛び出し撃ちをして倒すなどしよう。
史実
III号戦車L型はJ型に続く生産型であり、生産当初から60口径5cm戦車砲KwK39を装備していた。
しかし、ソ連軍の主力戦車であるT-34中戦車に対してはこの砲でも威力不足であったため、実はL型生産開始以前の1942年3月に、III号戦車の車体に7.5cm戦車砲を装備するIV号戦車の砲塔を搭載して火力強化を図るプランが検討され、この火力強化型は「III号戦車K型」として生産することが予定されていた。
しかしIV号戦車砲塔の装備は重量過大で不可能として、結局この火力強化プランは放棄されることとなった。
このため、仕方なく60口径5cm戦車砲を装備して生産続行されたのがIII号戦車L型であり、生産されなかったK型は欠番となった。
III号戦車L型は、1942年6~12月にかけて653両が生産されている。
L型は、前の型式であるJ型とはそれほど相違点は無い。
基本的には、防御力の強化と生産の簡略化が図られている。
防御力の強化のため、III号戦車L型では砲塔前面の装甲厚が57mmに増厚され、戦闘室前面と主砲防盾に20mm厚の増加装甲板が取り付けられるようになった。
この増加装甲板は、間にスペーサーを挟んで空間装甲式に取り付けられていたのが特徴である。
ただし防盾部のものはスペーサーと枠だけで、肝心の増加装甲板が無い車両も多く見られる。
それ以外ではJ型でも一部そうであったが、防盾右側と砲塔左右側面前方の視察クラッペが廃止されている。
なお主砲の5cm戦車砲KwK39には、42口径砲から60口径砲に変更したことによる重量バランスを取るため、コイル・スプリングに代わってトーションバー式の平衡機が追加されるようになった。
またL型の生産途中からは、小さくて使い難かった車体側面下部の脱出用ハッチも廃止されている。
他には車体後面のマフラー部分に、防熱や防塵を兼ねた整流板が取り付けられるようになった。
なお、砲塔リング保護用の跳弾板はJ型後期から無い車両が現れ、このL型で廃止されている。
小ネタ
最高速度で急旋回すると横転するので敵の前でやってみよう。
外部リンク
コメント
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