エルフ

エルフ

にんげんについで じんこうの おおかった じんしゅ。
きようで みのこなしが かるい。
いまでは じんるいについで ぜつめつきぐしゅ。

初期性能

初心者オススメ度

3/5 ★★★☆☆

初期スキルのワールウィンドと他のスキルや装備の性能とが噛み合っている。
一方でかいひ以外の防御性能は広く浅くで方向性にやや困る。
いじょうかいひのラボパーツがあれば状態異常も対策できるため、低難度のダンジョンでは特に資産がなくてもある程度の働きが期待できる。

特徴

所持能力、装備、スキルとかいひに傾いたキャラ。
かいひしかできないわけではなく、HPとシールドを持ち、うけながしもできると防御面が手広く揃っている。

職業固有効果「ぶんしん」はダメージを受ける度にバリア1枚を得る能力。
そのためかいひと相性が良いわけではない。
オーソドックスな運用であれば保険という扱いになるだろう。
かくさんバリアとの相性が良いのでそちらの方向にビルドしていくのもエルフの1つの姿になる。

「ワールウィンド」は高火力かつはんしゃやじゃがん等に反応しないスキル。
はんしゃとほぼ同様の性質なので継続ダメージとは違い抵抗も怖くない。

「けいかい」は敵の奇襲を無効化し、常に先手を取れる能力。
これによりバフを積む前に殴られる心配が大きく減る。
高難易度ダンジョンほど必要性が高まる。

「テレポート」を持っているため、苦手な部屋を避けやすい。

ver1.X時代では高い回避と相性のいい高火力スキルであるワールウィンドにより高い攻防バランスから強職業とされていた。
しかしかいひ上限95％の設定、致命的なものが多く含まれる変容、そしてゲーム全体として防御が不安定になったことで火力環境が生まれた。
結果として待ちと長期戦主体のエルフは環境に合わない職業とみなされるようになった。
長期戦を行う上ではかいひへの対抗手段の多さに悩まされ、短期決戦を挑もうにも技量１枚しかないため火力に難がある。

しかし、弱体化されたわけではないため「大体の敵」は容易に倒せるスペックは持っている。
100階という長丁場のうち1回でも死んだら終わりというゲーム性の中で、「大体の敵」以外にどうやって対処するかがこの職業の肝と言える。

HP、シールド、かいひ、うけながし、直接攻撃、けいぞくダメージ、バリア…どれもそこそこ以上に使うことができる。
これらの能力でかいひを補強しつつ様々な手段を駆使して生き残ろう。

長所

• 高いかいひ(ついでにうけながし)を持ちつつHP・シールドの1枚体制と防御面が手広く揃っている。
  • いじょうかいひがあれば状態異常にも強くなる。
  • 特化職ではないので拾った装備やスキル次第で柔軟に戦術を組み替えられる。

短所

• 回避に特化しても95％の上限や変容「ひとみの～」、必中攻撃などの弱点があり信用しきれない。
  • 特にエルフの場合ワールウィンドも封じられるため攻防において大きく不利になる。
• 全職業中でもトップクラスに長期戦に向いてはいるものの、そもそもゲームシステム的に長期戦が不遇気味。
• 前述の「ひとみの～」以外にも「ふどうの～」「ちからをうばう～」等、変容敵に天敵が多い。
• 職業効果のぶんしんが致命的にかみ合っていない。
  エルフのHPが減少する時点で瀕死と言っても過言ではないのにそこでやっとバリア一枚。
  ガッツのほうがよほどましな場面が多い。
  • これはぶんしんが弱いという意味ではない。HP2枚で耐える前提の職業にぶんしんをつければ、目を見張るほど耐久力は増加する。ただ単にかみ合わせが悪いのである。
• 基本戦術が待ち故にリアルタイムがかかる

攻略

まずは中心となるワールウィンドが力を発揮できる能力を揃える。
そうすれば自然と攻防共に高まっていくだろう。

かいひとワールウィンドに頼りきりではかいひを封じられた瞬間ゲームオーバーとなる。
よってある程度かいひ能力が整ったら次は苦手対策を揃えよう。
回避できないような状態に対する対策(バリア等)、ワールウィンド以外の攻撃手段の確保などやれることは多い。
にげあしを揃えて苦手な相手からはひたすら逃げるのも有効。

自身の得意なシチュエーションで一方的に殴れるように環境を整えていこう。

部屋効果

得意

苦手

オススメスキル

Tアクロバット

かいひ25％、5ターン持続。
エルフ自身の初期分と合わせて65%のかいひが確保できる。
他の回避スキルとの併用も可能。
初期スキルの「きりぬけ」も使えば実に90%に達する。

Tディスタンス

こちらはかいひ35％、3ターン持続。
初期分と合わせて75%の回避が確保できる。
アクロバットとは異なり、限界まで強化すればこのスキルだけでかいひ95%まで確保できる。
装備でかいひを入れる必要が無くなるのがメリット。
相手にもかいひを与えるが後述のポイズントラップやエイミングなどを攻撃の主軸とすれば無視できる。

えんまく

ターンを消費するが、かいひ50%/きゅうしょ50%/にげあし、10ターン持続。
持続ターンの長さとイベントで集める前からにげあしを得られるのが魅力。

みかくし

「ひとみの～」対策。
苦手な敵が多いスタイルのエルフにとって安全な逃走手段は心強い。

Tブラインド

「ひとみの～」対策。
限界まで強化すれば毎ターン使用可能になる。
初撃さえ耐えればもうもく50%を2回浴びせられるので2ターン目で敵の命中率を5%にできる。
相手がたいせいやバリア持ちで、状態異常が効きにくい敵だと通じにくいのが難点。

ポイズントラップ

長期戦前提であれば、威力300のスキルとして扱える。
限界まで強化すればさらに持続ターンが延びるうえ毎ターン打てるようになる。
はんしゃ等にもかからない、強力な攻撃スキル。
使うならどくの ちょうごうやじんつうりきで必中化したり、ゆうどく+n%で威力増大するのをオススメ。

ひきょうな やりくち

ターンを消費するが、直接攻撃/けいぞくダメージ/じゃくたい25%/ダメージぞうか25%、5ターン持続。
ポイズントラップに続くけいぞくダメージスキル。
威力は低いが幅広く敵を弱体化できる。
スキルリロールではまだ出現しないのでアミュで持ち込むか、かんさつにっきなどでかしゃから盗む必要がある。
難点はCDが重いこと。

エイミング

必中スキル。
レア度が低く、限界まで強化すれば威力150の必中攻撃を毎ターン打てるようになる。
特にエルフは変容「かがみうつしの～」「ちからをうばう～」、「しっと」などにワールウィンドを奪われる可能性がある。
そのため、このような必中スキルはほかの職業と比較しても重要。

ブリード

威力命中はそれなりだが敵にしゅっけつ100%を与えられる希少なスキル。
元々長期戦になりやすいが、回復力が高い相手ではさらに長引くのでその対策となる。
めいきゅう100Fボスのむげんの ぐんぜいのような相手に真価を発揮する。

オススメ ラボパーツ

いじょうかいひ

かいひの値の2倍のたいせいを得る。
装備・スキル面でもキャラの性能上十分な回避を確保しやすいため相性が良い。

かくさんバリア

通常のバリアであれば無効化が発動した際に「ぶんしん」が発動しないがこるがあれば、ダメージを75%カットした上でバリアが再展開される。
HPを1以上削られないと分身が発動しないのでシールドとの相性は極めて悪い。
使うならほかくそうびやでんせつのぶぐなどでシールドを捨てよう。

ざんぞう+2

かいひトリガーでのむてき付加により、回避上限が実装されて以降の悩みだった単なる回避漏れ事故はきわめて少なくなる。
かいひ100％と比較しても、回避できる敵ならちえんダメージやはんしゃなどを無効化できるという大きなメリットもある。
ただし、無敵を得るためにまず回避しなければならないため、きゅうくつ部屋や必中攻撃の多い敵は苦手なまま。
過去のエルフの使用感に戻ったといえる。
また、+2では回避した次のターンの攻撃に対してしか無敵でないため、えんちょう等と組み合わせて無敵を維持したい。
無敵でもバリアが消費されるのも隠れた欠点。

えんちょう

ワールウィンドやかいひなどのバフや、ポイズントラップによるけいぞくダメージ、ざんぞうによるむてきと延ばしたい一時効果は多い。

ガッツ

発動確率は高くないが、発動する際に特別な条件は無い。
防御に不安が残るなら保険として付けるのも悪くない。

にんじゅつ

にげあし+2を集めてもこれがなければ即時逃走ができない。
CDが増える副作用はエルフの場合だとえんちょうで大体解決できるし、CDを減らす能力を入れるのも良い。

てんちの みょう

バフの効果を倍増する。
バフに頼ることが多いので腐る場面が少ない。

オススメ まのけいやく

どくの ちょうごう・ゆうどく+50%

けいぞくダメージの必中化と威力強化。
ゆうどくはラボパーツだとハイレベルクラフトでようやく同等なのでまのけいやくで入れる方が楽。
ポイズントラップをメインに使うならこれらはぜひ欲しい。

しんがん

50%の確率でかいひする。
職業固有能力、装備だけで80～95%となりスキルに頼らなくて済むようになる。
けいげんなどは無効になるので注意。

かいひカウンター+1

かいひする度に全CDを1減らす。
かいひビルドとは相性が良い。

シールドきりはなし

かいひは5%で抜かれるのでその保険。
ざんぞうの補強としてちょうど良い。
もりのともだちなどでシールドを再展開できるようにすると堅い。

ねっぱ

深層のボスに回復を連打されると長期戦になり、事故が起こりやすく危険。
エルフは回復があまり必要ないため、比較的相性は良い。

ていおん

「いびつな しんか」でぎりょうを最大HPで上書きする。
エルフはHP1枚だが、ぎりょうも1枚なので火力は大きく伸びる。
「ざんぞう+2」「じどうついび」と無駄がない。

オススメ もちこみアイテム

オススメ でんせつのぶぐ

マンイーター・えいかくの ぶったい

既にざんぞうがあるならこれらで1ターン延ばせる。
えいかくの ぶったいは自身への一時効果を確実に通すようになるので取り扱いに注意。

きめん

いじょうかいひを持ち込まないならこれで得られる。
ちからのだいしょうも付くので最終装備としない場合は取り扱いに注意。

しろい けがわ

「いびつな しんか」を装備で得られる。

似たしょくぎょう

ハーフリング

エルフと同じく回避職。
装備に回避がついてない分、回避率は低くなりがち。
その分急所により高い火力を出す。

ダークエルフ

HP+シールド、回避、テレポートと同じ種族なだけあってかなり似ている。
しかし初期スキルが大きく異なり、こちらは継続ダメージ主体の高火力職。

てんぐ

エルフ以上の回避特化職。
攻撃方法はオーソドックスなので使用感はかなり違う。

ビルド例

かくさんバリア+ぶんしん(v2.7.0)

かくさんバリア使用時の細かい注意点が紹介されている。
詳しくは こちら。

ようせいのはねエルフ(v2.7.0)

ようせいのはね、バリア補給手段を導入して、防御能力を高めたビルド。
詳しくは こちら。

凝血エルフ(v3.3.5)

汎用のかくさんバリア+ぶんしんにぎょうけつなどを合わせてゾンビ化したビルド。
詳細はこちら。

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