略語・用語

Last-modified: 2023-12-17 (日) 14:39:06

略語・用語

 

Buriedbornes

  1. このwikiで扱っているゲームのタイトル。
    略称「B2」。聞き覚えのある人は作者ohNussy氏のオールドファン。
     
  2. 「しせるものども」。禁術により死から蘇ったものたち。
    いわゆるただのゾンビと違い、生前の肉体や技能がそのまま再現されている。つまり強い。
     
    人類が送り出す冒険者たちも、「こだいの はおう」が繰り出す兵士や司教や拷問官も(他のモンスターも?)、
    果てははおう自身も、登場キャラクターは大体みんなBuriedbornes。
    このゲームは邪道に堕ちたネクロマンサー同士のおわりも すくいもない死霊大戦である。
     
  3. 「しせるものども」の中でも特に、プレイヤーキャラとなり打倒はおうを目指す者たち。
    プレイヤー=主人公は生前強者だった人間その他の死体を無断で蘇生させ、遠隔操作で自分の代わりに危険なダンジョンを歩かせている。
    蘇った死体は基本的に自我を持たない(例外)。当人の意思とは関係なく、死ぬまで戦わされる操り人形である。
    Buriedbornesの術は「死体を修復し、魂を失って空になった肉体の操縦席に術者の魂が入る」というものです。
    なので術者的には「VRカメラつきドローンの操縦」のような感覚で、肉体の再破壊で冒険続行は不能になりますが、
    術者の魂は無傷で済む、というものです。(作者のTwitterより抜粋)
     
    最近では謎の怪人が営むラボに赴き、持ち込んだ人様の体を勝手にいじくるといった行為にも及んでいる。
    他にも強い死体ほしさに無実の人(人外)を襲って殺す、町を一つ潰す、他人のマジックアイテムをころしてでもうばいとる……等、ゲームが長く続くにつれその悪行はエスカレートの一途をたどっている。
    ミクロな視点でははおう以上にやっている事が悪質だが、荒廃極まる世界情勢、人類絶滅の回避という大義名分に慣れ切った主人公には良心の呵責などないようだ。
    「あなたは かなしみもせずに つぎのなきがらを えらびはじめた・・・」

あくむ(悪夢)

ちかめいきゅうの そのさき、そこは まるで じごく。
あくむのような じょうきょうを いきのびられるか。

 
  1. めいきゅうの25Fに居るこだいの よげんしゃを撃破することで選択できるようになる、めいきゅうの上位ダンジョン。
    登場当初(Ver1.2.0)はめいきゅうに付随する高難度モードという扱いだったが、Ver2.1.0より独立したダンジョンとして再実装された。
     
    基本的な内容はめいきゅうと同じだが、敵のレベルの上昇頻度が格段に増し、また全てのボスに「あくむ」付与能力が備わる。
    難易度は上がるが、その分「しのかけら」や「ませき」の入手量が多い。また1,000万点以上のスコアも狙える。
     
  2. 「あくむ」と「じごく」、およびシーズンダンジョン「しんりん」で、各種のボスを倒した際に発動する特殊攻撃。
    ランダムなスキルのクールダウンが15だけ増加する。「あくむ」では1回だけだが「じごく」ではこれが3回連続で、各種「しんりん」ではダンジョン難易度と同じ回数だけ連続発動する。
    でんせつのぶぐ・あらなわの固有効果「ひとすじなわ」でなら防御可能。ただしあらなわは「しんりん」限定のボスの捕獲でしか手に入らない。うんのよさを高めてリロールすれば手に入る。
     
    ちなみに厳密にはボスを倒した時ではなく、「HPを0まで減らした時点で」あくむは発動する。
    このためふっかつ状態のボスのHPを削り尽くし、ふっかつさせてしまった場合もしっかり大型クールダウンが発生する。
    該当ダンジョンでフェニックスやシヴァと戦う際は、この点を見落とすといきなり追い詰められる恐れがある。

アミュレット

冒険開始時に選択できるアイテム。
生前は技の達人だった冒険者の遺品で、これに遺された持ち主の記憶や思念を読み取ることで技=スキルを習得できる(公式設定)。

 

装備すると対応したスキルを初期スキルとして使用できる。
コストはかからないので、使用するしょくぎょうにマッチしないものでない限りはつけて行った方が得。

 

アミュレットは主にダンジョン内の宝箱から手に入れるか、町で500ませきを払うと購入できる。
後者はいわゆるガチャのようなものだが、同じ物の重複出現はないので買い続ければいつかは必ず(購入可能なものは)全て揃う。
Ver2.2.0からは前者の出現率が改善され、宝箱からもぼちぼち出るようになった。

 

なお、何も持ち込まない場合は「ようすをみる」が代わりに初期スキルに追加される。
つきの じょおうは詰みに直結するので注意が必要。
Ver2.1.1より、つきの じょおうは何も持ち込んでいなくても
「ようすをみる」が初期スキルに追加されない仕様となっている。
後に追加されたいもむしも同じく「ようすをみる」が初期スキルに追加されない。

 

ウィークリーダンジョン

まいしゅう その すがたが かわる めいきゅう。
その いような せいしつの たんさに しゅっしする けんきゅうしゃも すくなくない。

 

毎週構成が変化する週替りダンジョン。
難易度は無印が2、Exが4に相当。
どちらも最初から解禁済みで、オンラインモードならいつでも挑戦することができる。

 

9F/10F/25F/100Fに配置されるボスは各ダンジョン(シーズンイベント含む)の該当階ボスがランダムに出現する。
ギミック、出現する部屋効果も毎週変更されるため週が変われば完全に別のダンジョンへと変貌する。
同じ週であっても無印とExでは出現する部屋効果が異なるためExの方が楽な場合もある。(ボスやギミックは同一)

 

構成が変化するのは日本時間における毎週水曜午前5時00分。
ウィークリーミッションも同時に更新される。

うけながし(受け流し)

補助効果のひとつ。相手の直接攻撃を一定の確率により、武器か体術かで捌いてダメージを無効化する。
成功した時は「うけながし!」と表示される。確率には95%の上限があるため、100%確実に受け流すことはできない。
また、はんしゃ・いじょうながし・クロスブロック・やなぎのかまえ・へんようスキル「だいちの~」の発動条件にもなっている。

 

同じく直接攻撃を防ぐ補助効果にはかいひがある。
うけながしがかいひより優秀な点は、きゅうくつ部屋でも無効化されず攻撃を受け流せるところだろう。
また上記の通り、はんしゃの発動は敵の攻撃を受け流した時にも可能。
あえて敵の攻撃を受け止めなければならないはんしゃ戦術には、うけながしはありがたい防御手段となり得る。
ちなみに発動順はかいひが先でうけながしが後。

 

短所はうけながしを付与できるスキルがほとんどなく、ほぼ事前の準備(まのけいやく等)と装備効果でしか効果を得られないこと。
意外なところではだんまつまに対応できない。
だんまつまは割合ダメージなので、直接これで死ぬことは滅多にないが。
じどうついび状態の敵や、へんようモンスター「ひとみの~」に対してもうけながしは不能になる。
ついげきやはんしゃ等も一切受け流せない必中攻撃である。これらはかいひも同じ。

 

さむらいけんごう がこの効果を得意とする。
他の所持者はどうけしヴァルキリーあんこくきしほうろうしゃライカンスロープと、こちらもかいひより頭数が少ない。

かいひ(回避)

補助効果のひとつ。相手の直接攻撃を一定確率で、素早くかわしてダメージを無効化する。
成功した時は「かいひ!」と表示される。
確率には95%の上限があるため、100%確実にかいひすることはできない。
また、いじょうかいひ・ざんぞう・ワールウィンド・へんようスキル「かぜの~」の発動条件にもなっている。

 

同じく直接攻撃を防ぐ補助効果にはうけながしがあるが、それぞれ相違点がある。
かいひがより優れている点は、だんまつまのダメージも回避できること(この場合は「かいひ!」ではなく「ミス!」表記となる)。
また導入のしやすさも売りと言える。アクロバットは出現頻度も高くお世話になる機会が多い。
短所はきゅうくつ部屋では全く機能しなくなる点。これが痛い。職業によってはまさに命取りとなる。
またじどうついび状態の敵や、へんようモンスター「ひとみの~」の攻撃も全く避けられない。ついげきやはんしゃ等も必中。
げきりんややなぎのかまえ、そしてワールウィンド等もかいひ不能である。
さまようむくろ相手でない限りまず受ける機会はないが、「るつぼ」の10Fボスの固有技のやなぎのかまえには注意しておきたい。

 

かいひを最も得意とするのはエルフ。前述のワールウィンドもこの職業は標準装備している。
他にもかりうどまほうつかいにんじゃどうけしダークエルフハーフリングとうくつしゃてんぐ……と所持者は数多い。
その大半がぎりょう職である。

カルマの でんどう(カルマの殿堂)

Ver2.1.0で実装された非同期型プレイヤー対戦コンテンツ。「ふめつの とう」の後継に当たる。
めいきゅう10Fを突破時にそのキャラクターで任意に進入できるダンジョンで、他プレイヤーのさまようむくろとひたすら戦い続けることになる。

 

当初は一定階を進むごとにしのかけらがもらえるだけで、そこまで射幸性の高いダンジョンではなかった。
だがVer3.0.0で新しょくぎょうが新たに景品として追加。ふめつの とうと同じような環境になった。
そしてこのVerでは、他のでんせつのぶぐの固有能力を吸収する固有効果「むげんの やみ」を持ったでんせつのぶぐ・トラペゾヘドロンが通常ドロップされ、
かつギャンブラーやけんりょくとうたうたいの組み合わせによって、これを含めた様々なでんせつのぶぐが容易に手に入る状況だった。

 

この結果カルマの でんどうには新しょくぎょうを求めるヘヴィユーザー達により、むげんの やみで固有効果を片っ端から貪り食ったさまようむくろがほぼ各階に跋扈する魔窟と化してしまった。
例えばしゅりけんとうてき・かくれすむ ようせい・まあいのみきり・シールドいじ・たましいぐらい・てんけい・わざのごくい・まどうのごくい・ふじょうのち・しんそく・しんぱんしゃ・ぜんのうかん・はんえい・ふじん・そうめい・ふはい・むげんの やみ・おおつなみ・そこなしの みず・きのこまみれ・ひとすじなわ・めばえ・ボイド・きょうじん・ダイアモンドダスト・いちじんの かぜ・いなびかり・ぎょうけつ・ひとごろし・ししゃの よびごえ・ぎしきちょう……以上のような能力を一度に所持したキャラがそこら中に出てきたのである。
こんな連中に太刀打ちしようと挑む側のプレイヤーも、当然むげんの やみに頼らざるを得ないことになる。
ますますでんどうは上記のような公式チートキャラであふれていった。
その構図ははおう率いるBuriedbornes軍に対抗すべく、同じBuriedbornesの禁術に手を染め依存していった術者達と、彼らの振る舞いにより一層末法の色を深めていった作中世界そのものにも似ていると言える。まさにカルマ(業・因果)。

 

公式アナウンスではむげんの やみなりギャンブラーなりを修正予定とのことだが、それまではこの地獄絵図は続く可能性がある。
初心者には過酷極まりない環境だが、話のタネに一度行ってみるのも一興かも知れない。

 

Ver3.2.0で元のキャラクターは削除されず、コピーキャラが作成されてカルマ内に移動する形式に変更。
Ver3.3.0で専用効果のたいせんが付与され、ふめつの とう同様にTスキルを使用してもターンが経過するように変更。
Verは不明だがきょうしんしゃの開放が2,000ませきに変更され、以前のような地獄絵図からは解放された。

かんごく(監獄)

Ver2.9.0より実装された新コンテンツ。
ダンジョン内で「ほかく」すると捕獲装備だけでなく、そのモンスターの死体も入手。捕獲……?
これを地上のかんごくに送り、Buriedbornes=プレイヤーキャラとして使用できるという仕組みである。
死体同士での合成により強化することも可能。一方で装備やまのけいやく、アミュレットは一切扱えない。
かんごくモンスターでのみ挑戦できる高難易度ダンジョン・まきょう(魔境)も同時期に実装された。

 

当初はBuriedbornesの術は人間(亜人)にのみ行使できるものとされていたが、モンスターにまで有効範囲が広まったのは作中世界における研究と発展の成果である。
(かんごく実装の直前のシーズンイベントは屍術の研究所「せんとう」が舞台だったが、関連は不明)
またこのかんごくでは、ゴーストのような実体すらないモンスターもBuriedbornesにできる。
……という突っ込みを見越したかの如く、同じVerでは幽霊そのものである職業・スペクターが新たに実装されている。抜かりがない。

 

さらにはかんごく用のモンスターを提供する市場や、死体の下取りといったサービスも登場。
壊滅寸前の人間社会だが、行く所へ行けば多くの術師達が冒涜的な研究や談議に勤しみ、商人が肉屋か貿易商のように死体を売るといった賑わいが見られるのかも知れない。

かんつう(貫通)

相手の防御効果(けいげん、シールド、バリア、ジャガーノート)を全て無視してダメージを与えられる効果。
貫通できるものは直接攻撃だけで、状態異常の付与には適用されない。

 

当初はけいげんのみを無視する効果だったが、Ver2.0.0でシールドとバリアも抜けるようになり、
Ver2.0.3ではジャガーノートによるはんしゃ&きょうめん封じも突破できるようになった。
それまでは大量のシールドを張ったモンスターやバリアを所持した敵冒険者が面倒な相手になっていたが、
Ver2.0.0より更に大量のバリアを所持した敵が登場するようになり、重要度は極めて高いものになっていた。

 

だがこれは逆に、自分のシールドやバリアなど防御手段の価値を大暴落させるものでもあり、
今度はかんつうを所持した敵冒険者が面倒な相手になり替わるだけの結果になってしまった。
このためVer2.1.0にて、かんつうは確率発動型に変更。
さらにVer2.1.2でかんつうを防御する効果・せいしんたいが実装され、ゲームバランスとしてはひとまず落ち着いた。
(もっとも一番の安定要因は、ふめつの とうの廃止と思われる)

 

なお「ホーリーレイ」や「バックスタブ」など、防御無視を謳ったスキルもいくつか存在するが、
これらが無視できるのはけいげんとバリアだけ。シールドや他の防御効果は破れない。
一方で、「しとつのかまえ」で付与されるかんつうはシールドやバリアもきちんと貫通できる。

上記の防御無視攻撃スキルものろいの かくさんによるハルファスの呪い(永続的に敵がけいげん獲得)も無視できるので役に立つ機会はある。

キャンプアイテム

Ver1.4で新登場した特殊なアイテム、の形をしたスキル。
なきがらマスなどで装備や一般のスキルに混じって低確率で手に入る。一度に所持できる数はひとつだけ。
(「へいたん」で出現率アップ。リロール不可)
Ver2.2.0からはもちこみアイテムに加わり、最初から持参できるようになった。ただしませきコストは高額。

 

キャンプアイテムは移動中にのみ使用でき、使うと長時間続く補助効果が得られる(「ひみつの やくびん」を除く)。
クールダウンを終えれば再使用が可能になるが、その進行は通過した部屋の数のみで勘定される。
戦闘中のターン経過ではクールダウンは進行しない。きゅうそく部屋も無効。
「ほきゅうろ」があればたいまつ部屋でのみクールダウンが2進む。
「サバイバル」があれば、ランダムなタイミングでクールダウンが即完了するようになる。

きゅうけつ(吸血)

相手にダメージを与えた際に、ダメージ量に対する一定の割合で体力を回復する。(「むしんこう」で効果が5倍になる)
HPを直接吸収している訳ではないので、オーバーキルした時でも回復効果は適用される。
Tスキルでも効果は発生するが「ついげき」「はんしゃ」「きょうめん」「ワールウィンド」などの間接攻撃では効果が発生しない。

きょうめん(鏡面)

受けたダメージを%分相手に跳ね返し、こちらから攻撃する時は相手の反射能力を無効化する。
+1ではんしゃ+25%、+2で更にはんしゃ+25%が上乗せされる。

 

かつてはきょうめん+○○%として、相手の反射無効化に加えて割合反射が常時ついてくるという、
とんでもない効果として猛威を振るっていたが、(1枠につき最大160%で複数の枠による重複あり!)
ver2.1.0より割合反射がはんしゃとして分離され、現状の仕様に落ち着いている。

 

はんしゃ自体はジャガーノートでも無効化できるものではあるが、そちらは確率発動で不安定なのできょうめん自体は依然として有用。
せんしさむらいなどの純粋な直接攻撃に頼る職業はとりあえずラボで付けておきたい効果。
持久戦が得意なパラディンドラグーン辺りなら装備品で優先的に重ねがけしてはんしゃ+50%を獲得しておくのもいいだろう。

クリティカル

クリティカルヒット、いわゆる会心(痛恨)の一撃。通常攻撃を行った際にたまに発生する。
この時は与えるダメージ量が2倍になる上、無条件でダメージが限界突破する(最高9,999,999ダメージ)。
ちえんダメージ、けいぞくダメージは限界突破しないので注意(クリティカルが発生しない) 。
「ねらいうち」を持っているとさらに威力が急上昇する。一方「きゅうしょかいひ」を持つ相手には全く通じない(0ダメージ)。
Ver3.4.0からはかんつうが発動すればクリティカルでもきゅうしょかいひを無視できるようになった。

 

デスシックル、グラビティプレス等の割合ダメージのスキルやついげきではダメージ2倍効果は発生しないものの、
限界突破効果は現れるのでやはり重要な要素となる。

 

元は「きゅうしょ」能力がないとクリティカルは一切出せなかったが、v2.0.0より全てのキャラが低確率で出せるよう変更された。
同時期にクリティカル狙いに特化した職業が実装されたり、でんりゅう部屋や「フルチャージ」の効果も必ずクリティカル発生に変更、さらには回復のクリティカルとも言うべき「バーストヒール」の登場など、v2.0.0はクリティカルがやたらとフィーチャーされたVerであった。
ただしあらゆる敵がクリティカルを出すようにもなった訳で、喜んでばかりもいられない。
せんしならば常にきゅうしょかいひを所持しているので、でんりゅう部屋で戦うと生存率が大幅に上昇する。

けいかい(警戒)

装備や魔の契約で付与できる効果の一つ。
扉部屋で出現する敵や、ワイバーンなど先制攻撃を仕掛けてくる相手から奇襲を受けなくなる。
特に高難易度ダンジョンの深層では敵に手番を渡すと即死亡となりかねないので、安定した攻略のためには非常に重要な効果となっている。
また、対戦では相手の先制スキルを抑止する効果がある。
ただし、対戦では威力が低い先制スキルの装備は無駄に相手にターンを渡す事に繋がる(先制スキル発動のみでターン消費する)ため敬遠される傾向が強く、こちらではけいかいが活用される場面は意外と少ない。

けいぞくダメージ(継続ダメージ)

状態異常のひとつ。戦闘中に限り、毎ターンの終了時にダメージを受けるようになる。
てきが使う場合は一律「どく」と呼称される。実際は毒の他にも病気とか火傷とか低体温とか、色々だと思われる。

 

直接攻撃ではないため「ついか:○○」などの追加効果は発動しないが、敵に反射をされない利点もある。
一度掛かったけいぞくダメージは軽減も回避もできず、常に一定のダメージが確実に発生する。
ただしけいぞくダメージを付与される瞬間なら「ぼうぎょ」「けいげん」が有効。その後のターンごとのダメージにも軽減が適用される。
Ver2.0で相手のけいげんを無視して付与するように変更。これにより敵からのけいぞくダメージを防ぐには根本的にバリアか「ていこう!」する以外なくなった。
もっともこちらが仕掛けるけいぞくダメージもけいげんに阻まれなくなったので、一概に悪いことばかりというわけでもない。

 

バリアは付与時とダメージの両方を阻害するので、その対策も必要となる。
まのけいやく「どくの ちょうごう」なら、けいぞくダメージ必中・バリア無効化と、これ一つで対策可能。

 

「やくがく」のように敵に付与されている継続ダメージに依存した効果量が得られるスキルも存在する。

げきどう(激動)

めいきゅうの いちぶが まるで いきた みみずのように のたうっている。

 

こけつの25Fに居るきゅうびを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
難易度はじごくと同等。げきどう系列の高難易度ダンジョンにしんいきがある。
全ての敵がへんようし、敵を倒すたびにへんようスキルを獲得できるというインフレダンジョン。
普段は揃えるのも大変なへんようスキルもこのダンジョンなら容易に揃えられる。
ただし「のこぎりばの~」「ふどうの~」「ちからをうばう~」「はかいの~」など、危険なへんようモンスターに出くわす機会も多く事故率が高い。
へんよう化により単純なHPや攻撃力も増し、殴られれば一発退場という場面も他のダンジョン以上に多くなっている。
確実にへんようする分ダンジョン固有ボスも強力。へんようスキルを上手く扱えるかどうかで勝負が決まるだろう。

こけつ(虎穴)

めいきゅうのさきで みつけた くらいあな。
そこは ちからを ためすには うってつけの せんじょうだった。

 

めいきゅうの25Fに居るこだいの よげんしゃを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
難易度はあくむと同等。こけつ系列の高難易度ダンジョンにしれんがある。
全ての部屋に何らかのマスが配置されるというダンジョン。
よってスカウトやテレポートがあれば有利に戦うことができる。
ダンジョン固有ボスはHPが低かったり状態異常攻撃がメインだったりでどれも弱点を持っているため、対処が楽。
ボスが強すぎるるつぼやダンジョンの特徴にクセがあるふうかに比べれば攻略しやすい部類のダンジョンではある。
もっともVer2.3.0より新たに、敵も自分もじゃがん化させるせきぞう部屋が追加実装。多少なりとも難易度が上がっている。
せきぞう部屋はアイコンもきゅうそく部屋と似ているのがまた嫌らしい。漫然と進めていると見事に見間違えるので要注意。

ゴールドシャード

Ver2.2.0より実装された第二の課金通貨。
基本無料でプレイでき、課金通貨であるませきを自力で稼ぐ手段も色々登場してきた昨今において、それでも課金してくれるプレイヤーへの見返りを目的として新たに登場した。
ちなみに設定上は、これ自体は何の変哲もないただの宝石の一種らしい。高く売れるので現地通貨として使えるとのこと。

 

基本的には課金でのみ入手可能。
ませきとのセット販売となっており、課金購入したませきと同額だけゴールドシャードも付いてくる。
一部のメインミッションやシーズンミッションの達成でも手に入るが、いずれも一回限りのため無課金で入手可能な数は完全に限定されている。

 

ゴールドシャードは町のアイテムショップで使用できる。
おすすめは「しのかけらの消費無しにラボパーツの脱着が可能」権。一度買えば回数・期間とも無期限でいくらでも付け外しができ、パーツのやりくりが格段に楽になる。

さまようむくろ

Buriedbornesとして蘇生した死体が戦闘で敗れる、または術者の都合で放棄されると、死体は二度目の死を迎える。
赤いバラのアイコンのなきがらマスではこうした元Buriedbornesの死体が登場する。要は他のプレイヤーのプレイの痕跡である。
ここでは彼らが生前持っていた装備やスキルを頂戴したり(リロールすると不可)、他のプレイヤーの遺言を読んだりできる。
(オフラインでプレイしていると赤なきがらマスは出ないので注意)

 

ところがこの赤なきがらマスに入った際、活動を停止したはずの死体が普通に動いて襲ってくることがある。
もっとも屍はみな起き上がり、新たな屍を求めてさまようという呪いに満ちたこの世界においては、こういう現象も特に驚くようなことでもないのだろう。
この襲ってくる元Buriedbornesは「さまようむくろ」と呼称される。遭遇時はもちろん戦闘となる(ある種の非同期型PvP)。

 
 

さまようむくろは生前の装備やスキル構成、各種の永続効果(職業固有効果、ラボパーツ、まのけいやく、泉で得た効果etc...)がそのまま再現されている。
一時期は永続効果については効果を発揮しない仕様になっていたが、最近(Ver2.7.0頃?)は再び永続効果も有効に修正。
この結果、
「触ると見る見る殺されるかんつうドラグーン」「毎ターンHPが満タン以上に回復するむしんこうきゅうけつき」
「かいひ95%で指一本触れられないエルフ」「同ダークエルフ」「うけながし(中略)さむらい」
「2桁バリアを全部剥がないと勝てないのに、たいようのきょうていで気軽に10バリアを増設するはごろもフェアリー」
「20回殴ってせきか100%にする以外の攻略法がないスペクター」
「2桁バリアとはじけるだけでも死ねるのに、永続効果の内容が全く予測不能なふていけい」

といった魑魅魍魎が跋扈する事態となっている。
他にもふどう・ひっさつ・パワードレイン等、相手の職業からは予想のしようもない落とし穴も多い。
敵キャラゆえターン無消費スキルもターンを消費して使うのがせめてもの弱点だが、それでもただでさえレベルもビルドも全く不明な相手と戦う以上不確定要素は尽きない。
事故死が怖いなら避けることを強く勧める。

 

勝つとごく普通の量の経験値としのかけらが5個……はともかく、獲得スコアが大変高い。
その得点はせいばつボスと同等かそれ以上。スコアアタック中なら積極的に倒していく価値は大いにある……が、現Verではハイリスクなギャンブルでもあることは肝に銘じておくこと。
なお戦闘した場合、勝ってもさまようむくろの装備やスキルは手に入らない。「ほかく」も不可能(「めでぬすむ」は可能)。

 

めいきゅう10Fを踏破すると移行できる「カルマの でんどう」では、このさまようむくろのみと延々戦い続けることになる。
こちらも現状では上記の理由から、ふめつの とうの再来とも言うべき修羅場が予想される。

シールド

付与されているとプレイヤーのHPバーが黄色の枠に囲まれ、更に「+○○」表記で残量表示される防御効果。
あらゆるダメージをHPの代わりに肩代わりする。墓石イベントの「ばくはつ」の罠をも受け止めてくれる。
上限はHPと同じく9999。「げんかいとっぱ」所持時は上限が99999(999,999、9,999,999)になる。

 

戦闘に入る度にシールド量が初期化されるため、
装備品やイベントで付与されているシールドは戦闘開始の度に張り直されるが、
「フォースフィールド」「セイクリッドバリア」などのスキルで戦闘中に追加していたシールドは消滅してしまう。
「シールドいじ」があると装備品によるシールド量を超えていた状態で戦闘を終えても、次の戦闘に入った時にそのシールド量が維持されたままになる。
ただしシールドいじがあっても、レベルが上がるとその都度無条件にリセットされる。際限なく上積みすることはできない。

 

「リアクティブシールド」があるとターンごとに一定の確率で、シールド量が戦闘を開始した時点のものに初期化される。
この時、戦闘中にスキルで追加した分のシールド量は完全に無視される。
戦闘開始時にシールドが無かった(シールド付きの装備を持っていなかった等)場合は、リアクティブシールドが発動するたびにシールド量がゼロに戻るので注意。

 

「シールドさいせい+○%」があるとシールドが装備に付いている分の値(+戦闘中にシールドゲインで追加した分)を基準に自然回復するようになる。
ただしスキルやシールドいじの効果でシールドがこれらの基準値を上回っていた場合、シールドさいせいが発動するごとに基準値まで値を戻されてしまう。
シールド関連の効果同士はあまり相性がよくないらしい。

 

「しょうげきは」「せいめいはどう」「ライズレギオン」という現在シールド値に依存するスキルも存在する。

じごく(地獄)

ほんとうの じごくは ここからだ。

 

あくむの25Fに居るこだいの よげんしゃを撃破することで選択できるようになるダンジョン。
難易度3。同等の難度にげきどうやまんえんが存在する。
ませきやしのかけらの入手量はめいきゅうの3倍。スコアもあくむ以上に多く加算されるが、敵のレベルの上昇頻度もあくむ等を上回る。

 

「あくむ」ダンジョンでボスを倒した際に発生した「あくむ」が、ここではボスを倒すたびに3回も連続発動する。
クールダウンが増えるスキルはランダムで、同じスキルに2つ3つ重複することもある。
こうなるとあくむではギリギリ通用していた戦法すらもはや役に立たない。
効率の良いスキルの入れ替えやきゅうそく部屋の利用、先制使用スキルが攻略のカギとなる。

しのかけら(Frag)

各ボスを倒す毎に手に入る物。Fragは多分Fragment(=かけら)の略。
冒険開始前に町のラボで、職業ごとの改造を行う際に要求される。
渡したしのかけらはラボパーツの素材や、パーツと素体の接着に使われているらしい。

 

諸々の情報を総合すると、しのかけらは強者(人間・魔物とも)の死体を「しぼる」ことで手に入るらしい。
魔術的に何かを抽出しているのか、物理的に文字通り「しぼって」いるのかは不明。

 

名前通り死体を貪っていそうなコープスイーターからしのかけらを入手できるのは意味深ではある。

じゃがん(邪眼)

Ver2.1.0より追加された補助効果、および永続効果。
仕組みははんしゃと同じで、直接攻撃を受けるごとに相手にせきかを掛けて反撃する(「せきか」の項目も参照)。
このせきかによる反撃は、たいせいやふどう、けっかい部屋、バリアでも防止することはできない。

 

はんしゃと同様ということで、じゃがん状態の敵に対しての連続攻撃は自殺行為。
場合によってはあっと言う間にせきか100%になって死亡してしまうので注意したい。
ついげきやかくしきばもこの場面ではお荷物になる。でんせつのぶぐ固有効果の「ドラゴンファイア」等も不可。
Ver2.7.0よりこれらの能力はじゃがんの対象外に変更された。
じゃがん発動中は敵のHPバーに特徴的な装飾が表示されるので、これを見逃さないこと。

 

じゃがんには以下のような対処法がある。

じゃがんをスルーする
スキルとして使われるじゃがんは1ターンで効果が切れるので、使うタイミングで上手く攻撃を止められるようにする。
すなわち直接攻撃を行わないスキルが必要になる。例えば回復スキルなど。「ようすをみる」も馬鹿にできない。
じゃがんに反応しない攻撃を行う
けいぞくダメージやちえんダメージ、はんしゃ、ワールウィンド、やなぎのかまえ、ボイドリフレクト、てんしのぐんたい。
でんせつのぶぐなら「てんけい」もOK。
Ver2.7.0からはついげき、かくしきば、ドラゴンファイアなども有効になった。
治療スキルでせきかを治しながら戦う
ただしリストアボディやとうき等、複数のせきかをまとめて治せるものが必要。
デトックス等は複数回掛かったせきかのうちの一回分しか治らないのでほぼ意味がない。
じゃがんを消去、または発動不能な状態にする
前者はディスペルやへんようスキル「はじゃの~」で可能。
後者はふういんけっかいで封じたり、ふどうやへんようスキル「ていたいの~」でもじゃがんの付与を阻止できる。
じゃがんによるせきかの付与を防ぐ
たんじゅんやブラッドアーマーでなら付与を(ほぼ)完璧に防げる。
前者は最初のせきかはもらってしまうが、それ以降に掛かるせきかは全て無効化することができる。
後者は漏れなくせきかを完全シャットアウトできるが、HPへのダメージをどうするかが問題。
攻撃回数次第ではバリアもすぐ枯渇してしまう。
じゃがんを使われる前に倒す
要は力技だが、可能ならこれが最も手っ取り早い。
じゃがん発動まで間に合わなかった場合は、せきか100%になる前に相手を倒し切らなければならない。
連続攻撃は厳禁なので単発の火力が求められる。
にげる
にげあし、にんじゅつを所持していれば素早く逃げられる。
最後の手段。
 

ただし中には、永続効果として常時じゃがん状態であるボスも登場する。
へんようモンスター「じゃがんの~」も同様。「せきぞう」部屋では敵とこちらの双方が常時じゃがん状態になる。
これらの場合はじゃがん自体を無効化することはできないため、上記のうちいくつかの攻略法は通じなくなる。
苦戦は必至。

 

特定のでんせつのぶぐやラボパーツにより、プレイヤー側がじゃがんを得ることも可能になっている。
ただ一撃ごとの率はそう多くないため、ごうもんかんでもないと有効活用は難しいかも知れない。

 
「じゃがん」を仕掛ける敵(+α)と効果量
バジリスク15%
ゴーゴン35%
メドゥーサ35%
しんえんの ひとみ35%
ギリメカラ15%
エキドナ35%
おちた こくおう35%
かんかんだら100%(=即死)
いせきの しゅごしゃ35%
(へんよう「じゃがんの~」)5%(常時)
(せきぞう部屋での戦闘)5%(常時)
ラスト5%(常時)
しんえんの おとしご5%(常時)25%/5ターン(一時使用)
そとなる ひとみ10%(常時)、25%(一時使用)
こどう(でんせつのぶぐ「しんぞう」)10%
ラボパーツ「じゃがん」10%

しれん(試練)

さらに げきかした せんじょうで しんのじつりょくが ためされる。

 

こけつの25Fに居るきゅうびの きつねを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
何より厄介なのが敵を倒した際の獲得経験値が激減する点で、普段の約1/4、言わば常時ぼうきゃく-75%状態。
序盤ですらボスを倒したのにレベルが上がらないことがある。「そうめい」でやっと-75%+100%=+25%に上向く有り様。
一方ダンジョンの難易度=敵の成長速度は最上級のため、自分と敵との戦力差が恐ろしい勢いで開いていく。
まともに戦うなら何らかの経験値を稼ぐ手段が必須だろう。
またはもうどくの やじりのような、自分の能力値に関係なく威力を出せる攻撃スキルに頼るかである。

しんいき(神域)

かみのみが そんざいを ゆるされる りょういき。
ゆるされざるものとなれ。

 

げきどうの25Fに居るめがみを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
げきどうと同様に全ての敵がへんようし、敵を倒すたびにへんようスキルを獲得できる。
難易度はじごくより上の4。さらに敵からの獲得経験値が通常の約半分になる。

シンジケート

Ver3.4.0で導入された要素。
最大50人まで加入できる、いわゆる「ギルド機能」。
シンジケートに属するとシンジゲート内専用のランキングとささやきが使用可能となる。
所属するにはシンジケートのオーナーから招待キーを教えて貰って専用の場所に打ち込むだけ。
今後のアップデートで様々な機能を追加予定とのこと。

スコア

得点。敵を倒すごとに加算される。
高得点を取るとランキングに載るという名誉が得られる。それ以外のメリットは特にない。
Ver2.2.0からは町のトップ画面にはスコアは表示されなくなったが、「とうけい」の項目内で引き続き確認できる。
マイペースにやりたいしスコアは見るのも嫌、という人は「せってい」画面でスコアを非表示にもできる(Ver3.0.9より)。

 

スコアはダンジョン難易度別に上限が設けられている。一番低い難易度1である「めいきゅう」では9,999,999点。
難易度が1上がるごとに獲得量が増加(難易度^2)し、上限も1桁ずつ増えていく。最高の難易度5なら100億の位まで稼ぐことが可能。
ランキング狙いなら難易度5ダンジョンに挑むことになるだろう。「てんち」「まきょう」と、各シーズンイベントのリーグダンジョンEx(シーズンイベント「ゆきやま」以降はMythic)がこれに当たる。

 

獲得スコアは倒した敵の種類、へんよう、部屋効果によって大きく差が出る。
またさまようむくろやせいばつ/さいやくボスなどを倒すと高額のスコアが得られる。
Ver2.3.0からは難易度アップと引き換えにスコアの獲得量が増す「のろいの かくさん」が実装され、さらに積極的にスコア稼ぎをできるようになっている。

 

スコアは減ることもあるので注意したい。
具体的には白い「まもの」マスで出るボーナスモンスターまたは各イベントの罠モンスターを倒す(微量)、戦闘から逃げる(-10%)、ゲームオーバー後にゴールドシャードやしゅうふくキットを使ってコンティニューする(-25%)等。
また戦闘中にゲームを閉じてから再開することでもスコアが減る(不正対策らしい)。
ゲームを終える時は何らかの形で戦闘を終了させ、移動中か街の画面になっているのを確認してからにすること。


50Fを過ぎると逆に進むほど獲得量が目減りしていく。
また、同じ階でも長く居座るほど獲得量が減る。16歩目から1%ずつ減り始め最終的には99%減る。こんせき部屋は20歩分、すいぼつ部屋は10歩分これを加速させ、めいろ部屋は約50%の確率で5歩分緩和する働きがある。(いずれも無限稼ぎ対策)
100Fまで来ると全くスコアが増えなくなる。
ただし例外で、100Fで100Fボスを倒した時はスコアが入る(200F以降は不可)。この時ばかりは獲得スコアも超高額になる。

せきか(石化)

Ver2.1.0より追加された状態異常。
受けるたびに値が%で加算されていき(HPバーが右端から徐々に白い半透明なバーに覆われていく)、
せきか100%になった時点でゲームオーバーとなる。HPが残っていても、ふっかつが掛かっていてもである。
自然治癒までの時間は長く、どのケースでも最低10ターンの経過を要する。
治療スキルで解除することは可能だが、ない場合は戦闘中の自然治癒には期待しない方がいいだろう。
基本的には敵専用の状態異常である。プレイヤー側がスキルとして使えるものも少数あるが。

 

もっとも、敵が直接スキルで仕掛けてくるせきかはていこうで普通に防ぐことが可能。
いきなり50%オーバーを付与してくる敵も(ほとんど)いないので、そこまで恐れる必要はない……単発のせきかなら。
怖いのは「じゃがん」の方である。当該項目を参照。

 
「せきか」を仕掛ける敵(+α)と効果量
バジリスク8%、25%(固有技)
ゴーゴン1%[永続](固有技)
メドゥーサ20%
ましょうちゅう20%
はかにもぐるもの20%
バフォメット20%
ケツァルコアトル20%
じげんの りょうけん20%
おうひの なれのはて20%
きゅうび20%
かみおろし20%
ラスト20%
オールドドラゴン20%
ベルフェゴール20%
クエレブレ20%
しきょう ローズル20%
パズズ20%
でんどうしゃ20%、75%(固有技)
もりの まじょ20%
アイスエレメンタル20%
さまよえる たましい20%
つちくれにんぎょう20%
ゆめを くらうものプレーヤーのCD合計値依存[永続](固有技)
むぼうの ほうし50%(固有技)
じんぴの よせあつめプレーヤーの永続効果数依存(固有技)
きみょうな かんづめ16%
えんそうしゃプレーヤーの永続効果数依存(固有技)
おどりくるう かげ20%
ビッグマウスプレーヤーの永続効果数依存(固有技)
かなたからの おとプレーヤーのバリア数依存(固有技)
トルネンブラプレーヤーの永続効果数依存(固有技)/プレーヤーのバリア数依存(固有技)
あいの でんどうしゃプレーヤーの永続効果数依存(固有技)
まくらに たつものプレーヤーのCD合計値依存[永続](固有技)
スキル「ペトロクラウド」25%

せんせいしよう(先制使用)

一部のスキルに設けられている仕様。へんよう「せっこうの~」がついたスキルも同様の効果を持つ。
このスキルは持っているだけで、敵との戦闘が発生した瞬間に、事前のCD状況を無視して自動で使われる。
効果の発動後は敵の行動を挟まず、そのまま自分の1ターン目が始まる。要はプレイヤー側からの奇襲を行えるスキル。
さらににんじゅつもあると、0ターン目相当から行動できる。つまり、敵の行動前に2回行動が可能。

 

戦闘ごとに必ず1回余計に攻撃できる・有力なあくむ対策になるなど何かと便利な能力だったが、Ver3.0.0で敵が奇襲した時は発動しなくなるナーフが施された。それが嫌ならけいかいで奇襲=先制使用阻止を予防しよう。
天敵は初撃をほぼ完封するせいなるかごやバリアの所持者。

そくし(即死)

ひっさつかとどめが発動すると「そくし!」と表示されて発生する状態。
相手の残りHP分のダメージが入り、一撃で倒すことができる。シールドは貫通するがバリアの発動で無効化される。
またこの効果でも与えられるダメージには9,999,999の上限があったため、これよりHPの高い敵は即死させられない。
相手がこだいのはおうだろうがこだいのよげんしゃだろうが発生する。(要かんつう)
また、シーズンボスのやまのぬしがとどめを、一部モンスター(下記参照)が即死攻撃を所持しているのでプレイヤーが食らう可能性もある。
バリアで受け止める、予めリザレクションやてんしのはねやイベントで「ふっかつ」を獲得している、HPを1000万以上にするなどで回避は可能。

 

「デスワード」やブレイドトゥースの「そくしこうげき」、デュラハンの「くびはね」は、
従来は「現在HPの100%分を減らす」割合ダメージ扱いだったが、Ver3.0.3より正真正銘の「そくし!」攻撃に編入された。
シールドではこれらの技は事実上防げなくなったので注意したい。
シールドで防ぐならシールドきりはなしが必要となる。
また同Verの更新で、あらゆるボスにこの手の「そくし!」攻撃が通じなくなった(1ダメージのみ)。
一方でクリティカルを完封する「きゅうしょかいひ」で、「そくし!」も無効化できるようになっている。
なんやかんやの変遷を経てv3.4.Xでの更新でボスや「エリート~」などのきゅうしょかいひ持ち相手にもかんつうが通れば「そくし!」が通じるようになった。
(即死攻撃の場合はかんつうが通らなければ1ダメージのみ、通常攻撃に即死効果が乗った場合にかんつうが通らなければ元のダメージ)

そせい(蘇生)

  1. 泉イベントで発生する結果のひとつ。
    しばらくの間「ふっかつ」状態になり、戦闘で倒されてもその場でHPが満タンになって復活できる。
     
  2. ゲーム中に何らかの原因でゲームオーバーになった後、そのキャラクターを修復しダンジョン攻略を続行させる行為。
    蘇生にはゴールドシャード100個か「しゅうふくキット」1個が必要になる。その他にも、
     
    ・スコアが現在値の25%分減る
    ・100Fボスへの挑戦権が失われる(100Fまで行っても普通の10Fボスが出る)
    ・蘇生させたキャラクターが再度やられた際、スコアをランキングに登録できない
     (自分のデータの「とうけい」には反映される)
     
    といった代償が課される。特に100Fボスと戦えなくなる点に注意したい。
    用途としては101Fからの稼ぎモードを利用する、スコア度外視でどこまで潜れるか試してみる等だろうか。
    または「101Fに とうたつ」が条件のミッションは、操作キャラクターを途中で死亡・蘇生させていた場合でも達成できる(101Fボスの撃破は条件には含まれない)。
    この手もミッションをこなす際にも蘇生は頼れる奥の手となり得る。

たいせい(耐性)

補助効果のひとつ。相手から仕掛けられた状態異常を確率で無効化する。
「まひ(=スキルのクールダウン増加)」「きょうさん(=装備劣化)」は厳密には状態異常とは異なるが、これらも無効化できる(「うらみ」「あくむ」は不可)。
成功した時は「ていこう!」と表示される。ちなみにボイドリフレクトの発動源にもなっている。
(なおバリアで状態異常を防いだ場合も「ていこう!」となる。この場合もボイドリフレクトを発動可能)

 

たいせいで防げるのは基本的に、相手が使用したスキルによって直接発生した状態異常に限られる。
逆にスキル以外、例えばイベントやへんようスキル/モンスター等による状態異常は不可。相手でなく自分のスキルで発生した状態異常も駄目である。

 

たいせいはまほうつかい・パラディン・まじょ・とうくつしゃがそれぞれ所持している。
もっとも装備一ヶ所で得られるたいせいは最高でも50%止まり。数値上ですら100%は遠い。
補助効果「いじょうかいひ」「いじょうながし」があれば、同時に得ているかいひやうけながしの2倍の率のたいせいを得られる。効果を重ねて+1以上にすればさらに高い倍率となる。
「クリアポーション」「ふとうふくつ」を使えば一気にたいせい1000%に達する。ここまでやればまず掛からない。

 

ただしたいせい率を100%以上にまで高めても(それこそ1000%でも)、確実には防げない。効く時は効く。
たいせいは敵のふよりょくによって率が相殺されるので、これが原因の可能性がある。
かいひ等と違いたいせい率には上限は設けられていないが、実質的にはこれも上限があるようなものと思ってよい。

 

「ドレッドノート」は常時スロー+1になる代わりに高いたいせい率を得られる。+1以上なら相手のふよりょくに関係なく100%完全防御が実現。
ドラグーンの職業固有効果「はがねの いし」やじどうにんぎょうの職業固有効果「オートマータ」も完全たいせいを得ることができる。
高たいせいを得る手段としてはこれらがポピュラーだろう。ちなみに「メッキ」も多少のたいせいを得られる。

ちえんダメージ(遅延ダメージ)

作中で「じかんさで こうげき」と説明されている攻撃スキルの仕様。
このスキルを敵に使うと、即座にはダメージが入らない代わりに「ちえんダメージ」が付与される。
これがターン経過で自然に解除されると効果が発動し、実際に敵にダメージを与えられる。

 

発動まで時間がかかる分、このタイプのスキルはいずれも威力が高い。
なおちえんダメージは状態異常扱い。命中率の影響は受けないが、付与する際に抵抗される可能性がある。
ただ一度付与できれば、発動時には回避も抵抗もされずダメージが入る(バリアには無効化され得る)。
けいぞくダメージと同じく軽減も一切されない。それだけに敵に使われると高威力もあり大変脅威。

 

状態異常なので各種の治療スキルで治せる。まのけいやく「るてん」などで必中化も可能。
戦闘が終わると自動的に解除されるので、発動する前に速攻で倒すか逃げることでも解決可能。
また更新により、ジャガーノートでもダメージの無効化が可能になっている。
(状態変化が自然解除されるタイミング=ちえんダメージの発動するタイミングが自分ターン中(スキルを選択してから発動までの間)になったため)

 

けいぞくダメージの「どくの ちょうごう」のような、ちえんダメージにはバリアを完全無効化する手段はない。
バリアを持つ敵に使用する場合は、かんつう+100%、またはかんつう無しで発動までにバリアを削り切るスキル構成(けいぞくダメージなど)のどちらかにしよう。
中途半端にかんつうをつけた結果、残ったバリアに遅延ダメージを防がれては元も子もない。

ついげき(追撃)

主に召喚スキルによって付与される状態。
ついげきが付与されている時はHPバーの上に青い三角マークが2つ付く。

 

ターン消費をするスキルを使用した際に、相手に追加でダメージを与えられるようになる。
これは必中攻撃で、かいひやこうだい部屋などの影響を受けず必ず命中する(唯一、さなぎ状態では必ず外れる。またバリアには弾かれる)。
けいげんも無視し、常に安定したダメージを与えられる。またクリティカルも出る。
Ver3.0.Xよりクリティカル/きょうらん/きょうせんしによる与ダメージ2倍効果が適用されなくなった。
ただし「きょうらん」で一部スキルによる『付与量』の方を2倍には出来る。

 

ターン消費をしないスキル、はんしゃによる反撃などについては追加ダメージが発生しない。
ただしまのけいやく「はじょうこうげき」があれば、ターン消費をしないスキルでもついげきが可能になる。
逆にモラクスの呪い(のろいの かくさん)が有効だと、ついげきは発動不能になる(値も常にゼロ扱い)。
また、どうじょう部屋では付与こそ可能だがついげき量が0として扱われる。

 

従来は相手のはんしゃやじゃがんの対象であり、敵に合わせたオンオフの難しいついげきは少々肩身の狭い効果だった。
しかしVer2.7.0より、ついげきはこれらの対象外に変更。同時期に実装されたどくばりも同じく無視でき、一気に株が上がったと思われる。

 

特殊な条件で追加攻撃を発生させるスキルもある(ワールウィンドやてんしのぐんたい等)が、これらはついげきとは別物なので混同しないこと。
具体的にはクリティカルが出ない・モラクスで封じられない・さなぎ状態でも当たるといった点が異なる。

てんち(天地)

はおうの ぐんぜいは どこを めざすのか?
なにを もって おわりと するのか? それを しる すべは あるのか?

 

Ver2.5.0で実装された最強最悪のダンジョン。難易度は過去最高の5。
現存する他の全通常ダンジョンの25Fをクリアした者にのみ道が開かれる。

 

選択画面上の系列としてはめいきゅう/あくむ/じごくの上位に当たるが、中身は完全に別物と言ってよい。
こちらを容易く置いてけぼりにする敵のレベルアップ速度はもちろん、他にも様々な高難易度ダンジョンの特徴を併せ持っている。
まずシーズンダンジョン「かいてい」のように、へんようモンスターが結構な頻度でその辺に突然現れる(倒してもへんようスキルは出ない。代わりにへんようスキルを素で拾える確率が高め)。
また「れんごく」のように戦闘ごとに確率で装備が劣化し、「しんりんHard」のようにボスを倒すとあくむが2連続で来る。
さらには「しれん」のように……というほどではないが、獲得経験値も通常の半分にまで減ってしまう。

 

部屋効果は現Verで実装中の全種類が用意されている。「せきぞう」や「どうじょう」、何故か「へいわ」も登場。
シーズンダンジョン限定だった「ほうもつこ」も出るが、無告知へんよう&2連あくむのリスクを負ってまでせいばつボスと戦う余裕がまずあるかどうかである。経験値とでんせつのぶぐは確かな魅力なのだが……
しまいにはカルマの でんどう名物「かいじゅ」まである。スカウトとテレポートが無いと常に永続効果を失う危険が付きまとう。
もちろん固有ボスは規格外の強さ。25Fボスが他のダンジョンの100Fボス相当と無茶振りが極まっている。

 

これだけの内容だけにスコアの倍率や上限も、現存するどのダンジョンよりも優遇されている。
ひとつひとつのギミックは各ダンジョンで体験済みのはずなので、それぞれへの対処法を実践できるかが最初のステップとなるだろう。
充分な知識と経験、準備のほか、プレイヤー自身のうんのよさも少なからず要求される。幸運を祈る。
挑戦の際は少なくともメッキは用意したい。かいじゅ部屋で剥がされない保証はないが……

 

このてんちを制した栄えある猛者は、公式情報いわくVer2.8.X時点で全プレイヤー人口の約0.01%。わずか数十人。
剛の者はこんな修羅場においてものろいの かくさんを60以上かき集め、せいばつボスを片っ端から餌食にした末、約275億というスコアを叩き出したりするらしい(2018年2月当時、堂々のランキングトップ。さまようむくろは不殺の模様)。
いじげん くうかんである。

でんどういり(殿堂入り)

各ダンジョン100Fをクリアしたプレイヤーへのボーナス機能。Ver2.7.0で導入された。
100Fクリア直後に確認メッセージ画面が表示され、でんどういりを受け入れた場合、ゲームオーバーと引き換えに大量のませき、しのかけらが手に入る。次の挑戦に向けて大いに役立つだろう。
(共に約1,000~5,000個の入手数を確認。作者によると個数はランダムとのこと)
なお、でんどういりを無視してゲームを続行することもできる。この場合、さらに100F(200F,300F……)クリアする毎に確認メッセージが表示される。
100Fクリア直後の確認メッセージ画面で誤って拒否しても101Fに滞在中ならメニューからでんどういり可能。
ちなみにカルマの でんどうとは関係しない。

ドライドリーフ

過去のシーズンイベントで稼ぎ、使い切れなかったイベントポイント(EP)の救済策。Ver2.3.0で実装された。
ドライドリーフ=「枯れ葉」。EPのアイコンが花と葉なので、そこからの着想と思われる。

 

各シーズンイベントの報酬引き換え期間が終わると、残ったEPは同量のドライドリーフ(DL)に変換される。
(直前のイベントに限らず、第1回イベント「えんてん」からの全EPが集約されている)
DLはアイテムショップで通貨として使える他、ませきやしのかけらと交換することもできる。
初心者はウィークリーミッション等で得たドライドリーフをここで両替し、しょくぎょう解禁やラボパーツの開発などに充てることになるだろう。

 

ませきファーム職のワーラビットもこのドライドリーフで購入できる。お値段は5000DL也。
欲しい人はイベントに積極的に参加し、EPを余るほど稼いでおきたい。

 

昨今では新ウィークリーミッションの報酬として、シーズン期間の内外を問わず初心者でも手にする機会が増加。一転して基本的な通貨に成り代わった感がある。
「なんでこのゲームは枯れ葉がお金替わりなの?たぬきさんなの?」と訝る向きもあるかも知れないが、経緯は上記の通りである。

のろいの かくさん(呪いの拡散)

Ver2.3.0で導入された要素。
ダンジョン内にて特殊なイベントマスの形で出現し、入ると様々な「呪い」を受け入れるか否かを選ぶことになる。
受け入れると攻略に支障の出るハンデを負う代わりに、敵を倒した際の獲得スコアが上昇する。
これ以外にプレイヤー側のメリットは基本的になく、純粋にスコアアタックを支援するためだけのシステムとなっている(やり方次第で有効活用できる呪いも一部あるが)。

 

実装当初の呪いの数は10数種類ほどだったが、後に呪いの名称の元ネタであるソロモン72柱の悪魔にならい72種類にまで一気に増加。
内容も多岐に渡り、「ほかく効果封印」「まものマス出現率増加」といった甘口なものから、
「手持ちの武器の全装備効果消失」「スキルのリロール封印」「永久にレベルアップ不可」
「階を進む度に全スキルのCD+25」「全補助効果封印」「全部屋みえない化」
「全永続効果消失」「敵を100体倒したら即終了」「1階進んだら即終了」というふざけたものまである。

 

効果の強烈な呪いほどスコアの伸びも大きいが、もちろん攻略自体が破綻するリスクも高まる。まさにチキンレース。
いかに多くの呪いを、いかに早い時期から集められるかはハイスコアを目指す上で大きな要点の一つとなるだろう。
なお補助効果「ちょうせんしゃ」があるとのろいの かくさんの出現頻度が上昇する。

ハイレベルクラフト

Ver3.3.0で導入された要素。
ウィークリーミッション達成によって手に入る専用素材(わざわいの たね・ひがんばな・まものの いきち・てんの きぬ・においたつ おちゃ)で、より強力なラボパーツ/まのけいやくが手に入るようになった。
ハイレベルクラフトでのみ得られる効果もある。

バリア

付与されているとプレイヤーのHPバーが緑色の枠に囲まれ、更に「*」表記で個数表示される防御効果。
装備品に付与されることがある他、「スペルシールド」「ブリンク」などのスキルで戦闘中に追加することもできる。
上限は9個。「げんかいとっぱ」所持時は上限が99個(999個、9,999個)になる。

 

敵の攻撃や継続ダメージを受けた際に一定確率で発動し、バリアを一つ消費してダメージを無効化する効果がある。
バリアが多ければ多いほど発動確率も上昇する他、装備効果の「バリアきょうか」でも発動確率を高められる。
また、「かくさんバリア」は軽減率を100%から75%にする代わりに発動率を100%にする効果がある。
確率発動である上、しゅっけつやスローなどの通常の状態異常にも反応してしまう関係上、
1つ2つ程度では防御効果としては不安定であり、信頼が置けるものではない。
Ver2.1.0の更新で発動率が下方修正され、9つあっても運が悪いと直撃することがある(代わりに「バリアきょうか」は上方修正)。
Ver2.3.0では発動率に上限が設けられたため、バリアきょうかがあっても絶対安心とはいかなくなった。
(「ようせいのはね」「かくさんバリア」のような例外を除く。かいひ等の前例から確率上限は95%か?)

 

バリアに関わる固有能力や初期スキルを持つしじゅつしエルフフェアリーとうくつしゃあしがるシルフカロン及び防御手段として頼らざるを得ないワーラビット以外がバリアに依存しきるのは現実的ではないだろう。
(ただし「しゅごの~」が付いたへんようスキルやブリンク辺りを入手できた場合、バリアの補充が容易になるので話は別)

 

上記以外の職業では主に「ガイドファイア」「ヘルコントラクト」などのバリアを消費するタイプのスキルのリソースとして用いられることになる。
そのようなスキルのアイコンの右下には「B」マークが付き、使用に必要なバリアが足りない場合は不発となる。
また、あんこくきしは固有能力によりバリアの数が多ければ多いほどスキルの威力が増加する。
エルフメイジてんぐはバリアを消費することで機能する固有能力を持つ。

ふうか(風化)

ここだけは ときのながれが はやく あらゆるものが れっかしていく。

 

めいきゅうの25Fに居るこだいの よげんしゃを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
難易度はあくむと同等。ふうか系列の高難易度ダンジョンにまんえん、れんごくがある。

 

とにかく装備劣化の機会が多い厄介なダンジョン。
敵を倒すたびに劣化、ふうか系列固有のうみ部屋で戦っているだけで劣化と、
短い間隔での装備の交換を余儀なくされるだろう。
もっともメッキさえあれば劣化は完封可能。後はただのダンジョンと化す……のは「ふうか」までの話。
Ver2.3.0より「まんえん」ではせきぞう部屋が、「れんごく」ではさらにどうじょう部屋も登場するようになった。
いずれも職業によってはかなり厄介な部屋効果である。
ダンジョン固有ボスはどれも中々個性的な強さを持っているが、めいきゅうを攻略できたプレイヤーなら対処出来るレベルではある。
なお、100Fボスはドラグーン殺しと言っても良いほどの凶悪な能力を標準で所持している。挑む際は要注意。

ふめつの とう(不滅の塔)

Ver1.3.0からVer2.1.0の間に存在していた、プレイヤー同士の疑似対戦コンテンツ。「カルマの でんどう」の前身。
(現在でいう)めいきゅう10Fを踏破したキャラを登録し、同じく登録された他のプレイヤーキャラと対戦。連勝数に応じて景品がもらえるという大枠はこの時すでに完成していた。

 

ふめつの とう独自のルールとして、対戦中はターン無消費スキルでもターン消費された(かげわたり/にんじゅつ中は可)。
対戦相手と対等な条件で戦うための仕様なのだが(敵は1ターン中に1個しかスキルを使えない)、これにより初手で一気にコンボを回して先手必勝するということができなかった。これだけでも結構な難易度上昇に貢献していた。
そして現在(Ver2.5.6)のさまようむくろと違い、対戦相手は永続効果も全て保持していた。もちろん職業固有効果やラボで付けた効果もである。
これによりHPが1でも減ったドラグーンは状態異常がほぼ効かず、フェアリーはバリアを全部剥かないと倒せなかった。

 

……といったかなりガチの環境だったが故に、対戦は常に熾烈・過酷・壮絶の修羅場であった。
必ずターン消費という不自由な条件の中、相手の一撃で無慈悲に殺される前に相手を容赦なく殺す。やるかやられるかのプレッシャーに支配された、一戦一戦がまさに真剣勝負、というより潰し合いである。
そうとは知らずに初挑戦した初心者はその大半が、ドラグーンにりゅうのきばで超強化されたはんしゃで粉々にされたり、まじょにヘルコントラクトからの一撃で消し飛ばされたり、エルフに一太刀も浴びせられないままワールウィンドで蹴散らされたり、そげきしゅせんしにせんぷうけんで確定一刀両断されたり、ふどうせいじょに何度も何度も全回復させられながらやはりはんしゃで削り尽くされたり、よくわからないまま惨殺され塔の外に放り出された。
当時はフロア1階ごとの平均距離も今より長く、しょうかんじゅつしきがさいやくボスマスの予約という効果だったのを利用(つかいまわしと併用)して経験値を荒稼ぎできたりもしたため、レベルが異様に高い相手と当たり自分とのレベル差だけで絶望する例もあった。
本作の無法で殺伐とした空気をある意味最も体現していたこの場所は、某巨大掲示板群のとあるユーザーをして駿河城御前試合みたいで怖い」と言わしめた。
(駿河城御前試合:残酷モノで知られる南條範夫著の時代小説。漫画「シグルイ」の原作

 

初回だけで癒え難いトラウマを植え付けられたプレイヤーも少なくなかったと思われるが、なまじ新しょくぎょうの先行開放というご褒美も用意されていたためか挑戦者は後を絶たなかった。
彼らはラボに押しかけてはドクターの胸倉を締め上げる勢いで「きょうめん出せ」「にんじゅつよこせ」を激しく連呼した。

 
 

そんなふめつの とうは、Ver2.1.0の更新と共に廃止された。
理由としては主に、塔内外のバランス調整に苦慮したためと思われる(本ページのかんつうの項目を参照)。
同時に新たな疑似対戦コンテンツ「カルマの でんどう」が実装。こちらはターン無消費スキルを普段通りに使える・相手は永続効果を失っているなど、難易度もマイルドに調整されている。
景品もしのかけらのみとなり、射幸性も大幅に抑制。ちょっと稼ぎたい人が行ってみる程度の立ち位置に落ち着いた。
取っつきやすさは格段に増したが、かつての狂気の沙汰を惜しむプレイヤーも今なお存在するらしい。

 

……もっともその平穏も、Ver2.7.Xを境に再び破られることとなる。さまようむくろの永続効果が復活したのだ。
そしてVer3.0.0では新しょくぎょう開放というエサまでもが復活。その結果は……本ページの「カルマの でんどう」の項を参照されたい。

へんよう(変容)

  1. 一般のスキルに何らかの付加価値を付けるもの。
    へんようスキルは「ほのおの タックル」のように、本来の名称の前に付加効果を表す形容詞が付く。
    アップデートにより内容が更新される。
    過去には「トリプル~」「フルパワー~」などCDを大きく延ばす代わりに効果量を大きく増やすものが猛威を振るった。
  2. 通常とは違った能力を持つモンスターに付けるもの。
    へんようモンスターは「タフな スライム」のように、本来の名称の前に付加効果を表す形容詞が付く。
    部屋効果「へんよう」やギミック「へんようが でやすい」で発生する。
    場合によっては非常に危険な相手となるが、勝利すれば高いスコアとへんようスキル獲得の機会が得られる。
    部屋効果「じっけんしつ」では形容詞が無いものの内部的には二つのへんようが付いた状態となっている(形容詞も付くので最大で3個のへんようを持つ)。

まきょう(魔境)

なまみの にんげんの にくたいでは およそ たちいることすら かなわない おそるべき まきょう。

 

Ver2.9.0より実装された新ダンジョン。難易度はてんちと並んで過去最高の5。

 

選択画面上の系列としてはウィークリー/ウィークリーEXの上位に当たるが、中身は完全に別物と言ってよい。
ダンジョンのギミック自体は同難易度のてんちの下位互換といった所だが、かんごくモンスターでしか挑めないという条件が難易度を大きく押し上げる。
かんごくモンスターは基本的に装備効果を得られないため探索から攻撃、防御まで全ての能力を事前に用意して挑まなければならない。
そのためにはかんごくモンスターの限られた能力・能力数でビルドし、目当てのモンスターを捕獲しまくってそんしょうが10に近いものだけを選別しなければならない。
このようなハードルにより挑むもの自体が希な正に魔境。
最近では比較的安定して進めるビルドが開発されたが101F到達出来たら自慢して良い程の難ダンジョン。

ませき(魔石)

ゲーム内通貨。以下の用途で使える。

  • しょくぎょう の解放
  • 未鑑定アミュレット 及び 未鑑定まのけいやく の購入
  • まのけいやく の使用 (Ver3.0.0より無料化)
  • もちこみアイテムの使用(一部アイテムは無料で可能)
  • リロール(拾った装備やスキルを別のものに変える)
  • ラボでの職業強化値リセット

まのけいやく(魔の契約)

冒険開始時に選択できるアイテム(?)。使うとプレイヤーキャラに永続効果を付与できる。
魔術的・精神的な強化をBuriedbornesに施すものらしい(公式設定)。いわゆるエンチャント。
主にダンジョン内の宝箱から入手するか、町でもませきでランダムなものを購入できる。

 

Ver3.0.0で大きく機能が拡張。
1個に複数の効果を詰め込み、「ローグ」「れいけつ」のようなセットを自分で自由に作れるようになった。
ただし実行には新通貨「まの けんきゅう」が必要。まの けんきゅうは手持ちのまのけいやくを解体して入手する。
契約の構造をバラして研究を深め、それを元により高度な契約方法を編み出すという仕組みである。

 

もっともまの けんきゅうの元となるまのけいやくを大量に集めるのは骨が折れる。
町で買うと1個500ませき。最低限の統合に必要なまの けんきゅうは2個、ませき換算で1000個。
研究にはカネがかかるのだ。
Ver3.1.0より、まのけいやく解体時に得られるまの けんきゅう量が上方修正され格段に集めやすくなった。

めいきゅう(迷宮)

いまでは ほろびた としの きんぺんに
ぽっかりと くちをあけた とうくつから つながる ちかめいきゅう。
すべての わざわいの ほったん。

 

初期状態から選択できるダンジョン。難度は最も低い。
ここの25Fを踏破しないことには他のダンジョンへは進めない。
また、唯一カルマの でんどうへ入れるダンジョンなので、
カルマの でんどうに挑む際は必然的に入ることになる。

もちこみ

冒険開始時に選択できるアイテム(消耗品スキル&キャンプアイテム)。
アミュレットのように初期スキルが増えるが、消耗品の方は1回使うと使用回数を使いきるとスキルスロットから無くなる。ご利用は計画的に。

 

アイテムは新規にキャラクターを作成するごとにませきで購入する必要があるが、一部は無料で毎回持参できる。
最初から全ての種類を選ぶことができるのがアミュレットやまのけいやくとの違い。

ラボ

Ver1.2.1より実装されたコンテンツ。
ここではBuriedbornesに用いる死体を職業ごとに改造し、追加で永続効果を与えることができる。
当初はしのかけらと引き換えに直接永続効果を付与していたが、Ver2.1.0でラボパーツを介しての効果の脱着という形に変更された。

 

この改造とはまのけいやくのような魔術で云々というものではなく、ガチの内科および外科手術である。

「ラボ」では屍体のツギハギや、臓器・神経の追加等を行っています。(そのための”かけら”です)
あるいは腕や頭が増えている屍体もいるかもしれません。
直接屍体に能力を足せる外部部品を「パーツ」と呼称したイメージの前提はそこにあります。
(「かいはつしつ」内の作者コメントより)

よってラボで施術を受けた職業は、下手をするとその辺の敵キャラ以上のゲテモノと化している可能性が極めて高い。

 

この狂気のラボはドクター(本名は未公開)と呼ばれる異形の怪人によって運営されている。
彼は強いBuriedbornesの研究開発に心血を注ぐ人物(人?)で、その過程における死者の尊厳や冒涜には一切関心がない。
まさにマッドサイエンティストだが、主人公=プレイヤーも彼の共犯(あるいは主犯)であることを忘れてはならない。

ラボパーツ

Ver2.1.0で新登場したアイテム。
各パーツはそれぞれ永続効果を持っており、ラボで死体(職業)に移植することでその効果を与えられる。
移植したパーツは後から外したり、外したものを他の職業に付け替えることもできる。
ラボパーツは道中で拾う(確率激低)、25Fボスやせいばつ・さいやくボスの撃破、町で「ほりだしもの」から購入、一定の条件を満たしたかんごくモンスターを「かいたい」、といった方法で入手できる。
ラボにしのかけらを持ち込んで新規に「かいはつ」してもらうこともできるが、何ができるかは保証されない。

 

ダンジョン内での入手シーンや上記の作者解説からも分かるように、ラボパーツの正体は他の冒険者の死体の断片である。
それは移植したらきんりょくがアップしそうな逞しい腕や脚の筋肉だったり、持久力に貢献しそうな強い心肺や消化器官だったり、海馬が発達した物覚えの良い脳だったりするのだろう。
強いボスのそばでよく見かける理由は言わずもがなだろう。砕かれたか食い散らかされたか、死んだ拍子に胃から他の内容物もろとも吐き出したものかも知れない。
そういった肉片を主人公は拾い集め、保管し、いらない物は躊躇なく「ぶんかい」して再利用可能なしのかけらに変える。
全く猟奇的だが、Buriedbornesという禁術に手を染めている時点で今更でもある。

リロール

ダンジョンで拾った装備・スキルを別のものに変えるアクション。
各部屋で5回まで実行でき、初回は無料。(「れんきんじゅつ」があれば最大10回、2回無料でできる)
2回目以降のリロールは5ませき必要。(「ねぎり」があれば3ませき)
より良い装備やスキルが必要なときに行う。
1回は無料で部屋移動ごとに回数も回復するので、いいものが出なかったらとりあえず1回はやっておいて損はない。

 

なおリロールができない物もある。以下の通り。

  • キャンプアイテム
  • 「あやしげな たびびと」から授かったレアリティの高いスキル
  • 「ほかく」などの効果で敵から得た捕獲装備
  • イベントの棺から出た、または「ふるい かざりばこ」の効果で得たでんせつのぶぐ

るつぼ(坩堝)

むすうの したいを すてていた ひんみんがいは
やがて ししゃが ばっこする おだくした まものの るつぼと なった。

 

めいきゅうの25Fに居るこだいの よげんしゃを撃破することで選択できるようになる高難度ダンジョン。
難易度はあくむと同等。るつぼ系列の高難易度ダンジョンは無し。
ダンジョンの特徴自体はフロアの終点までの距離が短く、かつどうじょう部屋が登場。
そして何より、ダンジョン固有ボスが他のダンジョンのボスよりも遥かに凶悪な強さを誇る。
きょうさん連発・高火力にじゃがんと確定うけながし+やなぎのかまえ・高耐久力じゃがん特性。
これら全てに対応できないと25Fクリアもままならないだろう。

 

なおこのダンジョンは、公式ショートストーリー「終焉の序曲」シリーズと密接な関係がある。
挑戦前に一読をお勧めする。
「終焉の序曲(1) - 禁忌なき研究」
「終焉の序曲(2) - 蝕まれたもの」
「終焉の序曲(3) - ”Buriedbornes”」
「終焉の序曲(4) - そして、終わりなき戦いへ」

ユニオン

Ver3.2.0で導入された要素。
ちかい、たんきゅう、めいよのいずれかのユニオンに所属することで冒険中にさまようむくろと遭遇した場合の選択できる行動が変化する。
一度ユニオンに所属しても1週間経てば別のユニオンへ所属を移すことも可能。
むしょぞくにも戻れる。

 

むしょぞくの場合、さまようむくろと遭遇しても「うけとる」「ころす」しか選択肢がない(選択肢無しで戦闘が始まることもある)。
ユニオンに所属すると、同じユニオンのさまようむくろと遭遇すると「たのみごと」「うけとる」という選択肢が、違うユニオンのさまようむくろと遭遇すると「ころす」「うばいとる」の選択肢が現れる。
たのみごとはランダムなサブクエストを請ける事が出来る。
報酬は500ませき、500Frag、500DLからランダムで選ばれるのでドライドリーフ稼ぎにはもってこい。
うばいとるはころす同様に戦闘に突入するが、勝利後に相手が所持していた能力からランダムに1つ永続能力を奪い取る事が出来る。
基本的にはプラスなのだが、せんしなのにせいしんたいを奪ってしまうなど事故要因にもなり得る。