くのいち

くのいち(くノ一)

とうほうの くにぐにを あんやくしていた おんなの にんじゃ。
あるじの ために いのちを すてる かくごを きめ そして じっこうした。

初期性能

初心者オススメ度

4/5 ★★★★☆

えんまくできゅうしょを積み、にんじゅつでまとめてぶっぱなすのが分かりやすい。
「とんこうじゅつ」がにんじゅつとマッチしている上に逃げる能力も高い。
命中性能も高いので戦闘では苦労しないだろう。

特徴

2018/1/24　シーズンイベント「とうほう」にて登場。

にんじゃ第2号。
男にんじゃが任意発動の「かげわたり」の使い手なら、女にんじゃは常時発動の「にんじゅつ」を所持している。
初期スキルは強化型かとんとも言うべき「すいとん」、同じく強化型カウンター「まきびし」、自身に強力なバフの数々を与える「えんまく」。
特にえんまくのかいひときゅうしょ(共に+50%！)が10ターンも続くのが大きい。
2回重ねるだけで上限値に達する。
(もっとも初期スキルはきゅうしょ+を活かし切れない構成なので、何かしら直接攻撃スキルを用意するのが望ましい)
ただ、回避してしまうとまきびしが動作せず、スキルの組み合わせは良くない。

どれも効果は見事だがCDも効果相応に重たいものばかりなのが難点。
にんじゅつの弊害により、さらにCD事情は悪化してしまう。
まともに使うとすぐ全スキルが待機状態に陥るだろう。
これをカバーするのが職業固有効果「とんこうじゅつ」。
手持ちの全スキルがCD中の時に限り、1ターン中に進行するCDの量が+2される。
つまり3倍速でCDを進められる(移動中も有効)。
わざと全スキルをCD待ちにしては高速でﾊｧﾊｧ息を継ぎ、再使用に繋げるのがこの職業の戦い方となる。

よって簡単にはCDが終わらない程度の、重いスキルとの相性が良いと言える。
といってCDの軽いスキルが駄目ということはない。
にんじゅつの仕様上どんなスキルもCDが+1されるので、例えCDが0のスキルがあってもとんこうじゅつはきちんと発動できる。
ターン無消費化したスキルはCDの下限が1になる(0にならない)という仕様も、とんこうじゅつにはむしろ好都合。
かそく等で計算上はCD0になる場合でも、CDが必ず1発生してくれるのだ。
とんこうじゅつの発動条件を根本的に満たせなくなるようなスキルや状況は数少ない。
安心して好きな組み合わせを試してみよう。

またFスキルと併用することで、0ターン目から行動ができる。
CD2以下のスキルメインで構成すれば、前回の戦闘でスキルを使い切らなくても0ターン目に使い切る事でとんこうじゅつを発動でき、敵行動前に各スキルを1～2回使用できる。
バフの1ターン浪費はまきびし・えんまくだと0ターン目に使っても、2ターン目にはまた使えるなど無問題。
参照：戦闘関連のデータ集

「めいちゅう+n%」と「じどうついび」を併せ持っているため命中に関しては最高峰の性能である。
この特徴を持っているのは他にかりうどのみ。
おかげで普通の(命中率の低くない)直接攻撃スキルならそうそうミスすることがなく、バリア以外で攻撃を無効化されないため信頼性は高い。
「しのびあし」により配置される敵の数が減る。
苦手な部屋での戦闘を避けやすい。

長所

• にんじゅつととんこうじゅつの相性が良い。
  • 途中で敵を倒さなければスキル構成に関わらず常にとんこうじゅつが機能する。
• めいちゅう性能が高い。
• うらみやあくむは割と自力で解決できる。もちろん限度はあるが。

短所

• へんようモンスターに苦手なものが多い。ディスペルの使い手も鬼門。
  • 「ふどうの～」「ひとみの～」「ちからをうばう～」など。
    くのいち自身はかなり無防備な職業だけに、防御面をえんまくだけに頼るとこれらの敵に追い詰められる恐れがある。
• にんじゅつ使いの常として、はんしゃ・じゃがんにも分が悪い。

攻略

概ねにんじゃと同様の形となる。
所持能力が火力面に寄っているので方針は『やられる前にやれ』。
攻撃能力を伸ばして1Tキルできるようにした方が分かりやすくスキルも揃えやすい。
とんこうじゅつを活かすならあえて攻撃スキルを1個だけに絞るという選択肢もある。

序盤は手軽なファイアーボールやレンジショットを集めたり、えんまくによる付与を活かせるスキルや装備効果を集めていく。
クリティカルを出しやすいのを利用すれば火力に困ることはそうないだろう。
防御面もとりあえずはえんまくだけでやっていけるが、苦手はあるのでそこを潰せるように能力を揃えていきたい。
方向性は明瞭なのでそれに沿って育てていけばそこまで苦戦しないだろう。

部屋効果

得意

苦手

オススメ スキル

CD2以下の攻撃スキル

スラスト、シャドウショット、ファイアーボール、アイスニードル、スピリットバイト、トルネード、かぜの まい、フレイムトーチなど。
長期戦なら毎ターン使える。
全スキルを使う前に倒してしまうととんこうじゅつが効かず、次の戦闘の1T目は使えないこともある。
オススメはファイアーボール、例にあげた中では唯一のレアDスキルなので拾いやすい。
 +0では他のスキルに劣るが+3でやや上回り、+8では凌駕する。

Fはじける

0ターン目を発生させることで、とんこうじゅつを強制発動させる。
はじける自体もCD2なので1ターン目にも使用可能となり、いりょくの2回がけができるなどメリットが極めて大きい。
反射付きの敵相手には攻撃前に逃げる、という選択肢が取れないため、ダンジョンによってはきょうめん必須。

Fかすみがくれ

はんしゃを気にせず0ターン目を利用できる。
まきびしの安全性を高める効果もある。

Tげきりん

ドラグーンの十八番。はんしゃ値を強力かつ確定発動のかくしきばに転用できる。
えんまくでかいひ率が高まるせいで被弾の機会がなく、まきびしが実質死にスキルとなっているが、これがあれば一転してはんしゃを主砲とすることができる。
にんじゅつにより無条件で毎ターン全スキルを放出し、手数で圧倒できる点はむしろドラグーンより優れている。
ただし「ちからをうばう～」に滅法弱いところは一緒なので注意。

Tワールウィンド

えんまくによる高いかいひを火力に転化する。

いま だ！

ねらいうち+400%(=クリティカル5倍)を付与する。
えんまくできゅうしょは確保できるので決め技になる。

たいようの きょうてい

バリア5枚を得る代わりに全スキルのCD+2。
強制的にとんこうじゅつが発動するため、ターン経過で他のスキルはCD1減少、このスキルはCD1残る(1+1+2-3=1)。
しゃけつののろいを追加すると毎ターン使用可能となり防御が非常に堅くなる。
Ver3.4.0前後?でいだてんでもCD増加を無効化出来るようになったので強制的にとんこうじゅつを発動させたい場合は注意。

オススメ ラボパーツ

かんつう+40%(+50%)

きゅうしょかいひ持ちにもクリティカルを与えるために必要な能力。
一部の赤なきがらや変容「エリート～」相手には必要となる。

いじょうかいひ

回避キャラの定番。
えんまく1回でたいせい+100%は保証される。

ざんぞう+2

回避キャラの定番その2。
かいひトリガーでのむてき付加により、回避漏れ事故は極めて少なくなる。
回避できる敵ならちえんダメージやはんしゃなどを無効化できる事もあるのはメリット。
ただし、無敵を得るためにまず回避しなければならないため、きゅうくつ部屋や必中攻撃の多い敵は苦手なまま。
また、+2では回避した次のターンの攻撃に対してしか無敵でないため、えんちょう等と組み合わせて無敵を維持したい。

ついか:ほかく

「3ののろい」入手用。
にんじゅつのせいでほかくだまをキープするのは難しい。

へいおん

常時軽減50%を得る。
敵にダメージを与えるとふおんが付与されるが、にんじゅつにより敵のターンの前には解除されるので実質デメリットは無し。
ふおん付与中はまきびしの効果量が4倍に跳ね上がるので非常に強力。

てんちの みょう

バフ効果が2倍になるレアパーツ。
えんまく1回でかいひときゅうしょは上限に達し、にげあし+1と逃走も更に安定する。
まきびしもベアトラップに近い威力に高まる。

ダイアモンドダスト

クリティカルを出すたびに「敵のランダムなスキルのクールダウン+5」が3回行われるレアパーツ。
多段攻撃スキルを当てれば敵にターンを回しても行動されることが珍しくなる。
「いちじんのかぜ」「ゆめのあじ」と組み合わせると更に強力。

かいでん

きゅうしょに比例してひっさつを得るレアパーツ。
ぎりょう/まりょくは多段攻撃スキルが豊富なこともあり、発生率はかなり期待できる。

りゅうじん

はんしゃをいりょくのように扱うレアパーツ。
まきびしにも効くのではんしゃがはんしゃを呼びあっという間にカンストする。

パワードレイン

にんじゅつで連続行動をするため手数の多いくのいちにとって最も苦手とする強力なじゃがんを事実上無効化できるのは大きい。
一部ボスが使うきょうか+けいげんの複合バフなども自身の戦力にプラスできる。
パワードレインの常として与えるはずのけいぞくダメージや敵への弱体効果も「奪って自分のもの」にしてしまうため
メリットだけを享受できる場面ばかりではない点には注意。

オススメ 装備効果

3ののろい

全スキルのCDを確定で3に固定する効果。
スローやかそく、てぎわのよさやテンペスト、ぬま部屋、おいかぜ部屋といった、スキルのCDを増減させる効果は全て無視する。
にんじゅつによるCD増加もである。
つまりどんな重いスキルも全て使い切りさえすれば次のターンにはCD-3で再使用可能になる。
毎ターンブリンクでバリアを積みながらメテオストライクをぶち込むようなパワープレイも思いのまま。

ただし3ののろい自体は、消耗品「みつまたの あし」を使うか、こだいの ごうもんかんの捕獲装備でしか手に入らない。
狙うならもちろん後者になるが、どの部位の装備が出るかはランダムなのがやや難儀する。
ぎりょうなりまりょくなりを捨てる展開も出てくるかも知れない。

オススメしない能力

ひとすじなわ

とんこうじゅつと組み合わさると毎ターンCDが増加していくので何もできずに殺される。
絶対に取ってはいけない。
いだてんを入れておけば反転したCD増加分が無効化されるが、わざわざ使う必要はないだろう。

オススメ まのけいやく

るてん

くのいちにとって生命線である、えんまくを確実に発動させたいなら必要。
けっかい部屋やへんよう「ふどうの ～」相手でもえんまく・まきびしを確実に使用できる。

ねらいうち+100%

えんまくできゅうしょは確保できるので火力増強用に。
ラボパーツだとハイレベルクラフトで同量なのでまのけいやくの方が安上がり。

シールドきりはなし

シールド職の定番。
かいひし損ねた攻撃がシールドを上回っていても1回は耐えられる。
ざんぞうの補強としてちょうど良い。
バフを得る機会は多いので「シールドへんかん」も持てばより機能する。

パンプキンヘッド

かぼちゃおばけの職業固有効果のまのけいやく。
「3ののろい」入手用だが、フロアボスからも様々な装備を定期的に得られる。

れいけつ

「ダイアモンドダスト」を得られる。
「ひっさつ+3%」も嬉しい。

たいようの おんけい

「てんちの みょう」を得られる。

ていおん

「いびつな しんか」でぎりょうを最大HPで上書きする。
くのいちはHP1枚だが、ぎりょうも1枚なので火力は大きく伸びる。
「じどうついび」は武器に付くものと重複すればめいちゅう+25%となる。
武器をでんせつのぶぐなどへ変更しやすくもなる。
「ざんぞう+2」も嬉しい。

オススメ もちこみアイテム

オススメ でんせつのぶぐ

ブルータル・れっか

ねらいうちにより火力を大きく伸ばせる。

けんごう

「かいでん」を装備で得られる。

しろい けがわ

「いびつな しんか」を装備で得られる。

似たしょくぎょう

かりうど

くのいちと同様に高い命中性能を持ち、探索能力で優る。

にんじゃ

初期能力に類似点が多い。
くのいちと比べると探索能力・耐久で優るが、命中性能は低い。

エルフメイジ

CD消化を加速する能力を持つ職つながり。
くのいちとは異なり短期戦での連戦に強い。

ビルド例

冷血くノ一(v2.7.0)

れいけつを中心としたクリティカルビルド。
詳細はこちら。

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