つきの じょおう

つきの じょおう(月の女王)

けものの ちをひく ひとならぬひと "じゅうじん"たちの おさ。
つきは じゅうじんに とって そのすがたを あばく いふすべき ものの しょうちょう。

初期性能

初心者オススメ度

1/5 ★☆☆☆☆

自分で操作できないという衝撃の職業（昨今は他にも同様の職業がいくつかあるが）。
ピンチの時にもただ見ていることしかできないばかりか、スキルの取り方を間違えるとそれだけで詰む事態に陥る。
どういうビルドを組めばちゃんと動いて戦ってくれるのか、自分で考えられる上級者でないと実用は無理。

特徴

「ふめつのとう」にて12連勝時の報酬として登場。

自動操作で戦い、プレイヤーはほぼ眺めているのみという珍しいタイプの職業。
職業固有効果「ルナティック」により戦闘ではスキルを右から順に使用できるものを勝手に使用していく。
つまり、スキルの構成とクールダウン次第でこの職業の強さがほぼ決まるのである。
ちなみにスキルはスキル一覧の上に位置するスキルほど左に、下に位置するスキルほど右側に配置される。

「きょうらん」は常時こんらんで操作不能になる代わりに、与えるダメージ(正確には筋技魔信依存スキルの威力)とさいだいHPが2倍になるというメリットがある。
他の職業がきょうらん付きの装備を所持すると完全にランダムで行動してしまうのだが、
ここである程度制御が利く、というのがつきの じょおうのウリである。

初期スキルとして自分と敵の双方をきょうせんし化させるスキル「ちぞめのつき」を所持していて、他のスキルと取り替えない限りは勝手に使ってしまう。
この時は与ダメージが4倍(きょうらん込み、相手もきょうせんしかしていれば8倍)、受けるダメージが2倍になり、戦闘は短期戦になりやすい。
ただし、きょうらんの効果によってさいだいHPが2倍になっているおかげで実質被ダメージは等倍(相手もきょうせんしかしていれば2倍)である。
加えてバリアも持っているので、素の殴り合いでは若干つきのじょおうの方が有利である。
とはいえ、さいだいHP2倍の利点が活かしにくくなるのでうまく利用できる自信がないなら他のスキルに取り替えよう。

長所

• こんらん時の動きをある程度コントロール可能。
• HPの多さは断トツ。
• 火力も高い。
  • きんりょく/しんこうは1枚だが、きょうらんで2倍、ちぞめの つきによるきょうせんしかで2倍となり4枚分となる。
    相手へのきょうせんしか付与が成功すれば更に2倍。

短所

• にんじゅつ無しでは使えないスキルが多数ある。
  • かげわたりではこの問題を完全には解決できない。
• 問題発生時の対処が遅れる。
  • じゃがん持ちにうっかり多段攻撃した時の治療、敵から大ダメージを受けた時の回復など。
• HPの多さの割りに耐久性はイマイチ。
  • ちぞめの つきによるきょうせんしかにより防御半減され、きょうらんで増えたHPが実質相殺される。
    相手へのきょうせんしか付与が成功してしまうと敵の火力が2倍となり更に半減。

攻略

特性上、Tスキルではないバフスキルなどとの相性は悪い。
左側に押し込まれやすい攻撃スキルそっちのけでバフスキルを使い続ける可能性があるからだ。
特に気をつけたいのがおいかぜ部屋で、不用意に入れば
「ちぞめのつき」→「ちからため」→「ちぞめのつき」→「ちからため」…の無限ループ
等、目も当てられない事態になるだろう。
こうなると「にげる」しか選択肢がなくなるので、十分に気をつける必要がある。
特に、敵の一撃が重くなってくる深層では長時間隙をさらすことになるので極力避けたい。
いずれにせよスキル構成次第では逃げるしかないような状況に陥ることは十二分に考えられる。
このような事態を避けるためにも、つきの じょおうではおいかぜ部屋には極力入らない方が良いだろう。

CD0のムーンスラッシュとCD短めのムーンヒールが揃っているので序盤は特に手を加えずとも十分進んでいける。
ボス戦前にCDを調整してちぞめの つきを使い、直後に強烈な一撃を当てると効果的。
しばらくはきょうらん・きょうせんしかによる火力増強だけで火力は十分だろう。

防御面では特にせきか対策として何かしらの治療手段を確保しておきたい。
攻撃を無効化するバリアをより多く確保するのも重要だ。

攻撃面ではTスキルのバフを重点的に集めていく。
攻撃スキルはTスキルである必要は無いがCDが重いスキルほど右側に配置され、先に使ってしまうことは頭に入れておこう。
回復力を活かしててんけいやてんしのぐんたいで攻撃していくのも有力な選択肢になる。

部屋効果

得意

苦手

オススメ スキル

Tデトックス・Tリストアボディ・Tリフレッシュ

それぞれ単体治療、全体治療、一時効果全解除。
せきか、じゃがん対策。もちろんその他の状態異常対策にもなる。
クールダウンの都合上これを持っていても高い値のせきかを連続で浴びると対処しきれない可能性がある。

スタンス:パッシブ

いだてん、たんじゅん、ふどうなどと併用することでスローを無効化しつつ毎ターン攻撃+バリア1枚を展開できる。
きょうらんの恩恵を受けないので火力にはあまり期待できない。

Fしんぐん・Fチャージ・Fプランジスラッシュ・1BFホーリースピリット

先制使用スキル。
こんらん中でも相手に先制されなければ真っ先に使用されるので計算しやすい。

オーラキャノン・おおなみ

HP2枚がきょうらんで2倍になるのでHP依存スキルとは非常に相性が良い。
おおなみは攻撃スキルの中でも右側に配置されるので他の攻撃スキルとの兼ね合いがやや難しい。

「しゅごの～」が付いたへんようスキル

バリアはダメージ量に関係なく一定確率で攻撃を無効化してくれるので、ちぞめの つきによるリスクを軽減してくれる。

「ハンディ～」が付いたへんようスキル

クールダウンが3延びるがTスキルではないスキルもTスキル扱いになる。
ちからためなどを安全に使えるようになるのは地味に嬉しい。

オススメしないスキル

全てのスキルがクールダウンに入っていない状態でまひ/スタン(+クールダウン)、スローを持っていない敵相手には詰み確定になると思われるスキル。
CD1以下のTスキルでない非攻撃スキルは全て該当。
CD2以上でも状況によっては該当するので個別に項目を分けて記載。
案外引っかかりやすいので注意。

CD0のTスキルでない非攻撃スキル

ようすをみる、ドーピング等。
特にようすをみるはスローが効かない(スタンは有効)上に優先的に一番右に配置されるので持っているだけで詰み確定。
アミュレットや持ち込み品が無いと勝手に持たされるのがこの職業では大迷惑となる。共に何かは持ち込んでおきたい。
Ver2.1.1より、つきの じょおうに限っては持ち込み無しでもようすをみるは自動配備されなくなったため、この点については心配は要らなくなった。
「ようすをみる」のアミュレットも存在するため、所持しているなら当時の悲劇を簡単に体験できる。

CD1のTスキルでない非攻撃スキル

ガード、バックステップ、うけながし、おうきゅうてあて、キュアウーンズ等。
複数持つと詰み確定。
1個だけ持つ場合でも緑色部屋やおいかぜ部屋に入ると詰んでしまう。

CD2以上のTスキルでない非攻撃スキル

バリア、ファランクス、ヒーリング、リジェネレーション、ちからため等。
早々詰むことは無いが、おいかぜ部屋に入るとあっという間に詰む。
イベントでうっかりかそくを拾うと一気に危険度が増す。

オススメ ラボパーツ

にんじゅつ

全てのスキルがTスキル扱いになるので詰みを確実に回避できる。
CD+1のデメリットは結構大きいがクールダウンが0か1のスキルを集めれば十分活用可能。

せいしんりょく

こんらんを無効化する。
ルナティックが実質的に死ぬが通常通りのプレイが可能。
慣れたらこれ無しで挑みたい。

たんじゅん

せきか、じゃがん対策その2。
一気に100%のせきかをたたき込まれない限りはせきかで死ぬ心配はない。
下記のふどうとの違いは、バフを一つだけ持てる点。
重ね掛けはできないがあるとないとでは大きな差がある。
反面、バフが切れたときに素早く掛けなおさないと、敵に状態異常を掛けられてしまってこちらのバフ技が無効化される可能性がある。
保険として治療スキルを持つか、しっかりとスキルのクールダウンを管理するべし。

ふどう

せきか、じゃがん対策その3。
じゃがんに留まらず広範に状態異常をシャットアウトできる。
しかし、同時にバフも無効化されてしまうため、攻撃面をバフ以外で調える必要がある。

ドレッドノート(+1)

せきか、じゃがん対策その4。
大抵の状態異常に加え、Ver3.1.0より上記も防げるようになったことで利便性が劇的に向上した。
1つでも十分な耐性を持つが、+1でシャットアウト出来る。
CD+1のデメリットを回転率低下と捉えるか詰みの抑止と捉えるかはプレーヤー次第。(+2でデメリットは無くなる)

オートマータ

せきか、じゃがん対策その5。
じどうにんぎょうの職業固有効果のレアパーツ。
始めからきょうらんがあるので実質デメリット無し。

てんけい

回復量と同量のダメージを与えるレアパーツ。
固有能力のきょうらん、バーストヒールを活かしやすい。
回復スキルを集めてHPを伸ばしていく、と装備やスキルの方向性が最初からはっきりするので初級者でもプレイしやすい。
その上てんけいによるダメージはついげきと同じく必中で敵のはんしゃ、じゃがんなどの効果を受けない、と通常攻撃とは一味違った特性を持つ。
いっぱつねらいを加えるとデメリットなく常時クリティカルで威力が増すので非常に強力なビルドになる。

ルナティックハイ

こんらんしていると毎ターンの終わりにバリア1枚を得るレアパーツ。
固有能力のきょうらんにより常にこんらんしているのでお手軽に導入できる。
Ver3.3.0より、ターン経過時のみ発動する様に変更され弱体化したがそれでも使い出はある。

いびつな にくたい

きんりょくをさいだいHPで上書きするレアパーツ。
きょうらんはHP2倍、威力2倍が共に有効なので実質4倍化と非常に相性が良い。

オススメしない装備効果

スキル選択を間違えなければ有用だが、前述のオススメしないスキルの対象が大幅に増えるため組み合わさると危険度が増す能力。
不慣れな内は避けておいた方が無難。

しゃけつののろい・てぎわのよさ

クールダウン短縮系はTスキルでない非攻撃スキルを所持する場合は大変危険。
使用する場合は慎重なスキル選択が求められる。

テンペスト

CD1固定なのでTスキルでない非攻撃スキルを複数持てば詰み確定となる。
おいかぜ部屋より優先されるので1個なら持っても大丈夫。

ただよう あくしゅう

TスキルでなければCD0固定なのでTスキルでない非攻撃スキル全てが危険なスキルの対象となる。
使うならにんじゅつが必須。

オススメ まのけいやく

あかい ひとみ

「ルナティックハイ」を得られる。
「シールドへんかん」「じどうついび」も嬉しい。

ぼうちょう

「いびつな にくたい」を得られる。
「ちょうかいふく」も回復をサポートしてくれる。

ひびき

「ぜったいおんかん」によりターン経過でCDが終わる度に状態異常を1つ治療する。
「ボスボーナス」も嬉しい。

オススメ もちこみアイテム

ひみつの やくびん

溜まった状態異常を全て治療できる。

オススメ でんせつのぶぐ

ミカエル

「てんけい」を装備で得られる。

きょじんの つち

ティターンの捕獲装備。
「ドレッドノート+1」を装備で得られる。

あかぐろいにく

「いびつな にくたい」を装備で得られる。

似たしょくぎょう

じどうにんぎょう

常時こんらんの職つながり。
つきの じょおうとは異なり状態異常には強い。

ビルド例

あかいひとみのつきのじょおう(v2.8.0)

汎用のひとみのヘルコンをつきのじょおうに合わせたビルド。
詳細はこちら。

天啓赤の女王(v2.8.0)

あかいひとみ、てんけい、バイタリティを合わせた高HP&高火力ビルド。
詳細はこちら。

いびつなつきのじょおう(v3.4.0)

ぼうちょう、ホーリーバリア、バイタリティを合わせた高HP&高火力ビルド。
詳細はこちら。

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