手先

概要

状況に応じて4つの効果から2つを選ぶ器用なカード。
「+1カードと+1アクション」を選ぶだけならこのカードを買わなかった場合と何も変わらないので、必要に応じて他の効果も選んでいきたい。
アクション権が余っていればドローとコインを選んだりと、状況に合わせた効果を選んでいこう。

利用法

• 2コストと安く、デッキの回転を阻害せずに自身の効果で+購入を生み出せるため、枚数を集めやすい。
  • 教師や誘導などの効果で、これにトークンを乗せて追加効果を付与すると非常に強力になる。
    • +1カードトークンを乗せた場合はカードを引いてから効果を選択できるため、選択する際の判断材料が増える。
  • 普通、+1カード+1アクションを選択したのではあまり意味がないが、アクションの使用回数を稼げるため共謀者や沼地の小屋などとの組み合わせでは無駄にならない。
• +1アクションと+1コイン(あるいは+1購入)を選べば、アクションを減らさず出力を生むカードとなる。
  • 寵臣や祝祭書庫などの補助として有効。キャントリップとして使うことも選べるためとりあえずで入れておいて事故要因にならないのも嬉しいポイント。
  • 外交官のために手札を減らすのにも利用できる。

詳細なルール

• 先に2つの効果を選択してからそれらの効果を解決する。そのため、先に+1カードを選んで引いたカードを見てから残りの効果を決める、といったことはできない。
• ルールブックにある通り、選んだ効果は好きな順番で解決してよい。
  • 同じく能力を複数選択するカードである名馬やがらくたとは異なる。
• 玉座の間のような複数回使用する効果でこのカードを選択した場合、1回目と2回目で違う効果を選ぶことができる。（1回目に+1カードと+1アクションを選択、2回目で1金と+1購入を選択等）

• 手先の効果は「選択効果」なので、長老の対象となる。詳細は専用ページを参照。

関連カード

コスト2のキャントリップ+α効果を持つカードは他の拡張でも存在する。

余談

• Dominion Onlineでは2020年3月にUI改修が行われた際、4つの選択肢から2つを選んだ後で選択終了ボタンを押す操作方法に変更された。
  • ただし、これらの選択肢と並列に、キャントリップ効果である「＋1カードと＋1アクション」のみ固有のボタンとして取り付けられている。
    押した途端に選択終了ボタンを介さず即ドローが行われてしまうので、初見では注意。
  • 厳密にはルールに反して選択肢の処理順序を操作できないが、現時点では処理が前後したことで問題になる組み合わせは存在しない。

コメント

• 4つ中2つしか実行出来ない市場 -- 2019-08-03 (土) 18:26:37
• 市場の方が「3コストも高いのに無駄な効果が2つもついてくる手先」かもしれない -- 2020-01-15 (水) 16:23:51