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【封印の洞窟】

Last-modified: 2017-09-25 (月) 02:51:38

概要 Edit

DQ5・トルネコ3に登場するダンジョン。
前者は魔物を「封印」して先へ進むダンジョン、後者はプチット族が「封印」されているのを救出に向かう。
たまたま同名というだけで繋がりは無いと思われる。

DQ5 Edit

【サンタローズ】の北にある【洞窟】
入ってすぐに鉄格子の扉があり、【さいごのカギ】がないとその先へは進めない。
 
洞窟名にある「封印」というのは、怖い顔の模様が描かれた床の上にパネルを乗せること。
これはB1Fにヒントが書かれている。
そのフロア内の全ての顔レリーフの床にパネルを乗せると、エンカウントを無効にできる(もう一度ずらすと再び有効になってしまう)。
B1Fでは最初からパネルが顔を封印しているため、動かさなければ敵は出ない。
そして、最下層にて(SFC版以外は全フロアにて)全ての顔レリーフを封印すれば、主人公専用の最強クラスの鎧である【おうじゃのマント】が手に入る。
 
是非とも入手したいところだが、このダンジョンはDQ5における屈指の難易度を誇るダンジョンとしても有名である。
まず、ダンジョンの構造が複雑であり、ある程度ダンジョンの構造を理解していないと迷う。
いりくんだ道のため見通しも悪く、パネルを押して運んでくるのも一苦労である。
 
加えて出現する敵も強く、特に【パルプンテ】を唱える【ムーンフェイス】や、【エビルマスター】【レッドイーター】【ブルーイーター】が危険すぎる。
中には弱い敵もいろいろ出るが、残念ながら危険な上記の連中が出る割合はかなり高い。
最下層のB4Fは特にエビルマスター及びイーターコンビの出現率が高く、加えて【ラリホー】を唱える【ガーゴイル】まで出てくる。
パネルを運んでいる間にもこいつらに大ダメージを喰らい、回復の為にどうしてもMPを浪費してしまう。
特に語り草となるイーターコンビは、単純に攻撃力もかなりあるが、大量の割合ダメージや致命的な状態変化などを使いこなすので、こちらのスペック関係なく葬ってくることのある理不尽さが悩みの種。
これまで鉄壁の守護神だった【ゴーレム】があっさり撃沈される様は、トラウマになること必至。
正面からの正攻法では苦戦するようなバランスになっており、一軍を連れて行っても、ちょっとしたきっかけであっさりと戦線が崩壊する。
 
一方で、敵の弱点を把握して対策すれば一気に難度が抑えられる。
有効な対策は【ニフラム】【おたけび】
ニフラムは、上記4種を含むほとんどに効く。おたけびも、エビルマスター+イーターコンビに必中で、しかも敵全体に有効なので、効く相手には使いやすい。
つまり、仲間にしやすく素早さも高い【キラーパンサー】【スライム】のタッグが猛威を振るう(何の偶然か、SFC版のパッケージイラストでは、同行している仲間モンスターにこの2匹がいる)。
【ほしふるうでわ】も併用して、先手で始末しよう。【メダパニ】が効く敵も多く、【スクルト】も有効な場面が多い。
スライムは【幸せの帽子】のおかげでMP不安が簡単に解消されるのも嬉しいところ。
また、エビルマスター・レッドイーター・ブルーイーターはザキ耐性も弱めなので、【ふうじんのたて】を併せて持って行くと良い。全体対象なのでこの組み合わせにはニフラムより有効。
DS版ではふうじんのたての効果がニフラム属性に変わっているため、全員でこれを使うのが非常に効果的。
不意打ちにそなえ、【オークキング】など状態異常耐性に優れ、回復もこなせる仲間を隊列の後ろに控えさせておくといい。
 
小技に頼るのは面倒という人は、十分にレベルを上げた上で、さらに【エルフののみぐすり】【せかいじゅのは】などを準備していくといい。
カジノの景品だが、必要なコインは無理のないゴールドを出資するだけで手に入る程度の量。
 
主人公を【ゲマ】【イブール】戦の主力にそなえさせるなら、ブレス耐性が優秀な王者のマントは早めに入手しておきたい防具。
ストーリー上は立ち寄らなくても先に進めるので、それまでに取らなくても、魔界まで先に足を延ばして賢者の石などを入手してから戻ってきて取りに来ることもできる。
しかし取らずに進めるほど活用の機会は減るので、性能を考えると適当な頃合を見て取りに行くといい。
攻略にさいごのカギが必要ということは、【ブオーン】を倒すだけの力は既にある。よほど偏った攻略法で突破したのでもない限り、まずは挑戦して手ごたえを掴んでみるのも悪くない。
 
リメイクのたびに攻略難易度が上昇しており、どうしても攻略できない・攻略するのが面倒、という人はいっその事無視してしまうのも一つの手。
 
【ソルジャーブル】や、リメイク版では【サターンヘルム】等の仲間になる敵も出てくるが、こいつらを狙うなら【トロッコ洞窟】へ行った方が効率的。
第一B1〜B3Fにはムーンフェイスが現れる以上、常に全滅と隣り合わせになってしまう。
B4Fにはソルジャーブルの他に【はぐれメタル】も出てくるが、確率はかなり低いのであてにならない。
逆にエビルマスターは前述通り頻繁に出現するので、リメイク版で仲間にするならここが狙い目。というか、こいつは狙わなくても簡単に仲間になる。
 
なお、洞窟の外にいる周辺モンスターにも強敵が多く、【ホークブリザード】【ザラキ】を筆頭に要注意の連中が数多い。
スペックでも人間界フィールドでは最強ランクなので、むやみにこの周辺をうろつくのは非常に危険。
特に【へびておとこ】1〜3匹と同時出現するとラリホーマで眠らされてザラキというドラクエ2の【ロンダルキア】の悪夢コンボを再現してくれる。
この時点では【エルフのおまもり】がないので、ザキ系の貫通力が高くなってるリメイク版では特に警戒を。
しかもこいつらは単に洞窟近辺のみならず、【レヌール】【アルカパ】北部〜【サンタローズ】北部〜【ラインハット】西部とかなりの範囲に手を広げているので始末が悪い。

機種ごとの難易度の違い Edit

上述の通りリメイクされる度に難易度が上昇していることでも有名なダンジョンである。

SFC版 Edit

最下層のみを封印すればいいので、他の階層は無視して構わない。
ただしこの最下層は、バラバラに落ちているパネルを4枚も持ってきて全て乗せなければならない。
なお、洞窟を出ると全てのパネルが元の位置に戻る。
 
また、3人パーティなので、攻略するための仲間の厳選をしっかりする必要もある。
主人公のレベルが非常に高ければ、補助の成功率も上がる為、ことSFC版に関しては補助が重要なこのダンジョンにおいて主人公のレベルを上げてから訪れる慎重なプレイスタイルだと、思ったより難易度が高く感じられないかもしれない。
この補正があるため、強くなってから戻ってきて攻略する意義は他の機種より大きめといえる。
 
ただ、本作の主人公は身の守りが低く意外と打たれ弱いため、おうじゃのマントはレベルを上げてからとは言わず可能な限り早く手に入れたいところ。
とはいえ、この洞窟自体もイーター2種をはじめ強力な打撃を繰り出す難敵がしょっちゅう出没する都合上、守備力が低い主人公は不向き。一見ジレンマのようだが、早期攻略の際は仲間モンスター達に取ってきて貰うことで解決できる。

PS2版 Edit

この機種以降、リメイク版では全フロアに封印を施さないとマントは出てこないので、いやでもフロアを歩き回ることになる。
特に、洞窟を出るとパネルの位置が戻る仕様は同じであるため、1フロア毎にレリーフ封印と脱出を繰り返す方法も使えない。
戦闘画面も広くなり一度に出る敵の数も増え、この点も難易度上昇に関わっている。
ただし、こちらのパーティー人数も4人になったお陰で、ニフラム役を確保しても正攻法の戦力を整える余裕が出来たうえに、対象は敵1グループとは言え、おたけびと同等の効果のある新登場の【コワモテかかし】を使えば、洞窟内のモンスターへの対策がしやすくなった。

DS版 Edit

敵の出現数が戻った代わりに、最下層以外のフロアに【アークデーモン】が出てくるようになった。
このアークデーモンは上記のモンスターどころか魔界のモンスターにも勝るとも劣らない実力者で、特にこの時点での【イオナズン】は脅威以外の何物でもない。
イオ系耐性を上げられない(主人公限定の【ほのおのリング】を除き)DQ5では人間キャラは大ダメージ必至。
しかも、こいつはDQ5の多くの敵に有効なニフラムも効かず、その他の補助系も効きにくいので、結局イオ系以外の呪文も活用して正面から叩くしかない。
エビルマスターやイーターコンビらと一緒に出てこないのがせめてもの救いである。
アークデーモンの存在により、ただでさえ高いこのダンジョンの難易度が飛躍的に上がってしまったが、彼は仲間にもなる。
詳細はリンク先参照。単純に高スペックな仲間モンスターであり、王者のマントを取りに来た時に仲間になれば極めて優良な戦力となるであろうが、そんな美味い話はない。
イーター兄弟やムーンフェイス等の癖のある敵を相手にしながら、64分の1の確率を狙って魔界の魔物すら凌駕する強敵とガチバトルするわけなので、適正レベル付近では最低限生き延びることが手一杯であろう。

スマホ版 Edit

基本的にDS版に準じているが、石が角にはまると動かせなくなるので、外に出てやり直すしかない。
なお、先述の三機種ではもしパネルを地形の角に押し込んでしまっても、もう一度押せば横にずれてくれるので大丈夫だった。
最深部で石を角にはめてしまうと一番最初からやり直しになってしまうため、パネルを動かす難易度が激化。
結果として理不尽なまでに難易度が上がってしまった。
 
…というより、これは単純な難易度上昇の措置ではなく『石が角に当たった場合の処理』のし忘れと思われ、完全な調整不足の賜物であろう。早急な改善を願いたいものである。

その他 Edit

一方で、デモンズタワー同様、仕掛けが初見殺しにならないよう工夫されたダンジョンでもある。
最初に「封印済みのパネル」をプレイヤーに見せ、そのうえでこれみよがしに「この石 どかすべからず!」という立て札を用意しているのだが、これが秀逸。
試しちゃダメと言われるほど逆に試したくなるという、プレイヤーの心理を巧みに突いている一文。
人間の心理をしっかり考えていなければ、とてもこの一文は書けないであろう。
「思わずパネルをどかしたくなり、そしてどかした事の意味を知り、再び封印する」というプロセスを多くのプレイヤーが知らず知らずのうちに学んだに違いない。
安易に考えれば、封印されていないパネルを用意して、簡単に封印させるだけでも、仕掛けを学ばせることはできるのに、わざわざ封印してある状態のパネルを提示しておいて、これをわざと動かすようプレイヤーを誘導するあたりが巧い。
動かした瞬間に「辺りにモンスターの気配が漂い始めた!」という警告文が出ることで、プレイヤーに「パネルを封印しておかなきゃヤバイぞ」と、強烈に印象付けさせる。
この強烈な印象付けのおかげで、強敵がひしめく中でも、プレイヤーは「パネルを動かしてレリーフを封印する」という目的を忘れずに済むのである。
 
ちなみにリメイク版で双子を連れ歩くと魔物の気配が出たり消えたりするのを不思議に思い、「魔物さんどこいっちゃうの?」と言う。

トルネコ3 Edit

本編クリア後に挑むことができるダンジョンの一つで、表記は「封印の洞くつ」。
持ち込みは半分の10個まで可能だが、レベルは1から開始。
挑む前にセーブされ、やられたり途中で電源を切るとアイテムは全部失う。
仲間モンスターを連れて行った場合、仲間モンスターのレベル、ステータスはそのまま。
ダンジョン内全アイテムの半分は黄色識別済みで出てくる。
ルールとしては今までの【不思議のダンジョン】に近い。
とは言え、ここに挑戦可能になった時点でアイテムなど今までの積み重ねが相当あるはずであり、難易度もそれ前提で作られているので、挑戦感は大分異なる。
 
当初は【ヘルジャスティス】によって封印されたプチット族たちを救出することが目的となる。
プチット族は7Fと8Fの間、15Fと16Fの間、20Fと21Fの間、25Fと26Fの間にそれぞれ捕えられており、一組助けるごとにいったん脱出するか、そのまま進むか選ぶことができる。
プチット族たちを助けていくごとに【プチットの村】に住人が戻り、施設が復活していく。
全ての住人を助けると、【不思議の宝物庫】【まぼろしの洞くつ】に挑むことができるようになり、また、【マダム・グラコス】からお礼として【クロウアンドレア】を受け取れる。
ポポロで、鍛えた仲間モンスターを引き連れて行けば、26Fまではすぐだろう。
持ち込み前提なので一階から敵が強く、盾を装備する前にやられる事がある。注意。
どのくらい危険かというと初期HPが15だというのに盾なしだと最大12ダメージを与えてくる【おおなめくじ】が1Fから登場する位。
石像と【ひとくいばこ】はいないが【マドハンド】系と【くさった死体】系が種類を替えつつ長い間出続けるため、【とじこめ投げ】もありうる。
が、一番目立つのは10階から延々と出てくる【モシャスナイト】だろう。
 
封印の洞くつ限定種は、【マージマタンゴ】【どぐう戦士】【たまねぎマン】【デスストーカー】【バズズ】【ベロベロ】(GBA版では【メタルライダー】も)。
メタルライダーはテーマ別モンスターハウスにも出てこないため、必ずここから連れ帰る必要がある。
他にも【エリミネーター】【デビルロード】【ようじゅつし】【キラープラスター】【キースドラゴン】など、別のダンジョンにも出てくるが有用性の高いモンスターも多い。
もっとも、ようじゅつしは【魔物の巣】、キラープラスターとキースドラゴンは不思議の宝物庫で捕まえる方が断然楽だが。
 
クリア後の持ち込み有りダンジョンの中では、まともにアイテムが落ちている唯一のダンジョン。
不思議な宝物庫に挑戦する前にここである程度アイテムを揃えておきたい。
【はぐれメタルの剣】【キラーヘッド】【分裂の杖】【転ばぬ先の杖】【ミニデーモンの指輪】【祝福の壺】など、普通に落ちているアイテムでも、有用且つここ以外では持ち帰りが難しいものも少なくない。
ほか、狙い目のレアアイテムとして、店か発掘で入手できることがある【せいぎのそろばん】【ルカナンソード】
壁の中から発掘できる【必中の剣】、40F以降でのみ発掘できるクロウアンドレア、深層の店でのみ売っている【ベビーフォーク】【ホワイトクロス】、75F以降に落ちていることがある【パルプンテの巻物】などが登場する。
ただし不思議の宝物庫と違い、発掘できる階層が結構限られている。
発掘できる可能性があるのは、基本的に6〜8、16〜18、25〜28、34〜37、45〜49、55〜59、65〜69、75〜79、85〜89、99Fのみ。
なお、99Fだけは他の階と比べ、発掘品がかなり多い傾向がある。さらに上述の階以外でも不定形のモンスターハウスであれば角の壁にアイテムが埋まってることがある。
【宝物部屋】では、指輪といった黄金シリーズ各種と、【印の盾】【ロトの剣】を入手できる。
99Fまで潜って全てのカギ部屋を漁れば、ロトの剣、黄金の盾、黄金の指輪と、合成のベースとして申し分ない性能の装備が確実に揃うのがうれしい。
 
トルネコ3のクリア後のダンジョンとしては難易度が低めの部類なのでプレイ人口はさほど多くなかったが、近年では【異世界の迷宮】クリアから連続でここに挑むプレイ(【200階プレイ】)や、ここを持ち込みなし素潜りで挑む超高難易度プレイを行う者も出てきている。
 
GBA版では、【エクストラモード】用のリメイクダンジョンとして【封印の試練】が登場する。