展開中の動作

Last-modified: 2016-01-24 (日) 17:39:36
 

行動

これらは傭兵の物理的作用を伴う挙動に影響します。傭兵の移動は主にスタミナによって制御されています。

スタミナ

傭兵が持つスタミナの量は、そのキャラクターがどれだけ能率的に戦場を移動できるかを決定する上で大きな役割を果たしています。スタミナは傭兵に対し、基本的な走行と跳躍、及び敵との交戦に至るまで、全ての能力を支配しています。

スタミナの総量と回復率は、心臓レギュレーターで向上させることが出来ます。

通常移動

スタミナを消費しない通常の徒歩移動です。
後退する際の移動速度は85%に減退します。リロードしながら後退する際など状況によっては敵に背を向けたほうが良いこともあります。
また、横への移動は前進時と比べて最大で0.2m/s遅くなります。

ジャンプ

跳躍の高度は、着用した降下スーツの種類によって影響されます。
ヘビースーツはその外見から判るように、他のクラスよりもそれがはるかに小さくなっています。
またジャンプはスタミナを多く消費し、スタミナが不十分な状態だと跳躍の高度は著しく低減されます。
ジャンプ高度は筋繊維スティミュレーターを装備することによって増加させることができます。

走行

移動の速度においても降下スーツは影響を与えます。
『降下スーツ装備』の項目でスタッシュを参照することで、詳しい数値を知ることが出来ます。

各々の種類の降下スーツにはダッシュ可能時間が定められており、それに達するとスタミナが残っていても一時的にダッシュが中断されます。
横方向へのダッシュは前進時と比べて0.1m/s遅くなります。
疾走速度はキネティックキャタライザーを装備することによって増加させることが出来ます。

しゃがみ

しゃがむことで、武器の反動の軽減や集弾率の向上が見込めます。
また、障害物の影に身を隠すことで被弾を防ぐ事にもなります。
しゃがみ時の前進速度はスーツによって違いますが、しゃがみ時の横移動速度はすべてのスーツが1m/sで固定されています。

梯子の昇降

梯子付近で⚪︎ボタンを押すと梯子に引っ付くことができます。この際、足が床に着いている必要はなく、ジャンプして梯子に引っ付くことも可能です。昇降中は無防備になるので気を付けましょう。また、敵味方問わず歩兵がプレイヤーの進行方向に張り付いているとき、または進行方向に車両が置かれているときは進行することができません。注意してください。

クローキング

クロークフィールドの効果が及んでいる間、傭兵のスキャンプロファイルは少しばかり軽減され、敵がミニマップ中で自分の反応を検知するのを未然に防げるようにしています。
しかし、クローキング中は自身のパッシブスキャン半径も85%減少してしまうので、周囲一帯の戦況を把握するのが難しくなります。

白兵戦

近接攻撃を発動すると、目前の狭い一定の範囲内に基礎威力とそれぞれのボーナスを合算したダメージをあらゆるものに及ぼします。

白兵戦の威力は筋繊維スティミュレーターで増加させることが可能です。

 
[star]基礎的な運動機能は降下スーツによって決定されている。スタミナはそれらを構成する要素の一部であり、それは歩行以外の殆ど全ての物理的な動きに影響を与える。
スタミナはダイレクトに特定のモジュールの効果に作用される。

キルログ

マップ上のプレイヤーがキル・デスする度に画面右上にログが表示されます。
赤文字は敵、青は味方です。
ログは

 

キルしたプレイヤーまたはキルした施設 (キルするために使われた武器・方法) キルされたプレイヤー
または
デスしたプレイヤー は死んだ
デスしたプレイヤー は自殺した
デスしたプレイヤー は墜落して死んだ

 

などといった具合に表示されます。
これを確認することで、敵勢力が運用している武装を知ることができます。

スポーン

バトルスタート時やデスした時は、スポーン地点を選択してバトルに参戦・復帰することができます。
オーバーマップ画面に移った時点でクローンが瀕死状態でマップに残っていると、スポーン地点選択前から待機時間が減少していき、最終的な待機時間は3秒になります。最終的な待機時間は、アマーロジスティクスを着用していた場合でも同じです。敵のリスポンを遅らせるためにも、可能であれば頭部銃撃キルしたり、キルしたクローンを即座に抹消(爆発物、プラズマキャノン、フォージガン、レールガンタレットなどでのキルが抹消にあたる。それ以外のクローンも残った死体を撃つことで抹消状態に出来る。)しましょう。

防御

降下スーツや車両、施設、MCCにはシールドとアーマーの2つの耐久値が設定されています。降下スーツや車両の耐久値は回復させたりタンキングで向上させることが可能です。施設も自動リペアやリペアツールによるリペアで修復できます。

防御に置けるタンキングとは、典型的にはシールドとアーマーの合計値をひたすらに増やしていくことで、生存率を高める過程を指します。
主要な手段として、シールドによるタンキングとアーマーによるタンキングという代表的な二種の方法が存在します。

シールドタンク

降下スーツあるいは車両の耐久値を向上させるために、シールドモジュールを使用することを指します。
主にカルダリのユニットで多用されますが、同様にミンマターのユニットでも二次的な手段として有効です。
シールドはアーマーのように常時回復するわけではありませんが、回復量が多いため単独での戦闘やロジスティクスのいない環境下での戦闘に適しています。
アーマープレートを積まない分速度が下がりにくいですが、ハイスロットはシールドエクステンダーで埋まってしまうため火力が伸び悩みがちです。

アーマータンク

降下スーツあるいは車両の耐久値を向上させるために、アーマーモジュールを使用することを指します。
ガレンテのユニットで多用されます。アマ―のユニットでは、これに加えシールドも併用されます。
アーマーはダメージを受けている状態ならば、例え敵との撃ち合いの最中であっても常時リペアされていきます。また、回復量はシールドと比べると低めですが、リペアツールの援助を受けることで素早いリペアが可能です。
ハイスロットに余裕があるため火力の増強などが見込めますが、アーマーを多く積むと速度が下がるため移動に苦労するかもしれません。

デュアルタンク

前述の手段双方を同時に利用することで実現する耐久方式です。
DUST514の世界観の元となったEVE Onlineではご法度のタンク法ですが、DUST514では度々採用されます。
ミンマターのユニットはハイスロットとロースロットがどちらも同じような数であり、他のユニットと比べると速度がある分耐久力に欠けるという特徴からデュアルタンキングが使用されます。
また、上げにくいシールド値を元から高く持つカルダリのユニットをアーマータンクにすることでハイスロットの拡張性を活かしつつ耐久を確保したデュアルタンクも存在します。
シールドタンクとアーマータンクの中間的な性能が長所でもあり、短所でもあります。

スピードタンク

デュアルタンクとは逆に、EVE OnlineのPVPでは多く使われますが、DUST514ではあまり使われない方式です。
そもそも敵の攻撃に当たらなければダメージは負わない、という考え方なのですが現状では難しいものとなっています。
筋繊維スティミュレーターのジャンプやキネティックキャタライザーのダッシュで敵のエイムを翻弄するといった非常にトリッキーなタンク方式になります。

索敵

スキャンは TACNET 上に兵士の反応を可視化する。

スキャンプロファイル

この値は、あなたが敵側のレーダーに捕捉され、その HUD に敵性分子であることを示す赤いタグが貼り付けられるかどうかを左右します。基礎となっているスキャンプロファイル値はあなたが着用している降下スーツによって決定されます。

この数値はプロファイルダンプナー、及び関連スキルによって変更を加えられます。
グレネードを投げたり各種武装で射撃・攻撃を行うと一時的にスキャンプロファイルが上昇します。

フォーラムスレッド「Hotfix Charlie - Scout and EWAR changes」より
EWAR Calculations(電子戦計算表)(14’12/1掲載)

スキャン精度

この値は、あなたにどの程度の索敵の精度があるかを示す数値です。この数値を下回るスキャンプロファイルをもつ敵はあなたの視界に入らない限り敵性分子としては認識されません(スキャン精度の悪さはアクティブスキャナーで補うことが可能です)。降下スーツやスキル等で数値を下げることが可能です。

スキャン半径

スキャン精度を上回るスキャンプロファイルを持つ敵を捕捉できるパッシブスキャン範囲を示します。
uprising1.10現在、降下スーツのスキャン範囲は3つの段階に分かれており、プレイヤーに近い範囲から順にスキャン精度が悪化していきます。

車両要請・車両回収

  • 車両要請
    十字キー右→車両から作成してある車両を展開することができます。
    展開後0~5秒間は持ち主のみ、5~15秒間は持ち主と分隊員のみ、それ以降はだれでも搭乗することができます。
  • 車両回収
    展開している自分の無人車両の前で⚪︎ボタンを長押しすることで車両を回収することができます。これにより、資産の紛失・損失を未然に防ぐことができます。回収中の車両には誰も乗り込めませんので安心してください。車両回収後、しばらくは車両要請をすることができません。注意してください。
    ちなみに車両展開中に他の車両を回収することは可能です。

装備の選択・設置

装備はR2ボタンを長押ししながら右スティックで選択することで手に持つことができます。
設置型の装備は以下のキャパシティの範囲内でのみ運用することができます。

最大アクティブ数

各々の種類の装備には設置可能上限数が設けられています。これを上回った場合、上限に収まるよう古い装備から順に自壊していきます。

装備帯域幅(Equipment Bandwidth)

各々の種類の降下スーツには帯域幅容量というキャパシティが定められており、これの数値が高いほどたくさんの装備を設置することができます。設置された装備の帯域幅消費量(帯域コスト)の合計がスーツのキャパシティを上回ると、キャパシティの範囲内に収まるように古い装備から順に自壊していきます。ティアの高いスーツほどキャパシティが高くなります(センチネル・基本ヘビーを除く)。センチネル・基本ヘビーは装備を一切設置しておくことができません。ロジスティクススーツはキャパシティがずば抜けて高く、大量の装備を設置することが可能です。
帯域コストは近接性爆弾<リモート爆弾<アップリンク≦ナノハイヴの順に高くなります。
ちなみにゲーム内では帯域幅容量・帯域コストともに回線容量と表記されています。

補給

味方の補給基地やナノハイヴに近づくことで弾薬の補給を受けることができます。
ただし、弾薬の供給量には限界があり、それを上回るとナノハイヴは自壊、補給基地は一時的に弾薬の供給を中断します。
弾薬供給が中断されている補給基地に近づくと「ジジジジ」と音が聞こえます。しばらく待っていれば弾薬の供給は再開されます。
歩兵の状態で補給基地に近づきアクセスすることで着用しているスーツを変更することができます。スーツを選択すると装備・弾薬の所持数は全回復し、アクティブスキャナーはクールダウンを待たずに再度使用可能になります。ナノハイヴやアップリンクは近づいただけでは補給されませんが、着替えることで補給できます。
補給基地の恩恵は車両も受けることができます。弾薬を補給したりアーマーを秒間100HPでリペアすることが可能です。

ハッキング

敵車両や施設、ヌルキャノンコンソール前で⚪︎ボタンを長押しすることでハッキングし、自軍の管理下に置くことができます。ハッキング中は無防備になるので注意しましょう。
ヌルキャノンをハッキングし始めたり、スキャンプロファイル35以上のスーツで敵のCRUに近づくと確実に気づかれます。単独でCRUやヌルキャノンをハッキングするのであれば、その前に少し離れた場所でキルログを確認し、敵がリスポンしてこないかどうか警戒して安全を確保しておきましょう。キルログが表示されてから20秒程度待機して何もなければ敵がリスポンしてくることはまずありません。
ヌルキャノン付近にはリモート爆弾が仕掛けられていることがあります。ヌルキャノンをハッキングする際はグレネードを投げておくことを推奨します。
スカーミッシュ・制圧の開幕直後の場合、中立状態のヌルキャノンをハッキングすることですぐに自軍の管理下に置くことができます。しかも、uprising1.10現在はヌルキャノン制圧後に周囲の施設を制圧するとボーナスwpを受け取ることもできます。開幕はヌルキャノンから順に率先してハッキングしていきましょう。

タレット施設

自軍のタレット施設に近づいて◯ボタンを押すことでタレット施設を操作できます。
タレット施設の火力はHAVの大型高性能タレット並、命中精度はそれ以上、耐久性も高く、うまく活用できれば高い戦果を出すことができます。無人状態の時は一定距離以内に近づいた車両を捕捉した際に自動で攻撃します。歩兵に対してはタレットへの敵対行動を認識した時のみ自動で攻撃します。

蘇生

クローンはキルされた後に死体撃ちされる、プラズマキャノン・爆発物・大型タレット・フォージガン等でキルされる、頭部銃撃キルされる、車に轢かれる、ネオコムで自殺を選択する、車両・タレットごと爆散する等で抹消される。しかし、上記以外での方法によるキル・デスの場合はクローンは瀕死状態になる。瀕死状態のクローンはリスポン地点を選択するか30秒経過でクローン抹消となる。クローン抹消前、瀕死状態のクローンはナノマシンインジェクターを打つことで蘇生することが可能だ。ただし、蘇生する際は無防備となるため、周囲の安全を確保すること。車両等でバリケードを作るのも手。
蘇生した味方の即デスを防ぐためにもインジェクターは性能の高いものが推奨される。インジェクターを装備している場合、支援要請をしている味方クローンの位置が表示される。

瀕死状態

高台から転落する、フィードバックダメージでデスする、フルオート・セミオート武器等で通常キルされた場合などは瀕死状態になる。
この状態でもスーツのスキルやパッシブスキャンは有効であり、しかもオーバーマップ画面に移行した際のリスポン待機時間が減少していく。
可能であればキルしたクローンは抹消しておこう。

回復方法

シールドは比較的すぐに回復しますが、アーマーの回復には時間がかかる場合があります。味方にリペアツールを持ったスーツがいれば、その周辺をうろつくことでリペアしてもらえるかもしれません。
しかし、自分でアーマーをリペアするとなるとその方法は限られてきます。
1.アーマーリペアラ付きナノハイヴを使う

  • 最もポピュラーは自己回復法です。アーマーのリペア中は弾薬が補充されないことに注意しましょう。
    2.補給施設を使って回復する。
  • スーツの負ったダメージはパーセンテージを維持して着替えるという使用を使った回復法で、総耐久の少ないライトスーツにリペアラを積めるだけ積んだ装備を用意しておき、これに着替えるだけ。空いているハイスロットにシールドリチャージャーを積んでおくとなお良し。

ヘイト

敵性分子による優先攻撃対象の順位付けを示します。画面に表記されているわけではなく、ヘイト値は敵プレイヤー達の意思や判断に依存します。
ヘイトの高いプレイヤーほど敵から狙われやすくなります。
敵に居場所がバレる、プロトスーツを着用して戦闘する、HAVや降下艇を使う、大量のwpを稼ぐ、敵の分隊長に分隊長命令でマーキングされる、オフィサー武器で敵をキルする、などするとヘイトが上がりやすくなります。

危険地帯

マップ上には一定時間以上入ってはいけない場所や、落下すると即死するポイントなどがあります。

  • 施設下層部
    施設下層部には液体が溜まっていることがあります。そのような場所にいるとダメージを受け続け、最終的には死に至ります。ですがそのような場所には梯子がかけてあることがあります。落下してしまった際は諦めずに周囲を見回してみましょう。
    場所によっては液体が溜まっておらず、落下と同時に即死する所もあります。そのような場所は周囲に柵があるので、乗り越えないよう注意しましょう。
  • 施設屋上
    施設によっては屋上が熱されて高温になっていることがあります。アーマーリペアラが搭載されていない降下艇はそのような場所に居座り続けると爆散してしまうので注意しましょう。歩兵は例えヘビーであっても長くはもちません。早急に屋上から降りましょう。
  • 陸上ユニット・航空ユニット危険ゾーン
    マップ上には赤枠と呼ばれる危険ゾーンがあります。一定時間以上赤枠に居座り続けると死亡してしまうので気を付けましょう。陸上ユニット(歩兵・陸上車両・地表付近の降下艇)には陸上ユニット危険ゾーンが、空を飛ぶ降下艇には航空ユニット危険ゾーンが適用されます(これらは施設には適用されません)。航空ユニット危険ゾーンは陸上ユニット危険ゾーンよりも奥に位置することが多く、陸上ユニットが進入できない場所であっても降下艇なら問題なく進入できることがあります。
    赤枠の位置は敵味方それぞれのチームで異なります。
  • ヌルキャノン射線・MCC砲塔射線
    敵味方問わず、ヌルキャノン・MCCからの攻撃が直撃してしまうと死亡、または爆散してしまいます。降下艇でヌルキャノン付近やMCC砲塔と同高度を飛行する際は注意しましょう。
  • MCC・ボーラス
    降下艇はMCCやボーラスにぶつかったり、上に着陸したりするとEHPが0になって爆散します。気を付けましょう。
    MCCに限ってはダメージの発生しない軟着陸を行えば無事に着艦できますが、MCCに接地している状態で少しでもダメージを受けると即座にEHPがゼロになり爆散します。