四大国詳細

Last-modified: 2015-04-05 (日) 16:16:18

超国家

 アマー  ←友好→  カルダリ
  ↑
  敵
  対
  ↓
  ↑
  敵
  対
  ↓
ミンマター  ←友好→  ガレンテ
 

Amarr Empire アマー帝国

CAPITAL SYSTEM: AMARR
 
amarr.png
 

 アマー帝国は、四大国のうち最大にして最古の国家である。強力な力を持つ皇帝の支配下にあるこの巨大な神政社会は、奴隷の幅広い労働的基盤によって支えられている。
 アマー市民の多くは教育レベルが高く情熱的だ。またアマー文化には、一般に奴隷制度として知られるものを、主従関係の従の側の人間が完全な信仰に到達するための、精神修養法の一過程であると捉える心情が根底にある。
 現在はいくつかの停滞も見られるが、帝国がニューエデンの中で最も安定した軍事国家であることは間違いない。

 
NI-KUNNI

 ニクンニ人は、アマー人に征服された中では、クーニッドを除けば極めて容易にアマー社会に同化した民族である。アマー帝国に1000年以上前に征服された彼らにとって、「奴隷にされた」という概念はない。
 ニクンニ人のほとんどは商人か職人である。
 純粋なアマー人は伝統的にこれらの職業を避けてきたが、アマー社会を形成する重要な職種である。

 
KHANID

 最初の「大いなる解放の日」時代、アマー の信仰観に激しく共感したクーニッドは、何世紀にも渡りアマー社会において賞賛される構成員であった。
 しかし帝国とクーニッドが苦い紛争に突入したことで、独立したクーニッド王国が誕生する。
 以来クーニッドは本来の一族の根源に立ち返り、文化と技術を先祖の帝国と融合させた。

 
AMARR

 真のアマー人は伝統と先祖を重んじ、誇り高く尊大な民族である。
 他の者たちからは、横柄で抑圧的だと見られている。
 謎の民族ジョビ人に喫した敗北と、その後のミンマターの台頭は、アマー文化に拭い難い汚点を残した。
 彼らの歴史を大きく変えることになったこの2つの失態を受けて、帝国のエリートたちの間で新時代における政策と理念が形成された。

Caldari State カルダリ連合

CAPITAL SYSTEM: NEW CALDARI
 
caldari.png
 

 カルダリ連合の祖先は、この国家の土台となっている愛国主義と勤勉主義を貫くことで過酷な故郷の地で苦難を乗り越えてきたが、現在国は企業独裁状態にあり、支配者達は、古き良き時代の能力主義の理想に回帰させるという決意に燃えている。
 カルダリ人は会議室でも戦場でも敏腕で容赦が無く、力強さ、不屈さ、威厳の象徴のような人々だ。

 
ACHURA

 アチュラがカルダリ連合の一部となって3世紀が経つが、アチュラの文化は常に謎であり続けてきた。
 元々はサイシオシステムの出身で、閉鎖的で内向的な彼らは、物質界のつかの間の現象にはほとんど興味を持っていない。
 精神的な世界を重んじるアチュラのパイロットたちが、主に宇宙の秘密を解き明かしたいという欲求から星に深い興味を抱くようになったのは、つい最近のことである。

 
CIVIRE

 シバー人は、商売であれ戦闘であれ、的を絞った攻撃に関しては完全無欠だ。
 競争心が強く、混沌とした状況や熱狂的な混乱をうまく乗り越えることができる。
 その場その場で機転を利かせ、プレッシャーの中でも冷静さを保つ天賦の才能を持つことから、ストレスの多い産業界や軍の職に就くことが多い。

 
DETEIS

 ディティス人は、カルダリ社会の主導者層を占有する存在と見られている。
 一般に、頭脳明晰で理路整然また能弁な彼らは、ほとんどが軍や政界で権威ある地位に就いている。
 個人の要求よりも全体の利益を優先すべきであるという文化的基盤に立つ彼らは、カルダリ連合全体の秩序を保つことは自分たちの使命であると考えている。

Gallente Federation ガレンテ連邦

CAPITAL SYSTEM: VILLORE
 
gallente.png
 

 民主主義の王者であり、虐げられたものの味方であるガレンテは、ニューエデンで唯一の真の民主主義国家として機能している。その多種多様な国民からは、この時代で最も進歩的な指導者、科学者、事業家が輩出されている。
 人工知能の先駆者である連邦は、ドローンなどの自動システムに大きく依存している。
 これは連邦のパイロット能力を軽視するものではない。ガレンテ連邦は宇宙の中で最も優秀で勇敢なパイロットを生み出すことで知られている。

 
INTAKI

 インタキは連邦で最大の民族の一つである。
 並々ならぬコミュニケーション能力を持ち、連邦官僚の中でも目を引く存在だ。
 ほとんどはガレンテ文化に同化されてしまったが、それでもインタキ独自のアイデンティティと信念には固執しており、なかでも彼らの死と再生に関する奇抜な理論は有名である。
 そうした理論を持つ彼らは、生命や生活について独自の見方をしている。
 インタキのストイックな性質はこの独自の哲学に起因すると多くの者たちは考えている。

 
GALLENTE

 ガレンテ人は個々の自由に何よりも価値を見出す。
 ニューエデンで唯一の真の民主主義国家を築いた彼らは、多様な民族で構成される、文化的に豊かで進歩的な社会を作り上げた。
 その社会では、市民は積極性と自発性を持つことが奨励されている。
 あまり怒らず、煮え切らない態度の多いガレンテ人ではあるが、必要に迫られると莫大な軍事力と経済力を発揮する力がある。

 
JIN-MEI

 ジンメイは一番最近連邦に加盟した国である。
 彼らが比較的遅く宇宙に登場したのは、有能な人物が階級差別のために排除されることのないよう、厳格なカースト制度を変革するのに幾世代にも渡る月日を要したからである。
 ガレンテの自由な文化に反するものの、カースト制度は完全になくなったわけではない。
 また、連邦政府も、その文化的な影響を危惧し、制度の廃止を強く奨励することはないと考えられている。

Minmatar Republic ミンマター共和国

CAPITAL SYSTEM: PATOR
 
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 かつては豊かな同族文化を築いていたが、700年以上にわたってアマー帝国に隷属させられていた。その後、大規模な叛乱で国民の大半が解放されたが、今なお奴隷となっている者たちがいる。
 今日のミンマター人は、しなやかで独創性に富み、精力的だ。彼らの多くは、長年に渡って機能してきた民主主義の力だけでは、大昔に奪われたものを取り戻すことは決して出来ないと信じている。それゆえミンマター民族のルーツを忠実に反映する政府を作り上げた。
 彼らはアマー人を永遠に恨み、彼らの宙域に、忌まわしい帝国の船が影を落とす以前の日々を切望し続けるであろう。

 
SEBIESTOR

 セビエスターは、生来工学技術を好む独創的な人々で、地域内で最も革新的な思想家として広く尊敬を集めている。
 慢性的な資源不足状態で働いてきたにもかかわらず、過去千年にわたり、応用科学の最先端でパイオニアの役割を果たしてきた。
 セビエスターのエンジニアたちは難局にあって解決法を導き出すことに長けており、どんなものからも、どんなものとでも、何でも造り出せると信じている。

 
BRUTOR

 武芸に優れ、強い意志を持つブルートーは民族の伝統を胸に抱き、統制のとれた規則正しい生活を送ることで知られている。
 力強く堅物という印象を与える外見だが、実際はかなり内省的で、常にどんなに細かなことにも意識を行き届かせている。
 子供のころから古代武道の伝統に浸っている彼らは、体つきがたくましく、対面した者に威圧感を与える。

 
VHEROKIOR

 ヴェロキュオール人は、元々はマタールの広漠荒涼とした砂漠地帯を渡り歩く流浪人であり、現在ミンマター共和国で最も広い範囲に住んでいる民族である。
 医師、神秘家、学者、商人など、幅広い職種に就いている。
 静かに働くことをよしとする労働観を持ち、一族が広範囲に散らばっているため、共和国社会の最も美しい部分と汚れた部分の両方に触れながら世の中を自在に渡ってゆくことができる。

ジョビ帝国

ハイテクノロジーを有する、謎に包まれた人種
EVEに存在する人類の中で、最も謎に包まれている人種がジョビです。ジョビ人の人口は、他の国に比べると圧倒的に少ないものの、ジョビのもつその卓越したテクノロジーによって、技術的な優位性を保ち続けています。
ジョビは人類ですが、他の種族から見ると、人類には見えないかもしれません。なぜなら彼らジョビ人が、人類という種を 苦しめてきた問題を解決するため、何千年も前から、自らに技術が許す限りの遺伝的な改良を施してきたからです。
遺伝的改良を続けていくうちに、やがてジョビ人は自分たちが全能であると信じ始めるようになり、 ますます自分たちの肉体と精神に、奇妙な変化を与え続けていきました。
しかしその絶え間ない変化によって、その後ジョビ人は数世代に渡り自分たちのコントロールを失ってしまうことになるのです。
ジョビ人は、自分たちの攻撃性や性的本能を制限し、その代わりに新しい奇妙なものを植え付けていきました。
つまりジョビ人は、人間の基本的な本能に干渉し始めたのです。「覆われた日々」と呼ばれているその時以来、ジョビ人は一時的に衰退することなります。
彼らはそれを修復しようと試みましたが、既に彼らのDNA構造は、度重なる遺伝的改良によって取り返しのつかない損傷を受けており、結果「ジョビ病」と呼ばれる病に犯されてしまいました。
しかし、そんな悲惨な状況にも関わらず、彼らはわずか数世紀ほどでハイテク社会を取り戻し、その後9000年も存続する帝国を作り上げます。
ただ、その卓越した技術のアドバンテージを持っても、かつての輝きを取り戻すには至っていません。
彼らの体内に残存する「ジョビ病」が、彼らを生命維持スーツの中へ閉じ込め、繁栄に要するための人口を増やせずにいるのです。
ジョビ人は、どのような知識でも、それが知識であれば貪欲に欲するという気質を持っています。
彼らは、高度な盗聴デバイス・盗聴センサーを生み出し、他の種族の情報をも容易に手に入れられるようになりました。
これにより彼らは情報の量で他の追随を許さず、種族間における優位性を得るに至ったのです。
そしてジョビ人は、彼らのその優れた技術によって作り出した機器を他種族に売ることで利益を得ているのです。
ジョビの社会は謎に包まれており、他種族対して閉ざされています。そのためジョビ帝国内に住む他種族も、
ごく少数に限られています。

EVE Onlineのゲーム内では、直接ジョビ帝国へ行くことはできなくても、艦船の技術やモジュール等、どこかしらでジョビの片鱗を見ることがあるかもしれません。

派生国家