このページではGE2RBで新出の用語で元ネタが分かりにくいものを中心に解説しております。
GE2までのものはGE2のWikiをご参照ください。
◆あ行◆
イオシフ(タワーシールド)
- 『旧約聖書』「創世記」に出てくるヨセフの現代ギリシャ語読み。ヨセフは、ヤコブの妻ラケルが初めて自分で生んだ息子。
- ヨセフ出産前、ラケルにはすでに奴隷に産ませた子供が二人いて、新たに生まれたこのヨセフも自分の息子として加えるよう神に願ったという。
イチムサイ(アサルト)
- 戦国武将の稲富祐直。稲富流砲術の開祖で、入道して一夢斎と号した。
ヴィジャヤ(チャージスピア)
- 古代インドの神であるインドラが所持していた稲妻の槍、ヴィジャヤ。
- 悪を屠り、人々に恵みの雨をもたらすというありがたい槍。氷属性はここからか?
ヴェサリウスの要求(誓約)
- 16世紀の医師アンドレアス・ヴェサリウス。現代人体解剖の創始者と言われる。かつてベルギーで発行されていた5000フラン紙幣に肖像が使用されていた。
- 彼は聖地巡礼の旅の途中、エルサレムに着いたらパドヴァの教授の座に再び着くことを要求する書信を受け取っていた。しかし、船が座礁したことにより若くして病死する。
- 命がけの航海ともしも成功した時の栄誉が掛けられていると推測される。
エルシーの重み(誓約)
- ロザリンド・エルシー・フランクリン。20世紀のイギリスの物理化学者、結晶学者である。石炭やグラファイト、DNA、タバコモザイクウイルスの化学構造の解明に貢献した。
- DNAの二重らせん構造の発見に貢献するが、X線の浴び過ぎでがんにより死去。惜しくもノーベル賞受賞の栄誉を受けられなかった。
- 二重らせん構造発見での役割の重みを示していると推測される。
エルマーの歩み(誓約)
◆か行◆
ガレノスの摂理(誓約)
- 2世紀ごろの医学者にして哲学者。彼の著書は数世紀にわたり医学に影響を与える。
- 彼は著書で単一の造物主による目的を持った自然の創造、を強調した。この摂理が終末捕喰理論と類似を持つからだと推測される。
砕くカッセリウス(誓約)
- 3世紀のマルクス・クラウディウス・マルケッルス。共和政ローマ期の軍人、政治家。第二次ポエニ戦争でハンニバルに対して果敢に戦闘を仕掛け「ローマの剣」と称された。
- カッセリウスはクラウディスの別読み。
コンウェイの探求(誓約)
- 現代の数学者ジョン・ホートン・コンウェイ。コンウェイ群の発見 、ライフゲームの考案 、超現実数の発明 、巨大数のコンウェイ記法の発明などで知られる。
- ライフゲームが、生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを簡易的なモデルで再現したシミュレーションゲームという本作の主題に沿ったものであることと、現在も存命で、数学的探求を続けていることから。
- 2020年4月11日に死去。82歳没。
◆さ行◆
サリーの確信(誓約)
- 18-9世紀の画家。肖像画で有名。
- サリーが1824年にジョン・クインシー・アダムズの肖像画を描くと、アダムズはほどなく大統領となった。続いてラファイエット侯爵の肖像画を描くと、サリーは画壇で著名になった。このことにより、彼が肖像画に描く人物は確実に成功するなどのうわさが流れ、当時の人々はこぞって肖像画をサリーに描かせたという。
- ちなみにアダムスの絵は現在ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリーが保存している。
ジャックの獣(誓約)
- ジャン=ジャック・ルソー。18世紀の哲学者、政治哲学者、作家、作曲家である。
- 著書に「エーミール」、「人間不平等論」があり、人間は本来平等であり、われわれが認めるような変種を引き起こす前の野生の獣や未開人のような「自然状態」こそ人の地上の理想郷(ユートピア)とした。
スコットランドの薊(ミッション)
- 薊(アザミ)
- キク科アザミ属の植物の総称。トゲが生えており、スコットランドではそのトゲによって国土を守ったとされ、国花となっている。
ゼンジュボー(アサルト)
- 鉄砲の名手、杉谷善住坊。織田信長を火縄銃で狙撃したことで知られる。
- 出身や信長を狙撃した理由については諸説あり、はっきりしない。
◆た行◆
◆な行◆
ニーダムの警告(誓約)
- ジョン・ニーダム。18世紀のイギリスの生物学者、カトリックの司祭である。
- 微生物の発生についての実験を行い、微生物が自然発生すると主張したことで知られる。後に科学的に否定される。
- オラクル細胞から成るアラガミは自然発生的に出現する為、警告としたと推測される。
ニールスの信仰(誓約)
- ニールス・ヘンリク・ダヴィド・ボーア。デンマークの理論物理学者。量子論の育ての親。アインシュタインと双璧を成す。
- 有名なエピソードに、アインシュタインの"Der Alte wrfelt nicht."「神はサイコロを振らない」に反論した名言"Einstein, schreiben Sie Gott nicht vor, was er zu tun hat."「アインシュタインよ、神が何をなさるかなど、注文をつけるべきではない」がある。
◆は行◆
ハーゲンスの計画(誓約)
- グンター・フォン・ハーゲンス。ドイツの解剖学者。合成樹脂を用いた人体保存法プラスティネーションの開発者。主として死体に関わるビジネスを行っているため「死の医師」の異名を持つ。
- プラスティネーションによって加工した死体を見せる展示会を世界各地で開催し、大金を儲けたとみられる。
バーリンの色彩(誓約)
- アイザイア・バーリン、イギリスの哲学者。エッセイの「自由論」にて、自由という概念における議論に多大なる影響を及ぼした。
- また、多元的価値の世界における倫理的生活のありさまを、「現実感覚」論として展開している。
- ユートピア主義に対して、リアリストとしてディストピア的な反論を行い、われわれが生きる世界は「ひとしく究極的であるような諸目的、ひとしく絶対的であるような諸々の主張のあいだで選択を迫られているような世界であり、それらの一方を実現すれば不可避的に他を犠牲にしなければならないような世界」と論じている。
- 多元的価値観を色彩とかけていると推測される。
プルワットの大鳥(誓約)
- ミクロネシアの神話の一つ「空飛ぶ丸木舟」から。
- 半人半精霊のジョルという若者がその身分を隠し生活していたが、誘拐された妻のジョットを助け出すため、大きな鳥のように見える空飛ぶカヌーをでプルワット島まで飛んで送り届けたという伝説から。
- ちなみに身分を明かすことになったジョルは、妻と別れ故郷の海底に帰って行ったという。
ベニヤミン(ショートブレード)
- 『旧約聖書』「創世記」に出てくる、ヤコブとラケルの子供。
- ラケルはベニヤミンを産む際、難産で命を落とた。ラケルは死の間際にこの息子を「我が苦痛の息子」と呼んだが、ヤコブがベニヤミンに改めた。
- 英語の「ベンジャミン」にあたる。
ベルナールの仮定(誓約)
- クロード・ベルナール、フランスの医師、生理学者。「内部環境の固定性」と言う仮定を提唱。
- この考え方は後に、生物の免疫などを含む、恒常性の理論である「ホメオスタシス」という概念に発展させられた。
ベルントの協力(誓約)
- ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは20世紀のドイツの指揮者。作曲活動、ピアノ演奏活動も行った。
- ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者など歴任。ベルリン国立歌劇場で「マイスタージンガー」を指揮した際、首相ヒトラーと握手している写真を撮影され、ヘルマン・ゲーリングの指令により、プロイセン枢密顧問官、帝国音楽院副総裁に就任。ナチス政権に協力した。
- 後にヒンデミット事件でユダヤ人音楽家を守るためヒトラーと決別し、亡命する。
- 別読みはベルント・W・ヴェスリング
◆ま行◆
マゴイチ(アサルト)
- 雑賀集の棟梁、鈴木孫一。雑賀孫一とも。雑賀集の棟梁が代々継承する名前である。
- 雑賀集は鉄砲伝来からまもなく鉄砲を取り入れた傭兵的な集団で、石山合戦や関ヶ原の戦いで活躍した。
モリツナ(チャージスピア)
- 「モリツナ」というと歴史上でも様々な人物がいるが、ここでは「槍の半蔵」と呼ばれた勇将、渡辺守綱だと思われる。
- 渡辺守綱は徳川家康の下で数々の主要な戦いに参加しては勝利し、「戦に勝利できたのは、半蔵(守綱)の槍一本のおかげ」とまで評される程。
- 後に江戸幕府創設の功労者の徳川十六神将の一人に数えられた。
◆や行◆
◆ら行◆
レルネーの沼(ミッション)
- ヘラクレスが倒した多頭の蛇、ヒュドラが住む沼。