クエスト/マクロスΔ・新たなる戦乙女達

Last-modified: 2023-02-28 (火) 16:46:49

MHXで配信された、テレビアニメ『マクロスΔ(デルタ)』とのコラボイベントクエスト。
本項ではクエスト報酬で作成できるオトモ装備、ニャルキリーシリーズについても解説する。

目次

概要

  • 依頼主は『とある教官』。
    他作品とのコラボイベントにしては珍しいが、
    クエスト配信当時はコラボ元の情報がほとんど出回っていなかったため、情報規制の一環だと思われる。
    事実、後述のオトモ装備の説明文においても、
    マクロスシリーズにおける用語や世界観については一切触れられていない。
  • 内容は、立体闘技場におけるケチャワチャリオレイアライゼクスの大連続狩猟。
    立体闘技場での大連続狩猟ということで嫌な予感がした人もいるかも知れないが、
    幸い単体×3の普通の大連続狩猟である。
    代わりと言ってはなんだが、多くの立体闘技場クエストで使用できる撃龍槍は制限により使えなくなっている。
    立体闘技場が選ばれたのは、ケチャワチャの能力を生かすためであろう。
  • クエスト自体に特に制限はなく、モンスターに補正なども掛かっていない。
    エリア移動されない/出来ない事を除けば、通常と同じ立ち回りで狩猟できるだろう。
    ただし、モンスターの使用属性・弱点属性が見事にてんでバラバラなため、
    使用する武器や防具の耐性には多少悩むことになるかもしれない。
    気になるようなら毒や爆破属性武器を担いで挑もう。
  • パーティーならば、上位上がりたてのメンバーがいても問題はないが、
    ソロの場合はハンター・オトモ共に上位クエストで生産・強化できる装備を吟味しないとジリ貧になるので注意しよう。
    少なくともHR5辺りまでは手を出さない方が良い。
  • ちなみに2種の飛竜は降下してきた後、確定で下層に降りてから咆哮、戦闘を開始する。
    未発見時に攻撃を集中させていきなり蔦ハメなんて事はできないので注意。
    やっぱり二重床はジャマなんじゃないだろうか…
  • 2020年11月27日をもってクエストの配信は終了している
    新たに入手したい場合、既にダウンロードしている人の協力を仰ぐ必要がある。
    • MHXXの海外版のMHGUでは外部コラボ関係も含めて日本版とほぼ同様のコンテンツが収録されているが
      このクエスト関連はMHGUにも収録されていない。

ニャルキリーシリーズ

美しい戦乙女の絵が彫られたコイン。
オトモ武具の設計図も付属しているという。
(マクロスΔコイン)

空をはばたくニャルキリーの武器。
素早い動きから放たれる斬撃は、計り知れない威力
(ニャルキリーウェポン)

空を駆けるニャルキリーの頭用装備。
これを被ると不思議な恋の歌頭に響いてくる
(ニャルキリーヘッド)

空を駆けるニャルキリーの胴用装備。
スタイリッシュな主翼高速狩猟を実現する
(ニャルキリースーツ)

  • 本クエストの固有報酬『マクロスΔコイン』を使用して生産できるオトモ装備。
    コイン以外に鉱石の上端材も使用する。
  • 一言で言えばロボである。
    より正確に言えば、コラボ元のアニメ、マクロスΔにおける主役メカ
    VF-31ジークフリードコスプレ装備
    アーティアネコシリーズのように本格的にメカ化するわけではなく、
    擬人(猫?)化のような意匠となっている。
  • ハンターにもロボット系装備お揃いで、ガンキンシリーズ宝纏シリーズセルタスシリーズ
    もしくは、バルキリーによく似たバルクシリーズを装備させ、
    ギルドカードを飾ってみるのもいいだろう。
    また、女性ハンターなら、現代ファッションを意識した装備を組み合わせ、 
    VF-31ジークフリード&ワルキューレというイメージで、
    ギルドカードを飾るのもいいだろう。 
    これまでにもオトモ装備は存在したが、
    こちらは正真正銘版権ロボットもののコスプレであるため、クオリティは相応に高い。
    • それに対し、男性ハンターなら、同じく現代ファッションを意識した装備を組み合わせ、
      主人公でもある、ハヤテになりきるのも悪くないだろう。 
  • レア度は7
    武器であるニャルキリーウェポンはMHXでは
    攻撃力140に会心率10%・ブーメラン攻撃力134に会心率15%・無属性・斬れ味青のバランス型斬属性武器。
    同ランクの性能の装備は獰猛化狩猟の証や勇気の証Gを要求される物が多いため、
    通常個体の大連続狩猟で、それも上位上がりたてでも作れることを考えれば、なかなかの性能と言える。
    防具であるニャルキリーヘッドニャルキリースーツも、
    それぞれ防御力70、126と、レア度6のトップ*1と同値。
    属性は水と氷には多少弱いものの雷耐性が高い。
    • MHXXでは武器はブーメラン攻撃力が140に引き上げられ、防具は防御力82、148に強化されている。
      他の性能や必要素材などは据え置き。
  • マクロスシリーズを知っている人からすれば気になるところだろうが、変形はしない。
    しゃがもうが走ろうが変形はしない
    近年、しゃがんだ姿が変わったり効果音が変わったりするギミックを持つオトモ装備が増えているだけに、
    非常に残念である。
    当然、サイズからハンターが搭乗する事もできない。
  • ちなみに、本来バルキリーの主兵装はレールガン(実体弾を電磁力により超加速させ撃ち出す銃器)である。
    流石にオトモにそんなもの持たす訳にはいかなかったのか、
    武器はオリジナルの槍状武器となっている。
    打撃武器にして再現してくれてもよかったのに
    • 全くの余談としては、後のMHXXではレールガンみたいなヘビィが復帰し、
      新たにもう一つレールガンみたいなヘビィが追加された。
      この2種の武器の評価は天と地ほどにも違うというのは禁句。
  • MHXXよりオトモ装備のカラー変更が可能となったものの、コラボ装備の宿命か、
    残念ながらこのニャルキリーシリーズは着彩設定には対応していない。
  • 実は本装備のデザインは河森正治氏本人が行っており、先行して完成した本装備のデザインを元に
    VF-31ジークフリードのデザインの最終調整が行われた経緯が有る。
    • というよりも原作アニメである『マクロスΔ』の正式な製作発表が行われたのは2015年9~10月で
      こちらのコラボクエストの発表が11月、配信が12月であり、アニメの本放送開始が翌年4月なので
      まだアニメの内部を調整中の時期にモンハンコラボが決定して配信したことになる。フットワーク軽いな

余談

  • マクロスシリーズは、1982年のアニメ「超時空要塞マクロス」から続くシリーズで、
    「ロボット物のアニメといえば?」という質問にガンダム・ボトムズ等と共に挙げられることも多い有名な作品。
    物語には必ず可変ロボット・歌・そして登場人物の三角関係が登場し、
    これらを主軸として話が展開していくのが特徴。
  • オトモの項にもあるが、「バルキリー」というのはマクロス世界における可変戦闘機の通称。
    コスプレ元である「VF-31ジークフリード」にバルキリーという名前の要素は一切ないが、
    これはマクロス世界では可変戦闘機を一括して、VFシリーズの初代量産機VF-1*2の名称である
    「バルキリー」と呼んでいる事に由来する*3
    登場モンスターのチョイスを見て何のこっちゃと思ったファンもいるかもしれないが、
    この3頭のモンスターはそれぞれ、「バルキリー」の3段変形を表しているものと思われる。
    具体的には、
    • 機動性に長け、超高速の一撃離脱戦法を信条とした戦闘機形態・ファイター:
      空中からさながら機銃のごとき連続攻撃を仕掛け、
      OPにおいても高い飛行能力を披露したライゼクス
    • 手足の生えた戦闘機と見える独特のシルエットを持つ鳥人形態・ガウォーク:
      その脚力やホバリング飛行で、相手を的確に追い詰める陸の飛竜リオレイア
    • あらゆる戦況に柔軟に対応できる人型形態・バトロイド:
      霊長類タイプの骨格を持ち、地形を利用した立体的な戦闘を得意とするケチャワチャ
    …といったところであろうか。
    • また、ケチャワチャとライゼクスは特定条件下において身体の一部が変形するという特徴を持っており、
      リオレイアに関しては、生産出来る武器の一部に、
      多少綴りが違うが同じく「ヴァルキリー」の名を冠している。
      この辺りの事も関係しているのだろうか?
  • モンハン・マクロス双方ともまるで異なる世界観からして、まさかのコラボとなった今回。
    MHXの完成披露発表会では「マ“クロス”とモンスターハンター“クロス”の『クロス』繋がり」という
    冗談ともとれる説明があった。
    ただ実際には、マクロスΔのスタッフにカプコンのデザイナーである実田千聖氏が
    キャラクター原案として名を連ねており、その実田氏がこれ以前にキャラクターやUI等のデザインを担当した
    カプコンのゲーム『エクストルーパーズ』のプロデューサーを担当したのが
    後にMHXのプロデューサーも務める小嶋慎太郎氏である。
    加えて同作でテーマソングを担当したのはマクロスTVシリーズ前作『マクロスF』にて
    ヒロインの歌パートを担当したMay'n氏。
    そうした様々な縁が“クロス”してのコラボレーションといえるだろう。
  • 前述の通りマクロスシリーズでは「歌姫」がストーリー上極めて大きな存在となっているが、
    「歌姫」といえばモンスターハンターシリーズでもおなじみの存在である。
    ただしこちらの歌姫は本作ではNPCのセリフで語られるのみで本人は登場しない。
    このためか、本作での「歌姫」の称号はマクロスΔとのコラボとしての配信になっている。
  • また、マクロスFでは船団を襲う、巨大な虫のような宇宙生物バジュラとの戦いが描写されている。
    そちらとのコラボが実施されていた場合、
    おそらくはゲネル・セルタスとアルセルタスを対象としたクエストであった可能性が高い。
    興味のある方は各自検索していただきたいが、バジュラの一種とアルセルタスは色を除いて見た目が似ている。
  • MHXXでは、新たにバルファルクが登場するが、
    翼から龍気を噴出しながら超高速で飛行・滑空したり、変形可能な翼脚を利用して近接攻撃を仕掛けたり、
    更にはその翼脚を正面側に反転させて光弾状の龍気を乱射したりと
    状況に応じて様々な戦い方を可能とする様は、まさにバルキリーそのものである。さすがに二足歩行はできないが
    もし遅れてMHXXでコラボが決定していたら、バルファルクが選出されていたかもしれない。

関連項目

ゲーム用語/コラボレーション


*1 具体的にはキリン装備や猛ガノス装備など
*2 VF-0があるので実は初代ではないが、件の機体は(設定上)一時期秘匿扱いされていた経緯が有る為、別に間違いではない。
*3 ガンダムシリーズにおいて、顔がそれっぽければ「ガンダム」という名称で呼ばれるのに近い。