MH3で配信されたイベントクエスト。
概要
- クエスト名から大方予想が着くが、リオレウスとラギアクルスを同時狩猟するクエスト。
どちらともかぶっている弱点が少ないため、苦戦しやすい
(一応、リオレウスの第一弱点である龍属性はラギアクルスにもそこそこ通るので、
近接武器ならアルバ武器で挑むのがベストである)。
しかしこのクエスト、実は本当に苦戦しているのはラギアクルスのほうである。
- このクエスト、普通に見えるが、決してそうではない。
なぜなら、狩猟場が陸の闘技場だからである。
「陸」である。ラギアクルスがいるのに、わざわざ陸の闘技場で行うのである。
知ってのとおり、ラギアクルスは海竜種。
後に3Gで登場する亜種やMHXでのラギアクルスは陸上でもかなりの戦闘力を誇っているが、
3の通常種の方はというと、陸上での動きはお世辞にも脅威とはいえなかった。
というかロアルドロスの方が強かった。
そして、その相方はあろうことかリオレウスなのだ。
彼はラギアクルスがいるこの場で、火炎ブレスを乱射する。
3シリーズ以降の同士討ちのダメージは攻撃の元々の威力の4分の1で、おまけに肉質無視である。
要するに、ラギアクルスは自重しない相方から固定ダメージをバンバンくらい続けるというわけ。
リオレウスにとっては自分を倒さんとするハンターを迎撃するために攻撃しているのだが、
ハンター達の立ち回り次第では火炎ブレスや毒爪強襲がラギアに直撃し続け、
此方が何もしていないのにラギアがレウスにKOされる事も。
更に陸の闘技場ということで、最強兵器撃龍槍が使用可能。
槍でぶち抜かれた挙句こんがり焼かれる海の王の姿には同情せざるを得ない。
クエスト名の海の王とは一体……
どうしてこうなった。
- さらにリオレウスを先に倒したとしても、今度は突如としてイビルジョーが乱入してくる。
そして哀れなラギアクルスは狭く逃げ場の無い陸の闘技場内で、
無作法で容赦の無い暴力的な乱入者の無差別攻撃を受ける事になる。
ラギアクルスにとっては
「やっと迷惑な飛竜がくたばったと思ったら、今度は飢えた巨大なゴーヤ獣竜に襲われた」といったところ。
無論ハンターも攻撃してくる。
本当にあんまりである。
- 此処まで来ると、ハンターへの挑戦状というよりむしろラギアクルスへの試練である。
わざわざ陸揚げして、しかも相方にリオレウス、訪問者にイビルジョーまで用意して。
流石はカプコン、モンスターに対してもドSであった。- このクエストに限ったことではないが、モンスター達をどこで調達しているのか気になるところである。
もし、このクエストのために用意されるであろうラギアが、
このクエストの残酷な真実を知ることがあるならば、
彼らは一目散にいずこかへと逃げ去ってしまうかもしれない。
でも彼らがこのクエストの真実を知ることはないだろう。闘技場に放り込まれるまでは。
だから陸上でも戦えるようになったり、白くなってあんなことになったのかも。
- このクエストに限ったことではないが、モンスター達をどこで調達しているのか気になるところである。
- 一応述べておくと、このクエストはラギアクルスがあんまりにもかわいそうに見えるだけで、
実際のところネタ感覚で挑めるほど簡単なクエストではない。
お世辞にも広いとは言いにくい闘技場内で、ほぼ常に二頭の大型モンスターと対峙する必要があるため、
ハンターとしての腕を問われるクエストである。
- なお、レウスとラギアが共存できるフィールドは、孤島を除けばこの陸の闘技場しかなく、
一方の孤島はエリアの関係上両者が合流することはほとんどない。
ラギアクルスにとっては不幸という他ないクエストであるが、
多くのハンターが望んだであろう海の王と空の王の共演は
こういった形でしか果たせないため、ある意味では必定であったと言える。
- ちなみに、クエスト報酬に目を向けると重鎧玉や古びたお守りが紛れ込むことがある。
どちらもMH3では貴重なアイテムであるため、これらを目的に本クエストを周回する人もいた。
また、火竜の紅玉や海竜の蒼玉もやや出やすかったため、それらの救済クエストという側面もあった。
関連項目
モンスター/リオレウス
モンスター/ラギアクルス
モンスター/イビルジョー
クエスト/空と海の制覇! - 孤島でこの2頭が登場するクエスト。このクエストとは別の理由で難易度が高い。