システム/ライフポイント

Last-modified: 2023-03-20 (月) 10:27:11

MHSTシリーズに登場する、本編でいうところのダウン回数(○オチ)に相当するシステム。
MHをRPG化するにあたり、本編のクエスト失敗条件となる「3オチ」を上手く反映したと言える。

概要

  • HPゲージとは別にハート型で表されているもの。初期(最大)値は3つ。
  • 戦闘中にライダーまたはオトモンのHPがゼロになった(=力尽きた)時に1つ消費されるが、
    なんと力尽きた者はその場でHPを全回復し立ち直る。
    • 力尽きた際に補助効果がリセットされる点は本編と同様で、掛け直しが必要となる。
  • ライフポイントを全て消費(=3オチ)するとその戦闘に敗北となる
  • 対戦アリーナや通信対戦等のライダー戦では、相手チームもライフポイントを持っており削り切れば勝利となる。
    耐久力の低いライダーを全体攻撃に巻き込む等、上手く攻め立てるのが勝利のコツとなる。

MHST

  • ライフポイントを全て失うと、フィールドの入口まで戻されて再スタートという形になる。
    ペナルティはほとんど無く、敗北するまでに獲得した経験値やアイテムを失うことや、
    所持金が減らされるといったことも無い
    ただし再スタート後のライフポイントは1つしかないため、なるべく早く回復させたい。
    • 一方、モンスターの巣の最奥で敗北した場合はややペナルティがあり、タマゴを入手後に敗北した場合は
      タマゴ(手に持っているもの)を失い、巣の外へ戻されるほか、その巣の入口が消滅し入り直すことができなくなる
      特に、レアな巣で折角入手したオトモンのタマゴを失うのは痛い。
      レアな巣の主が強力なモンスターだった場合でも安全に逃走できるよう、
      アイテムポーチにはけむり玉を必ず入れておきたい。
  • 減ったライフポイントは、マイハウスのベッドで寝ればHPとともに全回復する。
  • ライフポイントに関係するアイテムも存在する。
    いずれも本編で言えば1オチを無かったことにするという強力なアイテムであり、
    組み合わせて使うことで3オチまで防ぐことができ、初期ライフと合わせて最大5オチまで許容されることになる。
    • 片手剣使用時にはたまにアイテムを消費しなくなるため、回数はもっと増える可能性もある。
      強敵との戦いのときにはうまく使っていきたい。
    • その強力さ故か、戦闘中に使えるアイテムポーチには1つずつしか入れられず、
      通信対戦では使用できるアイテムポーチが存在しない。
      また、調合で作るにも素材の入手がやや大変だったり、店で売っている場合も中盤以降、
      かつ高額だったりと結構骨が折れる。

MHST2

  • 続編のMHST2でも続投しているが、仕様が若干変わっている。
    • 新たに「共闘パートナー」が追加されこちらもライフポイントを持っている。
      本編のマルチプレイとは異なりライフポイント(=ダウン回数)は主人公側および共闘パートナー側で別カウントだが、
      どちらかのライフポイントが尽きると戦闘に敗北となる
      これはタッグのライダー戦でも同様であり、プレイヤー毎で別カウントかつ
      いずれかのライフポイントが尽きるとそのチーム側の敗北となる。
    • 減ったライフポイント(およびHP)は村や拠点に入るだけで全回復するようになった。
      拠点に入ったことで安心して気力が充填されるのだろうか?
      アイルー部屋での回復に関しては、従来通りアイルーに話しかけないと回復しない。
    • また、ライフ0になった際の仕様が変わり、
      ライフ0になると一部を除き最後に訪れた村に強制的に戻されるようになった。
      この為上記の仕様からライフ1だけ残る仕様も無くなっている。
      完全にポ〇モンである
    • ライフポイントを回復するアイテムとして新たにハートチュロスという飲食系のアイテムが追加された。
      ドーナツ系統のアイテムだが、調合では作ることができず、
      基本的にマップ上(主に巣の中にある)にある宝箱から入手することになる。
      なお、気合のカタマリ等とは異なり、こちらはキャンプメニューからでしか使用することができないので注意。
    • また、草食種のオトモンが所持する回復遺伝子【特大】のアクティブスキル「ハートギフト」は、
      なんとライフポイントを1つ回復する。やはり強力なためか絆消費は96とこちらも特大である。
  • 今作ではアイテムポーチの仕様が変更され持ち込み制限が撤廃となり、ライフポイントを回復する
    気合のカタマリといにしえの秘薬を戦闘中にそれぞれ所持数上限である999個まで使用する事が可能になった。
    これにより理論上はなんと最大2000オチまで可能となっている。そんなに消費していたらとんでもない負け戦だけど

余談

  • クエスト中にハンターが力尽きた場合はネコタクでベースキャンプまで護送されるが、
    MHSTではライダー・オトモン問わずその場で全回復し立ち直るというとんでもない事になっている。
    気合のカタマリがあるように、気合の力だけで復活しているのだろうか。
    特に主人公ライダーはまだ少年(少女)であるが、ハンター以上の超人説があるのかもしれない…。
    • なお、復活時にナビルーが「すさまじいガッツ!!」と言うことから、やはり気合で復活している説が濃厚か。
      回復薬だけでなく、こんがり肉を食べてもなぜかHPが回復している点も、
      この説を後押ししていると考えた方が自然である。
  • RPG作品での敗北時は、再スタート時に所持金を失うなどのペナルティがあったり
    (例:ドラゴンクエストやポケットモンスター)、
    ゲームオーバー扱いとなり直前のセーブ箇所に戻されたり(例:ファイナルファンタジー)する場合があるが、
    前述の通りMHSTでは敗北時ペナルティはかなり軽いものとなっている。
    まあ、金策が厳しめのMHSTで所持金を失うペナルティなんてあったら今頃阿鼻叫喚であろうが…。
  • 敗北時の演出は、ナビルーが呼びかけを行うが最後に力尽きた者が復活できず、
    倒れたままカメラがフェードアウトしていく。
    全体攻撃でピッタリ3オチになった場合は、ライダーが復活後にオトモンが力尽きるため、
    ライダーは生存しているがオトモンが倒れたままとなり、ライダーは膝をつき悔しそうに項垂れる。
    逆にライダーが力尽きた時点で3オチの場合は、オトモンは生存しているがライダーが倒れたままとなる。
    また、この時のオトモンをよく見るとよだれを垂らしている
    • なお、2オチから全体攻撃で同時に力尽きた場合(=4オチ)、ライダーとオトモン双方が倒れたままという
      敗北に相応しい光景となってしまう。
  • 「ライフポイント(LP)」と言われるとこちらを想像するかもしれないが、
    関連性は強いて言えば「無くなったら敗北である」くらいで、ほぼ無いに等しい。

関連項目

アイテム/気合のカタマリ - ライフポイントを1つ回復させる。
アイテム/いにしえの秘薬 - HP全てとライフポイントを1つ回復させ、数ターンの間自然回復効果を付加する。
アイテム/根性玉 - 最後のライフポイントが尽きるのを1度だけ無効にする。
モンハン用語/○オチ