MHWorldにて初登場した環境生物の一種。
ここでは珍しい環境生物である「コダイジュノツカイ」についても解説する。
概要
- 「古代樹の森」にのみ姿を見せる鳥型環境生物。
"シンリン"の名を冠する通り木々が生い茂る場所に生息しており、
古代樹の森ではエリア5、11、15といった薄暗いエリアに姿を見せる。- 「樹上棲の生物」として扱われているが、警戒していない時には地面を歩く姿も確認できる。
ハンターなどが近付くと逃げ出して木に登り、その後は木々を滑空して飛び交うようになる。
他の鳥型環境生物と比べると飛行能力は低いようで、高い場所からの滑空しか行わない。 - 地上では二足歩行で移動することも多いが、場合によっては翼を地面に付けて這うように移動する。
- 「樹上棲の生物」として扱われているが、警戒していない時には地面を歩く姿も確認できる。
- 「シンリンシソチョウ」は緑色を基調とした体色が特徴的で、翼は明るい緑色。
尾羽は青く、頭頂部には赤色の風切羽が少し存在している。- 図鑑によると風切羽は強いらしく、また口の中にギザギザの牙が多数生えているとのこと。
また、発見済みの「太古の鳥類」の化石とは骨や羽毛部分に共通点が多数認められているようで、
シンリンシソチョウは「生きた化石」とも呼ばれているとのこと。
情熱の生物調査員はその姿について「何度捕まえても見飽きないわ!」と評している。
- 図鑑によると風切羽は強いらしく、また口の中にギザギザの牙が多数生えているとのこと。
- 環境生物らしく非力な生物であり、ハンターから攻撃を受けると即座に死亡してしまう。
地上で死亡した場合のモーションが若干怪しいことがあるのは内緒
捕獲とマイハウスでの挙動
- 環境生物の中でも重要バウンティに絡んでくる種となっている。
古代樹の森での探索で情熱の生物調査員と遭遇すると、シンリンシソチョウ捕獲を依頼される。
達成報酬として調査ポイント、古代竜人の手形の他、選択できる食材に「リュウノテール」が追加される。- 最序盤に行う任務探索の段階でも遭遇可能であり、情熱の生態調査員との最初の依頼になることもある。
ただ、彼女が配置されている場所は初期ベースキャンプから遠く、薄暗い森の中であるため、
他の調査員(老練の獣人族学者・孤高の魚類調査員)とは異なり存在を認識されずスルーされることも多い。
大蟻塚の荒地では初期BCのすぐ前に配置されるため、そちらで初遭遇した人も多いようだ。
- 最序盤に行う任務探索の段階でも遭遇可能であり、情熱の生態調査員との最初の依頼になることもある。
- 捕獲はコツを掴まないと少々難しい部類に入る。
ハンターが接近すると逃げ出し、近くの木に登って以後は木々を滑空し続ける状態になる。
滑空中は捕獲が難しく、木の高い位置に居る場合は捕獲用ネットが届かないことも多い。- 彼らは特定の木にしか移動せず、滑空してきた直後は木の低い場所にしがみ付く。
このため彼らが止まる木の一つを観察し、そこで待ち構えているとあちらから飛来してくれる。
無暗に捕獲用ネットを乱射するより、木の到着する地点に絞って待ち受けると良いだろう。 - 地面に居る間も捕獲は可能であり、隠れ身の装衣などを利用すれば簡単に捕獲できる。
ただ、上述の手順さえ知っていれば捕獲はそう難しくないため、装衣まで使うのは過剰かもしれない。 - 大きな特徴として「ハンターからは逃げ出すもののエリアには留まる」点が挙げられる。
トウゲンチョウなどは一度逃すと捕獲用ネットの射程外まで飛び去ってしまうのだが、
シンリンシソチョウは上述の行動を取るため、捕獲を失敗した場合でもエリア内には残留する。
このため、闇雲にネットを乱射しても実のところ問題はなかったりもする。 - 捕獲時に入手できる調査ポイントは8ptsと少なく、ポイント稼ぎには向かないだろう。
- 彼らは特定の木にしか移動せず、滑空してきた直後は木の低い場所にしがみ付く。
- MHWorldではマイハウス内で環境生物を飼うことができ、シンリンシソチョウは二等時点で床に配置できる。
主人公を追っかけてゆっくり歩いてくる環境生物の一種であり、その姿は少し和む。
ベッドなどに腰かけると餌を与えられるほか、ハンターが撫でて愛でることもある。- また、特等マイハウスが解禁されると「床」系だけでなく「柱」にも配置できる。
この場合は特等マイハウスにある柱を滑空して行き来する姿が見られ、こちらも中々様になっている。
柱の環境生物は動きが地味なものも多いが、その中ではかなり活発に動き回るため、
ここに配置していると雰囲気が大きく変わってくる。
- また、特等マイハウスが解禁されると「床」系だけでなく「柱」にも配置できる。
- マイハウスに放すと判りやすいが、その挙動には他作品で見覚えがあるモーションが含まれている様子。
どうやらベリオロスなどのティガレックス骨格飛竜種のモーションが一部基になっているようで、
周囲を窺う姿や餌を得るために駆け寄るモーションなどに懐かしさを覚える人もいるとか。
また、歩く姿はクルペッコ、ハンターから逃げ出そうとする姿はイャンクックなどの逃走モーションに近い。- この辺りの描写から、一部プレイヤーからは「鳥竜種なのではないか?」と噂されているとか。
単に使い回されているのではなく、世界観上でも竜に近いのだとすれば面白い話である。- ちなみに、ごく普通の環境生物かと思いきや
実は飛竜の一種である事が明言されている環境生物が別に存在している。
- ちなみに、ごく普通の環境生物かと思いきや
- この辺りの描写から、一部プレイヤーからは「鳥竜種なのではないか?」と噂されているとか。
コダイジュノツカイ
- 「珍しい環境生物」の一種。低確率でシンリンシソチョウに混じって配置される。
緑ではなく暗い青紫色を基調とした体色であり、尾羽のみならず翼の羽まで青色に染まっている。
体色の一部は紫色となっており、頭部から首にかけて真っ赤であるため、よく観察すれば差は一目瞭然。
フィールド上の明るい場所では見分けにくいが暗い場所なら薄っすらと赤く発光する。
幸いコダイジュノツカイ全般はだいたい暗い場所にいるため意識すれば比較的簡単に見分けられる。
人によっては全く見分けが出来ないためカンストまでシンリンシソチョウを乱獲してしまったとか- シンリンシソチョウと同じような場所に登場する。当然「古代樹の森」限定の環境生物となる。
- プレイヤー目線ではシンリンシソチョウの単なる色違いといった所だが、
説明文によると「大昔の化石と見比べてみても、今までに類がない特徴をしている」とのことで、
この2種は全く異なる生物である可能性も窺い知れる。
- 「普段は見かけられない貴重な生物」とされており、低確率でランダム配置されている様子。
特に出やすい条件などは記載されておらず、晴れ・雨の双方で出現することから完全ランダムであるようだ。
捕獲に成功すると調査ポイントを200pts得られるので、見かけたら捕獲を試みるのも手。- 情熱の生物調査員によると「幻の鳥だと思っていたけど、本当に古代樹の森にいたのね!」とのこと。
どうやら実在すら疑われていたらしい。 - なお、捕獲そのものに関しては「珍しい環境生物」の中では比較的簡単な部類に入る。
フィールド上ではシンリンシソチョウと同様の挙動を取るためエリア外へ逃げ去ることがない。
見付けることさえできれば、後はシンリンシソチョウと同じような手順で捕獲が可能である。
……もっとも、遭遇するまでが一苦労ではあるのだが。
- 情熱の生物調査員によると「幻の鳥だと思っていたけど、本当に古代樹の森にいたのね!」とのこと。
- マイハウス内での挙動はシンリンシソチョウとほぼ同等。好きな方を選ぶと良いだろう。
余談
- MHWorldのゲーム開始場面では木に張り付いている姿を見掛けることがある。
ゲーム発売前にも森の中を飛ぶ姿が映り込んでおり、捕獲を試みられる場面も存在した。
- モデルになったのは当然現生鳥類の祖先とも考えられていた「始祖鳥」だろう。
シンリンシソチョウの特徴でもある長い尾羽はまさに始祖鳥そっくりである。
始祖鳥は未だ謎が多く、今なおさまざまな学説が提示される生物ではあるが、現在最も有力だと言われている学説では、「滑空だけしかできず、鉤爪で木に登り移動していた」と言われている。
シンリンシソチョウはそのイメージに近く、MHWorld発表当初の「古代らしさ」に一役買っていた
(当時はアンジャナフや翼竜といった古生物に似た姿のモンスターが多く発表されていた)。- ちなみに、始祖鳥ことArchaeopteryx(アーケオプテリクス)については、
現在生きている鳥たちの祖先とは考えられないという見解が主流となっている。
彼らが生きた時代より古い地層から現生鳥類と類似する動物の化石が発見されているためで、
始祖鳥については現在主流になった鳥たちとは関係のない「進化の袋小路」に至った生物と考えられる。
それでも、現在知られている中では最古の鳥類の1つであり、初期の鳥類の姿を我々に伝える存在ではある。
- ちなみに、始祖鳥ことArchaeopteryx(アーケオプテリクス)については、