MHWorldにて初登場した環境生物の一種。
ここでは珍しい環境生物である「ユラユラクイーン」についても解説する。
目次
概要
- 陸珊瑚の台地に姿を見せる魚のような環境生物である。
地面から上半身を出し名前の通り風に乗りながらユーラユラと揺れている。
陸珊瑚の台地のうちエリア1、3、10といったエリアの砂地の部分から生えている。
群れる性質があるようで、単独ではなく複数匹で地面から群生している。- 灰色のボディに白いお腹、身体のわきには青白い斑点が目だつ。
最大の特徴として花びらのようなエリマキ(もしくはヒレ)があり、身体の青い斑点と同じように発光して見える。
また細い体に似合わず大きな口を持っている。
- 灰色のボディに白いお腹、身体のわきには青白い斑点が目だつ。
- 性質としては非常に憶病。トウゲンチョウなどと同じように、
ハンターが近づいただけで地面に潜ってしまい、その状態では捕獲できない。
また、仮に近づくことに成功したとしても、捕獲用ネットを外してスリンガーやボウガンで討伐してしまったら、
近くに群生しているすべてのユラユラが直ぐにすべて逃げてしまう。
故に考えなしに捕獲用ネットを使用しても捕獲することはできない。
穴に潜っただけで消滅することはないらしく、離れるとまた顔を見せる*1。- 捕まえ方としては2つのやり方があり、1つ目はしゃがんで近づくことである。
臆病なユラユラでも目線を合わせながら近づくことで警戒心を解き近づくことができる。
余りにも近づきすぎるとやっぱり逃げられてしまうが、普通に立ってる時と違って周りはまだ逃げないので
捕獲のチャンスは多くなる。 - 2つ目の捕まえ方はトウゲンチョウと同じように特殊装具「隠れ身の装衣」を使用して捕獲する。
こちらはしゃがんで近づくのとは違い近づきすぎても失敗しないため、
ユラユラの捕獲目的ならこちらのやり方で捕まえるのがよいだろう。 - 情熱の生物調査員の重要バウンティとしてユラユラの捕獲がある。
達成報酬として調査ポイント、古代竜人の手形の他、選択できる食材に「百合イカ」が追加される。
食材が増えるため是非ともユラユラの捕獲に慣れておきたいところ。
- 捕まえ方としては2つのやり方があり、1つ目はしゃがんで近づくことである。
- 龍結晶の地ではガジャブーの住処の壷の中にいる。
同地ではガジャブーの巣でしか確認できず、台地から持ち帰ってきたものと考えられる。
ガジャブー達に飼育されているのだろうが、だからといって人に慣れたわけではないらしく、
近づくとやっぱり隠れてしまう。
そしてこのユラユラ達も情け容赦なく捕獲することができる。
捕獲あるいは倒してしまおうとも、別にガジャブー達に怒られたりはしない。
その後も例のごとく無限沸きする…貴方達は一体何匹居るんですか…。
- 調査ポイントは1匹12pts。1つの群れで1~3匹しか捕まえられないうえ、
いちいちしゃがみながら慎重に近づくか特殊装具「隠れ身の装衣」を使用しないと捕獲できないため
ポイント稼ぎには向いていないだろう。
- マイハウスでは一等以降に配置することができる。
一等マイハウスでは鉢、特等マイハウスでは庭と壺に配置することができる。
同じ魚のような姿をしたアンドンウオなどの水陸両用の環境生物とは違い、
ユラユラは水槽や池に配置することはできない。
マイハウスに配置できる環境生物はハンターに慣れている生物が多いが、
ユラユラは例外でありハンターが近づくと野生のころと変わらずに隠れてしまう。
しばらくすると顔を出し、ハンターの方を見ながら様子を窺う姿が見られるが、
少しでも動くとまたすぐに顔を引っ込めてしまう。- MHW:Iで追加されたジェスチャー「歌舞伎」で近づくと何故か隠れない。
一方でそのまま移動可能なジェスチャー「称賛に応える」では普通に隠れる。
- MHW:Iで追加されたジェスチャー「歌舞伎」で近づくと何故か隠れない。
- 調査員のメモにはユラユラが風に飛ばされない理由が書いてある。
ユラユラは「足」を持っており、大人が引っ張っても抜けないほどの力があるようだ。
実際にユラユラをスリンガーなどで死亡させると全身を見ることができる。
尻尾の方を見てみると小さな足が2つ付いているのが確認できる。
こんな小さな足で大人が抜けないほどの力を生み出せるユラユラを、
ハンターは捕獲網で捕まえるとほかの環境生物同様片手で手繰り寄せる。
逆に石ころに当たっただけで死んでしまう貧弱な環境生物の力にも負ける調査員が非力なのだろうか。
- 本種は環境生物では珍しく、納品クエストが登場する。
そのクエストとは、3月2日(金)9:00~3月9日(金)8:59まで配信予定のイベントクエスト、
「身も心もユラユラ」であり、ユラユラ10匹の捕獲がメインターゲットとなっている。
依頼主は情熱の生物調査員であり、このクエストの報酬では、ユラユラのぬいぐるみ風の頭防具を作成できる。
しかし、防具の構造から、熱心なファンは、あのキワモノを思い出してしまいそうである…。
ユラユラクイーン
- 満月の夜にだけ姿を現す幻の存在。「珍しい環境生物」の一種。ユラユラに混じって配置される。
身体と同じ色をしたエリマキ(もしくはヒレ)を有していたユラユラとは違い、
オレンジ色でなおかつ巨大なエリマキ(もしくはヒレ)を有している。
月下の夜に姿を現すといわれており、月光に照らされた姿は幻想的で、非常に美しい花のようである。
しかし、そこは臆病なユラユラであり、気づいたときには地面に潜ってしまっているかもしれない。- ユラユラとは違い、一度引っ込んでしまうと二度と出現しない。*2
捕獲する際は慎重に。
- ユラユラとは違い、一度引っ込んでしまうと二度と出現しない。*2
- ユラユラより一回り大きく、綺麗なエリマキ(もしくはヒレ)を有しているため、
マイハウスに設置するとアマリリスのような大きな花のようにも見えてとても美しい。
パッと見クイーンだと思って捕獲用ネットを投げたらツブテの実だった経験はハンターあるある。 - クイーンの名を冠するがユラユラとの関係は不明である。
ユラユラは社会性昆虫*3のような生態を持つ生き物なのだろうか。- 動物の集団のうちで社会性昆虫のように階級を持つことを真社会性といい、
これに該当する生物はほとんどが昆虫だが、実は哺乳動物にも該当している者がいる。
それがかの有名なハダカデバネズミである。ハダカデバネズミは女王と数匹の雄だけが生殖をおこない、
残りは生殖には携わらないという。仮にユラユラが真社会性を持つ生物であるのならば、
1つの群れのユラユラはすべてユラユラクイーンの子供たちであるということになる。
- 動物の集団のうちで社会性昆虫のように階級を持つことを真社会性といい、
- MHW:Iにて行われた武具デザインコンテスト、
そのオトモ武具部門の最優秀賞作品を生産する為のイベントクエスト「ハンター達の永い夢Ⅱ」では、
開始時点から時間帯が夕方である事と、更にユラユラクイーンが高確率で出るようになっている。
ユラユラクイーンの最大・最小金冠集めも兼ねていると言えるだろう。- これはオトモ側の防具のデフォルトカラーがユラユラクイーンをイメージしたものの為、
クエスト開始の時間帯が夕方からなのは、意図的に上記を意識した事と見れる。
- これはオトモ側の防具のデフォルトカラーがユラユラクイーンをイメージしたものの為、
余談
- ユラユラのモデルはおそらく陸珊瑚の台地が海であることから、「チンアナゴ」であろう。
チンアナゴは海底から顔を出している魚であり、その特徴的な見た目から水族館などで人気のある魚である。
チンアナゴは名前の通りアナゴの仲間であり、チンアナゴのチンは犬のチンに顔が似ていることが由来らしい
が、全然似ていない。
海底から顔を出している理由は、餌であるプランクトンが流れてくるのをひたすら待っているそうだ。
もしかしたらユラユラの餌は陸珊瑚の台地でのプランクトンポジションである、
陸珊瑚の卵なのかもしれない。
- ちなみに先述の頭防具「ユラユラフェイク」だが、なんと受注販売で商品化する企画が発表された。なぜなのか
もちろん実寸大で被ることもできる仕様。なお、顔の部分がメッシュで覆われており、商品ページの注意書きとして
「着用しながら動き回らないでください。必ず立ち止まってください。」と書かれている。それでいいのか
この商品は期間限定である上、受注数が一定に達しないと商品化されないため、
ユラユラ大好きなハンター諸氏は検討してみるといいだろう。 - そのシルエットを見て、ムー〇ン谷のアレを思い出した人もいるのでは。
関連項目
システム/環境生物
モンスター/ガジャブー - 本種をペットにしている。
防具/ユラユラフェイク - 本種をモチーフにした頭防具。