MHWorldにて初登場した環境生物。
ここでは珍しい環境生物である「ミチビキウサギ」についても解説する。
概要
- 「環境生物」の存在が明らかになった当初から公開されていた小動物。
「古代樹の森」や「大蟻塚の荒地」といったゲーム序盤のフィールドに登場しており、
これらのフィールドでは初期ベースキャンプのすぐ目の前に出現するため、目にする機会が多い。
発売前の実機プレイでも早期から紹介されており、「環境生物」そのものの代表的な存在と言える。- また、発売前実機プレイにて真っ先に「レアな環境生物がいる」ということにも触れられており、
各種ゲーム誌にて環境生物が紹介される際にも概ね載っているなど、メディア露出も多い。
- また、発売前実機プレイにて真っ先に「レアな環境生物がいる」ということにも触れられており、
- ウサギらしくフカフカしていそうな外観、長く伸びる柔らかな耳が特徴的。
体色は狐色に近く、顔は小さく瞳はつぶらで可愛い。
普段は体を丸めて休んでいるが、周囲に気配を感じると後足で立ち上がって周囲を窺う。
エンディングムービーにも登場しリアルな動きを見ることができる。- 一方、一般的に知られているウサギと比べて平素から胴体・尻尾が長くすらっと伸びている。
特徴的な耳が無ければイタチ科の生物の方が似ているように感じられるかもしれない。
- 一方、一般的に知られているウサギと比べて平素から胴体・尻尾が長くすらっと伸びている。
- 基本的に道の側に配置されており、大抵は複数同時に配置されている。
温厚かつ臆病な性格のようで、ハンターが近付くと逃げ出してしまう。
逃げる速度は緩やかだが、直ぐに近くにある茂みの中へと逃げ込み、エリア内から消滅する。- 「狭い道へ逃げる性質を持つ生物。追いかけてみると、思わぬ道を見つける事がある」とされており、
実際に逃走時に「ほふく穴」を通る場所もあり、ハンターにとって目印になる場合がある。
そういった意味ではフィールドギミック的要素がない訳ではないが、正直判り辛い部分ではある。
上記のような挙動を取る場所は少ないため、「後を追いかける」という発想自体湧かないかもしれない。
大蟻塚の荒地ではそのような場所はないため、古代樹の森くらいでしか機能していない。
精々エリア8のベースキャンプ候補地を見つけるときに役立つくらいであろう。
- 「狭い道へ逃げる性質を持つ生物。追いかけてみると、思わぬ道を見つける事がある」とされており、
- 環境生物らしく非力であり、スリンガーなどで攻撃すると容易く死んでしまう。
逃げ出したところを捕獲しようとしてうっかり射殺……といった事態にならないよう注意したい。
捕獲とマイハウスでの挙動
- 捕獲用ネットを用いて捕らえられるが、捕獲には少しコツが要る。
ハンターが近付くと逃げ出してしまい、直ぐ近くにある茂みまで逃げられると失敗となる。
特殊装具「隠れ身の装衣」などを着用して接近する、忍び足で接近するなどして気配を殺し、
逃げ出すことも想定して移動先に合わせる形でスリンガーの照準を合わせると捕獲しやすい。- 近くで捕獲用ネットを使うと逃げ出すが、環境生物の中では逃げ足が遅い部類に入るため、
一度失敗してしまってももう一度素早く射出すれば捕獲が間に合うことも多い。
また、ヨリミチウサギが近くに現れるBCをファストトラベルで行き来すれば
すぐさま再配置されるため、正直そこまで気にする必要性もなかったりする。 - 捕獲時に入手できる調査ポイントは7ptsと少な目。二匹同時に捕まえても大したポイントにはならない。
- 近くで捕獲用ネットを使うと逃げ出すが、環境生物の中では逃げ足が遅い部類に入るため、
- 他の環境生物同様にマイハウス内で飼うことができ、ヨリミチウサギは二等マイハウスでも配置できる。
フィールド上とは打って変わってハンターに懐き、うしろからぴょこぴょこと付いてくる。
また、ハンターが立ち止まると周囲を窺う動作をしたり、身体を丸めて寝る仕草をみせる。
環境生物群のなかでも万人受けする可愛さがあり、とりあえず配置しているという人も多いようだ。- ベッドに腰かけると餌を与えることが出来るほか、ハンターが撫でて愛でる場合がある。
撫で終わった際に嫌がる素振りを見せることもなく、至って穏やかであり、やはり愛嬌が感じられる。
- ベッドに腰かけると餌を与えることが出来るほか、ハンターが撫でて愛でる場合がある。
ミチビキウサギ
- 「珍しい環境生物」の一種。ヨリミチウサギに混じって配置されていることがある。
栗色を基調としたヨリミチウサギとは異なり、胴体などは白色が中心となっており、
耳や目、四肢、尻尾などが淡いピンク色に染まっている。- フィールド上では判り辛いがヨリミチウサギよりも大きく、並ぶと少し威圧感を覚えるほど。
両足で立ち上がるとハンターの膝上あたりまでの高さになる。
金冠サイズともなると耳の先端がハンターの背丈より高い位置に来る。
- フィールド上では判り辛いがヨリミチウサギよりも大きく、並ぶと少し威圧感を覚えるほど。
- 説明文によると「天候の良い時に現れ、道を見失った迷い人を導くといわれる」とのこと。
要するに"悪天候"以外であれば出現率が上がるということである。
また、古代樹の森や大蟻塚の荒地では初期ベースキャンプすぐ近くに出現することがあり、
出現条件が割と緩いこともあってか、最序盤から意図せず遭遇する可能性がある。- 「珍しい環境生物」の中では意図的に最も遭遇しやすいよう設定されているようで、
捕獲成功時に得られる調査ポイントは77ptsと、レアながらやたらと低く設定されている。
とはいえヨリミチウサギと比べると11倍に膨れ上がっており、気付いたら捕獲を試みるのも良いだろう。 - レアな種の中では比較的頻繁に見掛けることになるため、ありがたみは少々薄いが、
いざ捕獲しようとすると意外に難しい環境生物だったりする。
フィールドで体を丸めていた場合はヨリミチウサギとの差が判り辛く、
「何か違う奴が混じっている」と気付いた時には既に逃げ始めていた……ということも多い。
捕獲を安定化させる際の最重要ポイントは「相手より先に気付けるか」というところだろう。- 簡単に見分ける方法は「いつもよりウサギの数が多い」という点。
入れ替わって配置される訳ではないため、違和感を覚えたら捕獲用ネットを装填しておこう。
- 簡単に見分ける方法は「いつもよりウサギの数が多い」という点。
- 「珍しい環境生物」の中では意図的に最も遭遇しやすいよう設定されているようで、
- 情熱の生物調査員が記したメモによると、
とテンション高めに解説されている。珍しい子を捕まえたわ! 触れるとぽかぽか、おひさまの匂い。
きっとこの子は晴れの日が大好きなのね。太陽賛歌! イエー!- 一方、「道に迷った迷い人を導く」という名前の部分については一切触れられていない。
フィールド上でも特別ギミックはなく、
単に「縁起がいい」というだけの話なのだろうか。 - 現実にもミチオシエと呼ばれる生き物がいる。ハンミョウと言う虫がそれ。
人が近づくと飛び跳ねて、度々後ろを気にしながら逃げていく様が
道案内に見えるために付いた別名だが、
当の虫にとってはただ安全を確認しながら逃げているだけなので
道案内しているわけでは当然無い。
- 一方、「道に迷った迷い人を導く」という名前の部分については一切触れられていない。
- マイハウス内での挙動もヨリミチウサギと同等。好みで配置して良いだろう。
先述した通りヨリミチウサギより体が一回り大きく、目と目元がピンク色に染まっているため、
ヨリミチウサギと比べると好みが分かれる傾向が見受けられる。
そんな兎を網で捕まえるハンターは、さすが生物乱獲のプロといったところか。
余談
- MHではウサギをモチーフにしたモンスターとして白兎獣ウルクススが登場している。
ウルクススのクエストでは、依頼文に「かわいいウサギさんに見えるが~」といった言及があり、
MH世界にも「ウサギ=可愛い」というイメージが広がっていることが窺える。- MHXXの集会酒場G1クエスト「氷雪に舞う白うさぎ」は"可愛いもの好きな少女"が依頼人。
いわく「可愛いどころか、すごく怖い顔をしてたの!あれがうさぎさんだなんて認めたくない!」
「お願い!アイツを退治してきてほしいの!」という身勝手にも程がある内容が確認できる。
このほかにもウルクススはとばっちりに近い形で依頼を出されることも多い
そもそもウルクススはウサギっぽいだけで、
認めるも何も最初から「うさぎさん」ではない。冤罪である。
そんな彼女でも、愛嬌たっぷりのヨリミチウサギなら文句なしだろう。
- MHXXの集会酒場G1クエスト「氷雪に舞う白うさぎ」は"可愛いもの好きな少女"が依頼人。
- ミチビキウサギはMH-Rの舞台であるフェルジア大陸にも生息しているらしい。
しかし、畑荒らしの害獣扱いされたり、くびり殺されたりと、
どうにもロクな目に遭っていない。
新大陸では珍しい生物であっても人間と生息域が被ればこんなものである。