システム/磁力やられ

Last-modified: 2019-05-23 (木) 17:46:48

今のところ、MHFにのみ存在している状態異常。
一部のモンスターの行動による影響を受け、ハンターが強力な磁力を纏ってしまっている状態。

概要

  • ルコディオラレビディオラが翼から振りまく磁気を帯びた鱗粉や、
    ゴウガルフが発する磁力を浴びると発症する。
    攻撃時に黄色や赤、青の粉を撒き散らすのがそれ。
    • 電磁力による浮遊技を有するディオレックスは用いてこない。
      しかし、何故かG級ドスランポスの唾液で発症することがある。
      磁力を用いてこない対ドスランポス戦では一切影響がないものの、
      全く脈絡のない磁力やられをドスランポスが扱うインパクトは大きかった。
  • 攻撃や何らかの動作の度にハンターが引き離されたり引き寄せられたりするようになる。
    基本的に自らが攻撃を行う時はその攻撃に被弾するようにハンターを引き寄せ、
    自らが隙を晒す場合はこれ以上ハンターに追撃をさせまいと強制的に引き離す。
    • 引き寄せられる際は引き寄せの到達先付近より赤い光が発せられ
      (ただし、ルコディオラが咆哮したり、攻撃を開始する際に赤い電磁フィールドを発生させるが、
      こちらはガンナーの弾や矢を弾き返す磁力の壁で、引き寄せサインとは別物である)、
      引き離す場合は青い光を身体から発する。
  • 磁力やられはハンター側のデメリットばかりではなく、メリットも多い状態異常である。
    • 磁力によって引き寄せられている時は、一時的に武器の会心率が大幅に上昇している。
      会心率をステータス画面で見ていると、上昇するタイミングは掴めるだろう。
    • また、「引力が発生し引き寄せられる地点」が各技でほぼ固定されているため、
      引き寄せ自体を立ち回りに組み込むことも可能となっている。
      引き寄せられながら走ることでルコディオラに高速で近づき、そこで一撃をお見舞いしたり、
      大剣の溜め斬りで溜めた状態のまま引き寄せられ、タイミングよく斬りつけるなど。
      • 特にレビディオラの大技である滞空吸引→急降下放電はこのテクニックを利用しやすい。
        放電は単発ヒットであるため、絶対防御によるバリアを犠牲にすれば容易く溜め4を決められる。
        難度は高いが、放電をヒットストップ回避するという浪漫溢れる対処方法も存在する。
  • なお、回転回避中やステップ中は磁力による引き寄せや引き離し効果を受けない。
    ルコディオラが磁力を発生させるタイミングで回避行動を行えばその間は問題なく立ち回ることができる。
    また、磁力吸引は磁力やられ状態でしか効力を発揮しないものの、
    攻撃判定の一種として判断されているため、
    あえて回避しまくることで纏雷、巧撃、巧流スキルを発動させまくるというテクニックも使える。
    特に巧撃は、辿異スキルがあればこれを用いて、+1でも比較的容易に上限に持っていくことが狙えるだろう。
    ちなみに大巌竜の紅血で解除できるが、近づくとすぐ発症し、
    上述の通り、上手く使えばメリットを享受しつつ位置調整が可能であり、
    鬱陶しいのであれば最初から無効化すればいいので、わざわざ治す意味は皆無である。
  • ルコディオラG級特異個体は「異常磁場」と呼ばれるエリアのほぼ全域へと影響を及ぼす広大な磁界を生成し、
    磁力やられ状態だと常時軽い引き寄せを受け、アイテムが使用不可になる。
    ただしルコディオラの周囲(磁力フィールドの内側)に移動するか、
    磁力耐性、またはそれを内包する状態異常無効【多種】で磁力やられそのものを無効化してしまえば、
    これらの効果は発生しなくなる。
  • 長らく磁力を操るモンスターはルコディオラのみだったが、
    MHF-G2にて登場したゴウガルフやレビディオラも磁力を利用した攻撃を行うので、
    現在ではルコディオラ固有の状態異常ではなくなっている。
    同時に、磁力やられの無効化スキルであるG級スキル「磁力耐性」が登場したり、
    ゴウガルフのG級スキル「青魂」発動時の特殊効果によって、
    味方への攻撃で対象の磁力やられを解除することが可能となった。
    磁力やられに対する立ち回りの大きな変化はG2で訪れるものとなった。
  • それ以降、新モンスターとしては磁力やられを起こすモンスターは追加されていないが、
    MHF-G10とMHF-Zにてルコディオラの特異個体と辿異種が立て続けに登場している。
    特に辿異種ルコディオラは今までと異なり慣れない内は磁力やられ状態になる事が致命的となる状況が多く、
    スキルによる無効化の重要性は高くなっている。

余談

  • 冒頭で述べた通りメインシリーズでは登場していない状態異常だが、
    「磁力によって吸引する」というタイプの攻撃は存在している。
    MHXXで登場した青電主ライゼクスが発生させる電磁球がそれで、
    設定上はハンターが纏う武具に使われている金属部分を電磁力で引き寄せるという原理になっている。
    裸のぬいぐるみといった金属要素の無い恰好でも引き寄せられることにツッコんではいけない
    • アクションとしてはいわゆるダイソン式の吸引であり、
      電磁球への接触ないしはコンボとして繰り出される別の攻撃によってダメージを与えてくる。
      動きが制限された状態で必殺の攻撃を叩き込んでくる極めて危険な行動であるが、
      引き寄せをうまく利用して攻撃をかわすテクニックも存在する。
      この点でも磁力やられに近しい部分があるかもしれない。
  • 2018年9月実施のMHF-ZZで実装された新武器種「マグネットスパイク」は、
    磁力による引力・斥力を利用して瞬時にモンスターとの距離を変える「磁界接近」「磁界離脱」というアクションが可能。
    このアクションの時は画面に専用の照準が表示されるのだが、これはモンスターとの距離によって色が変化し、
    距離が遠い時は赤くなって磁界接近が使え、近い時は青くなって離脱が使える、という磁力やられとの共通点がある。
    また、この武器種そのものも磁力やられ…というより磁力やられを扱うモンスター達と関連があり、
    マグネットスパイクを使用可能にするための導入クエストでは、武器の運用に必要な磁力を得るために、
    レビディオラ、ゴウガルフ、ルコディオラを討伐(狩猟)する事になる。
    またこれら4体には、モンスターの動きを磁力で封じるマグネットスパイクの固有アクション「磁縛」が通用しない。

関連項目

モンスター/ルコディオラ - 磁力やられを起こす初のモンスター
モンスター/ゴウガルフ
モンスター/レビディオラ
スキル/喝
アクション/ダイソン - 類似の性質を持つが、こちらは基本的にスキルで対策できない。