MHXRで登場したシステム。
目次
概要
- 断裂群島にて発見される結晶。断裂群島のハンター達が使う装備品の供給源でもある。
探検家曰く「古の時代に使われていたハンター達の装備品」とのこと。
- MHXRにおける、武器や防具の装備品の主たる入手方法となる存在。
クエストクリアの報酬にて、素材が手に入る“宝箱”に混じって出現することがある。
入手元は“装備収集クエスト”及び“強襲クエスト”、ニャン検隊の各報酬など。
主に特定のイベントクエストが対象であり、ソロモードの探検クエストでは一切出現しない。
- 風化した塊などとは違い「装備結晶」というアイテムは存在しない。
メタ的に言えば、報酬の際に宝箱と区別する為の演出として導入された存在である。
- 装備結晶から手に入る装備品はクエストごとに異なり、
入手可能な装備品はクエスト詳細の報酬情報から確認可能。ただし確率は不明。
ニャン検隊については入手可能な装備品と出現確率が明記されている。
- 報酬で装備結晶が出現すると「光り出した結晶が砕ける」表現が現れ、装備品が表示される。
この装備品が始めて入手するものの場合、表示される前にムービーの演出が入る。
ムービーは武器と防具とで演出が若干異なる。具体的な内容は以下の通り。
- 武器:結晶から出た光を掴み取り、具現化した武器を振るいポージングを決める。
- 防具:結晶から出た光が仁王立ちするハンターに重なり、一周回って防具にズームする。
脚の部位だと止まる位置のせいで「股間が光る」と揶揄されることも。 - お守り:固有のグラフィックが存在しないためなのか、ムービーの演出はない。
- なお、何かしらの方法で装備品を直接入手した場合は(初めて入手するものであっても)流れない。
あくまで装備結晶を介した一連の演出である。
- 原則一個一種類限りだが、マシマシ宝まんや三列目解放後の倍付け効果は適応対象内。
プラス値を稼ぎたい場合、これらの効果を積極的に活用できるかどうかで効率が変わってくる。
ニャン検隊の倍付け効果は島突破報酬のみ。プレイヤーの任意で増やせないため、完全に運頼みである。
- 確率はあれど、装備結晶から出現する装備品は完全にランダム。プレイヤーが選ぶことはできない。
当然ながら例のアイツがこぞって反応したがるものであり、
装備を強化しきれるだけの素材は集まっても、肝心の装備が出ずに立ち往生する話も間々多い。
場合によってはハズレの装備結晶が紛れ込むこともあり、サービス開始当初からの評判は言わずもがな。
- こうした環境なので、防具を使いまわせるメリットは他のシリーズ以上に大きい。
武技の発動条件となる技玉が少ない武器の場合、スキルやコストの面で優位になりやすいのだ。
種類
- 装備結晶が砕ける際に放つ光には種類があり、光の色によってレアリティが変わる。
以下は装備結晶が放つ光の種類と通称を記載。
- 赤結晶
- ☆1~☆2が対象。所謂ハズレだが、防具については“見た目装備”での需要はあった。
Ver6.4以降、このレアリティの武器や防具が現れるクエストは軒並み配信停止されているため、
現在では期間限定のイベントクエストでお守りが現れる時にしか見掛けることができない。
- 青結晶
- ☆3が対象。一部の武器は複数のイベントクエストを跨いで出現することがある。
これらの中には進化によって☆4武器になるものもあったので、少なからずの需要はあった。
☆5、☆6が最盛期を迎えてる現在でも性懲りもなく現れるので、今ではハズレ枠としてもっぱら有名。
せっかく現れた装備結晶がタスクギアなどに化けることは、今や日常茶飯事なのである。
ちなみに最高峰の難易度とされる二頭狩猟クエスト、及びモルドムント以降の単体強襲クエストでは
やっと青結晶が排出されなくなっている。
- 金結晶
- ☆4~☆6が対象。インフレが著しい現在では、これが一般的な装備結晶である。
特定のキャンペーンで「金結晶の出現率UP」の幟が現れている場合、この装備結晶が現れやすくなる。
- 虹結晶
- ☆7が対象。これを見ることができるのはニャン検隊と以前配信されていた超高難度クエストのみ。
☆7装備自体の入手はそこそこの運があれば容易だが、虹結晶自体を見る事は意外と難しい。
というのも、☆7装備は☆6装備を進化させて入手するケースが多く、
☆7装備を直接入手するにはニャン検隊の全踏破時の確定報酬か、
僅か0.1%の確率で排出される超レア武器を運良く引き当てるか、超高難度クエストのクリア報酬を狙うしかない。
☆6となるそれ以外は金結晶になってしまう為である。
現在は件のクエストが配信されていないため再びニャン検隊限定となってしまった。
チケットクエストでも稀に☆7武器が出ることがあるが、こちらは宝箱として現れるため虹結晶を見る事ができない。
- 紫結晶
- ☆8が対象。従来このレア度は☆7装備の進化からでしか入手できないため
装備結晶として出現することは一切なかったが、
4周年記念で開催された無料ニャン検隊では☆8への進化が済んだ状態の装備セットが排出されるため、
この際に限ってではあるがついに☆8の装備結晶を見ることができるようになった。
従来見ることのないレア度であるためかその演出は虹色に輝く虹結晶以上に派手なものとなっており、
星空を彷彿とさせる紺と紫の結晶の中央から太陽のような強い光が現れて割れるという
とても幻想的な演出が用意されている。
余談
- 半ば発掘物のような存在の装備結晶だが、現代の鍛治師が一から作ってもかなわないという。
実際問題として断裂群島の装備技術は明るいとは言い難いものであり、
装備の生産はおろか、武器の強化も複数種類の素材を互いに補うよう使わなければ満足に行えない。
素材についても全体的に種類が乏しく、特徴的な部位や属性臓器は手に入らない。
装備結晶の出所も踏まえると、MHXRの時間軸はメインシリーズの時代とは大きく掛け離れ、
かつての狩猟技術が衰退したロストエイジである可能性も否めないものがある。
ゲーム上の都合もあるとはいえ、この不便さは世界観を考えると案外納得出来る…かも。
その割にはほとんどの装備がつい最近まで二束三文の値段でしか買い取られなかったというのはどういうつもりだろうか。
- MHXRにもオリジナルの装備が存在するが、それらも装備結晶から回収された装備の扱い。
その装備の中でもエクスプロアシリーズは一際強力らしいのだが、
調査隊がラブラウ島に着くまでは、防具に備わった“青い結晶”の意味もわかっていなかった。
- 「古の装備」という触れ込みだが、古代文明との繋がりは不明。
むしろ現在進行形で真新しい装備品が現れることすら珍しくない。
関連項目
武器
防具
シリーズ/モンスターハンター エクスプロア
アイテム/さびた塊 - 古の装備群(本家)
システム/発掘装備 - 古の装備群(疑惑)
世界観/断裂群島