- 種族
- 海竜種
- 別名
- 喰血竜(がけつりゅう)
- 英語表記
- Barlagual
- 登場作品
- MHF
目次
生態・特徴
- メゼポルタのハンターズギルドによって新たに確認された海竜種。
沼地に赴いたとあるハンターが不自然なドスイーオスの死骸の周囲を調査したところ、
未知のモンスターとして発見に至った。
メゼポルタ周辺ではこれまで目撃されたことのないモンスターであり、
海を泳いできた外来種であると推測されている。
- 近隣地域で従来確認されていた海竜種同様、長大で細身な体躯を持つ。
体表は白色と青紫色の斑模様、頭部や背部、脚部にはヒレがみられる。
丸みを帯びた前脚には爪がなく、柔らかそうにも見えるが実際は強靭である。
この脚を外敵に対して振るう攻撃を繰り出してくるほか、地中や海中での移動に活用する。
また、他の海竜種にはあまり見られない特徴として、
上顎から一対の長い牙が口外に露出している点、
身体の側方を切れ目のように長く続く「管」が存在する点、
そして最大の特徴となる、長く特異な形状をした舌部を持つ点が挙げられる。
行動に合せて長く伸ばしたり、ムチをしなわせるかのように振り回したりと
器用に舌を使った攻撃の数々はハンターにとって脅威となる。
- 水辺の場所を好む傾向があり、最初に沼地で目撃されたのもこれが原因とみられる。
バルラガルは、水を取り込むことで体表の湿気を保っている。
体表に見られる独特の「ぬめり」はこの水分を保つための粘液であるらしい。
地面に潜るなどの行動で水分を補充し、ぬめりがある間は活発になる。
その反面、ぬめりが発散してしまうと活動に支障をきたすという。
また、時には水を用いた攻撃を行う場面も見られる。
- 他の生物に対して吸血行為を行うことから、「喰血竜」の別名を持つ。
バルラガルの舌部は先端を対象に突き刺すことができる形状をしており、
管状の舌をポンプの如く伸縮させ、対象の血を吸収する。
吸血行為だけならば他の生物でも見られる生態であるが、
それは同時に相手の体内にある毒素をも取り込んでしまう危険性を孕んでおり、
毒素を持った生物に対して吸血を行うモンスターなど、従来は確認されていなかった。
しかし、バルラガルは取り込んだ毒素を完全に体内に浸透させずに循環させる体内器官、
「血腺」を持っており、これによって毒素を持つ相手に対し吸血を行うことを可能としている。
また、この血腺によってか、毒、麻痺という状態異常に完全に耐性を得ており、
外部からこれらの性質を持つ毒素を打ち込んでも発症しないことも確認されている。
- 上記の血腺によって毒素循環をコントロールしているとみられ、
吸血を行うことで自らの属性を変化させる特性を持つ。
吸血によって取り込んだ物を血腺、袋等と言った体内器官に循環させ、
体の側面に存在する「管」と呼ばれる器官に貯め込む。
一定量溜め込むと管が開き、得た物質を用いた攻撃を積極的に行ってくる。
毒素を持つモンスターから得た物であれば、その毒素を自らのものとし、
ハンターなどから血を得ると、血中の成分を利用して武器の威力を鈍らせる。
その他に、バルラガルは体外に存在する、自然界の水を取り込むことがあり、
その際、自身の体内で生成した水と混合させた液体を管に流し、貯め込む。
この混合水は腐食効果を持っており、触れた防具を一時的に腐食させて装甲を脆くする。
なお、交戦中に他生物への吸血を完遂した個体を狩猟すると、
体内から袋器官が発見されることがある。
吸血対象の血、バルラガル自身の血、その混合液を一時的に保存した状態の袋には、
バルラガル素材を用いた武器の特性を変化させるという利用価値がある。
袋次第で毒素を付加するといった加工も可能で、独特の性能を持った武器を生み出せる。
- ハンターを認識すると戸惑うことなく敵意を向け、
生物ならば手当たり次第に吸血を行うことが判明しており、
非常に好戦的なモンスターであると考えられている。
その一方で、吸血行為に端を発するこれらの行動は自身を守るため、
つまり過剰な防衛反応であるとする説も提示されている。
また、出現した地域では「イーオス種の個体数が減った」などといった異変が報告されており、
ギルドは関連性を調査している。
- このモンスターが何故突然メゼポルタ周辺に現れたのかは謎である。
が、バルラガルの移入と時を同じくして、とある人物がメゼポルタを訪れており
何らかの関係があるのでは、と疑る人も居るようである。
概要
- 全身を白く薄い斑模様の鱗に包まれている。
細長い体躯、ヒレを持つという要素はアグナコトルに似るが、
その生態はむしろギギネブラの幼体であるギィギに近い。- 妖しく光る赤い瞳、不気味で特徴のある顔立ち、
顔から肩、胴から尾にかけて連なる、まるで裂傷を縫い合わせたかのような部位、
そして何より「外より来たれり異形の影」というキャッチコピーから、
洋画の「エイリアン」を連想した人や、宇宙生物そのものだと予想した人も見受けられる。
その前脚にドスイーオスが握られているという印象的なものであり、物議を醸した。
何だかドスジャギィに通ずるものが…。
これは実際のゲーム中でも再現されており、バルラガルの初期配置エリアへ進入した際に、
パリアプリアの巨大生肉のごとくドスイーオスなどを捕食している場面を目撃できる。
また、バルラガルのクエストではドス系鳥竜種の狩猟が設定されており、
おやつにされた個体とは別の個体がフィールドを徘徊している。役回りはほぼ同じだが。- MHF-G5以降は従来と異なり、開幕時にドス鳥竜を捕食していないクエストも配信された。
この場合は波打つ地面から顔を少しだけ覗かせこちらを睨んだ後に躍り出るという
従来とはまた違った開幕演出*1の後に戦闘開始となる。
- 妖しく光る赤い瞳、不気味で特徴のある顔立ち、
- 沼地・砂漠・密林など湿地や水辺のあるエリアに登場する。
沼地では地面に潜ってエリア移動を行うが、砂漠などではガノトトスと同じく水中を移動する。
ゲテモノな見た目ではあるが、水中を悠然と泳ぐ姿は正に海竜種といったところか。
MH2系のフィールドで水中を移動するモンスターはガノトトスとその亜種くらいなので、
何気にレアな光景ではある。- 洞窟に潜んでいたり、夜に姿を見せたりといったクエストが多い。
ギギネブラのように暗がりを好む習性があるのだろうか?
- 洞窟に潜んでいたり、夜に姿を見せたりといったクエストが多い。
- G級クエスト、かつ密林と砂漠に登場するバルラガルのクエストはハードコアモードに変更可能。
G級個体のみが特異個体化するのはゴウガルフに続き、2例目。
行動・攻撃
- これまでMHFで実装されてきた海竜種の大型モンスターたちは、
どこかMH3産のモンスターの面影を残した者が多かった
(クアルセプスはアグナコトル、ポカラドンはロアルドロスなど)。
ところが、バルラガルの場合はやたらと独自モーションが多く、従来の海竜種とは大きく印象が異なる。
舌を利用した攻撃やガス攻撃を多用する点ではオオナズチ特異個体に似ていると言えるか。
- バルラガルは胴体が閉じている状態と、開いている状態で行動を変える特徴がある。
胴体が閉じている時は、相手を押しつぶす等で動きを封じる行動を多用する等、
このモンスター最大の特徴である、異様に長い舌を活かした吸血を積極的に行おうとする。- 吸血は、MHF史上初の拘束攻撃となり、対象はハンターと、一部のモンスターである。
この拘束攻撃は中々スプラッターなものとなっている。
拘束されたプレイヤーの画面には血飛沫が…。
ダメージ量に比例して画面が己の血で赤く染まっていくその様はまさに恐怖そのものである。 - 吸血への基点となる攻撃は数種類存在し、上記の通りそれらを積極的に行おうとするため、
拘束攻撃を行う頻度は高い。
なかでもとりわけ凶悪なのが舌を利用した打ち上げコンボ。
大きく振りかぶる予備動作の後、恐ろしい速さで舌を振り回し、全方位を2連続で攻撃する。
一段目に当たると膝崩れやられ、直後の2段目で打ち上げられてダウンしてしまう。
ちなみに、イーオスなどがこの攻撃を喰らうと2段目でバラバラに引き裂かれてしまう(空中死亡時のアレ)。 - なお、MHFではこの拘束攻撃に対してこやし玉は全く意味がない。
吸血中は音爆弾が有効で、音爆弾を投げるとPTメンバーを救出できる。
しかし舌を破壊する絶好のチャンスなので、拘束されてる間に舌を攻撃するプレイヤーも多い。
ただダメージの仕様がスリップと同じでしかもダメージが非常に多く、スリップ頻度も早い
放って置けば満タンでも10秒ほどで力尽きる為仲間が死なないように粉塵を飲んでおくといい。
なお、拘束中はアイテムは使用できないが、ゲージが発生し、
レバガチャでゲージを満タンすれば脱出できる。 - ちなみに吸血中に怯ませることで拘束状態を解除できるのだが、
特定のタイミングで舌を攻撃して怯ませた場合に、通常の舌怯みとは異なり
舌から血を噴き出しつつ大きく仰け反る。年齢制限は大丈夫なのだろうか?
この際、体内のヌメリを帯びた部分が黒ずみ、一定時間その場から動かず反撃も手ぬるいものとなる。
前述の、体の側面に続く裂傷のような部位が開き、
その部分の色が吸血対象に合せたものへと変色する。
尚、胴体が開くと吸血は行わず、吸血で得た成分(属性)を用いた攻撃を積極的に行うようになる。- ドスイーオスから吸血する、または沼地で潜ると、体色が毒々しい紫色に変化する。
この状態では毒属性攻撃を繰り出してくる。
ドスゲネポスから吸血すると、体色が黄色に変化する。この状態では麻痺攻撃を繰り出してくる。
また、砂漠など綺麗な水がある場所では、その水を吸っていることがある。
この時吐き出すブレスには腐食やられ効果がある。体内で変質したのだろうか。 - ドスランポスとハンター相手に拘束攻撃を行うと、吸血後の体色は赤色に変化する。
そして、一番厄介なのがこの後の状態。ハンターの血では攻撃特性を変化させ、
近接武器の斬れ味を鈍らせたり、ガンナーの装填している弾、ビンが無くなるといった
妨害要素を持つ攻撃を行ってくるようになる。
「斬れ味がっ・・!」「ビンがっ・・・!」といった専用メッセージまで表示される。
おそらく刃部分に血を浴びせて斬れ味を鈍らせていると思われるが、
血を振りかけられて弾やビンが消えるのにはピンとこない。
血中成分によって変質し、使い物にならなくなってしまっているのだろうか? - 生物ならば見境なく吸血するとのことで、出現域ではイーオスの個体数が減るという
事象が出ているようだ。
ただしゲーム中では流石にイーオスやゲネポス相手に吸血はしない。
ここから霧を発生させたり、尻尾に毒素を滴らせ背後に振り撒くといった行動もみせる。- 吸血した相手で効果が変わるのは上記の通りだが、ブレスや霧の色もそれに合わせて変わる。
通常は水ブレスであるが、ドスイーオスを吸血した場合は紫色である。
一方ハンターを吸血した場合は……黒ずんだ赤である。年齢制限は大丈夫なのだろうか?
- 吸血は、MHF史上初の拘束攻撃となり、対象はハンターと、一部のモンスターである。
- クエスト中にドス系鳥竜種と合流した時、このモンスターの恐ろしさを垣間見ることができる。
バルラガルは拘束攻撃をなんと生きているドスイーオスなどに対しても行うのである。
拘束攻撃のトリガーとなる攻撃をドスイーオスが受けると特殊なダウン状態になり、
普段は立ったまま眩暈を起こすのに対し、上記の場合は横たわったまま気絶する。
その上からバルラガルがドスイーオスを押さえつけ生き血を啜ってしまうのだ。
基本的に動き回っているため、初見の時は戦闘中の邪魔にならないよう、
閃光玉等で動きを封じることになるだろうが、
その後バルラガルに拘束され、生きたまま血を吸われるドスイーオスの姿を見ると、
少し罪悪感が込み上げてくるだろう。
しかし、吸血が終わった後、ドスイーオスは復帰、バルラガルも胴体を開き、
吸血で得た毒属性を用いてくるため気を抜かないようにしよう。- こちらの方法で吸血を成功させた際、クエストクリア時の報酬にて追加報酬が獲得できる。
これを用いることで、通常のものと合計して4種類のG級バルラガル武器を生産することが可能である。
詳細は下記の武具の項を参照。 - ちなみに、沼地でドスイーオスとバルラガルを邂逅させるためには
バルラガルを生かしたまま逃がす必要がある。
熟練のハンターであれば遭遇した後逃がす間もなく狩ることも可能ではあるが、そうすると
追加報酬が得られなくなってしまうので注意したい。
間接的なハメ対策といったところだろうか?
なお、砂漠のドスゲネポスや密林のドスランポスの場合は、
周回ルートにバルラガルの初期位置が含まれているため、必ず邂逅することになる。
こちらも初期状態ではドス鳥竜に対し吸血を行わないため、管が閉じるまでは彼らの妨害に耐えつつ、
生かしておく必要がある。
- こちらの方法で吸血を成功させた際、クエストクリア時の報酬にて追加報酬が獲得できる。
- 肉弾技も多彩で、主に前後方向をカバーするものが多い。
特に前方は出が早い舌による攻撃の脅威に晒されるため、できれば避けたい。
管が開いていない時に特定の肉弾技に当たってしまうと、即座に吸血へと繋げてくる。
根性で耐えたものの吸血による追撃で死んだ、という状況も発生するので注意。- 後方で立ち回る際は5連続の尻尾突きが厄介。
一連の動作を高速で行うため対応しにくく、初見だと結構驚く人も多い。 - 左右方向は若干手薄だが、何故か2種類もある尻尾回転に留意すべきだろう。
片方は攻撃速度がやたら速く、もう一方は吸血へと繋げてくる。
- 後方で立ち回る際は5連続の尻尾突きが厄介。
- 平時から液体を用いたブレスなどを行ってくるが、
管が開いた状況になると、バルラガル屈指の大技であるガス攻撃を行ってくる。
長い予備動作を行った後、一定時間ガスを放出し続けるというもの。
恐るべきはその異常すぎる攻撃範囲で、殆どエリア全域が影響を受ける。
おまけにガス系の攻撃ゆえに攻撃時間が長いため、回避は困難を極める。- 幸いにして受けるダメージは軽微だが、各種状態異常の追加効果が痛い。
特に斬れ味・弾・ビンの減少が発生する赤色と、麻痺を受ける黄色のガスが脅威。
他の攻撃も加味すると、これらには被弾覚悟で対策をとった方がいいだろう。 - タイミングを合わせれば緊急回避は一応可能。
予備動作中に音爆弾を投げつけることで妨害もできる。
- 幸いにして受けるダメージは軽微だが、各種状態異常の追加効果が痛い。
- また、強靭に発達した前脚で地中や海中を移動することもできる。
エリア移動の他、怒り状態へ移行する際も水中や地中へと潜行を行う。
地中潜行の場合は体をくねらせる(チャナガブルを髣髴とさせる)モーションで、
飛び出してきたバルラガルは怒りで瞳を赤く染めている。やっぱりホラーである。- なお、潜行解除時、自身が這い出してくる地形の属性の影響も受け、
毒沼のエリアで潜行から復帰することでも毒属性を帯びる。
- なお、潜行解除時、自身が這い出してくる地形の属性の影響も受け、
G級
- 剛種と同時に実装され、翌週に砂漠クエスト、その翌週に密林及び後述の特異個体が解禁された。
現状砂漠と密林でバルラガルと対峙できるのは、G級限定である。*2
- 難易度は★7。
以後の「新モンスター」はいずれも★7難度となったのだが、
バルラガルはその先駆けであったと言える。
- 剛種同様全部位に部位破壊限定素材が存在する。
特に入手が厄介なのは部位破壊限定12%素材の「喰血竜の触舌」。
- G級独自の行動としては、管が開いている際に突然地面に舌を突き刺し、
暫く何かを吸引するような動作をしたかと思ったら、突如口から体液(成分は吸引物によって異なる)を
噴出し薙ぎ払いつつ凄まじい勢いで後退する。
直撃すると致命的なダメージを受けるほか、管の状態によっては状態異常までおまけに付いてくる。
- 元々麻痺が効かず穴時間も短いが、スタンを絡めればハメ自体は可能であった。
が、上述の通り全部位に部位破壊専用素材があり、更にドス鳥竜吸血専用素材の存在から
ハメ自体は全く普及していない。
- 肉質が全般的に硬めであり属性もあまり通らないため、効果的にダメージを与えるのが難しい。
ただし吸血中や上記のブレス前に出す舌が最大の弱点であり、狙えるときに積極的に狙っていくとよい。
また、吸血中及び体液が管に満ちている状態では火属性が有効になる。
特異個体
- 2013年10月30日に登場した。見た目の変化は特にない。
ただ、常時怒り状態であるようで、常に目は赤々と輝いている。- 特異個体が存在しないドス鳥竜種が登場するG級クエストではHC化できない。
実装時はドスランポスのみ特異個体が存在していたため、密林のクエストでのみ戦えた。
現在はドスゲネポスが特異個体になったため、HC化できないのは沼地だけである。
- 特異個体が存在しないドス鳥竜種が登場するG級クエストではHC化できない。
- バックジャンプ後に舌を振り回しながらの低速突進攻撃を行うようになった他、
地中潜行の後に大ジャンプし、胴体の開閉に関わらず周囲に水飛沫を撒き散らす攻撃を習得した。
また、G級で追加されたブレスを事前動作を飛ばしてぶっぱなす行動もとる。
いずれも見切りやすく回避は容易であるため、行動面ではさほど難易度は上昇していない。
ただし常時怒り状態&HC補正で攻撃倍率が10.4と非常に高くなる。
防御を高めても大ダメージは必至なので、確実に避けるようにしたい。- 低速突進攻撃に当たってしまうと、位置によっては専用モーションでの吸血に繋いでくる。
吸血対象に見返りながら血を吸うバルラガルの姿は中々特徴的である。
- 低速突進攻撃に当たってしまうと、位置によっては専用モーションでの吸血に繋いでくる。
- 耐久力は落ちているため狩猟自体はしやすくなっている。
ただし、サブターゲットとして登場するドス鳥竜種の特異個体が場を掻き回す。
ドスランポスはG級で習得した強制モドリ玉や広範囲技、
ドスゲネポスは溜め麻痺液や設置麻痺液、吸血されるとバルラガルが麻痺を使いこなすなど、
合流すると非常に厄介な状況になる。
辿異種
- MHF-ZZアップデート・プレビューサイトの2018/8/31の更新にて辿異種個体のシルエットが公開され、
同年9/7の更新で正式に実装が発表。
同年11/28より狩猟解禁された。- ちなみに、シルエットだけが公開された時点では舌の部分がカットされていた。
その特徴的すぎる造形で正体がバレてしまいかねないためだろうか。
- ちなみに、シルエットだけが公開された時点では舌の部分がカットされていた。
- バルラガルの辿異クエスト
受注可能GR クエスト名 GR200 極頭を備えし喰血竜 GR400 紅に染まる地 GR600 血界 GR800 刺咬の頭
- 狩猟地は全て沼地。
従来は洞窟内でドスイーオスを吸血していたが、
辿異クエストではマップ中央のエリア4に潜んでおり、
また何を吸血している訳でもなく地中に潜んで侵入してきたハンターを見据えている。
ハンターが近寄ると飛び出してきて戦闘開始となるが、
この一連の行動は過去のイベントクエストにて行ってきたものであり、思わぬところでの復活となった。
- 発達部位は頭部。
バルラガル最大の特徴である吸血行動の効率を高める方向で進化した結果、
舌は突起が層状に重なり合い、更にその舌を繰る顎を中心として頭部自体も異形に発達、
更におぞましい姿と化している。
この舌を振り回して攻撃に活かすだけでなく、天を向いて血を霧状に噴出する攻撃なども行うようだ。- 頭部はさながら新たな口を幾重にも重ねたかのような造形であり、
その異形さに目を剥くかもしれないが、
実は通常個体の時点で同じ位置に小さな牙や棘が生えており(公式の設定画で比較すると分かりやすい)、
それが巨大に発達しただけである。無論、規格外の発達ぶりであることは間違いないが。
- 通常個体は舌と頭が別部位扱いになっていたが、辿異種は同一判定となっている。
舌のみを発達部位として据えると破壊が非常に難しくなってしまう事が理由である。
- 頭部はさながら新たな口を幾重にも重ねたかのような造形であり、
- それ以外の破壊可能部位は通常個体と同じだが、
背ビレは胴体のひるみでも破壊可能となり、どの武器種でも容易に狙えるようになった。
行動・主な技
- 基本的にはG級特異個体をベースとしつつ、発達部位を活用した技を繰り出す。
通常個体では管が閉じた状態でのみ吸血を行ってきたが、辿異種は管に水が入っている状態でも吸血行動を行う。
幸い、吸血のスリップダメージそのものは通常個体と差はない。
隙の大きい技は一部オミットされているものの、吸血行動中や管を閉じた際の隙は健在。
全体的に見ると、攻撃中の隙はあまり大きくないが攻撃後の隙が大きい方と言える。
- 辿異化に当たって、威力や性質が細かく見直されており、
舌を用いた攻撃は、既存のものも含めて怒り時に高威力化し、
水属性攻撃は混合水だけでなく、血液を用いたもの全ても含まれるようになっており、
管に混合水と血液を同時に溜め込めるようになった結果、
混合水を用いた攻撃に限定されていた防御DOWN(腐食やられ)についても、
水属性攻撃全てに適用されるようになっており、危険度が上がっている。- なお、防御力自体はしっかり機能し、
辿異防具5部位+水耐性55以上であれば、耐えられないのは必殺技の即死コンボ攻撃ぐらいである。
なお、その即死コンボ攻撃は全て、
2撃目でハンターを地上に叩きつけるようにするものが多く、生命の粉塵による救助が機能しづらい。
いわゆる強制即死やスリップ技はないため、慣れない内は元気のみなもとを使うのも手。
- なお、防御力自体はしっかり機能し、
- 発達部位と共に辿異種の主要要素となっている超妨害要素は「超咆哮」、
状態異常は水属性やられ【特大】と、
腐食やられ(防御力DOWNとも。以後、分かりやすいように後者の方を用いる)の2種となっている。
超咆哮は吸血完了後の怒り移行時を始めとして各種行動で頻繁に発するため、
超咆哮による拘束が致命的な状況を招きやすい高難易度帯や、
攻撃チャンスを増やすための手段として対策する価値は十二分にある。- むしろ、対策に当たって特に問題となるのは、
「水属性やられ【特大】」と「防御力DOWN」の2つである。
水属性やられ【特大】は発症時に強走状態を強制解除したうえでスタミナを固定30消費、
更にスタミナ回復速度が大幅に減少するのではあるが、
適当なスタミナ管理でもしなければ、これが致命的となる事は少ない。
一方、防御力DOWNは防御力を1/2にする効果を有しており、
特に攻撃力の高い、高難易度の個体である程致命的になりやすいが、
スキルの補強無しでも十分速い忍耐の丸薬で安全に、
最悪でも最速で使えば攻撃に被弾する前に解除はできる程度なので、
こちらも無理に意識する必要性は薄い。
しかし、辿異種バルラガルはスタミナ枯渇や、
ガッツポーズを取る形での回復を試みるハンターを確実に追撃できるような、
高速で繰り出す物理攻撃が豊富に存在しており、無対策では危険度が上がる。
そのため、最低でも片方だけでも対策を講じておきたい所である。
- なお、どちらを優先するかは武器種によって変わる。
あくまで一例であるが、
抜刀状態でもアイテムを使えるために忍耐の丸薬を比較的容易に使える武器種や、
スタミナ消費行動を頻繁に用いる武器種である場合は水属性やられ【特大】を、
逆にスタミナの余裕を確保できる武器種なら防御力DOWN対策を優先すると良いだろう。
勿論、両方対策する選択肢もあり、
その場合、猛進、幕無と言った「状態異常に対する処置行動によって効果が解除、
あるいは維持が難しくなる」スキルの運用がやりやすくなるメリットがある。- もし、水属性やられ【特大】と防御力DOWN、
両方の対策を考える場合はシャガルシリーズが極めて有効。
通常の手段で発動しづらい状態異常無効【多種】が自動発動することに加え、
基本的に耐性面が壊滅的なシャガルシリーズだが、水耐性だけは+10と優秀なため、
装備に組み込むことで、防御力DOWNと水属性やられ【特大】両方の対策が容易となる。
防御力の低さについても、
辿異種バルラガルは超咆哮しか用いないために好きな辿異スキルを選択しやすく、
青魂+喝強化等で補うことは難しくない。
- もし、水属性やられ【特大】と防御力DOWN、
- また、防御力DOWN対策の1つとして、
狩人珠を鍛えているのなら、リベンジ!を発動させる方法もある。
腐食状態になる行動は全て吹っ飛びのため、
吹っ飛びでリベンジ!が発動すれば忍耐の丸薬効果、
つまり防御力DOWNを自動解除してくれるからである。
ただし、この効果は被ダメージに対応した確率で発動する仕組みのため、確実なものではない。
- 斬れ味or弾、ビン減少効果については、
辿異種で水属性攻撃の頻度が上がったこともあり、通常&特異個体よりは減少量は減っている。
もっとも、消耗することには変わりないため、
被弾しすぎると致命的な状況に追い込まれる可能性は十分にある。
- むしろ、対策に当たって特に問題となるのは、
- 昨今の辿異種は低難度帯の戦闘力(特に体力)が大幅緩和されているが、
その分低難度での全部位破壊が困難な傾向があった。
辿異種バルラガルについては体力は同様であるものの、低難度帯の部位破壊は容易になっており、
発達部位の破壊をスムーズに済ませれば5部位全破壊もさほど難しくはなくなっている。
ちなみに高難度帯でも傾向は変わらず、辿異武器を使ってしっかり攻めていけば全破壊は難しくない。
- 追加技、及び大きく変化する技は下記の通り。
- 血界
- 管が血で満たされている時に、それを全て解き放つ行動。
超咆哮を行い周囲のハンターを拘束し、周囲の地面を血で染めた後、
舌を地面に突き刺しそれを一斉に爆裂させる。
威力は非常に高いものの、バルラガルに密着していると被弾しない。
また、使用後の隙自体が大きい上に、強制的に管が閉じるため、
舌を地面に垂らし長時間動かなくなるという二重の隙が生まれる。
- 飛び掛かり
- 前方のハンター目がけて素早く正確に飛び掛かってくる。
威力は低いが予備動作が殆ど無い上に、
前述した通りアイテムによる回復を試みるハンターに見事に刺さるケースが多い。
そうでなくとも、頭を狙おうとするとこれへの対処は必要となるだろう。
位置取りで簡単に避けられるものの、そうすると★2以降は別の技への対処が必要となる。
- 強舌突き刺し
- 通常個体が行う3連舌突きの他に、後ずさりから放つ強烈な舌突きも存在する。
ただしこれを使うと素早くは舌を戻せないのか、ゆっくりと舌を戻すため隙ができる。
- 連続水弾飛ばし
- 辿異種は跳躍からの水弾飛ばし、及び静止状態からの水弾飛ばしはオミットされており、
代わりにとぐろを巻くように丸まってから2連続で水弾を飛ばす技を用いる。
この技は海竜種骨格モンスターの噛みつき→尻尾振り回しと似た動作ではあるが、
辿異種バルラガル自体はそちらの技も用いてくるため、間違えないように注意したい。
- 振り向き連続舌攻撃
- 左右どちらかを向き、3連続で舌を振り回す。
舌を振り回している間は判定が持続するためフレーム回避は難しい。
★2より解禁されるが、単発では使用しない。
各攻撃動作の終了後に、それまでターゲットしていたハンターが自身の側面に居た時に限り使う。
故に、前述の通り飛び掛かりを位置取りで避ける場合などはこれの回避もセットで考える必要がある。
舌を使う技だが、威力に関しては高難度でも並み程度ではある。
余談だが、技の途中でひるみやスタンが発生した場合でもエフェクトは最後まで発生する。
- 2連舌振り回し
- 通常個体で管が閉じている時限定の技だが、辿異種では状況問わず行ってくる。
この点を除くと★1と★2では従来と全く同じなのだが、★3以降は一変。
★3以降は準備動作が大幅に短縮され、直ぐ様1回目の振り回しを行うようになる。
このため、★3以後はこの攻撃を最も警戒して立ち回っていく必要がある。
相変わらずこの攻撃の使用前に軸合わせはしないが、
バルラガルの行動で軸合わせをしない技は少なく、
態勢そのものも変化していないため、従来のそれに慣れていれば判別は決して難しくない。
なお、怒り状態のそれ、及び非怒り時かつ誰かの捕捉に失敗した場合は超咆哮を放つので注意が必要。
ガードは可能だが、
ガード状態を維持しすぎると超咆哮のノックバックを受けてしまうので解除タイミングにも気をつけたい。- そして、この攻撃は怒り状態(吸血完了状態)か非怒り状態で性質も、威力も変わる攻撃となっている。
脅威と言えるのは怒り状態のもので、吸血の必要が無いからか、2回とも思いっきり舌を振り回し、
周囲の外敵を文字通り一掃する超高威力の即死コンボとなっている。
更に二撃目が「打ち上げ」ではなく「吹っ飛び」になっているため、生命の粉塵による救助が極めて難しい。
非怒り状態のそれは従来のものと大きな変化はなく、
防御力をしっかり高めていれば耐える事は難しくないが、
2撃目で引き寄せられて吸血されるため、体力の残量によっては厳しいことも。
もっとも、味方の生命の粉塵が有効な分コチラの方がマシではあるが。
- そして、この攻撃は怒り状態(吸血完了状態)か非怒り状態で性質も、威力も変わる攻撃となっている。
- 舌薙ぎ払い→叩き付け
- ★4で解禁される3連続コンボ。
舌を用いて前方を2回薙ぎ払ったあと、舌を地面に叩き付けると同時に血溜まりを発生・爆破させる。
このため管が血で満たされているときのみ用いる。
舌に被弾すると打ち上げられてしまうのだが、初撃に当たると2発目で地面に叩きつけられ、
舌の叩き付けを回避できず、粉塵による救助も難しくなってしまう。
例によって威力は非常に高く、これも即死コンボの1つと考えてよい。
武具
- 武器は、剛種武器とG級武器のデザインはほぼ共通で、
各部にヒレを配した毒々しい見た目となっており、水属性を宿している。
剛種武器はカタカナオンリーの名称、G級武器は名前の先端に「喰血~」という名が付く。
当初はG級武器と剛種武器系統を合わせて全武器種を網羅する形となっていたが、
G3.2にて残ったG級武器か剛種武器系統が追加され、どちらも網羅するようになった。
更にGGにて穿龍棍、G10にてスラッシュアックスFが加わった。
ただしこの2種に関しては、現在のところ剛種武器系統は存在しない。
また、マグネットスパイクは剛種・G級共に未実装である。
- 淡く水が流れるような感じに光るギミックを持ち、
上記の追加報酬で得られる袋を用いた武器は、この光の色が変化する。- G級武器は吸血によって追加される袋の関係で同じ武器種にも、別々に4種類存在し*3、
通常の物は物理性能と属性値を両立したバランスタイプ、
ドスランポス吸血による濃血袋は会心率を持ち、属性値が低い物理重視タイプ、
ドスゲネポス、ドスイーオス吸血による2種の袋は水属性と、状態異常属性の双属性武器となっている。
また、共通して斬れ味ゲージが赤と紫だけと凄まじいことになっており、
LV50時に至ってはレビディオラのランスと全く同じ紫ゲージ量となる。
- G級武器は吸血によって追加される袋の関係で同じ武器種にも、別々に4種類存在し*3、
- 辿異武器は、大剣、ハンマー、穿龍棍、スラッシュアックスF、ライトボウガン、ヘビィボウガンが存在する。
武器名は「喰血絶~」であり、最終強化段階では「喰血絶大剣エンドゥ」や「喰血絶鎚マカドゥ」など、
カタカナ部分が「△△ドゥ」で統一されるようになる。
デザインは生物感が強かった剛種・G級武器からは一転して、メタリックさを感じさせるものである。
属性はいずれも水属性単体、または水冷弾が装填可能。
- 防具名は、剛種防具、G級防具、辿異防具でそれぞれ異なり、
剛種防具は「ストロマ」、G級防具は「プランダ」、辿異防具は「バルラ」の名称となっている。- G級防具は新G級スキル「吸血」が付随し、
更に剣士側はMHF-G初となる一閃と達人を両立した防具となっている。
はらへりのスキルポイントはGXまで強化してもマイナスであるが、
これはバルラガルの「手当たり次第、吸血を行う」という習性からくるものと思われる。*4 - 剛種防具側は麻痺剣と斬れ味という、装飾品では相反する関係であるスキルを両立した剣士腕、
貫通弾強化のスキルポイントを高く持つガンナー頭等、
こちらも今までになかったスキル構成を持つ部位を多く持つ防具シリーズとなっている。
実装されたG3アップデート時点ではG級覇種防具までの対応となり、
「烈種防具」への対応はその後の中間アップデートであるG3.2にて行われ、
ゼルレウス素材を用いて派生、強化を行う。
ゼルレウス素材を使用する関係で、共通で胴、剣士腰、ガンナー腕には
アルテラシリーズのメインスキル「適応撃」が発現する。 - 辿異防具はやはりバルラガルらしく全部位に吸血が付随する。
一方、吸血強化の辿異スキルを持つ部位は意外にも無い。
また、剣士胴の溜め威力+10や、ガンナー頭の装着+10など、
モンスター産の辿異防具としてはやや珍しい構成の部位がある。
- G級防具は新G級スキル「吸血」が付随し、
- 防具のデザインはバルラガルというよりは、バルラガル自身の習性である吸血から連想してか、
ヴァンパイア(吸血鬼)をイメージしたものとなっている。
男性ガンナー装備は頭部に目のようなパーツがあるほか、
ドラキュラ伯爵を思わせる大きな襟のついた服にも見える。
女性装備はかなりエロスを感じるデザインになっているが、
これは夢魔「サキュバス」のイメージも取り入れた、意図的な物と思われる。- 女性ガンナー頭には羽のようなパーツも存在することから、
カプコン製格ゲーに登場するサキュバス「欲望の迷い子リリス」にも見える。
また、MHF-Gは既にコラボ防具で「モリガン」の服が登場している。
- なお、ストロマとプランダのデザインは当初全く同じものとなっていたが、
MHF-GGにてプランダシリーズのデザインリファインが行われた。
オンラインマニュアルの「穿龍棍」の項目に登場する女性ハンターがそれである。
- 吸血の効果はモンスターを攻撃した際、
一定確率でモンスターに与えたダメージの一定割合分自身の体力が回復する、という内容。
詳しくはこちらを参照のこと。
- 女性ガンナー頭には羽のようなパーツも存在することから、
余談
- 全体的にホラーチックなモンスターであり、MHFでは珍しい存在である。
というのも、モンスターのデザインにはある程度ユーザーからの意見が反映されており、
アクラ・ヴァシム実装時に女性プレイヤーから苦情が寄せられて以降、
気味の悪い要素を持つモンスターはあまり見られなくなっていたためである。
実装経緯についてインタビューでは「人気だけで実装すると飛竜種ばかりになってしまう」
「愛されているフルフルと同じ系統のモンスターなので大丈夫と判断した」と説明されている。
- 名前の由来は「バルバルス(ラテン語)」と「ラガルティハ(スペイン語)」が組み合わさったもので、
意味は「野蛮な蜥蜴(トカゲ)」であるとのこと*5。
- G3プレビューサイトの紹介ムービーもやはり「恐怖」をテーマに据えた構成となっている。
沼地の洞窟内部、その岩陰で一人のハンターが身を潜めていた。
双眼鏡を構えた先には、ドスイーオスの背後へ迫る謎のモンスター。
観察を続けると、モンスターは突然ドスイーオスに襲い掛かる。
不意を突いた奇襲に獲物は成す術なく倒れ、哀れにも餌食となってしまう。
やがて、第三者の気配に感付くモンスター。ハンターは身の危険を感じて逃げ出すが、追いつかれてしまい…。
- これまでのMHFにおけるモンスターの紹介ムービーというのは、
大体が何らかの行動や目玉といえる技を披露するだけの内容が多かったのに対し、
バルラガルのそれはホラー映画さながらの演出である。- なお、このムービーでは双眼鏡を構えながら匍匐前進を行っているが
残念ながら実際のプレイでは不可能。
まあ、仮に実装されても使いどころが見当たらないのだが…。 - また、上述の関係で「どのようなモーションを行うのか」といった情報が実装直前まで少なく、
実際に相対して驚愕したハンターが多く見受けられた。
- なお、このムービーでは双眼鏡を構えながら匍匐前進を行っているが
- 同プレビューサイトにてG級にドスイーオス・ドスランポス・ドスゲネポスが登場することが明らかとなったが、
このバルラガルの存在により「この3体は餌としての実装なのではないか?」
(つまり単体狩猟クエが無いのでは?)という疑惑が浮上した。
結果的に言えば★1で単独登場したのだが、バルラガルの登場するクエストでは
3体ともバルラガルの御馳走となっている。- さらに上述したとおり、サブターゲット用にもう1体ドス3兄弟が登場するのだが、
結局は特殊素材を求めバルラガルに吸血させることになる。哀れすぎる。 - ただしドスランポス特異個体だけは、半端な強さではないことから
たかが餌と思って放置しているととんでもない不意打ちを受けることになる。
最悪の場合、バルラガルの一撃で大ダメージを受けたところにドスランポスが置き攻めを仕掛けてくることも。
G7以降はドスゲネポス特異個体も脅威となっている。
- さらに上述したとおり、サブターゲット用にもう1体ドス3兄弟が登場するのだが、
- なお、2013年10月12日に福岡、10月14日に東京で行われたG3先行体験会において、
バルラガルの討伐クエストを一足先にプレイすることができた。
- 2014年8月に実施された肝試しイベントにも抜擢されている。
なおトライアルコースでも参加可能なクエストであり、
HR1から受注できるためステータスは大幅に低下しているが、
武器制限が非常に厳しくアイテムも持ち込めないため、手ごわいことには変わりない。- このクエストのバルラガルは通常とは異なり、吸血行動を積極的に行ってくる。
更にクエスト開始時には鳥竜を捕食しておらず、地面からこちらを見据えてくる。
その後に登場するバルラガルの管の色は、沼地に潜っていたはずなのに何故か赤色。
周囲のイーオスやゲネポス(の親玉)の血を吸っていた場合は紫色か黄色に成っているはずなのだが……。 - このクエストの依頼文によると、沼地を案内してくれたハンターは行方不明になったらしい。
追い討ちをかけるようにこのクエストの報酬には何故か「骨」が非常に多い。
ま、まさか……!?
- このクエストのバルラガルは通常とは異なり、吸血行動を積極的に行ってくる。
- G8において、メゼポルタ近隣には生息していなかったモンスターが遷悠種として分類される事となったが、
同様に遠方からやってきたとされるバルラガルは、剛種から遷悠種へのカテゴリ見直しは無い
(同様の事象はアビオルグにも言える)。
今のところ明記はされていないものの特定の地方から移動してきたモンスター、
つまり他の地方のギルドでは既に存在を確認されているモンスターが遷悠種に該当するものと見られ、
メゼポルタギルドで初めて存在を認定されたバルラガル等のモンスターは対象外になっているものと思われる。
- MHXRにも、2016年5月に開催されたMHF-Gとのコラボイベントにて、
バルラガルの剛種武器11種とストロマシリーズ防具が登場した(バルラガル自体は登場していない)。
期間中にMHF-G側で条件を満たしていくと、同じCOGアカウントで登録したMHXRにて
該当するバルラガル装備が手に入る、というものであった。*6
なお、本来ストロマシリーズには無いはずの吸血スキルが付与されているなどのアレンジが加えられている。
- これだけ強大な動物が血液を主食にするというのは、進化論的な観点で見ると非効率極まりない。
なぜなら、吸血という行為はどうしても時間がかかるし、専用の進化をしないと効率よく行えないからである。
故に、吸血動物というのは基本自分よりはるかに大きな動物に対して吸血行動を行うものであり、
かつ吸血対象に気付かれにくい、或いは気付かれても飛ぶなどしてすぐに逃げられるような進化を遂げている。
しかし、上記のような吸血生物たちとは異なり、バルラガルというモンスターは
巨体に加えて小型~中型のモンスターを強引に拘束できるだけの力を持っている。
それだけの力があるなら、相手を新鮮な肉に変えて食する方が遥かに簡単でカロリーも栄養も多く採れるのに、
それでも彼を態々血液食という面倒な食性に進化させた環境とは、一体如何なるものだったのか興味は尽きない。- ちなみに、蜘蛛やタガメなどは獲物の血を吸う吸血性の動物と誤解される事があるが、
あれは獲物の体内に消化液を送り込む事で体組織をドロドロに溶かし、啜って食べているのであって、
正確には肉食動物に分類される。所謂「体外消化」と呼ばれる摂食形態である。 - ただし、サシガメやシオヤアブのように狩った生物の体液を啜る虫も、少数派だが存在している。
- ちなみに、蜘蛛やタガメなどは獲物の血を吸う吸血性の動物と誤解される事があるが、
- MHFのオリジナルモンスターであるエスピナスが参戦して旧F勢でも話題となったMHR:Sの発売とほぼ同時に、
カプコンキャラをテーマにしたカードゲームアプリ『TEPPEN』に、エスピナスと共にバルラガルの参戦が決定した。
単にエスピナスのみの参戦ならMHR:Sを意識しただけとも考えられたが、結構ニッチなバルラガルの参戦により、
TEPPENにおいて他のMHFオリジナルモンスターを拝むことができるのではないかという期待も高まっている。
また、本作への参戦によりバルラガルの英語表記が
"Barlagual"であると判明した。- なお、バルラガルのカードが登場する弾のカードパックは他にも魔界村やバイオハザードなどの、
ややホラーテイストなカードを集めたパックとなっている。エスピナスはオリジナルモンスター筆頭としてだが、
バルラガルはこのカードパックの雰囲気に合わせたモンスターということで白羽の矢が立った模様である。 - 一方、MHR:Sの方への参戦はしていない。
発売前にMHF公式Twitterから念を押されるほどである。出したら出したで大変なことになりそうだったししょうがない。
- なお、バルラガルのカードが登場する弾のカードパックは他にも魔界村やバイオハザードなどの、
素材
- 喰血竜の皮
- バルラガルの皮。よく伸びる柔軟性を持つ。
付着している液体の影響でヌルヌルしている。
更に白く、水面のような光沢が見受けられる皮は「白皮」と呼ばれ、武具素材に用いられる。
辿異種の皮は「斑皮」と呼ばれ、強靭さと伸縮性に富む素材だが、
斑模様は良質の証とされその紋様は個体差が大きい。
- 喰血竜の鱗
- くすんだ白色の鱗。
他のモンスターの鱗と比べて柔らかく、加工しやすい。
紫色の鱗は「紫鱗」と呼ばれ、光の当て方によっては青色にも見える鮮やかさを持ち、
これを用いた武具は上品に仕上がる。
辿異種の鱗は「深紫鱗」と呼ばれ、同時に黒紫鱗とも呼ばれる。
高貴さを感じさせる色味だが熱に弱く職人の腕が試される。
- 喰血竜の体液
- 喰血竜の体内を流れる体液。
いろいろな薬品に反応する性質を持っているため、触媒としての需要もある。
さらに成分が濃い体液は「濃液」と呼び、より多くの素材を加工できる。
辿異種の体液は「混血液」と呼ばれ、これを使った武具は劣化しづらいため最後の仕上げに重宝される。
- 喰血竜の血
- バルラガル自身の、純粋な血。
吸血行動によって他の生物の血も混じっていることが多いため、
この純粋な血を入手するのは困難を極める。
- 喰血竜の触手
- バルラガルの前足についている、細い毛のような手を触手と呼ぶ。
絶縁体で、電気を通さないため絶縁素材として用いられる。
更に細い手は「細触手」と呼ばれ、水や土を弾く効果を持る。
これをうまく活用して地中に潜ったりしていると思われる。
辿異種の触手は「微触手」と呼ばれ、より水や土を強く弾き、土に沈むように潜れる原理の鍵で研究価値が高い。
微触手の中で最も土を弾く力が強い「至微触手」と呼ばれ、剥ぎ取るのは至難の業。
- 喰血竜の尾
- バルラガルのしなやかな尾。
柔らかく、鞭のようにしなり、叩かれると痕が残る。
尻尾の先端部分で、さらに上質な物は「靭尾」と呼ばれ、地面に穴を開けるほどの強度を誇り、
これを利用して突き刺したり、さらに尻尾自体の管を利用して、
吸血等で体側面に存在する管に貯め込んだ物質を放背に放つことで後にいるハンターを攻撃する。
辿異種の尾は「尖尾」と呼ばれ、尻尾の先端が鋭いほど高品質で需要がある。
極上の物は「鋭尖尾」と呼ばれ、力が逃げず、突き刺せばあらゆるものに穴を穿つ。
- 喰血竜の舌
- バルラガルの管状の舌。
これを相手に突き刺すことで、吸血が可能となる。
実際に相手に接触、突き刺し、広げて吸血に適した形状になる先端部分は「触舌」と呼ぶ。
辿異種が持つ舌の先端部分は「触華舌」と呼ばれ、華のように広がったその形は恐ろしさと美しさが同居する。
- 喰血竜のトサカ
- 頭にある紅いトサカ。ヒレより柔らかく、防具の材料に用いられる。
上質で紅いトサカは、色の名前をとって「紅トサカ」と呼ばれ、
さらに水につけると大きく広がる性質を持つ。
- 喰血竜のヒレ
- バルラガルの背中のヒレ。硬い芯と刃のような切れ味から武器の刀身に使用される。
上質で紅いヒレは、色の名前を取って「喰血竜の紅ヒレ」と呼ばれ、
通常よりも大きく、硬い為、大型の武器に使用させる。
辿異種のヒレは「朱ヒレ」と呼ばれ、薄いが鋭利なため、扱いには細心の注意が必要。
ヒレの中でも特に薄いものは「深朱ヒレ」と呼ばれ、薄さに比例して鋭利になる。
- 喰血竜の血腺
- バルラガルの体内器官の1つ。
吸血する際に、血と一緒に得た毒を体内に取り込まないように循環させる役割を持つ。
また、体内に打ち込まれた毒素をも完全に浸透させずに循環させるのか、
バルラガルに毒、麻痺毒素を打ち込んでも、これらの状態異常を発症させることは出来ない。
辿異種が持つ「紅血腺」は、吸収した血を瞬時に体の隅々まで循環させる器官であり、しなやかさが段違い。
- 喰血竜の混水袋
- バルラガルの体内器官の1つで、吸血した血を一時的に保存する役割を持つ。
とても脆く、劣化が速いため入手は困難を極め、更に加工には技術を要する。
純粋な混水袋は通常より強力で、変わった動きをする個体からのみ剥ぎ取ることが出来る。
一方で狩猟に赴く際に相対する、
バルラガルと縄張り争いしている中型鳥竜種モンスターの血の吸血に成功した際、
バルラガルと、その生物の血の混合液を保存した状態の混水袋を入手することができる。
これらは性質が変化しているのか、それとも袋ではなく、
中に保存されている混合液を素材として使用するためか、発見されれば確定入手することができる。
ドスイーオスの血が混合した物は毒袋(剛種ランク)、激毒袋(G級)、
ドスゲネポスの強麻痺袋、ドスランポスの濃血袋と呼ばれている。
なお、剛種ランクにおける袋の使い道は現時点で確立されていない。
辿異種が持つ「特濃血袋」は、吸血した血を貯める袋であり、血だけを吸い続けた結果桁違いに凝縮されている。
- 喰血竜の極頭
- 辿異種の恐ろしく異様な形に発達した頭。
剣の刃が連なるが如きその顎はまさに異形であり、喰血竜の恐ろしさがにじみ出ている。
加工すると材質的にとても錆びづらく、血と混ぜ合わせることで別の特色が現れる。
それぞれ、質に応じて「極頭」「極上頭」「極剛頭」「極絶頭」と区別される。
- 怪しい牙
- どこか怪しげな雰囲気が漂う牙。武具工房へ持っていくと、何かに加工してもらえるかも。
特定のアップデート記念クエストの報酬のみで入手可能であり、バルラバレッタの製作に必要。
関連項目
武器/バルラガル武器 - バルラガル素材を使った武器への個別リンクあり。
防具/ストロマシリーズ - バルラガル素材製の剛種防具。
スキル/吸血 - バルラガルをイメージしたスキル。G級防具・プランダシリーズに付与される
クエスト/屍山血河 - バルラガルがピックアップされたイベントクエスト。
モンスター/ギィギ - メインシリーズに先に登場していた、吸血を攻撃手段とする初のモンスター。
モンスター/ギギネブラ - 同上。
世界観/キュリア - 同じ吸血を行う虫。人によっては嫌悪感を覚えるほどの被害をモンスターにもたらしているのも共通。