モンハン用語/心眼効果

Last-modified: 2024-01-15 (月) 00:05:29

近接武器の攻撃にて、本来はモンスターの肉質に弾かれてしまうはずの攻撃が弾かれなくなる効果。
「はじかれ無効」とも言う。
スキルの方の心眼はスキル/剣術を参照されたし。

目次

概要

  • 詳しくは肉質の項を参照して欲しいが、
    モンハンではモンスターの肉質に対して斬れ味の色(正確には斬れ味補正)が悪すぎると、
    俗にいう「弾かれる」という状態が起こる。
    攻撃が弾かれると専用のよろけモーションが発生してしまうのだが、
    このよろけモーションが発生しなくなるのが心眼効果(弾かれ無効)である。
    名前の由来はMH2から同効果を有するようになったスキル「心眼(剣術)」から。
    • ちなみに弾かれる=与ダメージが「少ない」というのは正しいが、
      弾かれる=与ダメージが「少なくされる」というのは間違いである。
      つまり、肉質の硬い部位を殴ったから当然その肉質に応じたダメージになる、というだけの話であり、
      弾かれの発生によるダメージの減算は存在しない。
  • 基本的に弾かれた際のモーションは反動でよろけてしまうものとなっているのだが、
    このよろけは攻撃以外でキャンセルできないため、敵が攻撃する直前に弾かれるとまず被弾が確定する。
    また手数武器の場合そこで連撃が止まってしまうため、手数が大幅に減ってしまう。
    しかしこの心眼効果さえついていれば、たとえどんな大業物でも弾く外殻に
    酷いなまくら武器でいくら斬りつけても一切弾かれず、最後まで攻撃を出し切ることができる。
  • 具体例は後述するが、最も有名な心眼効果持ち攻撃は双剣の「乱舞」だろう。
    また、狩猟笛の移動速度UP旋律を重ねがけすることで心眼効果が付与されるのも非常に有名。
    近年の近接武器種には何らかの形で心眼効果持ち攻撃が存在するので、
    それを把握しておくと硬い肉質を有するモンスター相手に隙を晒しにくくなるだろう。
  • ただし、この心眼効果は弾かれなくするだけであり、弾かれない肉質でダメージ計算がされるわけではない
    そのため特別な事情がない限りは、あくまで万一硬い肉質に触れてしまった場合の隙を防ぐ目的、
    保険的な意味でこの心眼効果があると考えておけばよいだろう。
    • 特別な事情の1つには「頭肉質が硬いモンスターからスタンを奪う」というものがある。
      心眼効果がなければ弾かれてしまい、まともにスタンを奪うのが難しくなるが、
      心眼効果があれば与ダメージはともかくスタンを奪うことへの支障はなくなる。
      硬い部位の破壊で肉質が大きく軟化するグラビモスディオレックスなどに対しても、
      部位を破壊するまでの間に弾かれないよう心眼効果を活用するという手がある。
    • また、属性特化武器で属性がよく通る(が、物理肉質が硬い)部位への攻撃を行う際にも重宝する。
      こういった武器は物理が心許なく、逆に言えば硬い部位でも然程軽減されない。
      とは言えそのままでは弾かれて属性を通すどころではない(大剣など一部例外有)ので、
      心眼効果を活用して弾かれないようにしつつ属性を通すという運用が考えられる。
    • MHXでは斬れ味が悪いと逆に攻撃力が上がるスキルが登場。
      上述したように弾かれる=与ダメージが「少なくされる」わけではなく、
      同様に攻撃力ステータスが上がる=「弾かれにくくなる」わけでもないため、
      このスキルを活用しようとすると当然弾かれるリスクは上がってしまうわけだが、
      心眼効果と併用することで、そのリスクを防ぐことが可能ではある*1
  • なお、弾かれモーションが出ると斬れ味消費が2倍になってしまうのだが、
    一部の例外を除いて心眼効果だけではこれを無効化(つまり斬れ味消費を1にすることが)できない
    業物スキルと併用したり、元から斬れ味ゲージの長い武器でないと、
    心眼効果でモンスターを殴っていたらあっという間に斬れ味が真っ赤に、ということも……
  • MH4Gで登場した極限状態モンスターは、
    一部の部位がこの心眼効果をも無力化して弾かれモーションを発生させるようになっている。
    ただし、鬼人突進連斬や属性解放斬りなどでも問答無用で弾かれてしまう一方で、
    片手剣のシールドバッシュ各種ジャンプ攻撃など一部の攻撃はこの部位に攻撃を当てても
    弾かれモーションを取らずに済む。
    したがって、実質的に心眼効果には通常の弾かれを無効にするものと、
    極限状態モンスターの完全弾きをも無効にしてしまうものの2種類が存在すると言える。
    つまり後者は「心眼効果を無効化して弾かれモーションを発生させる完全弾きを無効化する心眼効果」
    というわけである。大変ややこしい。
    おそらく、完全弾きで弾かれないものは、弾かれモーションを行った場合不自然になるものや、
    不具合が発生するものであると思われる。
    つまり、弾かれモーションに移行しても違和感のない攻撃は問答無用で完全弾き、となるものと思われる。
    例としては、
    • 盾で攻撃するのに剣が弾かれるモーションしか存在しない片手剣。
    • 空中での弾かれモーションがそもそも存在せず、弾かれた場合のモーション、
      及び処理設定が複雑化するジャンプ攻撃。
    • 弾かれた場合の音色の処理設定が複雑化する狩猟笛の演奏攻撃など。

具体例

詳細は各リンク先を参照のこと。

スキル/剣術 - MHGを除き、全ての攻撃に心眼効果が付く。なおMHPとMHFは斬れ味消費2倍も防げる。
武器/狩猟笛 - 自分強化旋律で心眼効果を(自分にのみ)付与可能。
武器/スラッシュアックス - 剣モード時は一定の斬れ味以上だと全て弾かれ無効になる
武器/穿龍棍 - 滞空連携は全て弾かれ無効
アクション/シールドバッシュ - 片手剣のアクション。シリーズによって若干違うが、基本弾かれ無効。
アクション/乱舞 - 双剣のアクション。「乱舞」と名が付く攻撃は基本的にいずれも弾かれ無効。
アクション/気刃斬り - 太刀のアクション。なお特定条件で心眼効果が付かない場合がある。
アクション/突進 - ランスの突進は弾かれ無効。
アクション/属性解放斬り - 心眼効果を持つチャージアックスのアクション。
アクション/刃打ち - MHFの双剣のアクション。コンボ中(又は時間限定)心眼効果が付与される。
アクション/ヒートブレード - MHFのガンランスのアクション。時間限定で心眼効果が付与される。
アイテム/刃薬 - MHXの片手剣で使用できるアイテム。心眼効果を持つ「心眼の刃薬」がある。
武器/剛種武器 - 体力MAX・最大スタミナ値150時限定で心眼効果が発動(斬れ味消費2倍も無効)。
モンハン用語/秘伝スキル - MHFのスキル群。対応する武器種に心眼効果が付く(斬れ味消費2倍も無効)。

類似ケース

  • 基本的にガンナーには無縁…と言いたいが、
    一部のモンスターは弾丸や矢を弾く行動を行うものが居る(有名なのはクシャルダオラ)。
    こうした弾の弾かれ無効については、弾丸自体に貫通効果が設定されているものがある。
    ボウガンの貫通弾や弓の重射などが該当し、これらの矢弾は弾きを無効化してモンスターにダメージを与えることができる。
    • ただし極限状態モンスターの硬化部位に対しては上記の貫通効果も意味を成さず、弾き返されてしまう。
    • 弾丸ではなく武器自体については、MHFのライトボウガンと弓の秘伝スキルにのみ、
      軽減(弓は無効化)する効果が付与されている。
      ヘビィボウガンの秘伝スキルにこの効果は無い。

関連項目

システム/肉質
システム/斬れ味
アクション/餅つき - 大剣で使われる、弾かれ動作を逆に利用した攻撃手段。この場合心眼効果は逆効果となる。


*1 ただしMHXではスキル自由度等々の問題から、上記スキルは「悪い斬れ味でも弾かれない肉質を持つ」相手に運用するスキルと言われている