迅く烈しい斬撃はまさに奔雷。
気高き鳴神の龍より発現した
剣斧は、百竜を追い散らす。
(かんなりの神剣斧)
気高き雷神の魂は剣斧に宿り、
天地の命運は主に委ねられた。
振え、狩れ、信じるままに。
(神源ノ雷成リ)
MHRiseで登場した雷神龍ナルハタタヒメのスラッシュアックス。
目次
概要
- 鋸のような斧刃や、目玉のような装飾が特徴的な剣斧。
武器本体に走る黄色いラインと目玉のような装飾は発光しており、暗闇でも目立つ。
- 剣モードで振った時にブォン!と暴風のようなSEが鳴る。
これはあかしまの神剣斧でも聞こえるが、こちらは音量がかなり大きくなっている。
性能
MHRise
Ver.1.0~2.0
- 龍宮砦跡での死闘の末にナルハタタヒメを討ち果たし、加工屋を確認してみると、
とてつもなく長い黄色ゲージに悪い意味で驚かされることになる。
とてつもなく青ゲージが長い対の剣斧の存在で察していた剣斧使いもいたかもしれないが。
- 発売当初は一発生産のような形で生産段階のかんなりの神剣斧Iで打ち止めとなっていた。
性能は以下の通り。- 攻撃力180
- 雷属性35
- 強属性ビン
- 斬れ味は無駄に長い黄色、そして少しの緑と青30。匠Lv5で+青20白30。
- スロット無し
- 百竜スキルは「攻撃力強化II」「空棲系特効」「雷神龍の魂」
- あらゆる雷属性剣斧を超える高い雷属性、そしてそれを補強する強属性ビンと雷属性特化の一振り。
ただ、属性武器にしては珍しく百竜スキルに属性強化【雷】が無いため、
それを込みにして考えると王牙剣斧【裂雷】やフルシャルマキスのほうが属性値は高くなる。
対は属性値が低いのに属性強化がある……何とも噛み合わないものである。
とりあえず低い攻撃力を補うために攻撃力強化IIを付与しておくのがベターか。- 雷属性の仮想敵といえば多くが飛べるモンスターである為、空棲系特効も悪くない。
雷が有効だが特効にならない上に強敵と呼べるモンスターは
タマミツネ、ヌシ・タマミツネ、あとはせいぜいイソネミクニ位、といったところ。
空棲系特効はダメージ増加1.05倍で攻撃力強化以上に期待値が高いのもあり、悪くない選択肢と言える。- ちなみに、空棲系に含まれない雷弱点のモンスターは、その殆どが水棲系特効が通る。
後述する競合武器、王牙剣斧【裂雷】において百竜強化で水棲系特効が可能で、
そちらはダメージ1.1倍である為特効で武器を選ぶ手もある。 - どちらの特効も通らないが雷弱点な大型モンスターはオサイズチのみ。
- ちなみに、空棲系に含まれない雷弱点のモンスターは、その殆どが水棲系特効が通る。
- 雷属性の仮想敵といえば多くが飛べるモンスターである為、空棲系特効も悪くない。
- 難点は緑、青ゲージ双方とも非常に短い点。
素ではあっという間に使い切ってしまうため、何らかの斬れ味フォローは必須だろう。
Ver.2.0のアップデートで匠、業物、剛刃研磨の発動難易度が低下したのが救いか。
- 競合は金剛角斧IIや王牙剣斧【裂雷】か。
前者は雷属性が低めではあるが素の攻撃力が高く、鈍器スキルによってさらに伸ばせる。
後者は強撃ビンではあるものの、属性値がこちらに迫る程高い上に攻撃力も高い。
どちらも斬れ味に関してはこちらより勝っていて使い勝手も良いので、
かんなりの神剣斧Iはいまいち影が薄くなってしまっている。
Ver.3.0
- そんなかんなりの神剣斧Iだったが、Ver.3.0で百竜ノ淵源ナルハタタヒメと共に強化先が追加。
雷神の龍玉と淵源の龍玉を用い、神源ノ雷成リになる。その性能は以下の通り。- 攻撃力190
- 雷属性43
- 強属性ビン
- 斬れ味は緑40青60。匠Lv5で+青10白40。
- スロット無し
- 百竜スキルは「攻撃力強化III」「空棲系特効」「雷神龍の魂」
- 元々高かった雷属性はさらに驚異の伸びを見せ、ここに強属性ビンが加わるのであるから
もはやどの雷属性剣斧も追いつけない程の数値となっている。
斬れ味は何故か黄色ゲージが若干伸びたが、ちゃんと青ゲージも伸びている。
属性特化ということで相手は選ぶが、雷弱点に対してはまさに雷神の如き力を発揮してくれるだろう。
- ただ、Ver.3.0で追加されたのは雷無効のヌシ・ジンオウガに百竜ノ淵源ナルハタタヒメ、
属性は通るが龍属性やられを使ったり龍気で属性が通らなくなったりするバルファルクなど、
若干出て来る時期が遅かった感は否めない。
一応、依然錬金素材として需要の高いバゼルギウス、クシャルダオラに対しては
属性の通りが極めていいというわけではないが、空棲系特効も含めて相性はいい。
雷弱点に対するゴアフロストアンバーとして担いでみてもよいだろう。
- かんなりシリーズの強化先としては珍しく、説明文が主人公の活躍を称えたり里の平和を願う内容になっていない。
- 「雷成リ」の読み方は不明だが、「かみなりなり」だと「なり」が重なってしまい発音しづらく、
「かんなり」または「かみなり」と読めなくもない。
かんなりシリーズの強化先で再びかんなりの名が冠されるとしたら少し興味深い。
時を同じくして金剛角斧カンナリなんてのも現れてるし……。- 上記のダブりのため「かんなり」と呼ぶと少々ややこしい。
文字数は長くなるが、互いにモンスター名で呼べば伝わりやすいか。
もしくは神源の雷成りでゲンナリと呼ぶか。
- 上記のダブりのため「かんなり」と呼ぶと少々ややこしい。
MHR:S
人が為、里が為にと重ねし業の
巡り巡りて至るは誠の道。
その者、終に神と成らん。
(神成・雷禍白業)
- マスターランクでは当初強化先は現れず、
MR30にて百竜ノ淵源ナルハタタヒメを再度征することで強化先「神成・雷禍白業」が解禁される。
Ver.10時点の最終強化武器としては数少ない傀異化モンスター素材を必要としない武器だが、
きっちり「淵源の天鱗」は要求されるので強化難度は高め。
天鱗も淵源の龍玉も討究コインの交換対象なので、レートは悪いが面倒なら交換で手に入れるのもありか。
- その性能であるが、
- 攻撃力310とレア10スラアクではワーストに近い低攻撃力
- 驚天動地の雷属性74、もちろん強属性ビン
- 斬れ味は素で白ゲージ70、匠1から紫ゲージも発生
- 武器スロは無し、百竜装飾品スロットはLv2
- 雷属性74+強属性ビンから成る暴力的な雷属性値が本武器の魅力であり、
素の物理期待値はMRスラアクワースト1位だが、匠1でそこそこの水準には持ち直す。
雷弱点モンスターには驚異的な性能を発揮してくれるだろう。
また、本作の高属性値持ち強属性ビンはいずれも匠3がないと紫ゲージが出ないのだが、
この武器は百竜スロットLv2だからなのかLv1で紫が出るのも差別化を考える上で重要なポイントとなる*1。
傀異錬成で百竜スロットはLv3にできるようになる他、鍛えていくと素紫になるのも秀逸なポイントと言える。- エンドコンテンツである傀異化モンスターで見ると、
ダイミョウザザミ、ショウグンギザミ、ナルガクルガ、セルレギオスの4頭にはまさに特効。
この4頭は傀異核が発生する部位が硬い場合が多く、その点でも属性で押せるこの武器の強みが出せる。
百竜スロットLv拡張を採用せず○種特効を付けるという選択肢もあるにはあるが、
○種特効は物理ダメージのみ強化故に属性で押したい上記4頭にはあまり向いていない。 - 傀異克服クシャルダオラは物理弱点の頭部には雷15と極端には通じないが、次点の前脚が雷20のため、
危険な真正面を避けて戦えるという強みもある。あと翼や尻尾に吸われても雷20なので安心
アップデートで属性の振り幅が上がったことで、特化していけば物理肉質が柔らかいティガレックスなどにも
強撃ビンに勝るとも劣らないダメージが出せるようになっており、活躍の機会は多いだろう。 - アップデートで追加された百竜装飾品である劫血竜珠との相性は全武器の中でもトップクラス。
これはLv2百竜装飾品であるため、傀異錬成で百竜スロットLv拡張に割いていた分を属性強化に回せる上に、
攻撃力が低く属性値が高いこの武器では、攻撃力が加算され属性値が乗算されるスキル効果が効果的に働く。
零距離解放突きのハイパーアーマーで張りつき続けることで、劫血やられを維持することも現実的に可能である。
- エンドコンテンツである傀異化モンスターで見ると、
- 同じポジションにある武器としてはフルフルの口ことフルマーク改があるが、
一言で言えば「良きライバル関係」というポジションである。- 属性値はこちらが有利だがあちらは攻撃力に勝る上に百竜スロットLv3のため、
Ver.14時点で実運用上の最終的な雷属性値は7(雷禍白業が107、フルマーク改が100)、
最終段階に到達するVer.15では4(雷禍白業が112、フルマーク改が108)しか差が無い。 - 武器スロットはフルマーク改がLv3-Lv1を持つためスキル構築の柔軟性は上だが、
こちらには最終的には素紫があるので、匠がどうしても必要になるフルマーク改より有利な面もある。
匠Lv1~2を追加してやると刃鱗ヤーステビルドにも適応できるのもこちらの強み。
使い手次第で如何様にもなるので、自分にあった方を選ぶのもいいだろう。 - 属性値はこちらが有利だがあちらは攻撃力に勝る上に百竜スロットLv3のため、
関連項目
モンスター/ナルハタタヒメ
モンスター/百竜ノ淵源ナルハタタヒメ
武器/ナルハタタヒメ武器
武器/あかしまの神剣斧 - 対の素材を使用したスラッシュアックス。あちらは強撃ビン