目次
概要
- MHW初登場の掻鳥クルルヤックの素材から作られる太刀。
序盤の鳥竜モンスターの武器らしく、鉱石武器に素材を装飾しただけの簡素なデザインとなっている。- 鉱石武器のベースは強化段階ごとに、基本型【鉄】→柳葉型【鉄】→鈎刃型【鉄】の順に変化する。
特に柳葉型【鉄】との組み合わせは中東の曲剣を思わせる形状になるため、
エスニックな意匠のクルル防具とはデザインの親和性が高い。
- 鉱石武器のベースは強化段階ごとに、基本型【鉄】→柳葉型【鉄】→鈎刃型【鉄】の順に変化する。
性能
MHW
- 鉄刀IIから派生し、アルリーシャIとなる。
太刀使いであれば、初めて見るプラス会心の武器はクルル武器であるこれになるだろう。
また、太刀にはジャグラス武器がないため、別の派生への強化が解禁されるのも初となる。
強化には飾り羽、クチバシが必要になる他、特定フィールドでのみ採集可能な骨素材、骨鎚竜の鱗や
惨爪竜の爪といった素材を用いる。
上位に突入するとアルダジャージュと銘を変え、アルリーシャIIIへの巻き戻しが不可能になる。
さらに、上位から解禁される属性解放では睡眠属性が付与されるようになる。
強化の際は下位と同様に大クチバシと大飾り羽がストッパーとなるのだが、最終強化には
鳥竜玉と滅尽龍の尖爪が要求される。
もっとも、今作のほとんどの武器では最終強化に古龍の素材を使うのだが。
- それはさておき、アルダジャージュIIIの性能は
- 平均的な攻撃力561
- 会心率20%
- 属性解放で最大睡眠270
- 斬れ味は青50、匠Lv4から白
- スロットはなし
- レア度は6
- 無属性強化を付ける場合、天上天下無双刀が強大な壁となる。
加えて、滅尽の一刀やカラミティペインも龍属性でありながら高い攻撃力を持っている。
闘技場で入手できる各種コインが必要となる天上天下無双刀とラスボス素材が必要な滅尽の一刀はともかく、
カラミティペインは宝玉さえどうにかできれば同時期に作成可能となる。
一方で、本武器は素で会心率を持っているため、白ゲージを発動させて達人芸で維持していくスタイルが理想となるか。 - 睡眠太刀のライバルは骨素材派生の最終強化であるボーンリーパーII。
あちらも属性解放で睡眠270が出るが、防御+10にこちらより高い攻撃力627とLv3スロットを持っている。
ただ、レア素材こそ必要としないものの上質な堅骨を計30個も要求される上に、斬れ味も白が出ない。- 加えて、ガイラソード・掻が対抗馬として出現。
あちらはレア度7と防御力ボーナス以外はほとんどこちらと同じ性能だが、属性解放なしで睡眠210が出ている。
- 加えて、ガイラソード・掻が対抗馬として出現。
MHW:I
- MRでは再び銘が変わり、ネスルラフィークとなった。
上位から必要素材の要求量が抑えられ、幻鳥竜玉も使用しない。
最終強化ネスルラフィークIIはMR★3で作成可能。その性能は- 低めの攻撃力825
- 伸びた会心率25%
- 属性解放で出る睡眠420
- 白30、紫は出ない
- スロットは相変わらず空かない
- レア度10
前者は高い攻撃力924を持つが斬れ味が青まで、睡眠は最大300まで。
後者はより高い攻撃力957に匠Lv2からの紫、属性値も390と大差ないものになっているが、
無視できない会心率-30%にレア度12、さらには製作可能時期もMR100になってからと最終盤。
MHW:Iではぶっ飛ばしの追加に伴い睡眠の価値も上がっているため、
カスタム強化も利用していけば攻撃力の差をカバーできるだろう。
- ちなみに、ネスルラフィークIからはヒドゥンサーベルに派生できる。
しかし、あちらは強みであった会心率が引き下げられてしまったため、覚醒毒属性であることと斬れ味以外は
こちらが勝るというまさかの結果に。
レア度が11で固有のデザインを持っているため、カスタム強化での拡張性においても劣っている。
復活モンスターのトップバッターに対する仕打ちとしては無慈悲ではないだろうか
ピコ・セイフ
掻鳥の素材から造られた太刀。
細身の刀身は羽のように軽く、
優しく獲物を切り伏せる。
(ピコ・セイフ)
上位の素材を加え強度を上げた
掻鳥の太刀。より軽く、より
鋭く、獲物の息の根を止める。
(ピコ・プリセイフ)
掻鳥のクチバシの鋭利さを
活かした太刀。軽やかに軌跡を
描き、獲物を両断する。
(ピコ・カトリスセイフ)
- MHW以降、武器名が変更された。
MHRise~MHR:SでのグラフィックはW時代と同様、鉄刀に掻鳥パーツを取り付けたものになっているが、
この時点で所謂汎用デザインの枠組みが撤廃された事により、仕様面での差異はなくなっている。
MHRise
- MHW同様、鉄刀IIから派生する。
上竜骨とドラグライト鉱石以外はクルルヤックの素材で最後まで可能。*1
最終強化ピコ・プリセイフの性能は- 攻撃力160
- 会心率20%
- 青10、匠で白は出ない
- アルダジャージュと打って変わってLv1スロット×3
- 百竜スキルは攻撃力強化II、会心率強化III、人魂鳥倍加
- 早めに強化が終了する関係か、ステータスは抑えめ。
同時期に最終強化が可能な無属性太刀としてはインペリアルソード、青熊長筆【留跳】、風鎌刀ウンギルがある。
インペリアルソードはスロットLv2とLv1×2に鉄蟲糸技強化、青熊長筆【留跳】は攻撃力170に鈍器向けの長い緑ゲージ、
風鎌刀ウンギルは匠で一足早い白ゲージが出現することが特長。
インペリアルソード以外はレア素材を使用するが、防具との相性や好みでどれを使うか
決めてしまっていいだろう。
- ちなみに、MHW:Iで対抗できた
というより下克上していた夜刀【月影】は斬れ味の
アドバンテージと往年の会心率を取り戻したことで、初期環境ではトップクラスの性能を誇っていた。
MHR:S
- MR★1でピコ・プリセイフ改に強化可能。
続いて、MR10から入手できる傀異化した皮を用いて最終強化、ピコ・カトリスセイフとなる。
性能は- 攻撃力320
- 会心率20%
- 白60、匠Lv4から紫
- スロットは強化されLv2×1、Lv1×2
- 百竜装飾品スロットはLv2
中でも無属性武器はライバルが非常に多く、この武器を含めた全16本が鎬を削ることになった。
その中で、同じ攻撃力320にはカムラノ傑刀、黒刀【終ノ型】、叛刃アルナジトがある。- カムラノ傑刀は紫30に、スロットLv4とLv2を一つずつ持つという快刀。
他の要素についても、強化途中で大竜玉が必要なくらいで抜け目がない。 - 黒刀【終ノ型】は防御力ボーナス30と突出した紫60を持つが、スロットがなく百竜装飾品スロットもLv1。
製作難易度についてもこちらとそう変わらない。 - 叛刃アルナジトは会心率10%と紫20を持つが、スロットがLv1一つだけ。
最終強化が可能な時期も、傀異化した牙が必要となるためかなり遅め。
それならまだしも、斬れ味を回復させるギミックがなくなるという事態に。
MHW:Iの月影に匹敵するアイデンティティの喪失であるが、あちらは次回の登場作で叛逆できるのだろうか…。
- 傀異錬成では百竜装飾品スロットに枠を割かずに済むため、攻撃力強化に専念できる。
傀異スロット拡張に伴い攻撃力が加算されるようになった上、ゲージ斬れ味も伸びるため、紫が出しやすくなった。